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2017年 08月 17日 |
スタニスファンが久しぶりに荒ぶっていると思ったらこのインタビューだったようだ。




ON HOW ACTORS LEARN ABOUT THE DEATHS OF THEIR CHARACTERS:
The main characters will get a phone call, usually. [laughs] ... A lot of people also just find out when they read the script. I don't think anyone finds out at the actual table read. For some reason I think Stannis — Stephen Dillane — he found out in his trailer, reading the script, I think because they made a mistake, apparently. They forgot [and said], Are you going to call him? No I'm going to call him. OK! So he was like, Are you... what?! I guess I'm not the chosen one, but the red priestess said it was me! But ... other than that they're pretty good in telling people.

・・・これは・・・ひどいね・・・
GoTの製作者がスタニスを嫌いなのは分かってたけど、スティーブン・ディレインのような優れた俳優に対してまったく敬意を払っていない。
本当にスティーブン・ディレインはGoTにはあまりに格上すぎる役者だったよ。

さっさと縁を切って正解だった。


いま怒りにまかせて書いているので、あとでそっと消すと思いますが。



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2017年 04月 23日 |
ドラマのスタニスの扱いがあまりではないか!?と悲憤にくれるブログ主が細かいことをくどくどとかきくどくシリーズです。

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(容赦なくネタバレしています&恒例画像勝手にすいません&ダヴォスちゃん可愛いという感想しか書いてありません)

S2E4 Garden of Bones (1)

ドラマのスタニス


ストームズエンドの郊外と思われる場所。
スタニスがダヴォスとメリサンドルを連れてレンリーと会見している。レンリー側にはキャット・スタークが同席。

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バラシオン家の紋章は黄色地に冠をいただいた黒い牡鹿ですが、スタニスは自分の紋章を燃える心臓に囲まれた牡鹿に変更しました。
原作ではダヴォスの息子がスタニスの紋章の意味を質問して、ダヴォスが貴族は複数の紋章を選ぶことができると答えています。

最近もしかしてハート(牡鹿)とハート(心臓)のダジャレだったらどうしようと気になっています。

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夫は自分を支持したのにレディ・スタークがレンリーに味方する意味を問いただすスタニス。
チーム・ドラゴンストーンの最大の弱点は見た目が貧相なことですね。

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レンリーはスタニスを様々に侮辱するがスタニスは寛大で夜明けまでに降参すれば地位はそのまま、自分の後継者にもしてやると約束する。

しかし交渉は決裂、スタニスは自陣へ帰っていきます。どこに布陣してるのかな。
(レンリーは諸侯たちと野営している)

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≪原作では・・・≫


実はドラマは原作の二つの殺人事件をごちゃまぜにして一つの殺人事件に変えています。
二つあった死体が一つに、そして二人いた下手人も一人になったので、プロットに矛盾が生じてるのですが視聴者はたぶん気づいてないのでは。


<レンリー>

原作ではダヴォスはサーセイの不義告発文書をたずさえて北の港をどさ周りしているんでしたね。
スタニスの行動はダヴォスの視点で語られるので、ダヴォスが不在のあいだスタニスが何をしているかは読者には分かりません。

いっぽうレンリーのところには視点者のカトリン・スタークが滞在しています。
キャットのエスコートはホワイト・ハーバーのウェンデル・マンダリーSer Wendel Manderly。この人は後にレッド・ウェディングに参列して、その結果がスタニスとダヴォスの運命を大きく左右するのです。

レンリーはリーチのビター・ブリッジにあるカスウェル家の砦にいるようです。ストームランズからキングズランディングに向かってだいぶ北上してきました。
カトリンがレンリーに道理(スタニスが兄なんだから従ったほうがいい)を説いているところへストームズエンドがスタニスに包囲されたと報告が入る。

レンリーはカトリンを同伴してストームズエンド救出に駆けつけ、スタニスと城外で会見します。
スタニスの旗手はメリサンドル。ダヴォスはホワイト・ハーバーに出張してて不在。

本筋とあまり関係ないですが、レンリーに友情について説教されたスタニスは王には友はいない、いるのは家臣と敵だけだと答えています。

“Kings have no friends,” Stannis said bluntly, “only subjects and enemies.”

