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2015年 08月 23日 |
(Qちゃんからのお願い)

・紹介しているのはファンフィクション/スラッシュ小説です。お嫌いな方はこの記事は飛ばしてください。
・海外の小説を無断で勝手に紹介しています。作者の方とは縁もゆかりもありません。国際紛争にならないことを祈りつつ書いている気の小さいブログ主です。よそでちくったりしないでね・・・
・作品はすべてAO3掲載作です。リスク回避(・・・)のためタイトルを適当に和訳しています。
・私もいちばん最初はバギンシールドからこの世界に入ったのでThilboの尊さはよく理解しています。でもアタシはDworinなの、ごめん怒らないで。



原作者の設定によると「ドワーフの女性の数は男性の1/3」「ドワーフ女性は自分の気に入った相手としか結婚しないし、仕事のほうが好きであまり結婚に興味がない」そうです。

・・・じゃあほとんどの男ドワーフは結婚できないの・・・
と疑問に思いませんか?原作者はそれに対して何も答えを与えてくれませんが、ファンフィクション界では作者の好みでさまざまな想定がされています。

「異性結婚のみしか容認されない倫理的に厳しい社会」から、「異性でも同性でも異種族でも、社会的にも法的にもパートナーとして認められる寛容な社会」までいろいろあるのですが、今日はとくにストリクトな設定の作品を集めてみました。


裂けた光

DwalinはThorinの武術師範に任命される。
初めて会ったとき甘ったれて我儘な王子だったThorinは厳しい訓練を経て大人になっていく。
しかし王子と親密になりすぎたDwalinは辺境へ左遷されてしまう。

Thorinを密告したのはDwalinに振られた貴族の子弟だったのです。
Dwalinがモテモテで大満足(私が)。

Thrainが息子のためにDwalinをあてがってやるという設定はけっこうあって、お守り役に任命されたDwalinはきれいでわがままで自分にべた惚れで明らかにヴァージンの王子様を押しつけられて迷惑だと思ってるうちにずるずると深みにはまってしまう・・・というのが基本パターンです。


あなたの目に炎をかきたてる

探索の途上でDwalinがThorinに、自分がBilboとつきあってもかまわないか尋ねる。ThorinはBilboは(可愛過ぎて)Dwalinの好みじゃないはずだと思うが、Dwalinは可愛いのも気にしないと答える。
ThorinとDwalinは昔かわいい女の子と三人でつきあっていたが、Thorinが軽率すぎて周囲に知られてしまい、別れるしかなかった。
その後ThorinはDwalinと友人に戻るのが難しく、ぎくしゃくした関係が続いている。

DwalinがびしょぬれになったBilboにコートを貸してやる場面(原作にもある)にドワビル党としてはとても期待させられるのですが、悲しいことに未完。
(8/15付けで「近いうちに再開するから」とコメントがついてるので再開してくれるのかな)


■創造主は失敗しないシリーズ

創造主は失敗しない

ファンフィクションは作者が独自の設定で書いているものなので、初めて読んだときは何がどうなっているのか分からない作品もけっこう多い。
作者と自分の好みが合わない作品は本当に合わなくて放棄するしかないのですが、どうにも気にかかってもう一度読んでみると、最初のとっつきにくさとはうらはらにすごくはまってしまうことも。
これもそういう作品で、最初は「この作者はどうしてこんな全員が不幸になる小説を書いたんだろう」と思ったのですが、何度か読むうちにどんどん好きになってきます。

タイトルにあるThe Makerはドワーフを作ったマハルを指しているのでしょうが、読み終わってみるとなかなか味わいぶかい題。


探索の旅の途中、Beornの家の一室に二人きりでいるところを仲間に見つかってしまうThorinとDwalin。ドワーフ社会の掟により、どちらかが追放されなければならない。
Thorinは自分で自分を追放し、Fillを次の王とする。Dwalinはカンパニーを守って青の山脈に戻る。

