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2016年 09月 09日 |
(お願い)
自分の頭の整理のためにだらだらと書いています。
小説とドラマがごっちゃになっているうえにネットの不確実情報も入っています。
カタカナ表記や訳語は適当です。
くれぐれも鵜呑みにされぬようお願いいたす。
(お願い終わり)


(承前)

■ターガリエン家(House Targaryen) (ヴァリリア人)

ウェスタロスに向けて次々に征服者を送り込んできたエッソスですが、栄華を誇っていた帝国ヴァリリアでthe Doomとよばれる大悲劇が起こり、壊滅状態になったらしいです。the Doomがなんなのかはっきり説明されていませんが、火山の大噴火レベルの災厄だった模様。
しかしヴァリリアにも先見の明のある人はいたらしく、ターガリエン家は早めにエッソスを去ってウェスタロスに拠点を築いていました。彼らはドラゴンストーン(Dragonstone)と呼ばれる島を足がかりにウェスタロス征服を開始しました。
ドラゴンストーンはスタニスの居城なんですけど、ご本人は「ターガリエンがどうしてドラゴンストーンを拠点にしようなどと考えたのか誰にも分らない」と吐き捨てるように言ってたくらい何もない岩島です。こんなとこでドラゴン飼ってたのか・・・何食べさせてたんだろう。※※

それはともかく、300年前にターガリエン家のエイゴン征服王がドラゴンを駆使してウェスタロスを攻略。
数千年続いた七王国の戦いに終止符をうって統一王朝を開始しました。秦の始皇帝みたいですね。

ただし領土の人口のほとんどを占めるのはアンダル人。ターガリエン家だけで全土をくまなく支配するのは不可能なので、旧七王国をそのまま地方行政単位として土地の名家を領主に任じて統治させています。
ターガリエン家はエッソスでは多神教を信仰してたようですが、王位についたあとはアンダル人の七神信仰を採用。けっこううまいこと融合してるように見受けられます。
イギリスにおけるノルマン征服ですかね。


■バラシオン家(House Baratheon) (ヴァリリア人+アンダル人)

300年わりと平和に(王家内部ではもめてたが国土は平穏だった様子)統治してきたターガリエン家ですが、狂王エイリスというマッドなキングが登場して末期症状を呈するようになります。
エイリスが臣下を虐待したり太子レイガーが家臣の恋人を奪ったりして領主たちの不満が募り、ついにロバート・バラシオンが反乱を起こします。
ドラゴンはだいぶ前に死に絶えてしまったのでターガリエン家には往年の勢いはなく、バラシオン家が王座につきました。しかしロバートの反乱にはいろいろ疑義も多く、王国は波乱がおさまりません。
というところからやっとドラマの第一話「冬がやってくる"Winter Is Coming"」が始まるわけですね。長かった!


これが「バラシオン家のスタニス一世、アンダル人、ロイン人および最初の人々の王、七王国の君主、領土の守護者(Stannis of House Baratheon, First of His Name, King of the Andals, the Rhoynar and the First Men, Lord of the Seven Kingdoms, Protector of the Realm)」という呼称の由来です。最後に「ヴァリリア人の王」とつけないのは遠慮か。


■結婚と遺伝

バラシオン家って王家なのにドラマも小説でもとても影がうすくてあまり説明もされないのですが、けっこう面白い来歴なんですよ。
始祖はエイゴン征服王の異母兄弟オリス・バラシオン(Orys Baratheon)。

ターガリエン家は単独でエッソスから渡来したわけではなく、家来や妻の一族やらも引き連れてきたんですね(当たり前か、でも他のヴァリリア人のことは説明ないから気づかなかった)

ターガリエン家は近親婚の習慣があるせいか、アンダル人との通婚政策はとらなかったようです。あまりお姫様や王子様の在庫がなかったのかもしれない。
しかしエイゴンの将軍としてストームランドを攻略したオリス・バラシオンはArgilac Durrandon王を倒した際に娘のArgalia姫と結婚して領主となっています。
ヴァリリア人が領主になったのはストームランドだけだと思う。オリス・バラシオンはさらにDurrandon家の黄色地に黒い牡鹿の紋章(Sigil)とモットー(Words)"Ours is the Fury"もそのまま居ぬきで使っています。
土地の豪族にとけこもうと思ったのか、それとも私生児で自分の紋章がなかったのでちょうどいいやと考えたものか。

あとターガリエン家は銀髪に紫の瞳とかいうアニメキャラみたいなカラーリングですが、バラシオン家は黒髪に青い瞳が特徴。オリス・バラシオンはあまりターガリエン家の色彩が出ない遺伝子タイプだったのでしょうか。お母さんのDNAが強かったのか?