A Clash of Kings
George R. R Martin

でもダヴォスは別のところで「スタニスの友人は自分だけだ」と言ってるのでスタニスにも一人は友達がいるんですね。


ドラマと同様兄弟の講和は失敗に終わり、レンリーは城外で野営します。
ストームズエンドを包囲しているスタニス軍のさらに外側にレンリー軍が駐屯している状態。ここでレンリーが数にものをいわせてスタニスを囲んでしまえば勝利できたのでしょうが、レンリーは英雄ぶってるのでそういう卑怯なことはしません。

夜明け前、カトリンがレンリーのパビリオンに行くと、タースのブリエンがレンリーの身支度を手伝っている。
そこへ突然影があらわれてレンリーを殺す。このあたりはドラマも同じ展開です。


<ペンローズ>

レンリーが謎の死をとげて二週間、ダヴォスは北部から帰ってきたが、出張報告もできないでいます。
レンリーの死後、ストームランズとリーチの諸侯たちがなだれをうってスタニスに降伏したので、スタニスはお偉い貴族や騎士たちに取り囲まれて身分の低いダヴォスは近づくこともできない。

ストームズエンドだけが籠城して抵抗しています。ダヴォスは他の騎士たちに混じってストームズエンドの城代ペンローズSer Cortnay Penroseとスタニスの和平交渉に同席する。ペンローズはダヴォスのことを覚えていて

Is that your onion knight I spy to the rear? Well met, Ser Davos.

と声をかけてくれる。
ダヴォスはストームランズの騎士たちからオニオン・ナイトと愛称で呼ばれているのです。

スタニスは開城とロバートの私生児エドリック・ストームの引き渡しを要求。
ペンローズは一騎打ちで勝負をつけようと申し入れますが、スタニスは当然拒否します。


(続きます)



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2017年 04月 22日 |
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S2E2 The Night Lands


<ドラマのスタニス>

ドラゴンストーンの海岸でサラドール・サーンと会っているダヴォス。息子のマッソスも一緒にいます。
後ろの岩にドラゴンの狛犬が乗ってて可愛い。

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スタニスの軍が一番少ないから・・・と協力を渋るサラにダヴォスは

Stannis has proved himself in war. Twice.
(スタニスはこれまで戦いで実力を証明している。二度も)

と説得します。二度ってストームズエンドの籠城戦とグレイジョイの反乱征伐かなあ。ドラゴンストーン攻略は失敗だったから数に入らない?

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ダヴォスはさらに

There's no man in the Seven Kingdoms more honorable than Stannis Baratheon. Or more worthy of loyalty.
(七王国にスタニスほど高潔で忠誠に値する王はいない)

と力説してサラに密輸屋が王の保証人になるってどんな世だいと突っ込まれる。

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サラにスタニスが勝つと信じてるのか?と聞かれたダヴォスは

He is the one true king.
(彼が唯一真実の王だ。)

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よく真顔でこんなこと言えるなダヴォス。サラはあきれて


You Westerosee are funny people. A man chops off your fingers and you fall in love with him.
(お前たちウェスタロス人は変だよ。自分の指を切り落とした男に恋するとはね。)

ダヴォスちゃんの笑顔がかわいい。

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サラと別れたあとマッソスに信心が足りない、文字も覚えてくれと説教されるダヴォス。
後ろでドラゴンも見守っています。

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You want me to have a god, fine. King Stannis is my god. He raised me up and blessed me with his trust. He gave you a future I could never have imagined. You know how to read, you'll be a knight someday. You think your fire god commanded all that? It was Stannis. Only Stannis.
(神が必要だと言うんだな、いいだろう。スタニス王が私の神だ。私を引き立て信頼してくれた。私には想像もできなかった未来をお前にくれた。お前は読み書きを習ったし、いつか騎士になるだろう。火の神がそう命じたからだと思っているのか?スタニスが命じたんだ。スタニスだけが。)


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名演説を聞かされてもマッソスは動じず、スタニスは自分の王だが、それでもただの人間だと返す。笑って

Don't tell him that.
(それは王には言うなよ)

と馬にひらりと乗って去っていくダヴォス。かっこいい。

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≪原作では・・・≫

七神を焼いたのは原作では朝方で、ダヴォスはその足で港の旅籠に向かいます。ここで港に多数の戦艦が並ぶ壮観と、船乗りが上陸しても売春宿がなくてがっかりしてる様子が描写されている。

ダヴォスは小さな宿でリスの海賊サラドール・サーンSalladhor Saanと面会する。
リスLysの形容詞はリセニLyseni。ドスラキDothraki、ブラーボシBraavosiと同じですね。エッソス各地の形容詞は-iで統一でしょうか。

