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2017年 04月 03日 |
以前日本語吹き替えで見たことがあるのですが、とても気になってることがあってもう一度英語音声版を見ました。


「GOAL!」は南米出身の貧しい天才サッカー少年がイギリス人スカウトに才能を見出され、ニューカッスル・ユナイテッドで活躍するスポーツ映画。
サッカーに興味がなくても誰もが楽しめるよくできた映画だと思います。

主人公サンティアゴを偶然見出すスカウトのグレン・フォイを演じてるのがスティーヴン・ディレインなので見たわけですが、舞台がニューカッスルなので、どうやらニューカッスル訛りでしゃべっているらしい。しかし日本語吹き替え版を見たときは確認するすべはなかった。こういうのって吹き替えする声優さんも悩むでしょうね。


ニューカッスルの人たちが喋ってる北部訛りは特にGeordieという名称がついているそうです。そしてGeordieを使う人たちが住む地域はToonと呼ばれるらしい。



オックスフォード辞書によると
Geordie
The dialect or accent of people from Tyneside, esp. Newcastle-upon-Tyne, or (more generally) neighbouring regions of north-east England.


ではスタニス陛下は実際にジョーディでしゃべっているのか?映画を見てみますと・・・

うわーめっちゃ北部アクセント、スタニス陛下方言お上手ですね!!

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グレン・フォイもニューカッスル・ユナイテッドの選手だったのですが故障で引退、しばらくスカウトをつとめた後、いまは自動車整備工場で働いている。

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Glen Foy: "Welcome to the Toon."
(トゥーンへようこそ)

Santiago: "What's the 'Toon'?"
(トゥーンって何?)

Glen Foy: "It's where the Geordies live."
(ジョーディが住んでるところ)

Santiago: "What's a 'Geordie'?"
(ジョーディって何?)

Glen Foy: "The people who live in the Toon."
(トゥーンに住んでる人間のこと)


スタニス陛下冗談が言えるのですね!


小説の「氷と炎の歌」ではスタニスは応答にAyeを使うのですが、ドラマの「ゲーム・オブ・スローンズ」だと普通にYesになってて寂しく思っていました。しかしこの映画ではスティーヴン・ディレインのAyeが聞けるのです。うれしい・・・

素人の私には判断できませんが、けっこう流暢な北部訛りのように聞こえます。
グレン・フォイの家は海に面していてドラゴンストーンに似た景色。
妻とは死に別れ、娘あり。
私の勘では港湾労働者のひげ面の友人がいると思う。

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コーチ役でゲアリー・ルイスさんも出ています。こちらはスコットランド人なのでネイティブ北部アクセント。Rの迫力が違う・・・

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珍しく大はしゃぎする陛下を拝見できるレア映画。


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スティーヴン・ディレインがジョーディをしゃべって何がそんなにうれしいのかというと、「ゲーム・オブ・スローンズ」のダヴォス・シーワースがジョーディを使ってるから。
陛下とダヴォスちゃんが同じ訛り・・・それだけで感動しています。



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2017年 04月 02日 |
Audibleアメリカで一時期つねに一位を独走していたSherlock Holmes: The Definitive Collection。
朗読はスティーブン・フライ。
長さにびびりながらも購入してみました。

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72時間58分に渡る超ロング朗読。
世にシャーロキアンは数多いといえども、全作品を一人で朗読した人はなかなかいないのではないでしょうか。

朗読版の良いところは、自分で読むと飛ばしてしまうところも必ず朗読してくれるところ。
「緋色の研究」のモルモン教の部分をちゃんと読んだ人は少ないと思うのですが(ホームズ出てこないし)、このオーディオ版でやっとどういう話だったのか分かりました。手に汗握る活劇で意外に面白かった。


イギリスの国宝と呼ばれるスティーブン・フライの朗読は本当に素晴らしく、とくにワトソンが可愛さがきわだっています。
しかも各巻ごとにスティーブン・フライの解説つき。
ホームズを人気ドラマドクター・ハウスと比較したりしてヒュー・ローリーの宣伝もしてあげる英国国宝。


