2017年 04月 06日 |
北アイルランドで催行されているゲーム・オブ・スローンズのロケ地めぐりツアーに参加してみました。
ロケ地に行ってみたいなーと思ってる方のご参考になれば・・・と思いレポートしてみます。



ゲーム・オブ・スローンズの話だけでなく北アイルランドについての解説もしてくれるガイド運転手のパットさん(仮名)。
北アイルランドの特徴はスコットランドからの入植者が多いことだそうです。北アイルランドはスコットランドに近いので、アイルランドの他の地域よりもスコットランドとのつながりが強いんだとか。
スコットランドのプロテスタントといえばトレインスポッティングT2でボイン川の戦いの歌を合唱していた人を思い浮かべてしまう。


パットさん自身もスコットランド系だそうで、そのわりにというか近親憎悪なのか、スコットランドをめっちゃdisってた。

「ところで、なぜHBOが北アイルランドをロケ地に選んだか不思議に思ったことはない?」とパットさんからの質問。

あ、それ知りたかったんです。ずっと気になってた。

北アイルランドは政治的に不安定な時期が長かったせいで、映画の撮影地になったことはほとんどなかったそうです。
私も北アイルランドでロケしてる作品って「ブラディ・サンデー」しか見たことない。

そこへゲーム・オブ・スローンズ製作の話が持ち上がり、ヒットするかどうかも分からないこの作品に賭けてみようと北アイルランド政府は考えました。ドラマのためにスタジオやロケ地を準備して誘致したのです。

でも最初の候補地は北アイルランドじゃなかったんですって。
パイロット版はスコットランドで撮影されました。スコットランドはよく映画の撮影が行われているし、有力な候補地だったのです。

「最終的にスコットランドでの撮影が中止になった理由わかる?」とパットさん。
首を横に振る客たち。

「それはね、スコットランドでも英語が話されてるけど、アメリカ人たちは誰もあいつらの言うことが理解できなかったのさ!」

・・・真剣に聞いてたのに!スコットランド訛りジョークかよ!
(スコットランド人が喋る英語が理解できないという一般知にもとづく冗談)


そう、アイルランドでバスツアーに参加する観光客は運転手のジョークに耐えなければならない。(とパットさん本人が言ってた)
その日のお客さんはけっこう物静かな人たちだったせいかなかなかジョークが受けず、なんとしても笑わせてやろうとむきになった運転手は「バッド・ジョーク・タイム」と称する漫談タイムに突入していくのだった・・・

いやー英語ネイティブって本当の本当にジョークを語るものなのですね。そしていつも思っていたが英語ジョークって笑えない。
「つまんねージョークタイム」の次は「大人のジョークタイム」(やや受け)と果てしなく続くジョーク。
パットさんの渾身の努力でバスの中もだんだんウォームアップされてきたところで次の訪問地は


Cushendun Caves

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アッシャイのメリサンドルがシャドウ・ベイビーを生んだ洞窟。
解説パネルがサー・ダヴォスでなごみます。

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ひっそりたたずむ隠れ里のような洞窟に吸い込まれていくツーリストたち。

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ここらへんがダヴォスがボートをつけたあたりかな。

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とりあえず写真とってみました。岩ばっかりですんません。

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実はこの洞窟の奥に建物があって、ここはガレージへの通路だそうです。
そういえば地面にタイヤの跡が。

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ところでMelisandreって人によってはメリサンドレって発音してませんか。スタニスのことですが。


(つづきます)


Cushendun Caves, County Antrim

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ドラマのキャプチャとってみましたが暗くてなにがなんだか?

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GoT ロケ地ツアーシリーズ




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2017年 04月 05日 |
北アイルランドで催行されているゲーム・オブ・スローンズのロケ地めぐりツアーに参加してみました。
ロケ地に行ってみたいなーと思ってる方のご参考になれば・・・と思いレポートしてみます。


もしかしてものすごく充実の豪華ツアーレポートを期待してる方がいたら夢を壊して申しわけないのですが、これらのツアーは「ゲーム・オブ・スローンズ・ロケーションズ・ツアー」という名称で販売している一般向けの旅行商品です。
HBOではなく北アイルランドの普通の旅行会社が催行しているバスツアーなので、個人でも行けるような観光地しか旅程に入っていませんし、俳優やスタッフに会えるとか、特別にスタジオ見学ができるなどということもありません。
「冬の京都定期観光バス」とかと同じようなものと思っていただければ。


ツアー出発日、指定のホテル前で待っているとマイクロバスが迎えに来てくれました。
車内はすでに満席、20人弱のツアーです。

最初に運転手兼ガイドのパットさん(仮名)の自己紹介と今日のツアーの予定や注意事項。
運転手がツアーガイドを兼ねるのはアイルランドではよくあることのようです。他の地方でバスツアーに参加したときも運転手が説明していました。数時間しゃべりっぱなしで運転もする、驚異の体力・・・

