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2016年 09月 19日 |
亞馬遜で放映している「ナイトマネージャー」を見ました。
10話くらいあるのかと思ったら6話しかなくて、あまりに面白いので一日で見終わってしまった。

ちなみに中文タイトルは「夜班經理」で分かりやすい。

トム・ヒドルストンの非の打ちどころのない完璧な容姿にひたすら口をぽかんと開けてみていました。
ヒュー・ローリーの演技もすばらしいですが、イートン校からケンブリッジに進んでこどもの名付け親がスティーブン・フライってどんなエリートなの。イギリスの演芸会ってどないなっているのか。

トムヒが出てくるすべての美女と肉体関係をもつのが007みたいで安易すぎないか・・・と思ってたのですが、最後でちゃんと意味があると分かって安心しました。

ひとりだけトムヒと男女の仲にならない女性がいて、彼女が英国の良心を代表する勇気ある人物、真の英雄です。
しかし寝る対象=セクシーな飾り物、寝ない女=バディという構図がやや気になりました。
とはいえル・カレ原作でちゃんと自分自身が主人公の女性が登場するだけでもイギリスのドラマは素晴らしい。
演じているのはAngela Burr。フィルモグラフィーをチェックしても「ホット・ファズ」くらいしか見ていない。
ドクター・フーの"The Eleventh Hour"に出てるようです。
もっとほかの作品も見てみたい俳優さんでした。

いちばん楽しく鑑賞したのはヒュー・ローリーの右腕を演じるトム・ホランダーです。
「ケンブリッジ・スパイズ」Cambridge Spiesでガイ・バージェスを演じてたのが好きだったが今回のトム・ヒドルストンに陥れられるちょっと間抜けで憎めない悪役も良かった。


そして出てるのをぜんぜん知らなかったので大喜びしたこのお方。





トバイアスさ~ん

外務省の役人です。黙って微笑みながら座ってるだけで醸し出される悪役感。

MI5では内務大臣、ドクター・フーではソ連軍人、アウトランダーのイングランド大尉と公務員役が多いですね。






今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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2016年 09月 17日 |
スタニス陛下に落ちてしまったときに、たぶんないだろうなと何も期待せずに葫蘆でスティーヴン・ディレインを検索してみたら「THE TUNNEL/トンネル 国境に落ちた血」がヒットしてびっくり。

まさか彼の主演ドラマが配信されてるとは夢にも思っていませんでした。
大喜びで視聴してみたところ大変面白く、しかし葫蘆はあまり宣伝に力を入れてる感じでもなかったので、たぶんシリーズ2は配信されないだろうなと諦めていたところ、さきほど


hulu_japan
人気犯罪ミステリー「THE TUNNEL -サボタージュ」配信開始!
「トンネル ~国境に落ちた血」の続編。英仏刑事が再び国境で発生した不可解な事件に挑む。※毎週土曜追加 #海外ドラマ
http://bit.ly/2cdBzcs

というツイートが回ってきました。


なんと!嬉しい!DVD買っちゃったけど(まだ見てない)、日本語字幕で見れるのは本当に嬉しい。
なによりスティーヴン・ディレインが日本で意外に評価されていると分かって嬉しい(←すごい失礼・・・)


楽しみだなー(DVDも見なくちゃいけないけど)。



メイキングで笑ってるスティーヴン・ディレインがすっごく可愛い。






今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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2016年 09月 16日 |
(盛大にネタバレしています&画像勝手に 怒られませんように)


リーアム・カニンガム主演。DVDを衝動的にジャケ買い。


海外の映画評を見ると「ゲーム・オブ・スローンズでダヴォスを演じたリーアム・カニンガムが悪魔に」というのが売りだったようです。

私が買ったDVDのデザインはこのバージョン。




今年日本でも公開されていたのですがまったく気づきませんでした。
タイトルは「デス・ノート」。ポスターはこんなのだったそうです。




これは・・・まったく私のアンテナに引っかかってこなかったよ・・・

私の考えるこの映画のセールスポイントは

・ゲーム・オブ・スローンズの大天使ダヴォスがアイルランド労働者風悪魔に変身!
・イギリス、アイルランド合作作品
・舞台がスコットランドの場末の警察署


なおこの作品はなぜかVLCメディアプレイヤーでは再生できず、MPC HCというソフトで見ました。
字幕なし。音声レベルがとても小さくてセリフがほとんど聞こえなかった(悲