Gandalfは怒り狂うがドワーフの頑固さはどうにもできず、旅は解散、スマウグは倒されず、闇の勢力が世界を覆うことになる。

ど、どうしてこんなに暗い話を書いたの?と驚かされるのですが、続編があってそれがとても良いのです。



西の地の英雄

前作から四十年後、Fillは立派な王となり、Dwalinを義務から解放してやる。
Thorinを探しに旅立つDwalin。ローハンで人間とともに戦って瀕死の怪我を負ったドワーフの噂を聞く。

とても美しい小説で、読めて本当によかったなあと心から思いました。前作が悲しすぎるので、よけいに心に染みる。読者がコメント欄でこれほどお礼を言うファンフィクションを初めて見ました。本当に書いてくれてありがとう。



扉の彼らの側

Dis姫視点の作品。若いころDwalinに淡い恋心を抱いていたDisは、兄と親友の関係の変化に気づいてしまう。Thorinの秘密を守りつづける妹姫。Disはいつでも男前。



今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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2015年 08月 21日 |
(Qちゃんからのお願い)

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・私もいちばん最初はバギンシールドからこの世界に入ったのでThilboの尊さはよく理解しています。でもアタシはDworinなの、ごめん怒らないで。



週末だからいいかと思って(恒例)、ちょっと踏み込んだ設定の作品を。


Omegaverseについては日本語でもネットでいろいろ解説されていますので、詳しいサイトをご覧ください。
私もよく分かってないのですが、ポイントはたぶん「オメガなら性別にかかわらず妊娠・出産可能」というところなのでしょう。

人間の場合、女男それぞれにアルファ、ベータ、オメガがあって合計6種類の性別(っていうのか?)があるのですが、これをミドルアースに適用するとホビット6種類エルフ6種トロール6種類・・・とすごい数になっちゃって収拾つかない感じ。

・・・なのかと思うのですが、なにぶんDwalinの出てくる作品しか読まない私ですので、じつはよく知りません。
今日はそんな数少ないDwalinが主役のOmegaverseをご紹介。


憧れる心

旅の途中で山の下の王Thorin Oakenshieldはheatの時期に入ってしまう。
カンパニーから離れようとするThorinだがDwalinには他の計画があった。

ちょっと目先の変ったPWPくらいの話。あまりOmegaverseの必要性はなかったかも。
DworinにはNon-conがあまりないので、そういう点では貴重と言えるかも知れません。

この作者は
漁夫の物語
というThorinが人魚の王様になってDwalinを誘惑する楽しい作品も書いてます。


さし迫った探索

バギンシールドかと思ってたのに、いま見たらAlpha!Dwalin、Omega!Bilboのタグがついてた。

OmegaのBilboちゃんのところに魔法使いが来て、「ドワーフが来るから」と言うのです。でも急にheatが始まっちゃって焦るBilbo。「来客お断り」の札を玄関にかけようと思ってドアをあけたらそこにはAlphaドワーフが立っていた。
Dwalinは母と兄にしつけられた通りに礼儀正しく挨拶しようとしてるのに、Bilboちゃんってば自己紹介もさせてくれないの。

文章が上手くて楽しい作品なのですが、Omegaverseというのは書き続けるのが難しいらしく、未完のまま。残念です。


予期せぬ

ドワーフにOmegaは少なく、とても大切にされる。しかしOmegaのDwalinは貴族や金持ちと結婚して宝石のように守られるより、兵士として生きたいと切望している。だがOmegaは男の職業につくことはできず、ドワーフ社会に彼の居場所はない。

友人ThorinはDwalinの希望を入れて探索の旅に加えるが、他のメンバーはOmegaの存在に難色を示す。

シャイアでBilboに出会ったDwalinは、ホビット社会ではOmegaはか弱く守るべき存在と見なされていないと知って驚く。Omegaである自分と対等に接してくるAlphaホビットに次第に魅了されるDwalin・・・

すごく良い作品なんです。DwalinがOmegaという意表をつく設定もいいのですが、普通のファンフィクションではマッチョな戦士としてのアイデンティティにまったく疑問を持たないDwalinが性差別の対象になるところにはっとさせられます。
伝統的ファンタジーに内包される男女差別にOmegaverseという手段で光を当てたというか。

けどこれも未完。いつか続きを書いてくれないかなあと待っています。



Omegaverseでもドワビルっていいなあとあらためて思いました。


今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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2015年 08月 19日 |