本の表紙をよく見ると、

Sherlock Holmes
Stephen Fry

と書いてある。
ふつうそこは作者の名前を入れるのでは・・・
スティーブン・フライの集客力がよくわかりますね。




スマホで聞くとチャプター分けがわからないのが欠点だな。
私はまだブルー・カーバンクルのあたりでうろうろしています笑。



Part 1
Chapter 1: Opening Credits and Introduction to A Study in Scarlet
Chapters 2-15: A Study in Scarlet
Chapter 16: Introduction to The Sign of Four
Chapters 17-21: The Sign of Four, Part 1

Part 2
Chapters 1-7: The Sign of Four, Part 2
Chapter 8: Introduction to The Adventures of Sherlock Holmes
Chapters 9-21: The Adventures of Sherlock Holmes, Part 1

Part 3
Chapter 1: The Adventures of Sherlock Holmes, Part 2
Chapter 2: Introduction to The Memoirs of Sherlock Holmes
Chapters 3-14: The Memoirs of Sherlock Holmes
Chapter 15: Introduction to The Hound of the Baskervilles
Chapters 16-21: The Hound of the Baskervilles, Part 1

Part 4
Chapters 1-9: The Hound of the Baskervilles, Part 2
Chapter 10: Introduction to The Return of Sherlock Holmes
Chapters 11-21: The Return of Sherlock Holmes, Part 1

Part 5
Chapters 1-2: The Return of Sherlock Holmes, Part 2
Chapter 3: Introduction to The Valley of Fear
Chapters 4-18: The Valley of Fear
Chapter 19: Introduction to His Last Bow
Chapters 20-21: His Last Bow, Part 1

Part 6
Chapters 1-7: His Last Bow, Part 2 and Closing Credits

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2017年 03月 29日 |
アマゾンによくThe Guardという映画をお勧めされます。
リアム・カニンガムさんが出演しているせいなのですが、タイトルがぴんとこなくて、スルーしてました。


日本語タイトルの『ザ・ガード〜西部の相棒〜』が混乱に拍車をかけているような・・・

邦題を見て西部劇なのかな?とか思ってたのですが、実はアイルランドでは警察のことをポリスではなくGuardというのですね。(とごく最近知った)
アイルランド語ではGarda Síochána na hÉireann、英語ではGuardians of the Peace of Irelandというそうです。

そういうわけでこの映画はアイルランド共和国の警察映画だったのです。
そして邦題の西部というのはアイルランド共和国西部のコネマラ地方のことだったの。
つまりヨーロッパのど田舎アイルランドのさらに西部のど田舎のローカル警察の物語なのですが、これがまったく予想を裏切る面白さでした。

主人公のボイル(Gerry Boyle (Brendan Gleeson))はコマネラ・ゲールタハトの巡査部長(Sergeant)。飲む打つ買うの三拍子そろった堕落警官です。

いまもアイルランド語が使用されている地の果ての荒涼としたこんなローカルな土地で麻薬取引が行われるというのでFBIから捜査官エヴェレットが派遣されてきます。エヴェレットを演じてるのはアベンジャーズとかに出てるアフリカ系の俳優さん。

アイルランド警官ボイルとアメリカ人捜査官エヴェレットのバディ・ムービーなんですけど、なにしろアイルランドだから人種差別ジョークがすさまじい・・・
エヴェレットはアメリカ人の上に黒人なので住民にぜんぜん相手にされず捜査は苦戦します。聞き込みに行っても英語しゃべってもらえないし。


悪役の麻薬密売人シーヒー(Francis Sheehy-Skeffington (Liam Cunningham))、コーネル(Clive Cornell (Mark Strong))、オレーリー(Liam O'Leary (David Wilmot) )は取引の邪魔になる警官を殺したり買収したりしています。

このスマグラー(みんなスムグラーって発音してた)のボスを演じてるのがリアム・カニンガムさん。
三人組のうちマーク・ストロングだけがロンドン出身で、残りのふたりはダブリン人という設定です。この三人のあいだでもアイルランド対イギリスの偏見大会がくりひろげられてました。

途中でボイルが原っぱに隠されてる武器をみつけて所有者に返すというよくわからないが重要なエピソードがあります。
この武器はIRA暫定派から盗まれたものだったようです。共和国にもまだいるのかIRA・・・しかしとても人のよさそうなおじさんだ・・・