サラドール・サーンはレンリーがハイガーデンで結婚してキングズランディングに向けて進軍していると教えてくれる。
サラはエイゾール・アハイがライトブリンガーを錬成するために妻のニサニサを殺した伝説も聞かせて警告してくれます。ダヴォスがニサニサという暗喩だろうか。

ダヴォスは去年のジョフリーの命名日にスタニスとトーナメントを見物したことを思い出す。ソロスのミアThoros of Myrが炎の剣を振り回したが、燃え尽きて普通の武器に負けてたなあ、と思うダヴォス。
(スタニスは御前試合にダヴォスを連れて行ったのか。けっこうキングズランディングライフを楽しんでいたように見えるが・・・)

ここでサラにル・ロールを信仰してないのか突っ込まれたダヴォスはスタニスが自分の神だと答える。周囲で聞き耳を立てている人たちに聞かせるためです。

“King Stannis is my god. He made me and blessed me with his trust.””
A Clash of Kings George R. R Martin


夕方ブラック・ベサBlack Bethaのダヴォスのところへ息子のデヴァンが来て、陛下が呼んでいると告げる。

ブラック・ベサはスタニスのターガリエン方のひいおばあさまの愛称です。スタニスはターガリエン嫌いなのに船の名前につけるのはいいの?




<ドラマのスタニス>

サラが船を供出する約束をしたと報告するダヴォスとマッソス。

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メリサンドルがスタニスに息子を授けようと言い寄る有名な場面。

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≪原作では・・・≫

原作ではスタニスの行動はすべてダヴォスの視点から語られます。
つまりダヴォスが見ていないことは読者にも分からない。スタニスとメリサンドルが二人きりのときに何をしているかはダヴォスにも読者にも知る由もない。

視聴者の想像にまかせる、ではダメだったのか?
こんな無駄なエロ場面入れる時間があるならヴェラリオンかエドリック・ストームを出してほしかった。


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2017年 04月 21日 |
ドラマのスタニスの扱いがあまりではないか!?と悲憤にくれるブログ主が細かいことをくどくどとかきくどくシリーズです。

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(容赦なくネタバレしています&恒例画像勝手にすいません&ダヴォスちゃん可愛いという感想しか書いてありません)


S2E1 The North Remembers (2)

<ドラマのスタニス>

七神を焼いたあと突然軍議が始まっています。

ダヴォスの息子マッソスが書記をつとめて、七王国各地への檄文を起草している。
my beloved brother(わが愛する兄ロバート)という単語に反応するスタニス。

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He wasn't my beloved brother.I didn't love him, he didn't love me.
(彼はわが愛する兄ではなかった。私は彼を愛さなかったし、彼も私を愛さなかった)

愛されざる者、汝の名はスタニス

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こんなことでは進まないと知っているダヴォスが

A harmless courtesy, Your Grace.
(害のない儀礼です、陛下。)
ダヴォスの首のかしげ方が可愛いの。

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しかしダヴォスのコケットリーはスタニスに通じず、削除することに。

A lie. Take it out.
(嘘だ。削除しろ。)


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ここがエイゴン征服王の彩色テーブルの間なのですが、ドラマのテーブルは彩色というより彫刻テーブルですね。
原作のテーブルはウェスタロスの形に切り出されて、カラーで地図を描いてあるようです。ドラマはジオラマ化してあって地形は分かりやすいが、これではテーブルとして使えないのでは。

そして左右いちばん手前にいる人たちが誰か分からない。誰?

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キングスレイヤーは悪い奴だがそれでもナイトの称号はつけるよう指示。この世界では平民とナイトの間には大きなへだたりがあるみたいです。


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弟のレンリーとは講和しても良いのでは?と提案するダヴォス。

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一蹴するスタニス。

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レンリーがダメならロブ・スタークと同盟してはどうでしょう?と食い下がるダヴォス。
スタニスは

Who would steal the northern half of my kingdom. I've always served thieves according to their desserts, as you well know, Ser Davos.
(北半分を私から盗んだ男だぞ。私は盗賊には罪にふさわしい報いを与えてきた。そなたはよく知っているだろう、サー・ダヴォス)

視聴者はよく知らないのですが・・・


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このあとクレッセンが急に乾杯をしましょうと言い出し、メリサンドルに毒を盛ろうとして返り討ちに会います。

