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2017年 05月 17日 |
なぜか「ブレンダン・コイル」の検索で来てくださるかたがいるので何かのお役に立つかと思い書いてみます。



Audibleアメリカでジョイスのダブリナーズをダウンロードして聞いています。

DublinersはAudibleだけでも数種類出てるのでどれにすればいいのか迷ったのですが、Harper Audio Editionにしました。
各短編をそれぞれ違う朗読者が読んでくれます。
アイルランド俳優もいますが、アメリカ人も読んでるようです。

このバージョンにした決め手はブレンダン・コイルの名前があったから。「小さな雲」を朗読しています。
けっこう声が若いです。ベイツさんとぜんぜん違うフレッシュな感じ。訛りもほとんど出してません。
まだ全編聞き終わってないのですが、淡々と読む人、芝居がかってる人、とくにアクセントに特徴のない人、すごいアイルランド訛り、といろいろな朗読が楽しめます。

いまのところ面白かったのはドナル・ドネリーの「下宿屋」。しゃがれ声の名調子でした。

そしてキーラン・ハインズの「痛ましい事故」はなにげなく聞いてて泣いてしまった・・・ジョイスで泣くって・・・恥ずかしいよ・・・
でも登場する中年女性の孤独がとても悲しくて、ジョイスって実は人の心のわかるひとだったんだなと何様な感想。
ってこの俳優さんマンス・レイダーの人か!!

まだ聞いてなくて楽しみにしてるのは最後のスティーヴン・レイの「死者たち」。


朗読は以下のラインナップみたいです。

The Sisters ' Frank McCourt
An Encounter ' Patrick McCabe
Araby ' Colm Meaney
Eveline ' Dearbhla Molloy
After the Race ' Dan O'Herlihy
Two Gallants ' Malachy McCourt
The Boarding House ' Donal Donnelly
A Little Cloud ' Brendan Coyle Counterparts ' Jim Norton
Clay ' Sorcha Cusack
A Painful Case ' Ciaran Hinds
Ivy Day in the Committee Room 'T.P. McKenna
A Mother ' Fionnula Flanagan
Grace ' Charles Keating
The Dead ' Stephen Rea



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2017年 05月 16日 |
Audibleアメリカにお試しで入っています。
そろそろお試し終了の30日になるので退会しようとすると、
「本当に退会するんですか?あと三か月7.49ドルで提供しますが続けてみませんか?」
と解約防止されてしまいました。

通常$14.95/月のところ三か月だけ$7.49/月・・・これはお得かも・・・

としばらく続けることにしました。


しかしそのまま継続してたら$14.95/月の契約になってしまうわけで、なにごともゴネ得なのだな・・・と思わされました。

あと三冊なにを聞こうかな。やはりスティーブン・フライのシャーロックホームズ72時間マラソンにすべきだろうか。

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2017年 05月 09日 |
(自分用メモなのでお構いなく)

スタニス・バラシオンの出番が少なくて悲しいと思ったが、スタニスはまだしも名前が三回くらい出てきたのに、レンリーは名前すら出してもらってないと思う。

スタニスが “I will not be a page in someone else's history book"って言ってた気持ちが分かるわ~。

今日の進み具合:
チャプター41


王位についたロバート・バラシオン(Robert I Baratheon)が最初にしたのは国土でもっとも美しい女性サーセイ・ラニスター(Cersei Lannister)と結婚し、ラニスター家にエイリスが拒んだすべての栄光をもたらすことでした。この朗読ではCerseiは「サーシー」みたいな発音。

しかし、みんなが王の手はタイウィン・ラニスター(Tywin Lannister)がなればいいんじゃない、と思っていたにもかかわらず、ロバートはジョン・アリン(Jon Arryn )を王の手にしました(と書いてある)。
Arrynが「エーレン」みたいな発音で戸惑う。


ロバートの治世は良いことづくめではなく、即位の六年後にグレイジョイが反乱を起こしました。
ロバートの弟ロード・スタニス・バラシオン(Stannis Baratheon)が王家の艦隊を率いてグレイジョイに対抗しました。
スタニスの出番ここだけ。珍しくLordの敬称つけてもらってる。この時にはもうドラゴンストーンの領主なんですね。


ロバート王の御代は長い夏に恵まれ、愛する王妃との間に三人の金髪の跡継ぎたちも生まれました。最近、壁の向こうの王を名乗るマンス・レイダーが出没しているようですが、気にするようなことではありません(と書いてある)。

このあとなんだか諸行無常の響きありみたいなくだりがひとしきりあって、最後は
「栄光あるロバート一世王の名において、ここにこの七王国の王たちの歴史を完成させた」
で終わっています。

ターガリアンの帝王本紀とロバートの治世はひとまず完結。あとは七王国の風土記が続きます。ここまでで全体の半分弱。

このThe World of Ice & Fireはメイスター・ヤンデルが昔のメイスターたちの記述をもとに、ロバートのために編纂した歴史書という設定です。しかしロバートはこの本を目にすることはなく、息子のトメンに捧げる本になってしまった・・・という悲しい来歴があるのです。


ターガリアンの歴史はどれも面白かったけど、やっぱりエイリスとタイウィンの愛憎がいちばん楽しかったのう。
スピンオフ作るなら若いころのドラゴンと金獅子の嫌味の応酬を三時間くらいかけてやってほしい。

The Glorious Reign





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2017年 05月 08日 |
(自分用メモなのでお構いなく)

章のタイトルが「ジ・エンド」なんですよ・・・


今日の進み具合:
チャプター40


鳥が飛び、早馬が走ってザ・ルビー・フォードの結果を告げました。

報告を受けたエイリス二世(Aerys II)はドーンのルウィン・マーテル(Lewyn Martell)がレイガー(Rhaegar)王子を裏切ったと思い込みました。
王は懐妊中のレイラ(Rhaella)王妃と、兄の死によって世継ぎとなったヴィセリス(Viserys)王子をドラゴンストーンに避難させました。しかしエリア(Elia)王女はドーンの人質として子供たちとレッドキープに留められました。