このオリス・バラシオンがご先祖なので、バラシオン三兄弟(ロバート、スタニス、レンリー)にはターガリエンの血が混じっているのですね。
さらに三兄弟の父方の祖母はターガリエンの姫君なのです。
狂王エイリスの父エイゴン5世には姉妹が複数いたので、妹のひとりがバラシオン家に降嫁したのですね。昔のターガリエンの王は姉妹全員と結婚していたようですが、最近は近親婚のうえに重婚ってどうなの・・・という風潮だったのかもしれません(無根拠)。

バラシオン家に嫁いだ姫君が生んだステフォン(Steffon)が三兄弟の父です。
ステフォンと狂王エイリスは従兄弟なんですね。ステフォンは若いころ王城で小姓をつとめ、エイリスとタイウィン・ラニスターと親友になりました(一部にとって大変萌える設定)。
エイリスがタイウィンと仲たがいしたときにはステフォンが次期王の手候補と目されていたのです。しかしステフォンはエッソスからの帰路に難破して愛妻とともに海の底へ・・・。
両親が乗った船が沈むところを幼いロバートとスタニスが目撃するという悲劇のおまけつき。

そもそもステフォンがエッソスに行っていたのはエイリスの太子レーガーにヴァリリア人の生き残りの高貴な姫君を妻として迎えたいといういまさら無茶なクエストのためだったのです。300年もたって生き残ってる姫がいるわけないのですが。
ステフォンは私心なくエイリスに忠義をつくしていたのでしょう。

ロバートの反乱は単に臣下が王に反旗を翻しただけでなく、若い世代が本家の伯父を殺した事件だったわけです。
この反乱についてはみんなが違う証言をしてて、藪の中みたいになっています。
数百年ずっと助け合ってきた両家に何があったのか・・・真相が語られる日はくるのでしょうか(たぶんこないね)。



そして私以外にはどうでもいいことですが、ダヴォスには息子が7人もいるのですが、六男はスタニス、七男はステフォンって名づけてるんです。どこまでスタニス好きなのダヴォスちゃん・・・
さすがに息子をスタニスと呼ぶのははばかられるのか、原作では「スタニーとステフ」と呼んでましたが。


さらに重箱の隅をつつくような話ですが、スタニスのご先祖のオリス・バラシオンの息子にダヴォス・バラシオンという人物がいるそうなのです。(若死にしてこどもはいなかったのでスタニスの直接の先祖ではない)
この人のことは小説ではなくThe World of Ice and Fireという本で言及されていると聞いております。いつか読んでみたいな(夢。

スタニスは「ウェスタロスのすべての家の兵力を把握している」と言われるほど各家に詳しいので、当然自分の祖先の名前はそらんじてると思う。
はじめてダヴォスに出会ったときの衝撃はいかほどであったろうか・・・運命・・・という単語が心をよぎらなかっただろうか・・・



※※
ブルーレイDVDのおまけに「ウェスタロスの歴史と伝承」という映像がついているらしく、スタニスがドラゴンストーンについて説明する回があるのです。
すごいスタニスらしく文句ばっかりで笑ってしまうの。




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2016年 09月 08日 |
(お願い)
自分の頭の整理のためにだらだらと書いています。
小説とドラマがごっちゃになっているうえにネットの不確実情報も入っています。
カタカナ表記や訳語は適当です。
くれぐれも鵜呑みにされぬようお願いいたす。
(お願い終わり)


ドラマの「ゲーム・オブ・スローンズ」で楽しいのはダヴォスが登場するたびにスタニスを紹介するところです。(しかし毎回紹介するってそれだけ誰にも知られていないってことか)

紹介パターンはいくつかあるんですけど、いちばん正式なのは「バラシオン家のスタニス一世、アンダル人、ロイン人および最初の人々の王、七王国の君主、領土の守護者(Stannis of House Baratheon, First of His Name, King of the Andals, the Rhoynar and the First Men, Lord of the Seven Kingdoms, Protector of the Realm)」かな?※



最初は聞き流してたんですが、だんだん「アンダル人とロイン人と最初の人々」とかが気になってきて、ウェスタロスに住む人々について自分なりにまとめてみました。ウィキペヂアのほうが詳しくて正しいですのでそちらを読むことをお勧めします。


■森のこどもたち(Children of the Forest)

「ゲーム・オブ・スローンズ」の世界は二つの大きな大陸ウェスタロス(Westeros)とエッソス(Essos)から成り立っています。
主に舞台になるのはウェスタロス。歴史も地理もイギリスっぽいですが大陸なので面積はでっかいらしい。

ウェスタロスにはもともと人間とは違う先住民族が住んでいました。
森のこどもたち(Children of the Forest)と呼ばれる彼らは自然を信仰する種族でしたが実在は証明されていない。人間というより妖精?
イギリスで言えばなんだろう、ピクト人とか?(違う?)