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Dwaggins 2回目です。今日はFluff(ほのぼの)系を集めてみました。


戦士の弱点

Dwalinは可愛いものに抵抗できない。
Bilboを一目みてあまりの可愛さにめろめろになってしまうドワーフ戦士。
この作者のDwagginsはどれもほのぼのキュート。


ドワーリンは本当は花が好き、ビルボは本当はレスリングが好き

ガーデニングフェア(笑)で出会ったDwalinとBilbo。
あんまりFluffじゃなかった・・・


飢饉のあとで

ドワーフ女性は胸が平たいが、ホビット女性は豊かな胸を持っている。
バグ・エンドにやってきたドワーフたちの視線はBilboの胸部にくぎづけ。
Dwalinは仲間たちからBilboを守ろうと奮闘するが、Bilboは自分の体がドワーフの文化的タブーに触れるのかと誤解してしまう。
Dwalinが「きみは飢饉のあとの大豊作のようだ」と告白してハッピーエンド。




今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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2015年 08月 16日 |
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Dwalinが騎士道のお手本のように節度ある態度で護衛してくれるので、やむなくThorinが実力行使に出る楽しい作品を集めてみました。


太陽が回るのをやめるまで

エレボールの王子は連日の受験勉強で苦労している。
苺が大好きなThorinのために友人Dwalinが温室栽培の苺を差し入れしてくれる。
試験に合格した王子は忠実な友にご褒美を与えるのだった・・・

苺をテーマに少年時代から老年までのDworinを描く作品群。
どれもキュートで感動的でドワトリのお手本。



我が王

ブリーに出稼ぎに来ているThorinとDwalin。
出稼ぎ期間中に成人の日を迎えるThorin。
DwalinはThorinの髪を大人の形に結ってやり、Thorinを二人だけの王国の王と呼んで忠誠を誓う。

ドワーフの成人の儀式は他にも大人が手ほどきしてやることがあるようなのです。
大人はDwalinしかいないので王子は超期待しているが、Dwalinは王子の孤独につけこみたくないとためらう。

ブリーで出会った女性ホビットにシャイアのお祭りに招待されて、ドワーフの剣舞を披露する場面が美しい。
荒々しい踊りにびっくりしてる善良なホビットたちを見て、自分たちは異質なのだと痛感するDwalin。
流浪の辛さが身にしみる作品。


マスティフ
fem!Thorin(Thorin女性化)。
バグ・エンドでひとり屋外で眠ろうとするDwalin。探索の旅を早くも後悔しはじめている。
アザヌルビザルを語るプリンセスの雄雄しさと美しさに、自分の思いを抑えられなくなりそうだから。

しかしThorinも野営することに決めてしまい、姫君をそっと見守ろうとするDwalinのけなげな決心はもろくも崩れてしまう。

この作者はキャラクターの女性化が好きなようで、
エレボールを奪還した日の女王様Thorin/Dwalin作品
やすり
とか
Female Legolas/Dwalin作品
泥棒
とかあるんです。どれも面白い。


今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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2015年 07月 31日 |
ドイツから「ホビットコン3」のDVDが飛んできてくれました。
8時間もあるのでどこから手をつければいいのやら。
とりあえずケンさんとグレアムさんのQ&Aを見てみました。

Q&Aはどうやら2日分収録されているようです。
舞台にあがった俳優さんに客席のファンが質問して、おふたりが答える進行。

サイズの違うケンさんとグレアムさんが並んでるところを見てるだけで嬉しさがこみあげてくるのですが、話の内容も面白くて良いDVDです。

一番笑ったのが、トーリンのコスプレをした女性ファンからの質問。
低~い声で質問する女性トーリン。
グレアムさんが
「声がよく似てるね」
と褒めると(気遣い)、ケンさんが間髪いれずに
「私の母にそっくりな声だ」
などと言い出して、グレアムさんも「ママぼく悪いことした?」と悪乗りしはじめたので女性トーリンはちょっと動揺してしまったのではないかと思います。
たぶん英語ネイティブではないらしく、質問がちょっとよく分からないことになっていた。しかし笑っちゃ悪いけど大爆笑だったのでここに勝手にご紹介する。

質問はケンさんに向かって
「もし王であり友である私がドワーリンの娘の一人に求愛したらどうするか?」
というものだった(たぶん)のですが、ケンさんもグレアムさんも
「は?娘とは?」
って顔になってしまい、女性トーリンは
「ファンフィクションではドワーリンはオビワンケノビと同じように娘が3000人いることになっている」
と説明していました。

(私スターウォーズ見たことないのですが、オビワンケノビってそんなに子だくさんなんですか?)