どうしてエリアは逃げなかったんだろうと思ったら舅に拘束されていたのですね。夫レイガーは他の女と駆け落ちしたあげく戦死しちゃうし、姑は自分だけ疎開しちゃうし、狂った義理の父と王宮に残されたエリアは不安でたまらなかったでしょうね。


エイリス王は王の手のチェルステッド(Qarlton Chelsted)を焚刑に処し、パイロマンサーのロサート(Rossart)を後任の王の手にします。

(小説ではエイリスはワイルドファイアでキングズランディングを灰にしようと計画していて、チェルステッドは勇敢にも王に反対して焼かれてしまったと書いてあった気がする)


キングズガードのジェイミー・ラニスター(しか残ってない)が首都の防衛責任者になります。
キングズランディングに到着した最初の軍隊はカスタリー・ロックの獅子旗をかかげたタイウィン・ラニスターでした。
エイリスは親友でもと王の手のタイウィンが、ついに自分を助けに来てくれたと思い、城門を開けさせました。

しかしロード・タイウィンは狂った王を助けに来たのではなかったのです(と書いてある)。

この本はラニスターのための歴史書なので、タイウィンに都合の悪いことはぼかしてあります。このあとの首都略奪も正義を行うための深謀遠慮みたいに書いてあるが、ただの暴行だよね・・・

そして混乱のなかでドーンのエリア王女とその子レイニス(Rhaenys)、エイゴン(Aegon)に悲劇が起こりました(と書いてある)。

ドラマと小説ではエリア王女と子供たちを殺したのはタイウィンの部下ですが、この本では犯人は誰か分からない、エイリス王が命令して殺させた説、絶望にかられたエリアがわが子を手にかけ自殺した説もあるとか書いてある。


王の手ロサートは逃亡しようとして殺され、最後にエイリス王がジェイミー・ラニスターに殺されます。その父と同じく、サー・ジェイミーも国土のために最善を尽くし、狂王の治世を終わらせたのです(と書いてある)。

こうして三百年に渡るターガリアンの御代は終わり、新たな黄金時代がバラシオン家によって始まりました。


あれ?ドラゴンストーンに逃げたレイラ王妃とヴィセリスのことが書いてないが・・・当然デイナリス(Daenerys)が生まれたこともスタニス・バラシオンがドラゴンストーンを攻撃したことも記載されていない。
よほどスタニスの功績を書きたくないのかこの本。

そしてストームズ・エンドの包囲戦がどうなったかもぜんぜん触れられていない・・・
メイス・タイレルとパクスター・レッドワインに包囲されたストームズ・エンドは玉葱の差し入れで飢餓を乗り越え、エダード・スタークによって解放されました。スタニスはすぐにドラゴンストーンを襲撃してるわけですが、ちょっと前まで餓死しかけてたのによく海軍の指揮なんか取れたなあ、スタニスの体力と気力すごいわ。


そういえばエダード・スタークについてもほとんど書いてないですねこの本。ラニスターに逆らうと歴史書からも消されてしまうのか・・・

ちょっと気になったのでロバートの反乱時のネッドの動線を調べてみました。以下wiki情報。

ヴェイルを出発したロバートはガルタウンから海路でストームズ・エンドに帰郷しましたが、ネッドはヴェイルの海は危険と見てマウンテンズ・オブ・ザ・ムーンを越えてフィンガーズへ。そこで漁師の小舟を雇ってホワイト・ハーバーへ向かう。バイトで嵐に遭って漁師は死亡するが、その娘がスリー・シスターズへ着けてくれます。後年ダヴォス・シーワースもホワイト・ハーバーへ行こうとして同じ目にあってるが、よほど嵐の多い地域なのでしょうか。

シスタートンの領主に王党軍に引き渡されかけるものの、からくも命拾いしてホワイト・ハーバー経由で領地へ戻り、自分のバナーを呼び集め、バトル・オブ・ザ・ベルズでロバートに合流。
合戦のあとカトリン・タリーと結婚。忙しいな・・・

バトル・オブ・ザ・トライデントでロバートが負傷したので軍の指揮権はネッドへ。
ターガリアンの残党を片付けるため首都へ着いたときにはラニスターの略奪が終わっていました。

キングズランディングに到着したロバートがタイウィンとジェイミーを処罰しないのを見たネッドはロバートに失望し、首都を離れてストームズ・エンド救援に向かいます。タイレルとレッドワインは戦わずして降伏し、包囲戦は終わりました。


ライアナ・スタークの行方についてもこの本には書いてないのですが、wikiによると、包囲戦を終わらせたネッドはライアナを探してストームランズからドーンへ行き、タワー・オブ・ジョイでライアナを発見。タワーを守っていたアーサー・デイン(Arthur Dayne)ら三人のキングズガードの騎士を倒しますが、ライアナはすでに瀕死だった。ライアナはネッドにある約束をさせて息を引き取り、ネッドはむなしく去るのでした。

デインは姿が見えないと思ったらこんなところにいたのか。あたら名騎士が妾宅の警備(暴言)とは気の毒に。
ドーンはレイガーの正妻の実家(しかも奥さんはドーンのプリンセス)なのに、よくこんなところに愛人を隠してたもんだ・・・それも戦時に貴重なキングズガードを私用に使ったりして。この人が王になってたらエイリスより大変だったかも。


タワー・オブ・ジョイの戦いのあとネッドはドーンのデイン家を訪れてアーサーの死を告げ、アーサーの姉妹アシャラ・デインが投身自殺しました。
アシャラが自害した理由は死産のためとも赤子を奪われたからとも恋人が兄弟を殺した心痛からともいわれています。