ちょっと唐突でよく分からない展開ですね。



≪原作では・・・≫

ドラマは原作のいくつかの場面をまとめてテーブルの間に放り込んであるのが混乱の原因です。

<これまでのふりかえりと講和拒否>

まだプロローグ。
クレッセンはストーン・ドラムの階段でのダヴォスとの会話後、彩色テーブルの間でスタニスと会見します。

レンリーが王位についたことや、昔のロバートの仕打ちを愚痴るスタニス。
なぜスタニスが先祖伝来のストームズエンドではなくドラゴンストーンの領主なのかここで説明あり。
スタニスは誰とも講和しないとクレッセンに宣言。

ダヴォスが説客に失敗したので、今夜の宴会でセルティガーやヴェラリオンやバー・エンモンやサングラスどもにどう対応すればいいんじゃとキレ気味のスタニス。
スタニスの家臣はプライド高くて不満ばっかり言ってくるのでスタニスも持て余し気味なのです。そんなドラゴンストーンのお家事情が面白いと思ってるのは私だけですか。


<毒殺未遂>

セリースとメリサンドルが闖入してきて退室したクレッセンは、メリサンドル暗殺を決意して毒薬を調合。
しかしうたた寝をして目覚めたときには宴会が始まっていました。ホールに行くと自分の席はパイロスが占めていて、クレッセンはやむなく下座のダヴォスの隣に座らせてもらいます。
ダヴォスはまだまだ下っ端で王からはとても遠い席次。

メリサンドルの食事に毒を盛るのを諦めたクレッセンはダヴォスの盃に毒を入れ、自分も飲むかわりにメリサンドルにも半分飲ませます。
気づいたダヴォスが止めようとしたが間に合わず、クレッセンはむなしく命を落とします。


<不義告発文書>

檄文の校正場面は原作ではもっと後、ダヴォスがサラドール・サーンの協力を取りつけたあとスタニスに呼ばれるシーンに出てきます。

ダヴォスが彩色テーブルの間に行くと、会議が終わって諸侯たちが出てくるところでした。セルティガーとヴェラリオンは会釈してくれるが他の貴族はダヴォスをまったく無視。だがなぜかサー・アクセル・フロレントだけが話しかけてくる。

アクセル・フロレントはセリース王妃の伯父で、スタニスがキングズランディングにいるときは城代castellanを務めていました。女王派の筆頭です。

スタニスはロバートが王位についたあと、リーチの勢力を取り込むためセリース・フロレントと政略結婚させられます。リーチで最大の家系はタイレルですが、たぶんスタニスがタイレルを拒否したのでしょう、二番手のフロレント家と婚儀を結ぶことになりました。しかし当主のアレスターには手ごろな娘がいなかったのか(※)、三弟リアムの娘セリースがスタニスの妻となります。
セリースの両親は原作にも登場しないようです。早くに亡くなったとかでしょうか?

次弟サー・アクセル・フロレントは姪とともにドラゴンストーンに移住、スタニスの臣下になったようです。一方、当主のロード・アレスター・フロレントはレンリーが王を名乗ったときに他のリーチの諸侯とともにレンリーの傘下に入りました。フロレント家はドラゴンストーンで微妙な立場です。それでアクセルはダヴォスの機嫌を取っておこうと思ったのかも知れません。どうでもいい話が長いですね。


ダヴォスが部屋に入るとスタニスは新しくメイスターになったパイロスに檄文を書かせていました。パイロスが文面を読み上げてくれる。

スタニスがロバートは愛する兄ではなかったとかジェイミーにサーをつけろと細かい指示をして文書は完成。
スタニスはダヴォスに息子たちと手分けして檄文をウェスタロス全土に届けるように命じます。
ダヴォスが向かうのは北方のスリー・シスターズやホワイト・ハーバー。

ダヴォスはスタニスに他の貴族たちが文書についてどう言っているか訪ねる。セルティガーは褒めていたが、やつは私の便所の中身をみても褒めるだろうとこきおろすスタニス。ヴェラリオンだけがペンより剣にものを言わせるべきだと主張した。さすがヴェラリオン。

スタニスがデレナ・フロレントが生んだロバートの私生児の話をします。この子はドラマではばっさり切られていたが、ロバートの遺伝子の証明として原作では重要な役割を果たします。


<おまけプラウドウィング>

スタニスとダヴォスの長い会話の最後にスタニスは少年時代に飼っていた鷹goshawk
について語る。
傷ついた野鳥を助けて、Proudwingと名づけ、鳥はスタニスになついて城じゅうついて飛んでくるようになった。だが決して大空へは飛び立とうとせず、ロバートは彼女(雌の鳥だったの)をWeakwingと呼んで馬鹿にした。