その武器の中にデリンジャーがあって、IRAの人の説明によるとゲイの戦闘員がパンツの中に隠して使ったらしい。
共和軍にゲイがいたのかと驚くボイルに「一人か二人はいたよ。MI5に潜入するには他に方法がなかったし」とIRAの人。「マイケル・コリンズ」でチャールズダンス様がホテルで暗殺された場面にはそんな裏事情が・・・(違

トップからの指示でゴールウェイの警官はすべて麻薬取引が行われるコークへ動員されます。しかしボイルは本当の取引場所はスピドル(ゴールウェイの近く)と見抜き、一人で乗り込むのだった・・・


ブラックジョーク満載で、ときどきほろりとさせられるよく出来た映画です。
たぶんアイルランド人が見たら大爆笑なんだと思う。


公式サイト


以下恒例勝手な画像で勝手に説明

リアムさんは三つ揃いの上にコートという着こみすぎな正装で素敵。

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警察のスマグラー資料。

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前髪のあるマーク・ストロング初めて見たわ。

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密売三人組は車の中でひまつぶしに哲学者引用クイズをしているようです。キャビンプレッシャー悪人版みたい。

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人気の哲学者はみんなイギリス人なので機嫌が悪いリアムさん。
マーク・ストロングがバートランド・ラッセルとディラン・トマスはウェルズ人だと指摘して立派なウェルズ人もいるもんだとリアムさんを感心させる。

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リアムさんはダブリン訛り大炸裂で楽しそうに悪役を演じていました。
ideal /aɪˈdɪəl/をオイディールと発音してて何がなんだか分からなかった。
やっぱりアイルランド訛りのリアムさんはダヴォスちゃんのジョーディとだいぶ違う。

ダブリンから赴任してきたばかりの警官が運悪く三人の車を止めさせてしまう。
リアムさんはすぐに相手がダブリン出身と見抜き、お前のことはよく知ってるぞなどと言い出す。

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警官がすごく動揺してたのはなぜだろうと思ったら、彼はゲイでそれを隠すために東欧の移民女性と結婚していたとあとで分かります。ダブリンからゴールウェイに転勤になったのも何か都会でまずいことがあったのだろうか?リアムさんはなぜ分かったの・・・?


なぜか水族館で打ち合わせする三人組。水がすごく濁ってる・・・

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一人だけ買収できない「ガード」がいるので困っているマーク・ストロング。


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鮫はいいなあ、心がやすらぐよと怖い顔でやすらぐマーク・ストロング。

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ボイルを脅迫しにきたリアムさん。
左端が主役のボイルです。

ボイルは頑固で話が通じず諦めるリアムさん。

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頑固警官はほっといて麻薬取引は決行されます。
とっても可愛い決めポーズで"We gotta go"(やるぜ)と宣言するリアムさん。

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しかしマーク・ストロングは「アメリカ人みたいな言い方するな」と怒るのだった。


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まったく無関係ですが、アメリカ人に「Americaから来たんですか」と言ったら「States」と訂正されるんですけど、この映画ではAmericaって言ってた気がする。アメリカをステイツとか呼んでるのってアメリカ人だけなんじゃないだろうかという疑問はどこで解決できるのか。

ボイルはリアムさんにすら買収できなかった。
マーク・ストロングは「ところでガードって何?」と(いまさら)質問してたのでイギリス人にも分かりにくい単語なのでしょう。

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いやー面白い映画だった。



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2017年 03月 22日 |
なぜか「ブレンダン・コイル」の検索で来てくださるかたがいるので何かのお役に立つかと思い書いてみます。



Audibleアメリカでジョイスのダブリナーズをダウンロードして聞いています。

DublinersはAudibleだけでも数種類出てるのでどれにすればいいのか迷ったのですが、Harper Audio Editionにしました。
各短編をそれぞれ違う朗読者が読んでくれます。
アイルランド俳優もいますが、アメリカ人も読んでるようです。

このバージョンにした決め手はブレンダン・コイルの名前があったから。「小さな雲」を朗読しています。
けっこう声が若いです。ベイツさんとぜんぜん違うフレッシュな感じ。訛りもほとんど出してません。
まだ全編聞き終わってないのですが、淡々と読む人、芝居がかってる人、とくにアクセントに特徴のない人、すごいアイルランド訛り、といろいろな朗読が楽しめます。

いまのところ面白かったのはドナル・ドネリーの「下宿屋」。しゃがれ声の名調子でした。

そしてキーラン・ハインズの「痛ましい事故」はなにげなく聞いてて泣いてしまった・・・ジョイスで泣くって・・・恥ずかしいよ・・・
でも登場する中年女性の孤独がとても悲しくて、ジョイスって実は人の心のわかるひとだったんだなと何様な感想。
ってこの俳優さんマンス・レイダーの人か!!