ネッドはドーンから私生児ジョン・スノウを伴って帰郷したので、奥さんと険悪なことになります。カトリンはジョンの母親はアシャラ・デインだという噂を耳にする。
アシャラはエリア王女の侍女だったそうで、ハレンホールのトーニーでバリスタン・セルミー、ジョン・コニントン、エダード・スタークとダンスしました。このときネッドと恋に落ちたとか。

ジョン・スノウはアーサー・デインの兄の子の乳母ワイラに養育されていたらしく、そこからアシャラ母親説、乳母ワイラ母親説がささやかれたようです。

ネッドは短い期間にあちこち行っていろんなことをしていたのですね。


The End


(おまけ)

デイン家が気になるのでもう少し調べてみました。

アーサー・デインは次男だからキングズガードに入ったんでしょうか。
名剣士としてThe World of Ice & Fireにも何度も名前が出てきます。騎士の鑑と称えられ、ジェイミー・ラニスターを騎士に叙任した人物。ジェイミーの憧れのお方。
ヴィセリス(Viserys)王子の誕生記念トーナメントではレイガー王子を負かして優勝。しかしストームズエンドのトーニーとハレンホールのトーニーではレイガー王子に敗れました。

The World of Ice & Fireには記述がないが、ステフォン・バラシオン(Steffon Baratheon)がトーニーを開催したことがあるんですね。このときの優勝者はロバート・バラシオンを落馬させたバリスタン・セルミー。スタニスは出場しなかったようです。

何の話だっけ、アーサー・デインはソード・オブ・ザ・モーニング(Sword of the Morning)とも呼ばれています。暁の剣は名剣ドーン(Dawn)を振るうデイン家の騎士だけに与えられる美称。
著名なソード・オブ・ザ・モーニングにはプリンセス・ナイメリアの三人目の夫ダヴォス・デイン(Davos Dayne)がいます。いやお懐かしいですなドーンのダヴォス!


アーサー・デインには兄がいて、その息子がさっき出てきたジョン・スノウの乳兄弟エドリック・デイン(Edric Dayne)。彼は後にべリック・ドンダリオン(Beric Dondarrion)の従者となる。

なんで急にドンダリオンが?と思ったらべリックはアーサー・デインの姉妹アリリア・デイン(Allyria Dayne)と婚約してたんですね、知らなかった。領地がドーンに近いせいか?
ベイロー・ブレイクスピアの奥さんもドンダリオン家だったし、地味そうに見えてけっこう良いコネ持ってるよね。


調べはじめるとキリがないのでこのへんで。ロバートの反乱とまったく無関係なところへ迷い込んでしまった。


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2017年 05月 07日 |
(自分用メモなのでお構いなく)

「ロバートの反乱」って通称かと思ってたら正式な歴史的名称のようです。なぜ「バラシオンの乱」とかじゃないのか?笑う嵐と混同しないため?


今日の進み具合:
チャプター39


以下この本に書いてあることを書き並べてゆくのですが、小説とかwikiの説明と違うところがあります。

レイガー(Rhaegar)王子がライアナ・スターク(Lyanna Stark)を誘拐したあと、リカード・スターク(Rickard Stark)と長男ブランドン(Brandon Stark)が抗議のため首都へ行き、エイリス二世(Aerys II)に捕らえられて殺される。

(wikiによるとブランドンは自身の結婚のためタリー家へ行く道中で妹の誘拐を知ったようです。父リカードも息子の婚礼のため南下途中だった。ライアナは女一人旅だったの?)


エイリス王は次にジョン・アリン(Jon Arryn)にロバート・バラシオン(Robert Baratheon)とエダード・スターク(Eddard Stark)を差し出すように命令するがアリンは拒否。青年二人は馬上試合のあと領地へ帰らずにヴェイルへ行ったんですね。このときまだアリンの養子扱いだったのか?

アリンのcalling of his bannersが「ロバートの反乱」の始まりだった、と書いてある。
このcall (one's/the) bannersって氷と炎の歌によく出てくる表現なんですけど、具体的に何をするのか?ロード・パラマウントが領地の諸侯たちに呼びかけるときに使うようなのですが・・・

しかしヴェイルの諸侯の全員がアリンに従ったわけではなく、反乱軍と王党派にわかれて戦うことに。戦火は全土に広がります。
作者のメイスター・ヤンデルはここで急に「わたしは当時のことは知らないし、実際に体験した人たちがまだ生きているので、詳しいことは識者に譲る」みたいなことを言い出して、とても漠然としたことしか書いてありません・・・

以下何がなんだか分からないままこの本の記述通りに書いてみる。
ロバートはまずヴェイルの港町ガルタウン(Gulltown)でマーク・グラフトン(Marq Grafton)と戦って勝ちます。
ヴェイルって谷しかないのかと思ったらけっこう海の近くです。だからアンダル人が拠点にしたのかといまさら合点が(遅)。

ここから海路でストームズエンドに戻ったロバートは、自分のバナーたちを呼び集めます。

ストームランズのサマーホール(Summerhall)で一日に三つの会戦が行われ、ロバートはすべてに勝ちました。
負けたのはグラディソン(Grandison)、カフェレレン(Cafferen)、フェル(Fell)。

(wikiを見るとこの三人は共同戦線を張るはずだったのが間に合わず、ロバートに個別撃破されちゃったようです。
グラディソンとカフェレレンはターガリアンの直属。降伏してロバートの傘下に入りました。グラディソンはトライデントで重傷を負って後に死亡、カフェレレンはアシュフォードでランディル・ターリー(Randyll Tarly(サム・ターリーのパパ))に殺されました。
フェルはロバートの家臣だったが王党派に味方し、一騎打ちでロバートに敗れ、息子のシルヴァーアクス(Silveraxe)がロバートの人質に。この話は小説版でダヴォスちゃんがしてた。)

ロバートとストームランズの諸侯はアリン軍と合流し、リヴァーランズのストーニー・セプト(Stoney Sept)で勝利。ストーニー・セプトってエッグとダンクが滞在してたところですね。