冒頭カラスの群れとともに岸辺に降り立つ黒い翼の姿。
黒き翼は黒き知らせ・・・
ドラゴンストーンのような岩場です。
翼は消えて人間の男の姿に。




スコットランドの田舎の警察署勤務のPC Rachel Heggieがヒロインのようです。
ある夜若者が車で男をはねるのを目撃したレイチェルは若者Caesarを逮捕して署へ連れ帰る。しかしなぜか轢かれたはずの男は消えている。

他の警官がくだんの男を保護して戻ってくるが、男は自分が何者か語らない。
ここの警察署長(?)(右側)がちょっとスタニスに似てるんですよねー。




男は留置所の6号室へ入れられて「六」と呼ばれることになる。
ここの留置所にはさっきのひきにげ若者の他にDV教師とかも入っています。





「六」に見つめられると、過去の悪行やトラウマがよみがえるらしい。
夜がふけていくにつれ、だんだんおかしくなっていく警官たち&拘留されている男たち。





ダンジョンが似合う男リーアムさん。
しかしたまにぼそっと何か(・・・だって聞こえないから・・・)旧約聖書に関する警句を吐く以外はほとんど牢屋でじっとしている役なのでつまんなかったんじゃないかしら・・・

他の人たちは過激にスプラッタに派手に血しぶきあげていたのですが。
ホラーだと思うんですけど、怖いというより「激しいな・・・」と思わせられる映画でした。

悪魔ダヴォスちゃんは指紋を取られるのですが、ぜんぶ揃ってて、「指はえてきたのねダヴォスちゃん!」と感動しました。
左手もゲーム・オブ・スローンズのときより指が長いような気がする。すごくきれい。

警察は悪魔ダヴォスちゃんが持っていた手帳を調べて、そこに載っている名前がすべて犯罪者でかつ死亡していることを確認。
日本タイトルの「デス・ノート」はここから思いついたのでしょうか。要するに悪魔ダヴォスちゃんの備忘録だったんですけど、悪魔なのにメモが必要というおとぼけぶりが可愛い。ダヴォス字が書けるのね!と感動していた私です。

さて、ヒロインのレイチェルは少女時代に虐待を受けていたのですが、かつて犯人から逃げるときに「六」が助けてくれたことを思い出します。あなたはあの時の・・・!これは・・・恋の予感・・・?


署長(?)のMacready(スコットランドが舞台なのでスコットランドらしい名前)がフラッシュバックでおかしくなってランボーみたいな半裸で頭にネクタイ巻いた姿で大暴れしたためポリスステーションが火事になりました。
こんな話じゃなかったかもしれませんがとても面白かった。

ヒロインレイチェルはなんとか脱出。そこへ落ち着き払って警察署から出てくる悪魔ダヴォスちゃん。
取り戻した手帳で煙草に火をつける悪魔ダヴォスちゃん。




もし映画館で見ていたら呼吸困難におちいって座席から転がり落ちていたかも知れません。公開時に見た方々はご無事だったのでしょうか。

手帳には今夜かかわったすべての人々(ヒロイン以外)の名前が書かれていたことを明かし、ひとつづつ鉛筆で消していく「六」。




悪魔ダヴォスちゃんはレイチェルに「きみに恋してしまった」と告白(ええええええええ!?)
一緒に行こうと誘います。




レイチェルはキスで答える








ホラー映画かと思ったら恋愛映画だったのです。


いやーしかし、いままでダヴォスの現代ファンフィクションを読んでこんなキスシーンかなあと想像していた通りのキスだったことがいちばんの驚きです。

日本の配給元はこの場面をポスターにして背景ピンクにして「悪魔とキスした2日間」とかいうタイトルで女性向けに宣伝を打つべきだった。





はああロマンチックだったわあ。リーアムさんのロングコートとお髭が素敵。
そしてホラーに出演してもダヴォスちゃんは悪魔ではなく大天使だとよく分かりました。



この映画ってホラー映画スペシャル週間みたいな枠で上映だったんですよね。
やってたのは知ってたが自分には関係ないと思ってた。
「アイルランド恋愛映画」枠だったらたぶん見てた。
宣伝って難しいね・・・