まだ聞いてなくて楽しみにしてるのは最後のスティーヴン・レイの「死者たち」。


朗読は以下のラインナップみたいです。

The Sisters ' Frank McCourt
An Encounter ' Patrick McCabe
Araby ' Colm Meaney
Eveline ' Dearbhla Molloy
After the Race ' Dan O'Herlihy
Two Gallants ' Malachy McCourt
The Boarding House ' Donal Donnelly
A Little Cloud ' Brendan Coyle Counterparts ' Jim Norton
Clay ' Sorcha Cusack
A Painful Case ' Ciaran Hinds
Ivy Day in the Committee Room 'T.P. McKenna
A Mother ' Fionnula Flanagan
Grace ' Charles Keating
The Dead ' Stephen Rea



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2017年 03月 21日 |
Audibleアメリカにお試しで入っています。
そろそろお試し終了の30日になるので退会しようとすると、
「本当に退会するんですか?あと三か月7.49ドルで提供しますが続けてみませんか?」
と解約防止されてしまいました。

通常$14.95/月のところ三か月だけ$7.49/月・・・これはお得かも・・・

としばらく続けることにしました。


しかしそのまま継続してたら$14.95/月の契約になってしまうわけで、なにごともゴネ得なのだな・・・と思わされました。

あと三冊なにを聞こうかな。やはりスティーブン・フライのシャーロックホームズ72時間マラソンにすべきだろうか。

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2017年 03月 20日 |


(ネタばれしています&恒例画像勝手に)


ゲーム・オブ・スローンズのリトルフィンガーを演じているエイダン・ギレンが出ていると聞いたので「ブリッツ」を見てみました。

非常にストレートなストーリーで、エイダン・ギレンは警官連続殺人犯「ブリッツ」です。伏線とかまったくなかった、そのまんま犯人。

ロンドンが舞台なのでそれなりに冷え込むのでは?と思うのですが、なぜかいつも半裸です。
歩き方がくにゃくにゃしてて可愛い。


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映画の出来はネットの評価の低さが妥当かな、と思わせるものでしたが、ちょい役で思いがけずルーク・エヴァンズが出てきてキュートだったのでそれなりの収穫はあったと思います。

それにたぶんこの映画の演技が評価されてエイダン・ギレンがピーター・ベイリシュにキャスティングされたんだろうと思うので、とてもありがたい映画です。
Queer as Folkの評価かも知れんが・・・


朝食の盆を運んでくれるルクエバ。

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私はジェイソン・ステイサムの演技を初めてみたのですが、この人の声質とアクセントがスタニス・バラシオン陛下に激似で動揺しました。
スタニスの訛りはオリジナルだと思っていたのに・・・あんなアクセント実在するのかと思うと感無量。ロンドンの暴力刑事とバラシオン家のご子息が同じ訛りとは。
(ステイサムは劇中でタレこみ屋に「お前はアイルランド人か?俺はケルト人だ」みたいなことを言ってたような?)

ゲーム・オブ・スローンズの英語アクセントはいろいろ謎に満ちているのですが、いちばんミステリーなのはやはりエイダン・ギレン演ずるリトルフィンガーの

シーズンごとに違うアクセント

でしょうかね。

とリトルフィンガーに話が戻ったところできれいに(?)終了。


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2017年 03月 19日 |

またアホなことを言っていますのでご笑覧ください。


Work on Your Accentでお手本DVDと鏡に映った自分の口を比べて

ネイティブは常に前歯が見えている

ことに大衝撃を受けてからしばらく経ちました。



その後、できるだけ意識して前歯をむき出しにするようにして発音すると、だいぶネイティブに近い発音ができてきたように感じます。
最初は上手く歯を見せられず、鼻に皺を寄せて必死に上唇を引き上げていましたが、これにはかなりエネルギーを使いました。