怪我をした鳥を見捨てることができず、自分で世話をした少年スタニスの繊細さがよくあらわれているエピソード。
スタニスファンはときどきスタニスが不用意に漏らす優しさに弱いんです。


※アレスター・フロレントには娘がいなかったわけじゃなかったらしく、長女がターリー家に嫁いでサミュエル・ターリーを生んでます。スタニスとサムって親戚だったのか。


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2017年 04月 20日 |
当僻地ブログでなぜかダントツにアクセス数の多いシリーズ「違うスタニス」。
なんで?誰が読んでくれてるの?自分以外にスタニスファンっているのか?と不審に思いつつもシーズン2です。

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S2E1 The North Remembers (1)

<ドラマのスタニス>

ドラゴンストーン城下の浜辺で七神を焼くスタニスと家臣たち。
ここがチーム・ドラゴンストーンの初お目見えです。

が、夜の海岸でキャンプファイヤーが燃えていて人々が叫んでいるだけで、何がなんだか分からないと思った視聴者がほとんどなのではないでしょうか。

ドラゴンストーンの領主スタニスが旧来の宗教七神信仰を捨て、アッシャイのル・ロールという火神に乗り換える場面。
背景は知ってるやつだけついてこいというスタンスのドラマです。

スタニスの妻セリースはアッシャイの女司祭メリサンドルに入れあげていて、スタニスも奥さんの影響で信心をはじめました。スタニスってけっこうセリースに弱いよね。

メリサンドルはスタニスこそ救世主エイゾール・アハイの再来、ル・ロールの力で天下を取れるとスタニス夫妻をそそのかしています。
スタニス初登場は七神を焼いてロード・オブ・ライトことル・ロールへの帰依を誓うシーン。しかしそんなの分かんないよという観客が多いことでしょう、不親切です。

ドラゴンストーンは島中ドラゴンの彫刻だらけのドラゴンリスペクトタウン。
このドラゴン狛犬みたいでかわいい。

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クレッセン役の俳優さんが、夜中に撮影してあやうく自分も燃えるとこだったと言ってた。

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左:ダヴォス・シーワース
右:メイスター・クレッセン
クレッセンはドラゴンストーン付きのメイスター。もとはストームズエンドのメイスターでしたが、スタニスがドラゴンストーンの領主として赴任したときに同行しました。両親を早くに亡くしたスタニスにとっては育ての親。
という事情はドラマからはまったくうかがい知れないと思いますが。

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手前のしかめ面の男性がスタニス・バラシオン。
左の小柄な女性は妻のセリース?

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クレッセンはメリサンドルの支配を警戒しています。七神焼却を阻止したいが何もできない。

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スタニスには光の戦士の証、燃える剣ライトブリンガーが与えられる。燃える剣はアッシャイの名物、熱くないらしい。

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For the night is dark and full of terrors.というのが信仰告白なんですけど、なぜかスタニスだけterrorと単数形にしてるんですよね。意味あるんでしょうか。発音もグロッタルストップ激しくて「フロッテラッ」って感じ。

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儀式が終わるとさっさと帰ろうとするスタニスですが、奥さん同伴だったことを思い出してちょっと戻ってセリースに手を差し出す。けっきょく手はつながないんだけど彼なりに紳士的なスタニス。
なお、原作ではセリースの肘をつかんでエスコートして帰ったと書いてありました。乱暴そう・・・


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可愛いダヴォスちゃん。
I don't serve the others. I serve Stannis.

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Stannis is our king. We follow where he leads, even if we don't like the path.

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スタニスはライトブリンガーを置いて行ってしまった。回収するダヴォス。

スタニスは馬鹿と狂信者に取り巻かれてるというのは原作ではスタニス本人のセリフでした。
As do I, but loyal service means telling hard truths. He's surrounded by fools and fanatics, but he trusts you, Davos.

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≪原作では・・・≫

シーズン2はA Clash of Kingsを原作として制作されています。
膨大な人数を制限時間内に詰め込むために各チームとも人材削減が行われていますが、チーム・ドラゴンストーンのリストラぶりは他の比ではない。たぶんドラマ制作者はバラシオン家が嫌いなのでしょう。


<これまでのお話>

ドラマのチーム・ドラゴンストーンは何の説明もなく浜辺の儀式から始まっていますが、原作小説はプロローグでメイスター・クレッセンMaester Cressenがこれまでのあらすじを教えてくれます。これがなかったらぜんぜん背景が分からない・・・