それで質問は「バーリンよ、私がドワーリンの娘の一人に求婚するのを許してくれるか」ってことだったようなのですが(舞台の上も下も大爆笑でよく聞き取れない)、ケンさんの最初の返事が
"How dare you!"
だったので大笑い。
グレアムさんが横で「3000人のうちどれを選べばいいかって質問なの?」とか言ってた気がしますが笑いすぎててよく思い出せない。

グレアムさんは
「それは疲れるよね(←自分が)」
とか、
「ドワーリンはビルボが去ったあとすぐに「じゃ、これで!」って山を降りたんだろうね」
と女性トーリンのフォローをしてあげてたのですが、ケンさんは司会者に
「これってQ&Aじゃなかったの?」
と普通のボリュームで聞いててさらに笑える。
司会者も「普通はQ&Aなんですけど、時々別の世界へ入ってしまうんですよ」とこれまた普通のボリュームで答えてました。

女性トーリンはさすがトーリンのコスプレイヤーでガッツがあり
「トーリンかフィリキリが求婚したら・・・」とさらにハードルをあげた質問をスマッシュヒット。

ケンさんは
"Over my dead body!"(わが屍を越えてからにしろ!)
とお怒りになってました。
グレアムさんはフィリキリをこうしてやるとすごい勢いで蹴りつけるポーズをしてて、ケンさんもグレアムさんもドゥリンの一族と姻戚になるのはイヤなのがよく分かりました。
夜中に笑いすぎて呼吸困難で苦しかった。

ケンさんはよほど印象深かったのか、あとでぼそっと「3000人だと!」とつぶやいてるし、司会者は「ファンフィクションってやつは」とぼやいてるし、可笑しかった。


この調子で8時間もあると思うと自分の体力が心配です。



今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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2015年 07月 30日 |
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sparringって何度タイプしても綴りが覚えられない単語ナンバーワン。
辞書によると
spar/spɑː/
Make the motions of boxing without landing heavy blows, as a form of training


Dworinといえばスパーリング・パートナー。たぶんこの動画の発言のせいでしょう。

ドワーフはボクシング(素手での殴りあい)に限らず、剣術とか相撲とかいろいろ練習するようです。そして戦っているうちに別方向へヒートアップというのが定型パターン。

たまたまスパーリングものが3作品集まったのでご紹介します。(トランプみたい。絵札がそろったら紹介)
サマリーをそのまま訳してみました。


離れられない

若いThorinは親友への感情をどうしていいかわからない。幸いDwalinはそれほど内気ではなかった。


ぶつかりあい

Moriaの戦いのあとThorinはDwalinにストレスと悲哀を哀しみから解放させるよう命じる。


蛋白質

ThorinとDwalinは訓練でハイになる。

この作者は文章がとっても洒脱。
どちらがスパーリングで勝ったか風呂場で喧嘩になる王と戦士。
終わったあとThorinが「自分のほうが耐えた、だから私の優勝だ」と内心勝ち誇る場面がアホで可愛い。



追記
記事アップしてから気づいたのですが一番目の作品にはスパーリング場面はなかった。次の作品と混同していたようです(設定が似てるから)。相変わらず自分以外にはどうでもいい記事です。

支配権をめぐる王と忠臣の争い

ThorinとDwalinはどちらも秘密を抱えている。
それがついに表面化する。
剣の遊びが起こる。



今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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2015年 07月 27日 |

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Dworinはシリアスな設定が多いがたまにユーモアのある作品に出会うとうれしい。