Stoney SeptとStepstonesって地名を混同してました。どっちもブラックファイア関連の土地だから。
Stoney Septはリヴァーランズにある町、sept(七神を祀る宗教建築物)がある。
The Stepstonesはドーンの東にある諸島。


セプトの鐘が打ち鳴らされる中で戦われたのでバトル・オブ・ザ・ベルズ(Battle of the Bells)とも呼ばれます。
ロバートはレイガーの友人でもと従者のマイルズ・ムートン(Myles Mooton)と五人の男を殺し、新たに王の手になったジョン・コニントン(Jon Connington)を撃退しました。

(wikiによるとジョン・コニントン個人は勇猛に戦ってアリンの甥を殺し、ホスター・タリーを負傷させています。けっこう強いですね。
ジョン・コニントンの前任のメリウェザーはサマーホールの敗戦後、王の手を首になり、爵位も領地も没収されて追放されたようです。ロバートは戦後メリウェザー家の孫息子に領地を返してやったんですって。
なおジョン・コニントンも追放されてエッソスへ逃亡しました。)


アリン家、スターク家とタリー家の婚姻によってロバート軍とリヴァーランズの結束が強まりました。
(アリンが結婚を急いだのはコニントンに後継者である甥を殺されたせいとwikiにある。)


キングズガードがコニントン軍の救援に派遣され、レイガー王子が南方から帰還してクラウンランズで新たに組織された王党軍の指揮をとります。
レイガー王子がすべての発端なのに・・・いままでどこにいたの・・・


ここで急にバトル・オブ・アシュフォード(Battle of Ashford)に話が戻るので混乱するわーメイスター・ヤンデル・・・

サマーホールの戦いのあと、リーチのアシュフォードでランディル・ターリーがロバートに勝利、ロバートはアリンと合流するためにリヴァーランズへ敗走。
(ドラマで壁へ行ったスタニスがサム・ターリーをじろじろ眺めながら「お前の父親はロバートに勝った」とか言ってたのはこの戦いのこと)

ロバートが去ってがら空きになったストームランズにメイス・タイレル(Mace Tyrell)が攻め込み、ストームズ・エンドの包囲攻撃(Siege of Storm's End)が始まります。包囲軍にはアーバーのパクスター・レッドワイン(Paxter Redwyne)の大艦隊も加わり、包囲はロバートの反乱が終了するまで続きました。

(って軽く書いてあるんですけど。
スタニスの名前がまったく出てこない。ひどいラニスターの提灯持ちメイスターたち・・・
ストームズ・エンドの包囲は一年も続いたんですよね。
救援も物資もなく、城内の人々は飢え死にしかけていた。ダヴォス・シーワースがオニオンを持ってきてくれなければストームズ・エンドは戦わずしてタイレルのものになっていたでしょう。)

ドーンからはエリア(Elia)王女を守るため一万の槍兵が派遣されました。
キングズランディングで王のそばにいるのはジェイミー・ラニスターだけ?それもタイウィンへの人質として王宮にとどめられていたようです。


レイガー王子がやっとキングズロードを通って追いつきました。
王子は(ストーニー・セプトから敗退してきた)キングズガードのバリスタン・セルミー(Barristan Selmy)、ジョナソー・ダリー(Jonothor Darry)、ドーンのプリンス・ルウィン・マーテル(Lewyn Martell)と合流。
ルウィン・マーテルはキングズガードの一員ですが、サーではなくプリンスの称号を許されていたようです。エイリスがドーン嫌いのわりにキングズガードにはドーン人がいる。

名高いバトル・オブ・ザ・トライデント(Battle of the Trident)は後にザ・ルビー・フォード(the ruby ford)の名で知られるクロッシング(the crossing)で両軍が激突した戦いです。

(the Tridentに定冠詞がついてるのは有名な川だからかなー。the crossingの定冠詞は何でだろう?※)


四万の王党軍に対し、反乱軍は数では劣っていたが士気は高く、連戦で鍛えられていました。
渡し場での激戦で、王党派のジョナソー・ダリーとルウィン・マーテルは戦死、バリスタン・セルミーも重傷を負います。
ここからキングズガードが一人ずつ欠けてゆく「そして誰もいなくなった」状態に。


ロバートとレイガーは浅瀬で出合い、互角の一騎打ちを繰り広げましたが、ロバートの復讐心は激しく、ついに戦鎚がレイガー王子の胸当てをぶち破って高貴なルビーを浅瀬にまき散らしたのでした・・・


勝利したロバートはバリスタン・セルミーの処刑を拒否、自分のメイスターに治療させました。

(このときのメイスターはクレセンではないですね。クレセンはストームズ・エンドにいてスタニスが逃亡者を吊るそうとするのを「食料になるかも知れないから」と止めているころ。

wikiにルース・ボルトンがバリスタン・セルミーを殺すよう進言したと書いてあるが・・・
若いころから悪辣やなボルトン。)


こうして未来の王は騎士たちの忠誠を勝ち得ました。ロバートほど心が広く、慈悲深い王はいないのですから。

ってとこでこの章は終わりました。
スタニスはストームズ・エンドに閉じ込められたまま忘れられています。かわいそう・・・


ずっと詳細が分からず頭がごちゃごちゃだったロバートの反乱の流れがやっと分かって満足です。(自己満足)

Robert's Rebellion


※ザ・トライデントには渡し場であるクロッシング(crossing(s))が数カ所あったようで、有名なのがザ・ルビー・フォードとザ・ツインズ(the Twins)。ザ・ツインズは単にザ・クロッシング(the Crossing)と大文字で呼ばれることもあったようです。
しかし大文字かどうかは耳で聞いたら分からないけど、そういうときはどう区別するのだろうか・・・

何を言ってるかというと、もし貴女と私が二人で旅をしていてザ・トライデントを渡ることになって、ザ・ルビー・フォードが見える場所で「どの渡し場を通ろうか?」と相談したら、貴女が
「ザ・クロッシングを通って行こう」
と答えました。貴女が指しているのは