チーム・ドラゴンストーンは基本的にダヴォスが視点者。スタニスの行動はすべてダヴォスの視点で語られるのですが、導入部だけクレッセンの視点になっています。

クレッセンはスタニスが少年のころからバラシオン家に仕えていて、先代のステフォン・バラシオンが事故死したあとは父親代わりとしてバラシオン三兄弟を育ててきました。
ストームズエンドに残らずにスタニスについてきた理由は、スタニスが誰にも愛されない子で不憫だったからかと。

ドラマには登場しませんが、ドラゴンストーン城にはパイロスPylosという若いメイスターがいます。
クレッセンは高齢なので楽隠居をさせてやろうとスタニスが若い後継者を雇ったのですが、クレッセンはまだまだ引退するつもりはない。

原作ではここでシリーンShireenが道化のパッチフェイスPatchfaceを連れて顔をだしてます。
パッチフェイスはステフォン・バラシオンがエッソスにレイガー王子の花嫁を探しに行ったときに見つけた賢い少年。しかしステフォン夫妻が死んだ海難事故に巻き込まれ、気が狂ってしまった。本来ならストームズエンドを継いだレンリーか長男のロバートが面倒を見る義務があると思うのですが、どういう事情かスタニスが引き取って養育しています。狂った道化と顔に傷跡のある少女の組み合わせが悲しい。

スタニスは弱いもの、傷ついたものの擁護者。スタニスファンはスタニスのそういうところが好きなのです。


クレッセンはパイロスからダヴォスSer Davos Seaworthが戻ってきて王に報告していると知らされる。

“Davos … last night, you say? Where is he?”
“With the king. They have been together most of the night.

”A Clash of Kings George R. R Martin

クレッセンはストーン・ドラムStone Drumにある彩色テーブルの間the Chamberof the Painted Tableにいるスタニスに会いに行き、階段を下りてくるダヴォスに出くわす。
ダヴォスはレンリーを捨ててスタニスにつくようストームランズの諸侯のもとへ遊説に行ってたのですが、相手にされずに戻ってきました。

“They will not rise, maester. Not for him. They do not love him.”

スタニスは故ロバート王の次弟なので、法的にはストームランズの領主たちはスタニスを王として仕えるべきですが、レンリーが魅力的すぎるので誰もスタニスの家臣になってくれない。
ダヴォスはブリエンの実家タースやドンダリオンも訪ねたようです。べリックは失踪中だとここで明らかに。

クレッセンがダヴォスが騎士になったときのことを思い出したり、ストームランズの諸侯の説明があって、プロローグの情報量すごく多い。


The one-time smuggler was fond of saying that Lord Stannis had done him a boon, by giving him four less fingernails to clean and trim.

ダヴォスは無学でlessとfewerを間違えて使っています。
ドラマでは後にスタニスに何度も訂正されるルーチンギャグに出世しました。


<七神キャンプファイヤー>

プロローグ長すぎて全然七神を焼く場面にたどりつかない・・・と思ったのですが、考えてみたら原作ではファイアーの場面ってクレッセンが死んだあとにあるんですよ。
ドラマは順番を入れ替えてインパクトを強くしてるんでしょうね。

原作ではダヴォスは七神が焼かれるのを見て、クレッセンが生きていたら止めただろうにと感慨にふけったりする。

ドラマではダヴォスの息子はマッソスひとりだけですが、原作では息子が七人いて(七神と対応してるのか?)、上の息子たち五人はスタニスに仕えている。
デイルDaleとアラードAllardは軍艦のキャプテン、マリックMaricはスタニスの御座船the Furyのオール・マスター、マッソスMatthosはダヴォスの船Black Bethaに乗り、デヴァンDevanはスタニスの従者として仕えている。

ドラマのマッソスはデヴァンとパイロスを足したような役ですね。
息子たちがまだまだスタニスの扱いに慣れていないのでダヴォスはちょっと不安。
Everything I am, I owe to him. Stannis had raised him to knighthood. He had given him a place of honor at his table, a war galley to sail in place of a smuggler’s skiff.