だんだん慣れてくると、むしろ

下唇を前歯から離すように前方へ伸ばす

のが良いのではないかと思えてきました。
特にsh/ʃ/ や ch/tʃ/の発音のとき、日本人はどうしても口をイーッと横に開いてしまいがちかと思います。唇を前に出すようにすると不必要に横に開くのを防止できます。

また/t/がどうしても籠った音になってしまいがちだったのですが、前歯を見せれば綺麗に音が前に出せるようになりました。

どうしてこれまで「前歯を見せながら発音する」という簡単なことを誰も教えてくれなかったのだろう。
ネイティブにとっては幼少のころから歯を見せて発音してきたので、「わざわざ歯を剥き出しにしないと歯が見えない」人間もいるということを知らないのかもしれない。
そして日本人に英語を教えるネイティブも「日本人は喋るとき歯が見えないなー」と気付いたとしても、骨格のせいだろうかと深く考えず、指導の対象にしなかったのかもしれない。
あるいは文化的なタブーなのかもと思って触れないようにしてたとか。

簡単だけど知らない発音のコツってまだまだたくさんあるのだろうな。



サーセイは歯が見えている率が高いので、金雌獅子になったつもりで発音練習しています。
"You did this!"というセリフ、ぜんぶ前歯全開で発音していた。高度な技だ。

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しかしほぼ常に歯が見えている状態で喋ると、唇が(私の場合は歯が)乾きますね。ネイティブは歯が唇に張りつかないのかな。

と考えた瞬間、長年の疑問

なぜ英語ネイティブはやたらと唇をなめながら喋るのか?

という問いが自動的に解けたことをご報告します。
唇が乾くからなめるのか・・・



スタニス陛下の舌芸に見入るダヴォスちゃん

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2017年 03月 18日 |
Work on Your Accent: Clearer Pronunciation for Better Communication

HarperCollins UK (2012/8/1)
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久しぶりに教材のレビュー。
教材はケンブリッジ派だった私ですが、しばらく前にコリンズを好きになってしまい、最近はもっぱらコリンズばかり買っています。

Work on Your AccentはDVD付きで英語の発音を基礎からばっちり教えてくれるようです。
こんなブログを書いてるので英語得意と思われがちなブログ主ですが、紙上談兵タイプなので実際には英語はとても下手なことはお含みおきください。


子音が終わって今日から母音ですが、いいですね、このテキスト。
Lに明るいLと暗いLがあるのは知っていましたが、別々の章で説明してる教材は初めて見た。
Rなんて「発音するとき」「発音しないとき」に加えて、「文章にあらわれないがRが存在するとき」と三章に渡って説明されています。

で、今日から母音なんですが、最初がシュワ/ə/です。
普通aとかから始まると思うのですが・・・独自展開にしびれるぜ。

それで/ə/と/əː/をやったんですけど。
どの発音教材も鏡を見ろ、録音しろと書いてありますが、いままで鏡を見たことがなかった。鏡出すのが面倒で。

でも今回は心を入れ替えて鏡に照らしてみたんですよ。
それで気がついた。

1.唇と歯を離す、ほんの少しだけ。※
2.舌をリラックスさせ、先端を前歯の後ろで自然に休ませる。
3.シュワは形は必要ありません。唇と舌と顎はニュートラルに、自然に。

と説明があるにもかかわらず、お手本の映像の女性は上下とも歯が見えている。
が、鏡に映った自分の口には歯はちらりとも見えない。

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歯は・・・見せるべきなのか・・・?
と思って努力したところ、自分の場合はかなり力を込めて鼻に皺を寄せてむき出さないと歯は見えないことが判明。威嚇するニホンザルのような顔になりました。

イギリス人はリラックスしていても歯が剥き出しになる骨格(歯格?)なのだろうか?
そういえば私はベネディクト・カンバーバッチ氏の英語が好きで、彼が喋っているときは一生懸命見つめているのですが、初めて見たときは
「すごく歯をむき出しにして喋ってるなあ」と感心したこと思い出しました。

自分でも歯をむき出しながら発音練習して録音してみたところ、かなりネイティブに近い発音になった気がするのですが、しかし最もリラックスするシュワでこんなに威嚇しながら喋ったら会話とか不可能ですね。

※いま自分でもう一度読んだら「唇と歯を離す」って書いてありますね。
「唇と唇を離す」のかと思ってた。わざわざ歯に言及してある意図は?
日本語の母音の説明をするときに歯のことはまず説明しないと思うのですが、英語では歯も説明するのか?


