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2010年 04月 24日 |
「シャーロック・ホームズ」ネタです。

ガイ・リッチー監督がインタビューなどで「ロバート・ダウニー・Jrのイギリス英語のアクセントは完璧だから」と言ってる動画をいくつか見かけました。
オフィシャルサイトのproduction notesでも監督はこんなことを言ってます。


Friends & Adversaries:
The cast and characters of "SHERLOCK HOLMES"

He's American, but his English accent is flawless and he has an international feel to him.



まあ私も公開前は「アメリカ人俳優主演のアメリカ映画のホームズなんて見る価値ない」と思ってたので(我對小勞勃道尼有看法・・・對不起)、やはりみんなの共通した心配事だったのでしょうね。


DVD特別収録「英語教學 Elementary English:Elementary English: Perfecting Sherlock's Accent」でロバート・ダウニー・JrにAndrew JackというDialect Coachがついて指導してる模様が見れます。

アンドリュー・ジャック老師は「恋の闇 愛の光(Restoration)」や「チャーリー(Chaplin)」でもロバート・ダウニー・Jrの発音指導を担当したようですね。
Andrew Jack Dialect Coach Dialogue Coach

ジャック老師のCome in のアメリカ式発音とイギリス式発音の説明が面白かった

アメリカ式:Come in~
イギリス式:Come in

だそうです。なるほど。

NGを出しちゃって「ボクのアクセントってイギリス人っぽく聞こえないかな?」と聞いてみるロバート・ダウニー・Jr君(カワイイ)
ジュード・ロウは「聞こえるとも!」と肩をたたいて励ましてましたが、ガイ・リッチー監督は「時々クエンティン・クリスプみたいなんだよね~」と言って三人で大爆笑してました。
そのあとのロバート・ダウニー・Jrによるクエンティン・クリスプのモノマネが超キュート。

私のとてもあてにならない記憶では故ジェレミー・ブレット氏のホームズの演技も「クエンティン・クリスプみたい」と言われてた気がするので、ホームズ役はやりすぎると、「そういう感じ」になっちゃうものなのでしょうか。

でも言葉というのは、練習すれば必ず習得できるんだなあと思うと心強い。
練習もせずにできないできないと言っててはいけませんね。

前回エントリー
H/W slash(請三思而入)






スティングのEnglishman In New YorkのMVに出てるおじいさんがクエンティン・クリスプです

Sting - Englishman In New York

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2009年 03月 15日 |
「English Pronunciation in Use」のつづきです。


これいいな!と思ったのが母語ごとに間違いやすい「Sound pairs」が載っていること。
たとえば日本人の苦手な「Sound pairs」には
/æ/ と /ʌ/ (catとcut)
があげられてて納得。


日本人は「英語が苦手」という先入観があるので、他の国の人に比べてさぞかし沢山あるんだろうと思ったら、意外にも少ないほうなんです。

↓続きを読む
中国人は英語が得意そうだから、少ないかと思ったらそうでもなくて、母音については日本人の間違いやすい「Sound pairs」が3なのに対して中国人は8。意外です。

ひょっとして日本人って英語の習得に向いてるのでは?とちょと自信がわいたりして。
(ただしこの「Sound pairs」はあくまで目安で、すべてのペアが挙げられてるわけではないですが)


中国人の苦手な「Sound pairs」に
/i:/と/ɪ / 、/ ɔ/と/ ɔ:/
などが挙げられてて、やっぱりそうなのか~と。
中国人でも長母音と短母音の対立の残ってる方言話者では区別をつけるのが比較的容易なんでしょうか。


でも意外だったのが中国人の苦手なのに
/t /と/d /、/p /と/b /
があること。

ピンインにt-とd-があるので、英語と同じ発音だと思ってましたよ。


その後、音声学の本を読んで見たら英語の/t /と/d /は無声音と有声音の対立で、中国語のt-とd-はどちらも無声音と載ってました。

「有声音って何?」と思ったら日本語でいう“濁音”のことなんですね。
中国語って・・・濁音ないのか・・・・今まで知らなかった・・・・・・・・・・
(こんな発音でよく通じてたもんだ。通じてなかったのか?)


前回エントリー
English Pronunciation in Use
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2009年 03月 12日 |
今年は英語をやり直そうと決意しました。

しかし中国語の勉強が身にしみついているのか、どうしても「発音から勉強したい!!」という衝動が抑えられません。
そこで評判よさそうな「English Pronunciation in Use (Elementary)」という発音のテキスト(CD付き)を買いました。


↓続きを読む
驚いたのがテキストの最初のページに

・学習に必要なもの CDプレイヤー、鏡

とか書いてあるんですよ。

中国で出版された学習書だと最初は必ず序文で
「我が国は悠久の歴史と文化があり」「中国文明と中国語の優勢を世界に広げ」
とかから始まりますよね。それも三人くらい書いてたりして。
あれがないんです。なんて実用的な本なんだ!とヘンなところで感動。


発音は「イギリス南部を基準としている」と明記されてますが、ところどころに「北アメリカ/アイルランド/スコットランド/イギリス南部では***と発音します」と注釈があって、標準でない音声も収録されています。

これはいいなーと思いました。

中国語の発音の本で普通話以外の発音を収録してるものってあるのでしょうか。
もちろん外国人なんだから規範の音をきちんと学ぶべきですが、実際に中国へ行けば規範ではない発音に出会うほうが多いと思います。
「北京の下町では***と発音されます」「四川では声調が変わることがあります」とか注釈と音声があると助かるのに。いまの状態だと各人が体当たりで覚えるしかないので、経験が共有されなくて、もったいない気がする。



English Pronunciation in Useはそれぞれの発音に舌と顎、息の流れ方の図が載っているのにも感心しました。(必要に応じて唇の図も載ってます)
これがすごく分かりやすい。あ、英語の発音ってこういうことか!と思いました。(いままで学校で何習ってたんだよう)

余計な説明がまったくなく、発音の説明と単語の発音練習だけが淡々と続くところにも世界言語の余裕というか、ある種のすごみを感じました。
CDも5枚もついてて、四の五の言わずに黙々と練習しろ!って感じ。



中国語の発音の本って、先生自身にすごく思い入れがあって、苦労して中国語を習得されたんだろうなあとよく分かるのですが、やけに精神論的な説明だったり、発音が通じないとお母さんが馬になってしまってどんなに大変かとか、こぼれ話みたいなコラムがスペースを取ってたりとかしませんか。
それはそれで面白いのですが、エッセイなのか発音の解説書なのか分からなくなってたりして。


と、英語の勉強をしながらも中国語のことばっかり考えてるので、英語はモノにならない気もします。
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