A.目の前にあるそのクロッシングthe crossingすなわちザ・ルビー・フォード
B.慣習的にthe Crossingと呼びならわされているザ・ツインズ

のどちらかは私にはとっさに判断がつくものなのだろうか?ってことを考えていたわけです。
はい、どうでもいいですね。


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2017年 05月 02日 |


(自分用メモなのでお構いなく)

The World of Ice & Fireの朗読をAudibleで聞いて感想を書くという誰の益にもならない記事です。終了時にはブログ主の英語リスニング能力とターガリアン王家の家系知識が上昇する予定。

今日の進み具合:
チャプター38

偽りの春(The Year of the False Spring)と呼ばれる281AC。
ハレンホールの馬上試合(Tourney at Harrenhal)が開催される。

この試合はTourneyとTournamentの両方で呼ばれてるんだけど使い分けあるのだろうか。

当時のハレンホールの領主には盛大な馬上試合を行うような力量はなかったので、影の開催者がいるのではと噂される。
最有力はレイガー(Rhaegar)王子。各地の有力な諸侯を一堂に集めて、エイリス王の狂気について話し合おうと企んだ・・・という説です。

レイガー王子は「氷と炎の歌」では過去の思い出話として語られるだけで、それも人によって評価がまったく異なる掴みづらい人物です。
しかし父親の廃位をおおっぴらに協議しようとは、にわかに信じがたい話です。


ここでエイリス王の勢力とレイガー王子の取り巻きがリストアップされています。
エイリスのマスター・オブ・シップスはルセリス・ヴェラリオン(Lucerys Velaryon)。ヴェラリオン家はまだまだ現役でがんばっています。でもこの人がターガリアン最後のマスター・オブ・シップスなのでは。次のマスター・オブ・シップスはバラシオン王家のスタニス・バラシオンだと思う。

レイガー王子派の若手筆頭はジョン・コニントン(Jon Connington)。wikiに彼はゲイで王子に恋していたと書いてあるのですが、それはともかくエイリスは後にコニントンを王の手にしたのはなぜか?息子の親友を篭絡する作戦か?

ジョン・コニントンはストームズランドの出身。ロバート・バラシオンに仕えるのがいやでレイガーのところにいたらしい(とwikiに)。
コニントンはドラマには登場しませんが、原作ではレイガーの遺児エイゴンを擁してターガリアン王朝を復興しようともくろんでいます。エッソスでティリオンと会ってる。彼はゴールデン・カンパニーを雇ってるんですけど、黄金組合といえばもとは私生児ブラックファイア互助組合。こんなところで本家を助けることになるとは。ビタースティールも草葉の陰で喜んでいるでしょうか。

ハレンホールの馬上試合に話を戻すと、エイリスは参加した諸侯に謀反心があるのではないかと疑います。しかし参加しなかった領主たち、とりわけタイウィン・ラニスターのことはさらに疑っている。
エイリスは疑いのあまりジェイミー・ラニスターの参戦を禁じ、首都へ帰らせる。
このあと笑う木の騎士という謎騎士が登場するのですが、それはジェイミーの変装だったのでは?という説あり。なんか意味あるのかなこの話。ジェイミーのお爺さんは笑う獅子ってあだ名だったらしいが。(陽気な人だったみたい)


試合の結果はよく知られている通り、レイガー王子が優勝し、ライアナ・スターク(Lyanna Stark)を愛と美の女王として青いバラを捧げた。この朗読ではライアナと発音されてるのでライアナで。

レイガーはドーラン家とスターク家とバラシオン家を同時に侮辱し、さまざまな争いの種をまき散らして試合は終了しました。

エイリス王がパイロマンサーの緑の炎で冬を追い払おうとしてたころ、レイガーと数人の友人たちはライアナ・スタークとハレンホールの付近で出くわし、彼女を連れ去りました。

ライアナはなぜ南部でうろうろしていたのか?彼女には護衛はいなかったの?レイガーが偶然通りかかったってこと?と疑問はつきませんが、この点については書かれていません。どうなってんの。

wikiにジョスト(The Joust)の組み合わせ表が掲載されています。


これによるとレイガーはブランドン・スタークと戦って勝ってるんですね。ブランドンは試合で負け、妹を見世物にされて面白くなかったでしょうね。

ロバート・バラシオンは参加者に名前があるけど試合には出なかったのだろうか。ジョン・アリンも参加してるので養父に連れられて見物に来たのか?


The Fall of the Dragons
The Year of the False Spring

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2017年 04月 29日 |

(自分用メモなのでお構いなく)


今日から四章にわたってエイリス二世。
若いころの治世は爽やかで清々しい青春群像。
あとの悲劇との落差の大きさに驚かされます。


今日の進み具合:
チャプター37


エイリス二世(Aerys II)は18歳の若さで鉄の玉座に座りました。ナインペニー・キングズの戦いの時には勇敢に戦ったハンサムな若者で、その魅力で多くの友人を得ていました。

しかし彼が王位についたその運命の年、262ACにはストームズエンドで王の友人ステフォン・バラシオンに黒髪の息子ロバートが生まれ、遠く北のウィンターフェルではリカード・スタークが長子ブランドン・スタークの誕生を祝ったのです。
そしてその翌年、スターク家にはもう一人の息子エダードが生まれました。この三人の赤ん坊がウェスタロスの運命を変えることになろうとは、このときは誰にも知る由もなかったのです・・・


と、いやがうえにも高揚する出だしで始まる章です。
でもちょっと待って、ネッドと同じころにストームズエンドにもう一人黒髪の息子が生まれてるでしょ、スタニス・バラシオンのことも書いてあげて・・・この本スタニスは基本的にスルーの編集方針なので悲しい。




さて王となったエイリス二世は父の宮廷人事を一新し、弱冠二十歳のサー・タイウィン・ラニスターを王の手に任命します。タイウィンは七王国で最年少の手となり、このあと二十年の長きにわたってエイリス二世を宰相として支え続けることになります。たぶん在任期間も世界記録だと思う。

エイリス二世とサー・タイウィンは少年時代からの友人でした。
タイウィンは王家の小姓として出仕していたのです。同じく小姓だったステフォン・バラシオンとの三人組は離れられない(inseparable)仲良しでした。

ナインペニー・キングズの戦いでは三人は共に戦いました。タイウィンは任命されたばかりの騎士として、ステフォンとエイリス王子は従者として。
ステフォンは父オームンド・バラシオンの従者だったのかな。エイリスは誰の従者だったんだろう。ジェイへイリス王は出征してないからタイウィンか?