とても自然に歯が見えているベネディクト・カンバーバッチ氏。うらやましい。

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何を驚いてるかというと、英語ネイティブが英語喋るときに前歯が見えることには薄々気づいていたが、自分が英語をしゃべるときに、前歯がまったく見えていないことにはいま初めて気づいてショックを受けているのです。
英会話教室とかも行ったことあるのですが、誰にも
「前歯を剥き出しにしろ!」
と注意されたことがありません。

自分の場合は日本語で喋るときにも前歯はあまり見えないようです。
どうすれば前歯を見せて喋れるのか?出っ歯の人が妬ましい。


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2017年 03月 02日 |

(自分用メモなのでお構いなく)


AudibleでThe World of Ice & Fireを聞き始めました。
ざっと聞いてみたところ、思ったより面白いです(失礼)。
とくに鉄諸島のとこが愉快、隙を見せるとすぐ反乱を起こす鉄人たち、何かというと襲撃されるラニスポート。

しかしやはり耳で聞くだけではよく分からない部分もあり(とくに人名と地名)、テキストがほしいのでkindleも購入しました。アマゾンに貢いでいます。
それと音声版は目次がないので、どのチャプターで何が話題になっているのか分からない。これは不便なのでなんとかしてほしいわ。


今後の進め方の方針:
・まず音声だけ聞く(家事をしながらとかでOK)。
・テキストを見ながら音声を再生。
一日一時間を目標。
気が向いたらシャドウイングやオーバーラッピングを楽しむ。
・翌日同じところを音声だけ聞く(家事をしながらとかでOK)。


今日の進み具合:
チャプター1から8まで。

The World of Ice & Fireはメイスター・ヤンデルがトメン王にささげた歴史書。自分の本を後世の人々に役立てたいという序言が感動的です。

朗読者が二人いるのは、Roy Dotriceが本文を朗読し、Nicholas Guy Smithが注釈部分を朗読しているため。
三国志で言えば陳寿が本文を、裴松之が注釈を朗読してるような感じ。
「氷と炎の世界」自体も後漢(ターガリアン)を滅ぼして天下統一した曹操(ロバート・バラシオン)の時代の史書を陳寿(メイスター・ヤンデル)が司馬懿(タイウィン・ラニスター)に命じられて執筆したと考えれば分かりやすいのでは(→わかりにくい)


森の子供たちのところは、指輪物語で言えばアルダでイルヴァタールと呼ばれる方である、のような壮大すぎる歴史の序章。壮大すぎて絶対寝てしまうわーと思ってましたが持ちこたえました。
最初の人々の部分短すぎて可哀想。

ヴァレリア帝国の勃興からアンダル人が逃げ出してウェスタロスに移住してくるところまで聞きました。エッソスは地理が分からないから何のことかさっぱり。ヴァレリア帝国が悪逆すぎる。

今日聞いたチャプター:
Preface
The Dawn Age
The Coming of the First Men
The Age of Heroes
The Long Night
The Rise of Valyria
Valyria's Children
The Arrival of the Andals



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2016年 09月 13日 |
■The Crownlands
ザ・クラウンランズ(複数形)
ロード・パラマウントはおらず、国王が直接統治する土地。首都のある王領。

七王国時代には独立王国ではなく、リヴァーランズ、ストームランズ、リーチに囲まれた中間地でした。
エイゴン征服王はここからウェスタロス侵略を開始。
日本人や中国人ならきっと新京とか西京とか新開地などと名付けたことでしょう。


◇キングズランディング(King's Landing)
ウェスタロスの首都。
狭い海からブラックウォーター川をさかのぼったところにあります。イギリスで言えばドーバー海峡からテムズ川を遡行してロンドンにつくようなものでしょうか。
王宮はザ・レッド・キープ(The Red Keep)。なぜザがつくのか?城には定冠詞不要と習ったのに・・・。
有名なザ・鉄の玉座(The Iron Throne)はザ・グレート・ホール(The Great Hall)にあります。見学は要予約。