原作では七神を焼くシーンには当然ドラゴンストーンの領主たちもいて、ダヴォスの一家が貴族たちに見下されていると書かれています。狭い海の諸侯たちはターガリエンの旧臣。数百年続く名家ばかりで、名前をみるだけでうっとり。ドラマには誰一人登場させてもらえませんでした。

またスタニスの部下たちが王の家臣と女王(セリース&メリサンドル)の家臣の二派に別れていて、女王派はル・ロールへの信仰を武器に成り上がろうとしていることも分かります。スタニス軍は五王の中でいちばん弱小なのに、内部分裂していてスタニスが信頼できるのはダヴォスだけ。


というお家事情はドラマでは無視されています。バラシオン家哀れ。


続きます。

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2017年 03月 27日 |


(ネタばれしています&うろ覚えで書いてるので間違ってたらすいません、でも大勢に影響ないしね)

この記事書くためにまたシーズン1を最初から見ています。アホですね。
マジスター・イリリオ役がロジャー・アラムと最近気づいてびっくりです。こんなチョイ役に・・・もったいない・・・


ドラマであまりに悲惨な目にあっているスタニス・バラシオン陛下に代わって弁明する企画です。自分だけのために書いてますのでお気遣いなく。

前回記事


<ドラマのスタニス>

ドラマのシーズン1にはスタニスは登場しません。
ロバートがキングズランディングへの道中でネッドに
「実の兄弟よりお前のほうが兄弟だ」
という場面があったような?でも名前出てこなかったかと?

エピソード5 The Wolf and The Lion
レンリーが無駄毛の処理をしながら「ロバートとスタニスにいつも弱っちいと言われてきた」とか言ってます。ここが初めてスタニスの名前が出る場面か?こんなところで・・・気の毒なスタニス陛下・・・

ロラス・タイレルに君がロバートの跡継ぎだとそそのかされたレンリーが「スタニスがいるだろ」と答え、ロラスが「Stannis has the personality of a lobster.」と言ってました。ロブスターはアメリカ英語の俗語で間抜けとか頑固って意味らしいです。

エピソード7 You Win Or You Die
レンリーはネッドに自分を王にするようそそのかす。
スタニスが君の兄だと断るネッド。
「Stannis is a commander. He's led men into war twice.He destroyed the Greyjoy fleet.」
スタニスは二回戦争で指揮したというのはドラゴンストーン襲撃とグレイジョイの反乱を指しているのでしょうか。突然すぎて分からない。

スタニスに手紙を書いて家臣に託すネッド。
リトルフィンガーに(よりによってリトルフィンガーに!)スタニスを擁してラニスターに対抗しようと相談するネッド。こんな素直な人に内閣総理大臣は無理だ。


エピソード9 Baelor
投獄されたネッドにヴァリースが「サーセイを不眠にしているのは前王の弟です。スタニスには継承権があるし、軍の指揮官として実績もある。そして無慈悲だ」。
ネッドは「スタニス・バラシオンがロバートの真の世継ぎで、玉座は彼の生得の権利だ」と答える。

しかしこんな唐突に名前だけ出てきても視聴者の耳はまったく素通りでしょうな。私は素通りだった。



<原作のスタニス>

原作も第一部 A Game of Thrones (七王国の玉座)にはスタニス本人は出てきません。ドラマよりは詳しく説明されているが。

ネッドが首都についた時、スモールカウンシルで「スタニスはロバートが北へ発つとドラゴンストーンに帰ってしまった」と聞かされる。
このころはみんな「スタニスはジョン・アリンの後釜で王の手になる気まんまんだったのにロバートがネッドを迎えに行ったので、怒って地元へ帰っちゃった」と思ってたんですね。

ここでレンリーが「スタニスが売春宿を違法にすべきだと提案したことを覚えてる?」とかいう場面があります。
ダボスが第二巻で言ってたと思うけど、スタニスは自分の領地では売買春を違法にしてるんですよ。ロバートへのあてつけと思うが、スタニスは女嫌いのわりに女性の権利は尊重してる。

ネッドはジョン・アリンがロバートの私生児について調べていたことをつきとめる。原作ではジョン・アリンにスタニスが同行していたと書かれています。ジョン・アリンとスタニスって仲良しだったんですね・・・
しかも二人で娼館を訪問したと聞かされて驚くネッド。スタニスが娼館へ行くなんてありえない。そうか、さっきの売春禁止法案の話はこの伏線か。うまいな・・・

ジョン・アリンはお供を連れていたがスタニスは一人だったという証言あり。ダヴォスはドラゴンストーンでお留守番か?(それともお付きではなく野次馬の庶民と思われたとか)

ネッドはスタニスが殺人犯なのか?それとも何かを怖がって逃げたのか?と推理する。スタニスを怖がらせるものなどあるのだろうか?ストームズ・エンドの包囲に一年も耐え、ネズミとブーツの革で飢えをしのいだあの男が・・・