私の勝手な想像では、これは現代社会に転生した玉葱騎士の物語で、彼はなぜか全員スコットランドに転生したラニスター家とボルトン家のやからに罪を悔い改めさせるために遣わされた。
しかし何度生まれ変わっても獅子も皮剥ぎも反省のかけらもなく、古き神々と新しき神々の双方がダヴォスに悪人を罰させたもうのです。For the night is dark, and full of terrors...
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2016年 09月 11日 |
やっと本題です。
いまのウェスタロスは統一王国なので七王国よりも「九つの構成地方」という呼び方がふさわしいようです。

だいたい北から南に向かっての並びで。ドラマ開始ころが基準。

■The North

ザ・北部。北のほう全部なので分かりやすい。イギリスでいえばスコットランドの位置かな。
領主はスターク家(House Stark)。
居城はウィンターフェル(Winterfell)。fellは動詞でCut down、名詞でAn amount of timber cutと辞書にある。冬落ち?冬薪?よくわからないが冬っぽい館です。theがつかないのは固有名詞だから?

ここの領主はLord Paramount of the North、北部総督(Warden of the North)という名称も持っています。
ロード・パラマントって何だろう・・・

アンダル人の時代には北の王国(Kingdom of the North)があって、王様はスターク家でした。ここは変化のとぼしい地区なので覚えやすい。


■The Iron Islands

ザ・鉄の島々(複数形)。北のほうにあるのかと思いきやわりと南にあります。西の海にうかんでる。イギリスだとマン島とかアイルランドのあたりか?
領主はグレイジョイ家(House Greyjoy)。居城はパイク(Pyke)。パイクって島の名前かと思ってた・・・。城にはなんとかキャッスルって名前をつけてもらえんものか。
ここの領主はLord of the Iron Islandsと呼ばれています。

旧時代にはリヴァーランズも領有してたようなのですが、歴史が難しすぎて覚えられません。なぜかハレンホールの名前がでてきてそのたびに眠気をさそわれる。


■The Riverlands

ザ・リヴァーランズ(複数形)。だいぶ南です。もうこのあたりからごちゃごちゃに。バーミンガムあたりか?
領主はタリー家(House Tully)。居城はザ・双子たち(The Twins)もしくはリヴァーラン(Riverrun)。どっちかがフレイ家の城。なんで城にtheがついたりつかなかったりするかは永遠の謎。

ここの領主はLord Paramount of the Riverlandsとも呼ばれている。
旧時代は島々と川々の王国(Kingdom of the Isles and the Rivers)で、王様はハレンホルのハレン・ホア(Harren Hoare of Harrenhal)(って読み方かどうか分からない。マージェリーは「ハーレンホル」って発音してるがシオンはハレンホールと言ってるし)でした。この人がなにかやらかしたせいで領土がザ・島々(アイアンアイランズ)とザ・川々(リヴァーランズ)に分かれてしまったようです。


■The Vale
ザ・谷。
vale/veɪl/ というのは古語で谷のこと。急に古英語がまざって苦しめられる外国人読者。場所的にはリーズ?

領主はアリン家(House Arryn)。
居城はザ・アイリ(The Eyrie)。eyrieはA large nest of an eagle or other bird of prey, built high in a tree or on a cliff.とあるので高巣城という日本語訳はぴったりですね。
ちなみに発音はイギリスでは/ˈɪəri/(イエリ)と/ˈʌɪri/(アイリ)と/ˈɛːri/ (エーリ)の三種類があるようです。

ここの領主はLord Paramount of the Vale、東部総督(Warden of the East)の名称を持っています。
こんな谷間に隠れ住んでて東部の統治なんかできるのだろうか?
アンダル人はここからウェスタロス侵略を開始したようなのですが、天下に打ってでるには不向きそうな地形・・・
でもロバートとエダードはここで成長したので天下人を輩出するめでたい土地なのだろうか?

旧時代にはザ・山とザ・谷の王国(Kingdom of the Mountain and the Vale)と呼ばれていました。


■The Westerlands
ザ・ウェスタランズ(複数形)。いま気づいたけどウェスタンwesternじゃないのですね。西のことをスコットランド方言でwesterと呼ぶようです。その名の通り西にあります。けっこう狭い。ブリストルあたり。

領主はラニスター家(House Lannister)。領主が派手なわりに小さい所領だな・・・金鉱があるから狭くても豊かなのかな。
別名はLord Paramount of the Westerlands、西部総督(Warden of the West)。そろそろ「パラマウント卿」の説明してほしい・・・

居城はカースタリ・岩(Casterly Rock)。caster /ˈkɑːstə/は金属を鋳造する人のことだそうです。鋳造岩?
日本人や中国人ならたぶん「金山城」と名づけると思うのですが、アメリカ人の感性ははかりがたい。