まず「見たところ今日は英語のネイティブじゃないお客さんも多いようですが、ぼくの英語が聞き取れないときは言ってくれたらゆっくり説明しますね。それから英語のネイティブのお客さんもたぶんぼくの英語が聞き取れないだろうから、遠慮なく言ってね!」と軽く笑いをとるパットさん。
実際にはパットさんの英語はあまり訛りもなくて聞き取りやすかったです。

が、朝早いこともあってか、みなさん静かです。もっと朝っぱらから「ホーダー!」とか叫んで興奮して飛び跳ねるマニア満載のバスを予想してたので意外(失礼)。

そしてさらに意外なことに「ところでみなさん当然ゲーム・オブ・スローンズは見てるよね?」というパットさんの問いかけに「見てない」というお客さんが半分くらいいました。そうなんだ!
見てない理由は多くの人が「メインストリームすぎる」「みんな見てるから今さら見る気になれない」。欧米では本当に大人気なんですね。


パットさんご本人はドラマの大ファンだそうで、これから訪問するロケ地についてドラマでの位置づけやエピソードを歴史家のように流暢に説明してくれました。架空の歴史について流れるように語って飯を食うって奇妙な感じだろうなあ・・・


Carnlough Harbour

ツアー最初の訪問地。
いきなりネタバレですが、シーズン6でアリアが刺されて水に落ちた港。

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へー、こんな何の変哲もない船着き場がブラーヴォスに早変わりするのか、と感心。

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刺されて落ちたのはこの石段です、見覚えありますか?

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観光客のために説明看板までありました。

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(つづく)

Carnlough, County Antrim

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ロケ時の地元紙記事


GoT ロケ地ツアーシリーズ




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2017年 04月 04日 |
北アイルランドで催行されているゲーム・オブ・スローンズのロケ地めぐりツアーに参加してみました。
ロケ地に行ってみたいなーと思ってる方のご参考になれば・・・と思いレポートしてみます。


北アイルランドはゲーム・オブ・スローンズの撮影地の一つです。ドラマのヒットにともない、ロケ地も観光の目玉になりました。

アイルランドの観光客向け旅行雑誌にも「警戒せよ、観光客がやってくる」というタイトルでロケ地の紹介が。

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ベルファストの観光案内所でもゲーム・オブ・スローンズのグッズがたくさん販売されていました。(許可をもらって撮影しました)

タイウィン様がすごくほしかったのですが、次に行ってみたら売れてしまっていて、後ろにいたスタニスが前出しされていた。スタニスはまだまだたくさんありました。買ってあげて・・・


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観光案内所に「ロケーションズ・ツアー」のパンフレットが何種類かあったのでもらってきました。

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ベルファスト滞在の主目的はゲーム・オブ・スローンズではなかったので、ロケ地も機会があれば行ってみようかな、くらいのつもりでした。
ツアーが催行されてるのかどうかもよくわからないまま現地に着いたのですが、観光業界は盛り上がっているようで予想より簡単に参加できそうです。


パンフを見比べてみると、どの旅行会社も内容にそれほど違いはないようです。
ベルファストを朝9時ごろ出発して夜7時ごろ帰着。価格は35~40ポンド。

コースは二種類あって

A.アイアン・アイランズ&ストームランズ周遊
B.ウィンターフェルめぐり

このうちBのタイプは旅行会社によっては販売しておらず、催行日もあまり多くないようです。
Aタイプは北部の海岸ぞいの観光地をだいたい網羅しているので、ツアーが組みやすいんでしょうね。
Bタイプは古城と湖しかないので、よほどのスタークファン以外には販売しにくそう。


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日程の都合もあってAに参加することに。
旅行会社は「撮影時に俳優やスタッフを送迎したのと同じマイクロバスを使用」というのが売りのところにしました。
バスが小さいほうが少人数で良いかと思ったので。(人数多いと点呼で気づかれずに置いていかれるかも・・・と心配だった)

ネットで夜中に申し込んで、翌朝市内のホテルで拾ってもらうよう手配しました。
こんな駆け込みで大丈夫だろうか・・・

(つづく)



旅行会社でも直接申し込みできます。
手書きポップの魅力(笑

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バス停でよく見かけたドラマの宣伝。

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GoT ロケ地ツアーシリーズ




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2017年 04月 03日 |
以前日本語吹き替えで見たことがあるのですが、とても気になってることがあってもう一度英語音声版を見ました。


「GOAL!」は南米出身の貧しい天才サッカー少年がイギリス人スカウトに才能を見出され、ニューカッスル・ユナイテッドで活躍するスポーツ映画。
サッカーに興味がなくても誰もが楽しめるよくできた映画だと思います。

主人公サンティアゴを偶然見出すスカウトのグレン・フォイを演じてるのがスティーヴン・ディレインなので見たわけですが、舞台がニューカッスルなので、どうやらニューカッスル訛りでしゃべっているらしい。しかし日本語吹き替え版を見たときは確認するすべはなかった。こういうのって吹き替えする声優さんも悩むでしょうね。


ニューカッスルの人たちが喋ってる北部訛りは特にGeordieという名称がついているそうです。そしてGeordieを使う人たちが住む地域はToonと呼ばれるらしい。



オックスフォード辞書によると
Geordie
The dialect or accent of people from Tyneside, esp. Newcastle-upon-Tyne, or (more generally) neighbouring regions of north-east England.