スタニスはbootを食って生き延びたのか・・・ドラマではrootって言ってたように思うが。聞き間違いか。




原作でもネッドがピーター・ベイリシュを信頼して陥穽に落ちる展開。
ネッドのスタニスに対する評価は高いようです。この二人ってどっちも次男だし、遵法精神とか似てるところもあるので、本来なら良い友達になれたんじゃないかなあ。


ドラマでは言及されなかったと思うが、カトリンがフレイに「ジョン・アリンが息子のロバートをドラゴンストーンのスタニスの養子に出そうとして妻ライサを怒らせた」と聞かされるエピソードが原作には出てくる。スイート・ロビンはタイウィン・ラニスターの養子になると思っていたカトリンは驚く。
これがジョン・アリンの死の真相を示唆しているのですが、みんな読み飛ばしてるよね・・・

あとどうでもいいですが、スタニスが自分の婚礼でダンスした話もこの巻だった。ダンスできるスタニス陛下。

・・・長かった・・・続くかも知れません。


シリーズ 「違うスタニス」
■ スタニス 原作とドラマのちがい
■ スタニス ドラマと原作のちがい シーズン1 (この記事)
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2016年 11月 04日 |
(ネタばれしています&すべてがうろ覚えです)


ゲーム・オブ・スローンズ シーズン6の衝撃から一夜あけても立ち直れないまま苦しんでいます。

辛抱しきれず「スタニス」でキーワード検索してみたら悪評ばかりで(あのドラマでは当然だが)、陛下が視聴者に誤解されているのに何もできず塗炭の苦しみをなめるばかり。こういうときこそ玉葱騎士に慰めてもらいたいのに、オニオンは陛下のご恩をすっかり忘れて若い狼と熊幼女にすりよっていて苦しい胸のうちをどうすればいいのか分かりません。


もしかして他にもスタニスを好きになったらシーズン5から6で悲惨なことになってしまい、同じ苦痛をわかちあいたいと思っている同志がいるのかも、たまにスタニスの検索用語で訪問者いるし、と思い立って今日の記事を書いています。前置き長すぎですね。

えーさて、スタニス・バラシオン陛下ですが、ドラマ、原作ともに共通しているのは


バラシオン王朝初代の王ロバートの弟。
レンリー・バラシオンの兄。
ドラゴンストーンの領主。
マスター・オブ・シップ(日本語では「海軍大臣」の訳語があてられていると思いますが、大臣制度をとっているのかよくわからない)の役職についており、王室艦隊を掌握している。
性格は厳格で義務と正義を重んじる。ユーモアを解さず、人の気持ちが分からない。女遊びも飲酒もしない。

妻はフロレント家のセリース。光の王と呼ばれるエッソスの火の神を信心し、祭司メリサンドルをそばに置いている。
一人娘はシリーン。幼いころグレイスケール(灰鱗病)にかかり、顔に痕が残っている。
腹心の家臣は密輸屋あがりのサー・ダヴォス別名玉葱騎士。

スタニスは兄王ロバートの死後、自分こそが正当な後継者であると名乗りをあげ、同じく王位を狙う弟レンリーを始末したあと首都に攻め込むが、ブラックウォーターの戦いでラニスターに敗れ撤退。

雪辱の機会をうかがっていたところへ「壁」から危急の知らせを受け取って北上。「壁」を救ったあとはボルトン家から北部を解放するためウィンターフェルへ兵を進める。

というところまではだいたい同じですね。






年齢は原作では初登場時に34歳くらいだったかと。ドラマは各キャラクター原作プラス2歳と聞いたことがあるので、40前の設定かと思いますが、老けて見えるのは苦労なさったのでしょう。

容貌は原作ドラマともに薄毛であるものの、原作ではどうやらザビエル禿らしく、耳のあたりに残った髪は漆黒。ドラマでは・・・かなりグレイがかっていてもとの色がよく分かりませんね。
目の色は原作では暗い青。ドラマは・・・どうかな?演じているスティーブン・ディレインの瞳は光の具合で青っぽく見えることもあるのですが、茶色に見えることもある。ネットの情報ではグレイ。

原作のスタニスは背が高く肩幅が広い。バラシオンは大男の家系。ドラマのスタニスは細身。肩幅が狭いし、なで肩だから華奢な感じがする。ドラマを見たあと原作を読むとイメージがあまりに違うのでびっくりする。スティーブン・ディレインをキャスティングした人はどういうつもりだったのか、ありがとう。

長いですね。とりあえず今日はここまで。


毎度画像勝手にごめん。






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