ひさしぶりだったから

ホビットの客室はベッドが狭過ぎるので壊してしまうでかいドワーフたち。
タイトルがすべてを語っている。
翌朝Dworinを見て赤くなってるBilboが可愛い。



軽率な思いつき

映画ではBifurはおもちゃ職人という設定で、ゴブリンの洞窟の前に精巧な細工物で遊んでました。
ドワーフみんなで玩具開発してみたらどうでしょうというプロジェクトX風の作品。
オチのDwalinの台詞が愛らしい。



彼らのすべてのうちもっとも偉大な戦士

Dwalinはミドルアースのチャック・ノリス。みんながネタにする。
寡聞にしてチャック・ノリス伝説というものを知らなかったのですが、この作品のおかげで見聞が広まりました。

「Fundinの息子DwalinがAzanulbizarの戦いで死んだのは真実だ。だが死神はまだそれを告げる勇気が出ない」
「Fundinの息子Dwalinの髭の後ろに顎はない。そこにあるのはもうひとつの拳だ」

うんざりしたDwalinが自室に戻るとThorinが待っている。
ThorinはDwalinの部屋のワーグの毛皮の小話を確かめに来たのだ・・・


Dwalinかわいいなー、かわいいかわいい(→馬鹿)。


今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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2015年 07月 25日 |
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わがままな王子様と方向音痴な王様のお話を収集してみました。

このブログこんな砂漠にあるのにけっこう読んでくださる方もいるのでなんとか面白い記事をと思っているのですが、自分が何をしたいのか分からないのです、もっと上手にご紹介できればいいのに自分の力量のなさが歯がゆい。


わがもの

これはワガママ。あまりの自分勝手さにあきれてしまいます。
パーティでDwalinが女性ドワーフと仲良くお話をしているととつぜんジェラシーにかられて女性を追い払ってしまうThorin王子。それまではDwalinにあんまり興味なかったくせに我儘ですね。そして可愛くて萌える。



景観のいい経路をとっただけ

方向音痴とワガママの両方が楽しめるお徳な作品。
ThorinとDwalinは休暇を取って徒歩旅行に出かけるが、みなの予想どおりすぐに道に迷ってしまう。「迷ったんじゃない、景色の良いルートを通って遠回りしてるだけだ」と言い訳しながら。
ドワーフがアホすぎて愛しい。
荷物に救命用発炎筒をしのばせてくれてるDis姫はよくできた妹。



就業機会

Dwalinは友人であるFrerin王子に仕えることを希望していた。しかしThrainはThorin王子の護衛役を命じる。

護衛について1年たってもプライドが高いThorinとうちとけられずにいるDwalin。
デイルへお供した帰り、Thorinの方向音痴のせいで道に迷ってしまう(谷から山へまっすぐ帰ってきたら着くんじゃないのか)。
Thorinはがんとして間違いを認めず、DwalinはフラストレーションのあまりThorinを泥水につきおとして取っ組み合いになってしまう。

・・・こんな紹介のしかたでは面白さがまったく伝わらないですが、とてもよくできた作品です。
Thrainの親心がありがたい。




今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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2015年 07月 21日 |

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今日は舞踏会をテーマにした作品を集めてみました。


汝が瞳の奥に

バギンシールド&Dwori設定(だと思う)。
ハーフリングとダンスしたいというThorinにDwalinが踊り方を教える。
相手の瞳を見つめるうちに若いころを思い出すThorin。
べつに何も起こらないただのお友達同士の話なのですが、Dwalinのほうがワルツが上手いというのが意外で楽しい。


花崗岩

エレボールの戦勝祝賀会。ThorinはDáinが連れてきた優雅な女性ドワーフたちに囲まれている。
バルコニーでひとり自分の無骨な醜さを嘆くDwalin(女性)。
そこへ宴会をぬけだしたThorinが来て、自分が魅力のかぎりをつくしてもどうしても落とせない女性がいるとDwalinに語る。
Thorinが愛する女性が誰かは読者にはもちろん分かっているのですが(タグがDworinだから)、鈍いDwalinは「あなたのようなハンサムで強い王を愛さない女性がいるはずがない」とか噛み合わなくて可愛い。