◇ドラゴンストーン(Dragonstone)
エッソスの災厄を逃れたターガリエン家がウェスタロスでの最初の拠点とした島。同名の城があります。
ブラックウォーター・ベイ(Blackwater Bay)に浮かぶ火山島です。火山の噴火から逃げてきたのにまた火山に住むヴァリリア人たち。平らな顔の種族やローマ人のように温泉好きなのか?(無根拠)
ターガリエン家はここに百年ほど暮らしてからおもむろにウェスタロス侵略を開始しました。しかしこの岩島には農地もなければ鉱山もない。いったいどうやって生活をたてていたのか不思議です。ドラゴンも食わせにゃならんのにな。そこはやはり魔法でしょうかね。

ターガリエン家が天下布武してキングズランディングへ居を移した後、ドラゴンストーンは海から首都を守る防衛拠点となりました。
王家の世継ぎは伝統的にこの島に住み、プリンス・オブ・ドラゴンストーン(Prince of Dragonstone)の称号で呼ばれました。ドラゴン伝説があり、太子が領主である点はウェールズを思わせられます。

ロバートの反乱の際には狂王エイリスの妻Rhaella王妃が末息子ヴィセーリス(Viserys)を連れてドラゴンストーンに逃げ込みました。彼女はここで娘デナーリス(Daenerys)を出産したもののまもなく死亡。
そこへロバートの弟スタニスが艦隊を率いて急襲してきたため、幼い王子と王女は忠臣に連れられてエッソスへ逃亡。ここにターガリエン王朝はウェスタロスから姿を消すこととなりました。

ロバートは王位についたあと、ドラゴンストーンをスタニスに与えます。当時ロバートには実子がいなかったため、スタニスがバラシオン王家の世継ぎとしてこの島を治めました。

スタニスがロバートの宮廷で海軍長官(Master of Ships)を地位を得たため、ドラゴンストーンの港が王家の艦隊の駐留港となりました。ウェスタロスの主力艦隊はここに集められています。
6年後(だっけ?)のグレイジョイの反乱の際にはスタニスは旗艦を指揮してザ・アイアン・ボーンの船団を粉砕しました。スタニスは地味だけど働き者で良い子なんですよみなさん。

こんな貧乏な小島を押しつけられたスタニスは大いに不満なのですが、ロバートの立場で考えてみればドラゴンストーンは首都の喉元を守る大切な防衛線。そのうえドラゴンストーンに仕える旗人(bannerman)はターガリエンの遺臣ばかりなのです。代々ターガリエンの世継ぎに妻を提供してきたような誇り高い名家※を相手に、幼いレンリーでは抑えがきかない。ここは有能で忠義な弟にまかせようと考えたのかも。
スタニスはレンリーに比べて不公平な扱いを受けたと憤っていますが、ウェスタロスの海軍はスタニスが掌握してるので強大な軍事力を預けてるわけですよね。ザ・小評議会(The small council)の一員として実質的に国政を切り盛りしてるのもスタニス(ロバートはめったに議会に出てこないから)。
兄ちゃんにしてみたら次弟を信頼してるからこそ大権を預けてたのかもよ。(とロバートを慮る義理は私にはないのですが)

でも収入は少なく、あるのは名ばかりの栄誉と大貴族相手の気苦労だけ。こんな難しい領地を人間関係の苦手なスタニスがよく治められたなあ、不向きな仕事をいっしょうけんめいがんばってたスタニスを思うとちょっとほろりとさせられますね。
たぶん世慣れたダヴォスがスタニスのプライドを傷つけない程度にさりげなくアドバイスしてたんでしょう。玉葱は本当にお買い得。


※小説の第二部でダヴォスちゃんがある貴族にすっごい馬鹿にされてて、その貴族はターガリエン家に何人も嫁に出してるとこなんですが、たしかそのVelaryon家はOrys Baratheonの息子(ダヴォス・バラシオンじゃないほう)の息子の妻の実家だった。というくらい古い家柄がごろごろしてるわけです。


こんなことを長々と調べてブログに書いてしまうくらいスタニス/ダヴォスにはまりこんでいるのはお分かりいただけたでしょうか。
もし読んでくださった方がいたら本当にありがとうございます。一緒にチーム・ドラゴンストーンを応援しましょう。



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