ではスタニス陛下は実際にジョーディでしゃべっているのか?映画を見てみますと・・・

うわーめっちゃ北部アクセント、スタニス陛下方言お上手ですね!!

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グレン・フォイもニューカッスル・ユナイテッドの選手だったのですが故障で引退、しばらくスカウトをつとめた後、いまは自動車整備工場で働いている。

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Glen Foy: "Welcome to the Toon."
(トゥーンへようこそ)

Santiago: "What's the 'Toon'?"
(トゥーンって何?)

Glen Foy: "It's where the Geordies live."
(ジョーディが住んでるところ)

Santiago: "What's a 'Geordie'?"
(ジョーディって何?)

Glen Foy: "The people who live in the Toon."
(トゥーンに住んでる人間のこと)


スタニス陛下冗談が言えるのですね!


小説の「氷と炎の歌」ではスタニスは応答にAyeを使うのですが、ドラマの「ゲーム・オブ・スローンズ」だと普通にYesになってて寂しく思っていました。しかしこの映画ではスティーヴン・ディレインのAyeが聞けるのです。うれしい・・・

素人の私には判断できませんが、けっこう流暢な北部訛りのように聞こえます。
グレン・フォイの家は海に面していてドラゴンストーンに似た景色。
妻とは死に別れ、娘あり。
私の勘では港湾労働者のひげ面の友人がいると思う。

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コーチ役でゲアリー・ルイスさんも出ています。こちらはスコットランド人なのでネイティブ北部アクセント。Rの迫力が違う・・・

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珍しく大はしゃぎする陛下を拝見できるレア映画。


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スティーヴン・ディレインがジョーディをしゃべって何がそんなにうれしいのかというと、「ゲーム・オブ・スローンズ」のダヴォス・シーワースがジョーディを使ってるから。
陛下とダヴォスちゃんが同じ訛り・・・それだけで感動しています。



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2017年 04月 02日 |
Audibleアメリカで一時期つねに一位を独走していたSherlock Holmes: The Definitive Collection。
朗読はスティーブン・フライ。
長さにびびりながらも購入してみました。

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72時間58分に渡る超ロング朗読。
世にシャーロキアンは数多いといえども、全作品を一人で朗読した人はなかなかいないのではないでしょうか。

朗読版の良いところは、自分で読むと飛ばしてしまうところも必ず朗読してくれるところ。
「緋色の研究」のモルモン教の部分をちゃんと読んだ人は少ないと思うのですが(ホームズ出てこないし)、このオーディオ版でやっとどういう話だったのか分かりました。手に汗握る活劇で意外に面白かった。


イギリスの国宝と呼ばれるスティーブン・フライの朗読は本当に素晴らしく、とくにワトソンが可愛さがきわだっています。
しかも各巻ごとにスティーブン・フライの解説つき。
ホームズを人気ドラマドクター・ハウスと比較したりしてヒュー・ローリーの宣伝もしてあげる英国国宝。


本の表紙をよく見ると、

Sherlock Holmes
Stephen Fry

と書いてある。
ふつうそこは作者の名前を入れるのでは・・・
スティーブン・フライの集客力がよくわかりますね。




スマホで聞くとチャプター分けがわからないのが欠点だな。
私はまだブルー・カーバンクルのあたりでうろうろしています笑。



Part 1
Chapter 1: Opening Credits and Introduction to A Study in Scarlet
Chapters 2-15: A Study in Scarlet
Chapter 16: Introduction to The Sign of Four
Chapters 17-21: The Sign of Four, Part 1

Part 2
Chapters 1-7: The Sign of Four, Part 2
Chapter 8: Introduction to The Adventures of Sherlock Holmes
Chapters 9-21: The Adventures of Sherlock Holmes, Part 1

Part 3
Chapter 1: The Adventures of Sherlock Holmes, Part 2
Chapter 2: Introduction to The Memoirs of Sherlock Holmes
Chapters 3-14: The Memoirs of Sherlock Holmes
Chapter 15: Introduction to The Hound of the Baskervilles
Chapters 16-21: The Hound of the Baskervilles, Part 1

Part 4
Chapters 1-9: The Hound of the Baskervilles, Part 2
Chapter 10: Introduction to The Return of Sherlock Holmes
Chapters 11-21: The Return of Sherlock Holmes, Part 1

Part 5
Chapters 1-2: The Return of Sherlock Holmes, Part 2
Chapter 3: Introduction to The Valley of Fear
Chapters 4-18: The Valley of Fear
Chapter 19: Introduction to His Last Bow
Chapters 20-21: His Last Bow, Part 1

Part 6
Chapters 1-7: His Last Bow, Part 2 and Closing Credits

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