この作者はThorinが女王設定の作品も書いているので、よほど女性化が好きなのでしょうか。


深夜の自由

エレド・ルインの舞踏会。
Thorinには花嫁候補の女性ドワーフたちとダンスする義務がある。
大広間の向こう側で踊りの申し込みを断り続けているDwalinを遠目に見ながら近づくこともできない。

Dwalinは誰とも踊れなくてかわいそうだなーと思いながら読んでいるとDis姫(ご懐妊中)がお相手してくれた。「Dwalinとアタシはスキャンダルになっちゃうわね」と体を張って兄を守ってくれるDis姫は男前なドワーフ王女です。


今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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2015年 07月 19日 |
ファンフィクションは読むのも楽しいけど、世界観を解説するのもとても楽しい。
自分がどうしてその作品が好きなのか、解説してみるとよく分かる、のでだらだら続いているシリーズです。
スルーしてください。



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原作全編を通じて名前の出てくるドワーフ女性はThorinの妹Dísひとり、それもFiliとKiliの母として家系図に登場するだけです。

しかしThe Hobbitのファンフィクションの世界では、Dísの登場する作品は数多く、読者にとても愛されているキャラクターです。
作者によって多少違いますが、多くの作品で共通する設定は

・髪と目はThorinと同じ色。容貌はThorinの美少女版。
・性格は果断で豪快、兄より統治者に向いているかも。彼女が青の山脈やエレボールの女王としてドワーフを治める作品もけっこうある。
・夫(名前不明)は身分が低く、Dísはひとめぼれして駆け落ち同然に結婚するが、こどもが二人生まれたあと若くして未亡人となる。

原作者の設定ではドワーフは生涯に一度しか結婚しないので、DísとDwalinを恋愛させようとすると、こどものころか、不倫か、後家の火遊びになってしまう。
しかしそんな過酷な条件下でも楽しい作品がうみだされています。

なにより、どうしてもDísとDwalinをくっつけたいという人が世界にこんなにいるのかと感動します。



あったかい

天体観測キャンプに来たエレボールの王子様お姫様たち。
山の外は小さいドワーフリングには暗くて恐ろしいところ。
Thorinの弟Frerinはお化けが怖くてDwalinの隣にもぐりこむ。
「Thorinと寝ればいいだろう」と不機嫌なDwalinに「だってあったかいから」と言い訳するFrerin。
そこへお化けが追いかけてきた・・・!

お化けの正体はDís姫だったのですが(ネタバレごめん)、Dísも「だってDwalがいちばんあったかいんだもん」

DwalinがDwalと愛称で呼ばれてるとほのぼのする。


人間たちはどうやるの

ドワーフはキスするとき額をあわせるが、人間はちがうらしい。幼いDwalinは人間の男女が口をくっつけているのを見て、Dísと試してみる。
何度も練習して上手になった二人は大人たちの前で「人間たちのやりかた」を披露する。

結果は怒った親たちに「小さいドワーフリングがこんなことをしてはいかん!」と引き離されてしまう。

Dísの積極的な反応に圧倒されるDwalinが可愛い。



そして秋の月は輝き

もともとは「Thorinが狼男になってしまったら」という構想で書き始められた作品だと思うのですが、どんどん違う方向に進んでしまい、途中からDwalinとDísのロマンス小説になってます。Thorinほぼ背景。

夫を失ったDísはDwalinになぐさめを求めるうち、彼のこどもをみごもってしまう。
ドワーフ社会では未亡人が愛人を持つことは不道徳と考えられているが、じっさいには不倫(ドワーフの考えでは)の子を産むドワーフ女性は多い。
Dísは堂々とDwalinと同居し、男の子をもうける。

ママに赤ちゃんが生まれると知ったFiliは「ぼくとKiliはいらない子になっちゃうの?」と心配する。
Dwalin殿が引っ越してくるとママのベッドから追い出されてしまうので、「Dwalin殿は伯父上のベッドで寝ればいいよ」とナイスすぎる提案をするFiliも可愛い。伯父上は内心「それじゃDwalinが引っ越してくる意味がないだろう」とつっこんでみたりして。


ディス×ドワは他にも名作がたくさんあります。
やはり男女のロマンスは安心して読めるので良い。


今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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