旧王国はザ・岩の王国(Kingdom of the Rock)でした。岩は複数にならないのか・・・


■The Reach
ザ・リーチ。reach/riːtʃ/ は continuous extent of water, especially a stretch of river between two bends, or the part of a canal between locksとあるので川と川のあいだの平野ですかね。なぜ単数形なのかは不明。平野がひとつしかないの?
場所的にはイギリスのオックスフォードのあたりか。

領主はティレル家(House Tyrell)。居城はハイガーデン(Highgarden)。
別名はLord Paramount of the Reach、南部総督(Warden of the South)。でもさらに南にドーンがあるのですが。

旧時代はザ・リーチの王国(Kingdom of the Reach)がありました。
アンダル時代はガーデナー家(House Gardener)が国王でしたが、ターガリエンが攻めてきたときに執政のティレル家がどさくさまぎれにお家を乗っ取った。ティレルは成り上がりで、フロレント家(スタニスの奥方の実家)のほうが格式は上のようです。
スタニスはフロレント、レンリーはティレルから妻を迎えたので、ザ・リーチはバラシオン家にとってどうしても味方にする必要があるのでしょう。ウェスタロスの穀物倉。


■Dorne

ドーン。
theがつかない、ということは英語ではないのか。ロイン語?

領主はマーテル家(House Martell)。居城はサンスピア(Sunspear)。
かつてはドーンの公国(Principality of Dorne)と呼ばれていた。
principality /ˌprɪnsɪˈpalɪti/ はA state ruled by a prince。


・・・最後まで終わらなかった・・・


(続きます)

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2016年 09月 10日 |
(お願い)
自分の頭の整理のためにだらだらと書いています。
小説とドラマがごっちゃになっているうえにネットの不確実情報も入っています。
カタカナ表記や訳語は適当です。
くれぐれも鵜呑みにされぬようお願いいたす。
(お願い終わり)

最初のころはウェスタロスの地理がまったく分からず困りました。
地名と城名と家名の区別がつかなかったころがいちばん苦労したなー。

それに七王国といいながら、七以上の地域があるような・・・?
という疑問は誰もが持つらしく日本語でも英語でも「七王国なのに実際は9あるのはなぜ」という質問がネットにごろごろしています。

七王国というのはいま(ドラマや小説の開始時期)はもう存在してないんですよね。それも最近なくなったわけじゃなく、300年も前になくなっているのですが、いまだに慣習的に七王国の名を使っているのでややこしい。
いまのウェスタロスはバラシオン王家が治めていますが、この王朝は十数年の歴史しかない。その前は300年にわたってターガリエン王朝が支配していました。ターガリエン家はエッソスのヴァリリアという国からやってきて、彼らの母語は古代ヴァリリア語です。

しかし、ここが混乱させられるところですが、ウェスタロスの地名は基本的に英語なのです。
ターガリエン王家はウェスタロスを征服したものの、地名は数千年前からアンダル人が使っていた名前をそのまま使用しているようです。ってことはアンダル人は英語が母語なのか?それともアンダル人もその前の最初の人々の使ってた地名を利用してるとか最初の人々は森の子どもたちの・・・

と考え始めるときりがないのですが、ともあれウェスタロスの地名はかんたんな英単語の組み合わせでできていることが多い。(もちろんアンダル語や最初の人々の言語を作者が英語に「翻訳」したという解釈もありえる)

長々と何を言ってるかというと、あれですよ、あれ


地名にTHEがついてたりついてなかったりする問題


にぶつかってしまうのです。
この疑問には「ホビット」でさんざん悩まされたがいまだに理解できていません。
トールキンの場合はtheがつくのは英語の一般名詞、つかないのはエルフ語(たとえばザ・ロンリー・マウンテンvsエレボール)というルールのようでしたが、GRRMも同じ規則なのでしょうか?