ここでは書いてないですが、この戦いのあとステフォンは亡父の後を継ぐためストームズエンドに帰ってしまったと思われるので、王都に残ったのはエイリスとタイウィンだけではないかと。ステフォンは離れたところから二人を見守ることになりました。


エイリス王子が16歳で騎士となったとき、叙任の栄誉をになったのはサー・タイウィンでした。王子を騎士にするってなんか想像もつかないけど。よほど仲良しだったのでしょう。
あとどうでもいいけどタイウィンが年上ってところが意外で萌えるわ。


この本全体がラニスターへの提灯記事という設定になってるのですが、このあとはエイリスの伝記というよりタイウィン伝。

王の手となった翌年、タイウィンはいとこのジョアナ・ラニスターと結婚します。彼女はジェイへイリス二世の戴冠式のために上京し、そのままレイラ(Rhaella)王女の侍女として宮廷勤めをしていました。

注釈にエイリス王子が父の戴冠式の夜にジョアナに手をつけたのではとか、タイウィンの結婚式でエイリス二世に不埒な振る舞いがあったとかいう噂が記録されていて不穏な感じです。

しばらくしてレイラ王妃はジョアナに暇を出し(理由不明)ました。ジョアナはカスタリー・ロックへ帰り、首都へはめったに来なくなった。
このころからエイリスとタイウィンの仲はぎくしゃくしてきます。


エイリス二世とレイラ王妃の間にはサマーホールでレイガー(Rhaegar)王子が誕生したあとは死産が続いていました。
タイウィンに双子が生まれたときには、エイリス二世は「自分は結婚する相手を間違えた」などと言ってタイウィンとの間に緊張が高まったようです。

しかしながらタイウィンが父の死によってカスタリー・ロックの領主となり、領地へ戻ってしまったときにはエイリスは宮廷ごとカスタリー・ロックへ行幸して一年もとどまりました。

仲直りしたかに見えた二人ですが、キングズランディングに戻ってからは何かと意見が対立するようになり、エイリスはタイウィンの息のかかった廷臣を敬遠するように。


エイリス二世の在位十周年記念御前試合が行われたときに、六歳のジェイミー&サーセイ・ラニスターが母に連れられて宮廷にお目見得します。
エイリスは酒席でジョアナにセクハラ発言。タイウィンは怒って王の手を辞任しようとするが辞表は却下されました。
エイリスがタイウィンと喧嘩しながらもそばに置こうとした理由は何なのか?それは王にしか分からない・・・って教えてよ著者の人。


ジョアナが産褥で亡くなったときにエイリスが「タイウィンの傲慢さへの神罰だ」と発言したこともタイウィンを傷つけましたが、彼は黙って耐え、七王国の運営に力を注ぎました。
いっぽうエイリスにはついに待望の次男が誕生しました。けれどこのヴィセリス(Viserys)王子を守ろうとするあまりエイリスは周囲を疑い、正気を失っていきます。


タイウィンは何を思ったのかヴィセリスの誕生を祝ってラニスポートでトーナメントを開催します。
エイリスが長男レイガー王子の活躍に上機嫌なのを見たタイウィンは、そろそろ太子もご結婚のお年頃では、ついてはわが娘サーセイを・・・と切り出したのですが、王は「お前は有能な召使だが、召使にすぎない」と拒絶。
そのうえジェイミーをレイガー王子の従者にしたいというタイウィンの願いも却下。
ライオンのメンツ丸つぶれです。



このころからエイリスは狂気の道を歩んでいたのでしょう(と書いてある)、ダスケンデールの領主が税金を払わないので自ら取り立てに行って捕虜になってしまいました。
タイウィンはあまり真剣に救出してやらず、王が死んでもレイガー王子がいるからいい、という態度だったようです。
勇敢なバリスタン・セルミーの活躍でエイリスは首都に戻ることができました。

エイリスは王宮に閉じこもり、髪も髭も伸ばし放題、すべてを疑い、とりわけタイウィンを警戒するように。
またタイウィンがレイガー王子を擁して自分を害するつもりではないかと太子までも疑うようになりました。


タイウィンに対抗するためにエイリスはいとこのステフォン・バラシオンをキングズランディングに呼び、スモールカウンシルに入閣させます。
王はステフォンに狭い海を渡ってレイガー王子の花嫁を探す任務を課し、帰任のあかつきにはタイウィンに代わって手に任じるつもりだとの噂が流れます。

ステフォン・バラシオンは任務に失敗、帰国の途中で難破して妻とともに海の藻屑と消えました。夫婦の上の息子二人がストームズエンドから事故を目撃しています。
このときスタニスは14歳くらいだったと思うのですが、小説で「この海難事故のあと七神を信じるのをやめた」とダヴォスに語っています。ロバートとスタニスにとってエイリスは両親の仇みたいなもんですよね。


エイリスは権力を失うのを恐れたタイウィンが手を回してステフォンを殺したと思い込み、王と手はますます険悪な関係に。

王は太子も疑い始めたので、レイガーは主にドラゴンストーンで暮らしています。ドーンのエリア・マーテルと結婚したレイガー王子は生まれた娘を王宮に連れてきましたが、エイリスは孫に会おうともしません。