■最初の人々(First Men)

ドラマの時代から一万二千年ほど前にエッソスから最初の人々(First Men)が渡来します。
彼らは先住民族森のこどもたちと戦ったり和解したりしながら次第にウェスタロスを支配。
その過程で森のこどもたちの樹木信仰を取り入れる。
のちにアンダル人がやってくると北のほうに追いやられて古い神々を守って生きるようになります。
スターク家はこの人たちの子孫。ラニスターも女系は最初の人々が入ってるらしい(要出典)。
イギリスにおきかえるとケルトかしら、と思います。

■アンダル人(Andals)

6000年ほど前にまたもエッソスから異民族が渡ってきました。アンダル人はペントスのあたりから来たみたい。
近代的な兵器で武装したアンダル人は最初の人々を北へ追い払ってウェスタロスを支配しました。
彼らが持ち込んだのが七神信仰。そして七つの王国に分かれて数千年間争いを続けました。七が好きなのでしょうか。のちにターガリエン家に統一されて七王国は消滅しますが、地名や家名はいまに引き継がれています。
イギリスでいえばアンダル人=サクソンかと。

■ロイン人(Rhoynar)

ウェスタロスの南端にドーン(Dorne)という国があります。
1000年ほど前にエッソスからヴァリリアの迫害を逃れてやって来たロイン人が建国。
ターガリエン家にも屈せず独立を保っています。
イギリスにおける・・・フン族?ウェールズ???

(続きます)

※シンプルなのは「ウェスタロスの唯一真実の王(the One True King of Westeros)」って短め。
ファンによる「文法ナチ」という愛称もある。

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2016年 09月 07日 |


ごぶさたしています。
このような極地のブログをまだ読んでくださっている方もいるので感謝にたえません。
本当にありがとうございます。

何からどう説明すればいいのか分かりませんが、「ゲーム・オブ・スローンズ」に泥沼のようにはまり込んでいます。

おま、このあいだまでホビットホビット言うてたやんけ(その前は水滸伝とか言ってた)くせに・・・と自分でもあきれているのですが、そういうわけでいまは頭の中は「ゲーム・オブ・スローンズ」が目のあたりまで水位が上がってもうあふれそうになってます。

原作は日本語訳が出始めた当時(ってもう20年前!?)に途中まで読んでめでたく挫折。
ドラマも二、三年前にシーズン2まで見た記憶が。
もう一度ちゃんと見たいなーと思っていたところ、葫蘆で配信がはじまったのでアウトランダーを待ちながら見てました。
そしたらアウトランダーのことがすっかり飛んで行ってしまうような状態になってしまったのですね。
まあ葫蘆でうっかりはまってしまった人はたくさんいると思うのでとりわけ奇異ってわけでもないですね。

ところでこのブログを前にも読んだことがある方は、なかなか本題に入らずにぐずぐずしているときは、ああそういうことなんだなと察してくださっていることと思います。
もうただの冷やかしのお客様はお帰りになったころかと思うので貴女の心に聞いてみたいのですが、「ゲーム・オブ・スローンズ」で好きなカップルは誰と誰ですか?


最初のころは何がなんだか分かりませんよね、なんとか家となんとか家のロバートやらメアリやら見分けのつかない名前の見分けのつかない人たちが大量に出てきて。
そのうちお気に入りのキャラクターがぼつぼつとできて、彼女もしくは彼と仲の良さそうな人物とくっつくのかしら、それともただのお友達?とドキドキするようになってきて。

最初にいいなあと思ったのはシェイ×ティリオンでした。
過去を抱えた大人の男女なのにときどきとってもナイーブで。ブロンを交えて旅籠で過去の恋を語り合う場面よかったわ。

その次に良さを感じたのはカリーシとジョラー・モーモント。
美しい女王に忠誠とひそかな恋情をささげる純情中年騎士。
半裸の若い兄ちゃん姉ちゃんがわさわさしてるエッソスでかたくなに長袖長ズボンを通して決して肌をみせないジョラーに中年の意地を見た。

初心者を脱するころにキュンとしたのはタースの乙女と王殺し。
ジェイミーって最初のほうの「俺ってイケメンだろ」といわんばかりのころは鼻について好きじゃなかったのですが、一敗地にまみれて泥まみれになってプライドも尊厳も失ってからの彼はかっこよかった。
ブリアナとのぎこちない恋にじれったい思いをした方も多いのでは。



とこのように多様なカップルの恋愛をとても楽しんでいたブログ主が最後にもう田植え時の水田のごとくはまりこんで身動きとれなくなっているのが

スタニス×ダヴォス

です。


(この項続く)










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