前置きが長すぎて書ききれなくなったので続きは明日。

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2016年 09月 09日 |
(お願い)
自分の頭の整理のためにだらだらと書いています。
小説とドラマがごっちゃになっているうえにネットの不確実情報も入っています。
カタカナ表記や訳語は適当です。
くれぐれも鵜呑みにされぬようお願いいたす。
(お願い終わり)


(承前)

■ターガリエン家(House Targaryen) (ヴァリリア人)

ウェスタロスに向けて次々に征服者を送り込んできたエッソスですが、栄華を誇っていた帝国ヴァリリアでthe Doomとよばれる大悲劇が起こり、壊滅状態になったらしいです。the Doomがなんなのかはっきり説明されていませんが、火山の大噴火レベルの災厄だった模様。
しかしヴァリリアにも先見の明のある人はいたらしく、ターガリエン家は早めにエッソスを去ってウェスタロスに拠点を築いていました。彼らはドラゴンストーン(Dragonstone)と呼ばれる島を足がかりにウェスタロス征服を開始しました。
ドラゴンストーンはスタニスの居城なんですけど、ご本人は「ターガリエンがどうしてドラゴンストーンを拠点にしようなどと考えたのか誰にも分らない」と吐き捨てるように言ってたくらい何もない岩島です。こんなとこでドラゴン飼ってたのか・・・何食べさせてたんだろう。※※

それはともかく、300年前にターガリエン家のエイゴン征服王がドラゴンを駆使してウェスタロスを攻略。
数千年続いた七王国の戦いに終止符をうって統一王朝を開始しました。秦の始皇帝みたいですね。

ただし領土の人口のほとんどを占めるのはアンダル人。ターガリエン家だけで全土をくまなく支配するのは不可能なので、旧七王国をそのまま地方行政単位として土地の名家を領主に任じて統治させています。
ターガリエン家はエッソスでは多神教を信仰してたようですが、王位についたあとはアンダル人の七神信仰を採用。けっこううまいこと融合してるように見受けられます。
イギリスにおけるノルマン征服ですかね。


■バラシオン家(House Baratheon) (ヴァリリア人+アンダル人)

300年わりと平和に(王家内部ではもめてたが国土は平穏だった様子)統治してきたターガリエン家ですが、狂王エイリスというマッドなキングが登場して末期症状を呈するようになります。
エイリスが臣下を虐待したり太子レイガーが家臣の恋人を奪ったりして領主たちの不満が募り、ついにロバート・バラシオンが反乱を起こします。
ドラゴンはだいぶ前に死に絶えてしまったのでターガリエン家には往年の勢いはなく、バラシオン家が王座につきました。しかしロバートの反乱にはいろいろ疑義も多く、王国は波乱がおさまりません。
というところからやっとドラマの第一話「冬がやってくる"Winter Is Coming"」が始まるわけですね。長かった!


これが「バラシオン家のスタニス一世、アンダル人、ロイン人および最初の人々の王、七王国の君主、領土の守護者(Stannis of House Baratheon, First of His Name, King of the Andals, the Rhoynar and the First Men, Lord of the Seven Kingdoms, Protector of the Realm)」という呼称の由来です。最後に「ヴァリリア人の王」とつけないのは遠慮か。


■結婚と遺伝

バラシオン家って王家なのにドラマも小説でもとても影がうすくてあまり説明もされないのですが、けっこう面白い来歴なんですよ。
始祖はエイゴン征服王の異母兄弟オリス・バラシオン(Orys Baratheon)。

ターガリエン家は単独でエッソスから渡来したわけではなく、家来や妻の一族やらも引き連れてきたんですね(当たり前か、でも他のヴァリリア人のことは説明ないから気づかなかった)

ターガリエン家は近親婚の習慣があるせいか、アンダル人との通婚政策はとらなかったようです。あまりお姫様や王子様の在庫がなかったのかもしれない。
しかしエイゴンの将軍としてストームランドを攻略したオリス・バラシオンはArgilac Durrandon王を倒した際に娘のArgalia姫と結婚して領主となっています。
ヴァリリア人が領主になったのはストームランドだけだと思う。オリス・バラシオンはさらにDurrandon家の黄色地に黒い牡鹿の紋章(Sigil)とモットー(Words)"Ours is the Fury"もそのまま居ぬきで使っています。
土地の豪族にとけこもうと思ったのか、それとも私生児で自分の紋章がなかったのでちょうどいいやと考えたものか。

あとターガリエン家は銀髪に紫の瞳とかいうアニメキャラみたいなカラーリングですが、バラシオン家は黒髪に青い瞳が特徴。オリス・バラシオンはあまりターガリエン家の色彩が出ない遺伝子タイプだったのでしょうか。お母さんのDNAが強かったのか?