タイウィンは黙々と業務に没頭していたようですが、キングズガードに欠員ができたことでついに王と手は決裂することに。
エイリスはジェイミー・ラニスターを新たなキングズガードに指名しました。キングズガードは誉れある地位とはいえ、家系は断絶してしまう。

タイウィンはその場で片膝をついて王にお礼をのべ、そのあと病のため王の手を辞したいと願い出ました。
エイリスは快諾、タイウィンは王の手の鎖を置いて首都を去ったのです。ここに二十年におよぶエイリスとタイウィンのパートナーシップは終わりました。


この章ものすごく長かった。そしてほとんどがエイリスとタイウィンの喧嘩で占められています。
バラシオン家は巻き込まれてかわいそう。


しかしエイリスとタイウィンが仲良く治世をまっとうしてしまったらロバートの乱も起こらず、そしたらダヴォスがスタニスを助けに来ることもなかったと思うとエイリスの狂気をありがたいと思わなければ。


長いと思ったのに朗読時間にしたら15分くらいしかなかった・・・

Aerys II

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2017年 04月 23日 |


(自分用メモなのでお構いなく)

今日の進み具合:
チャプター36

エイゴン五世の跡を継いだジェイへイリス二世(Jaehaerys II)は病弱で在位三年で若死にするのですが、彼なりにせいいっぱい王家のために力を尽くした王です。長生きしてほしかった。

兄ダンカンが父王とともにサマーホールで夭折したためお鉢が回ってきたジェイへイリス二世の最大の試練は、ナインペニー・キングたちとの戦い(War of the Ninepenny Kings)すなわち第五次ブラックファイアの乱。

バンド・オブ・ナイン(Band of Nine)という海賊や傭兵の寄合がゴールデン・カンパニーの頭目メイリス・ブラックファイア(Maelys the Monstrous)を担いでステップ・ストーンで騒ぎを起こしました。

このバンド・オブ・ナインの中にリスの海賊でヴァレリアの子孫を名乗るサマロ・サーンって人がいるのですが、もしかしてサラドール・サーンのご先祖とかでは・・・?と思ったらやっぱりそうだった。サラはスタニス陛下のご先祖の仇なんですね。


ジェイへイリス二世(Jaehaerys II)はみずから反徒たちを征伐しようとしますが、王の手のオームンド・バラシオン(Ormund Baratheon)がはやる王をなだめ、司令官として出陣します。
オームンドはジェイへイリス二世の妹と結婚した縁で王の手に任命されたのでしょうか?バラシオン家が「手」になるのはロバー・バラシオン(Robar Baratheon)以来かと思われます。(我ながらマニアック)

しかしオームンド・バラシオンは敵の首領メイリス・ブラックファイアの手にかかり、息子ステフォン・バラシオン(Steffon Baratheon)の腕の中で息を引き取ります。
若きバリスタン・セルミーがメイリスを倒し、ブラックファイアの乱はついに終結しました。

後年ロバート・バラシオンがターガリアンに叛旗をひるがえしたとき、敵であるバリスタン・セルミーを殺さず、自分のメイスターに治療させたという美談があるのですが、ロバートにしてみれば父の命の恩人を死なせるのはしのびなかったのかも。

ステフォンはわずか十四歳でストームランドの領主に。このステフォンも次男スタニスが十四歳の時に世を去るのです。
原作でスタニスがダヴォスちゃんに「ラニスターはウサギのように殖える」とこぼしてたと思うのですが、子だくさんのライオンに比べ、バラシオンはこどもが少ないし、若死にの家系なのですね。
最新世代はシリーン姫とエドリック・ストーム(認知されてるのは)の二人しかいないので心配だ。がんばって増えてほしい。



何度も同じことを言っているが、ダヴォス・シーワースは六男にスタニス、七男にステフォンと名付けています。

ジェイへイリス二世はこのあとまもなく突然の呼吸困難を訴えて死亡。
ターガリアンはいよいよ最後の狂王エイリス二世の御代へ。


Jaehaerys II


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2017年 04月 21日 |


(自分用メモなのでお構いなく)

今日の進み具合:
チャプター35


エイゴン五世(Aegon V)の最初の仕事はブラッド・レイヴンことブリンデン・リヴァーズを王の手から解任し、壁に送ることでした。
直近のブラックファイアの反乱のときブラッド・レイヴンは赦免を餌に首謀者をおびきよせて殺してしまったのですね。王室の名誉に背く行為として処罰されました。
エイゴン五世の兄メイスター・エイモンがブラッド・レイヴンに同行しています。策略家のブリンデン・リヴァーズがこれ以上策を弄することのないようお目付け役に志願したようです。丈高きダンカンが護衛として送って行きました。

ブラッド・レイヴンは壁でロード・コマンダーに選ばれ(部下を200人も壁に連れて行ったらしい)たが、数年後に姿を消しました。
実はこの人が「三つ目の鴉(three-eyed crow)」だとwikiを読んで知ったのですが、えらく長生きですね。
そして私はずっと三つ目の鴉を「三番目のカラス」だと思い込んでいて、一羽目と二羽目はいつ出るんだろうといぶかしんでいたことをお伝えします。


エイゴン五世の最大の問題は子供たちの結婚でした。
エイゴン五世本人は恋愛結婚で、妻はベサ・ブラックウッド(Betha Blackwood)、黒髪に黒い瞳で黒きベサ(Black Betha)と呼ばれた美女です。
話はそれますが、ダヴォス・シーワースがスタニス・バラシオンから拝領した船の名がブラック・ベサ。玉葱騎士が船長をつとめたのはスタニス陛下のひいおばあさまの名前のついた船だったのですね。オニオンへのご寵愛の深さが知れようというもの。