このオリス・バラシオンがご先祖なので、バラシオン三兄弟(ロバート、スタニス、レンリー)にはターガリエンの血が混じっているのですね。
さらに三兄弟の父方の祖母はターガリエンの姫君なのです。
狂王エイリスの父エイゴン5世には姉妹が複数いたので、妹のひとりがバラシオン家に降嫁したのですね。昔のターガリエンの王は姉妹全員と結婚していたようですが、最近は近親婚のうえに重婚ってどうなの・・・という風潮だったのかもしれません(無根拠)。

バラシオン家に嫁いだ姫君が生んだステフォン(Steffon)が三兄弟の父です。
ステフォンと狂王エイリスは従兄弟なんですね。ステフォンは若いころ王城で小姓をつとめ、エイリスとタイウィン・ラニスターと親友になりました(一部にとって大変萌える設定)。
エイリスがタイウィンと仲たがいしたときにはステフォンが次期王の手候補と目されていたのです。しかしステフォンはエッソスからの帰路に難破して愛妻とともに海の底へ・・・。
両親が乗った船が沈むところを幼いロバートとスタニスが目撃するという悲劇のおまけつき。

そもそもステフォンがエッソスに行っていたのはエイリスの太子レーガーにヴァリリア人の生き残りの高貴な姫君を妻として迎えたいといういまさら無茶なクエストのためだったのです。300年もたって生き残ってる姫がいるわけないのですが。
ステフォンは私心なくエイリスに忠義をつくしていたのでしょう。

ロバートの反乱は単に臣下が王に反旗を翻しただけでなく、若い世代が本家の伯父を殺した事件だったわけです。
この反乱についてはみんなが違う証言をしてて、藪の中みたいになっています。
数百年ずっと助け合ってきた両家に何があったのか・・・真相が語られる日はくるのでしょうか(たぶんこないね)。



そして私以外にはどうでもいいことですが、ダヴォスには息子が7人もいるのですが、六男はスタニス、七男はステフォンって名づけてるんです。どこまでスタニス好きなのダヴォスちゃん・・・
さすがに息子をスタニスと呼ぶのははばかられるのか、原作では「スタニーとステフ」と呼んでましたが。


さらに重箱の隅をつつくような話ですが、スタニスのご先祖のオリス・バラシオンの息子にダヴォス・バラシオンという人物がいるそうなのです。(若死にしてこどもはいなかったのでスタニスの直接の先祖ではない)
この人のことは小説ではなくThe World of Ice and Fireという本で言及されていると聞いております。いつか読んでみたいな(夢。

スタニスは「ウェスタロスのすべての家の兵力を把握している」と言われるほど各家に詳しいので、当然自分の祖先の名前はそらんじてると思う。
はじめてダヴォスに出会ったときの衝撃はいかほどであったろうか・・・運命・・・という単語が心をよぎらなかっただろうか・・・



※※
ブルーレイDVDのおまけに「ウェスタロスの歴史と伝承」という映像がついているらしく、スタニスがドラゴンストーンについて説明する回があるのです。
すごいスタニスらしく文句ばっかりで笑ってしまうの。




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2016年 09月 08日 |
(お願い)
自分の頭の整理のためにだらだらと書いています。
小説とドラマがごっちゃになっているうえにネットの不確実情報も入っています。
カタカナ表記や訳語は適当です。
くれぐれも鵜呑みにされぬようお願いいたす。
(お願い終わり)


ドラマの「ゲーム・オブ・スローンズ」で楽しいのはダヴォスが登場するたびにスタニスを紹介するところです。(しかし毎回紹介するってそれだけ誰にも知られていないってことか)

紹介パターンはいくつかあるんですけど、いちばん正式なのは「バラシオン家のスタニス一世、アンダル人、ロイン人および最初の人々の王、七王国の君主、領土の守護者(Stannis of House Baratheon, First of His Name, King of the Andals, the Rhoynar and the First Men, Lord of the Seven Kingdoms, Protector of the Realm)」かな?※



最初は聞き流してたんですが、だんだん「アンダル人とロイン人と最初の人々」とかが気になってきて、ウェスタロスに住む人々について自分なりにまとめてみました。ウィキペヂアのほうが詳しくて正しいですのでそちらを読むことをお勧めします。


■森のこどもたち(Children of the Forest)

「ゲーム・オブ・スローンズ」の世界は二つの大きな大陸ウェスタロス(Westeros)とエッソス(Essos)から成り立っています。
主に舞台になるのはウェスタロス。歴史も地理もイギリスっぽいですが大陸なので面積はでっかいらしい。

ウェスタロスにはもともと人間とは違う先住民族が住んでいました。
森のこどもたち(Children of the Forest)と呼ばれる彼らは自然を信仰する種族でしたが実在は証明されていない。人間というより妖精?
イギリスで言えばなんだろう、ピクト人とか?(違う?)