長男のダンカンは親を見習ったのか自分も一般女性と恋愛結婚してしまいました。
おさまらないのはダンカンのフィアンセ(名前不明)の父ライオネル・バラシオンです。
「笑う嵐」と異名をとるストームランドの領主は激怒して反乱を起こします。
しかしキングズガードの丈高きダンカンが一騎打ちでライオネルを負かしたので反乱は終了。こんな大事なことを一騎打ちで決めるなんて・・・さすが笑う嵐は豪快です。

エイゴン五世は和解策として娘のレイエル(Rhaelle)をライオネルの世継ぎオームンド(Ormund)の妻とすると宣言。レイエル王女は「ライオネルの盃係、その妻の話し相手」としてストームズエンドに赴き、後にオームンドと結婚しました。
cupbearerは日本語では「酌取り」と訳されてる役職だと思うのですが、具体的に何をするのでしょうか。

開祖オーリス・バラシオンから数百年ぶりにバラシオン家とターガリアン家が接近します。
後年ロバート・バラシオンが反乱を起こしたとき支持する領主が多かったのは、彼が祖母によってターガリアン王家の血を引いているのも理由だったようです。


エイゴン五世に話を戻すと、残りの息子と娘も勝手にきょうだいで結婚しちゃったり独身主義者になってそれぞれの婚約者は面目丸つぶれ、エイゴンは大領主たちのご機嫌取りに苦労することに。

ターガリアン家はキングズランディングとドラゴンストーンしか領有しておらず、軍隊もせいぜい首都警備隊レベルで、領主たちに背かれれば天下統一を保つのは難しかったのでしょうね。
それもあってかエイゴン五世はドラゴンの再生育に熱中するようになります。

ストームズランドにある離宮サマーホールでドラゴンを孵化させようとしたエイゴン五世は、太子ダンカン、キングズガードのコマンダー丈高きダンカンらと共に炎に飲まれて世を去ります。事故の詳細はいまにいたるも不明。
この同じ日にサマーホールでレイガー王子が誕生しています。彼こそ炎の中で生まれたプリンスだったのでしょうか。


「氷と炎の歌」でよく言及される「ドラゴンを復活させようとして爆死したアホな王様」がエッグだったなんて・・・ショックです・・・

このあたりからターガリアン家没落の足音が聞こえてくる感じ。



Aegon V


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2017年 04月 19日 |

(自分用メモなのでお構いなく)

今日の進み具合:
チャプター33~34

「七王国の騎士」のエッグとダンクの時代ですね。
こんな背景があったのか!と驚くことがいろいろあります。


デイロン二世の世継ぎの太子はベイロー・ブレイクスピア(Baelor Breakspear)。
「七王国の騎士」の日本語訳では「槍砕きのベイラー」と訳されている人です。
あの小説を読んだ人ならベイローがどれほど心正しく、勇敢で、騎士道の鑑であったかよくご存じでしょう。
太子と王の手を兼任してたことからも有能ぶりが垣間見えます。誰もが次の賢王と期待していました。

しかし、「七王国の騎士」を読んだ人なら決して忘れられないある事件によってベイローは惜しくも世を去ります。妻ジェナ・ドンダリオンとのあいだの二人の息子もグレート・スプリング・シックネスで夭折。

ベイローの奥さんはストームランドの人だったのか。
ブラックファイアの乱でベイローとともに戦ったストームロードたちというのはドンダリオン家だったのかも知れませんね。
次期王候補と縁組できるなんてドンダリオン家はけっこう良い家柄だったのかな。


デイロン二世もグレート・スプリング・シックネスで倒れ、王位は次男のエイリス一世のもとへ。グレート・スプリング・シックネスは疫病の大流行で、ウェスタロス全土で猖獗を極めました。首都では死体を焼くためにパイロマンサーが雇われ、ワイルドファイアの緑の炎が燃え続けたとか。ここでワイルドファイア初登場です。

王冠を継いだエイリス一世はブリンデン・リヴァーズを王の手に任命。顔に赤いカラスの痣があるブラッド・レイヴンです。

疫病のあとは二年にわたる大旱魃が起きます。
「七王国の騎士」に唐突に”旱魃は親族殺しの王の手のせい”、という一文が出てくるのですが、ブラックファイアの乱でブリンデンが弟を殺したことを指してるようです。そんな急に言われても分からんわ。

自然災害の他、こりずに襲ってくるブラックファイアや、隙を見て叛旗を翻すアイアン・アイランズにも悩まされました。
首謀者ビタースティールを捕らえて「壁」に流刑にしたものの、輸送中に反乱軍に奪還されて将来に禍根を残すことにもなりました。


エイリス一世には子供がいなかったので、王位は弟のメイカー一世が継ぎました。

メイカー一世は、兄のベイローに起こったことを考えればもっともかと思うのですが、厳しく陰のある人物でした。
ブラッド・レイヴンが引き続き王の手を務め、ブラックファイアの反乱の他は比較的平和な治世だったようです。

メイカー一世の最大の問題は後継者でした。
四人いた息子のうち、長男のデイロンは早くに病死。
次男エイリオンはドラゴンになれると信じてワイルドファイアを飲んで死亡。エイリオンはリスに流されてた時期があったのですが、このころザ・セカンド・サンズに参加してたらしい。
三男のエイモンはシタデルでメイスターの鎖を得ていました。還俗を促されますが拒否。彼こそ後年壁でご長寿メイスターとして奉仕するエイモンなのです。
王位は末っ子のエイゴン五世(エッグ)が継ぐことになりました。


忘れないうちに先にネタバレしてしまうと、エイゴン五世はスタニス・バラシオン陛下の曾祖父でもあります。

ドラマで壁に着いたスタニスがいかにも憎々しげに
「お前が誰か知っているぞ、エイモン・ターガリアン」
と言い捨てる場面があるんですけど、そりゃ知ってるよな、スタニスにとっては曾おじいさんの兄上だ。中国だったらひざまずいてお茶でも差し上げるところですが・・・



Aerys I
Maekar I

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