■最初の人々(First Men)

ドラマの時代から一万二千年ほど前にエッソスから最初の人々(First Men)が渡来します。
彼らは先住民族森のこどもたちと戦ったり和解したりしながら次第にウェスタロスを支配。
その過程で森のこどもたちの樹木信仰を取り入れる。
のちにアンダル人がやってくると北のほうに追いやられて古い神々を守って生きるようになります。
スターク家はこの人たちの子孫。ラニスターも女系は最初の人々が入ってるらしい(要出典)。
イギリスにおきかえるとケルトかしら、と思います。

■アンダル人(Andals)

6000年ほど前にまたもエッソスから異民族が渡ってきました。アンダル人はペントスのあたりから来たみたい。
近代的な兵器で武装したアンダル人は最初の人々を北へ追い払ってウェスタロスを支配しました。
彼らが持ち込んだのが七神信仰。そして七つの王国に分かれて数千年間争いを続けました。七が好きなのでしょうか。のちにターガリエン家に統一されて七王国は消滅しますが、地名や家名はいまに引き継がれています。
イギリスでいえばアンダル人=サクソンかと。

■ロイン人(Rhoynar)

ウェスタロスの南端にドーン(Dorne)という国があります。
1000年ほど前にエッソスからヴァリリアの迫害を逃れてやって来たロイン人が建国。
ターガリエン家にも屈せず独立を保っています。
イギリスにおける・・・フン族?ウェールズ???

(続きます)

※シンプルなのは「ウェスタロスの唯一真実の王(the One True King of Westeros)」って短め。
ファンによる「文法ナチ」という愛称もある。

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2016年 09月 07日 |


ごぶさたしています。
このような極地のブログをまだ読んでくださっている方もいるので感謝にたえません。
本当にありがとうございます。

何からどう説明すればいいのか分かりませんが、「ゲーム・オブ・スローンズ」に泥沼のようにはまり込んでいます。

おま、このあいだまでホビットホビット言うてたやんけ(その前は水滸伝とか言ってた)くせに・・・と自分でもあきれているのですが、そういうわけでいまは頭の中は「ゲーム・オブ・スローンズ」が目のあたりまで水位が上がってもうあふれそうになってます。

原作は日本語訳が出始めた当時(ってもう20年前!?)に途中まで読んでめでたく挫折。
ドラマも二、三年前にシーズン2まで見た記憶が。
もう一度ちゃんと見たいなーと思っていたところ、葫蘆で配信がはじまったのでアウトランダーを待ちながら見てました。
そしたらアウトランダーのことがすっかり飛んで行ってしまうような状態になってしまったのですね。
まあ葫蘆でうっかりはまってしまった人はたくさんいると思うのでとりわけ奇異ってわけでもないですね。

ところでこのブログを前にも読んだことがある方は、なかなか本題に入らずにぐずぐずしているときは、ああそういうことなんだなと察してくださっていることと思います。
もうただの冷やかしのお客様はお帰りになったころかと思うので貴女の心に聞いてみたいのですが、「ゲーム・オブ・スローンズ」で好きなカップルは誰と誰ですか?


最初のころは何がなんだか分かりませんよね、なんとか家となんとか家のロバートやらメアリやら見分けのつかない名前の見分けのつかない人たちが大量に出てきて。
そのうちお気に入りのキャラクターがぼつぼつとできて、彼女もしくは彼と仲の良さそうな人物とくっつくのかしら、それともただのお友達?とドキドキするようになってきて。

最初にいいなあと思ったのはシェイ×ティリオンでした。
過去を抱えた大人の男女なのにときどきとってもナイーブで。ブロンを交えて旅籠で過去の恋を語り合う場面よかったわ。

その次に良さを感じたのはカリーシとジョラー・モーモント。
美しい女王に忠誠とひそかな恋情をささげる純情中年騎士。
半裸の若い兄ちゃん姉ちゃんがわさわさしてるエッソスでかたくなに長袖長ズボンを通して決して肌をみせないジョラーに中年の意地を見た。

初心者を脱するころにキュンとしたのはタースの乙女と王殺し。
ジェイミーって最初のほうの「俺ってイケメンだろ」といわんばかりのころは鼻について好きじゃなかったのですが、一敗地にまみれて泥まみれになってプライドも尊厳も失ってからの彼はかっこよかった。
ブリアナとのぎこちない恋にじれったい思いをした方も多いのでは。



とこのように多様なカップルの恋愛をとても楽しんでいたブログ主が最後にもう田植え時の水田のごとくはまりこんで身動きとれなくなっているのが

スタニス×ダヴォス

です。


(この項続く)










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2016年 08月 25日 |
ノートパソコンにDVDドライブがついてないので、イギリスドラマはDVD再生専用機を使って見ていました。
しかし、その再生専用機も歳月とともにだいぶくたびれてきました。
意を決して外付けDVDドライブを買って、今後はノートパソコンで鑑賞しようと。

外付けドライブって初めて買ったのですが、3000円しないのですね。意を決するほどではなかった。


と感嘆しながらつないでみましたところ、ドライブは認識するのですが、DVDを再生できない!
一瞬あせりましたが、いまどきのOSってDVD再生ソフトがついてないんですね。
時代に乗り遅れすぎてました。

みなさんどうしてるのかと検索してみたところ、フリーソフトを入れれば再生できるようです。
評判よさそうな
VLC Media Player
というソフトをさくっと入れてみたら、さくっとDVD再生できました。

字幕もちゃんと再生できてよかったよかった。


試しに再生してみた「北と南」

ベイツさーん



トーリンさーーん



そういえばどうしてイギリスのDVDは日本のパソコンで再生できるんだろう?
リージョンコードとかいうものがあったのでは?港台のDVD見るときは苦労した覚えがあるのだが・・・
と疑問に感じましたが、幸い日本とイギリスはリージョンコードが同じなのですね、なんという幸運!
いったいどういう基準で決めているのか?一衣帯水の香港や台湾は別地域に押し込まれているというのに。

といいつつもブルーレイでは日本とイギリスは泣き別れになったらしく、複雑な事情があるようです。
(そのかわり日本はアメリカとくっついたらしい。アメリカ製品なんかいらんのに(個人の意見です))

今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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2016年 07月 22日 |
Preacherというアメコミ原作らしいドラマにグレアム・マクタビッシュさんが出ているので見てみました。

恒例ネタバレ&画像勝手に



第2話 "See"

現代のアメリカで主役のプリーチャー(字幕では「牧師」)がいろんな超人と戦う話のようです。
(↑おそらく違いますので鵜呑みになさらぬよう)

グレアムさんが演じているのはThe Saint of Killersという役。
過去(19世紀)のパートのようです(まったく話が分かっていない)



The Saint of Killersには病気の娘がいて、薬を買いに町へ行きます。
馬で丸一日かかるほど遠いところにしか売ってないみたい。




クローゼットの武器を持っていこうかなと思ったがやっぱりやめた、って場面ではないかと




ここで初めて顔が画面にでました。
過去パートはセピアカラーでぼんやりした映像なので何がなんだか分かりません。



旅の大家族と出会ってご飯を食べさせてもらってまた別れる。
うざい感じの子デブがなにかとかまってもらいたがるのは伏線か?


第5話 "South Will Rise Again"


やっと薬屋に着きましたが、受け取れるのは明日の朝。
グレアムさんのしょっぱい顔ステキ。




まともな宿もなく、酒場兼娼館で一夜を過ごす。
牧師がエロ小話を語るような背徳的な宿。

ここで女性や子供が虐待されているのを目撃。伏線です。



薬を受け取って帰路につくが、途中で先日の家族連れが町へ向かうところにまた遭遇。




思い直して家族連れを救いに戻るが、ただの杞憂でしたとさ。
子デブ他はぴんぴんして無事でした。
しかしなぜかチンピラたちに殴られるグレアムさん。




気を取り直してふたたび馬上の人となったとたん、酒場にいたプリーチャーに正体を暴露される。
ゲティスバーグの戦い(って何か知らんけど)で、プリーチャーの味方を大量に殺したと糾弾され、馬を殺されてしまう。










馬がなくては家に帰れません。
やむなく徒歩で帰宅したときには妻と娘はとっくにあの世へ行っていた。
クローゼットから武器を出して出奔するグレアムさん。

おそらくこのあとプリーチャーと見れば復讐をしかけるガンマンになるのではないかと。


6話と7話には登場しなかったように思います。
気が向けば続きも見ます。




今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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