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2017年 03月 10日 |


(自分用メモなのでお構いなく)

今日の進み具合:
チャプター35


エイゴン五世(Aegon V)の最初の仕事はブラッド・レイヴンことブリンデン・リヴァーズを王の手から解任し、壁に送ることでした。
直近のブラックファイアの反乱のときブラッド・レイヴンは赦免を餌に首謀者をおびきよせて殺してしまったのですね。王室の名誉に背く行為として処罰されました。
エイゴン五世の兄メイスター・エイモンがブラッド・レイヴンに同行しています。策略家のブリンデン・リヴァーズがこれ以上策を弄することのないようお目付け役に志願したようです。丈高きダンカンが護衛として送って行きました。

ブラッド・レイヴンは壁でロード・コマンダーに選ばれ(部下を200人も壁に連れて行ったらしい)たが、数年後に姿を消しました。
実はこの人が「三つ目の鴉(three-eyed crow)」だとwikiを読んで知ったのですが、えらく長生きですね。
そして私はずっと三つ目の鴉を「三番目のカラス」だと思い込んでいて、一羽目と二羽目はいつ出るんだろうといぶかしんでいたことをお伝えします。


エイゴン五世の最大の問題は子供たちの結婚でした。
エイゴン五世本人は恋愛結婚で、妻はベサ・ブラックウッド(Betha Blackwood)、黒髪に黒い瞳で黒きベサ(Black Betha)と呼ばれた美女です。
話はそれますが、ダヴォス・シーワースがスタニス・バラシオンから拝領した船の名がブラック・ベサ。玉葱騎士が船長をつとめたのはスタニス陛下のひいおばあさまの名前のついた船だったのですね。オニオンへのご寵愛の深さが知れようというもの。

長男のダンカンは親を見習ったのか自分も一般女性と恋愛結婚してしまいました。
おさまらないのはダンカンのフィアンセ(名前不明)の父ライオネル・バラシオンです。
「笑う嵐」と異名をとるストームランドの領主は激怒して反乱を起こします。
しかしキングズガードの丈高きダンカンが一騎打ちでライオネルを負かしたので反乱は終了。こんな大事なことを一騎打ちで決めるなんて・・・さすが笑う嵐は豪快です。

エイゴン五世は和解策として娘のレイエル(Rhaelle)をライオネルの世継ぎオームンド(Ormund)の妻とすると宣言。レイエル王女は「ライオネルの盃係、その妻の話し相手」としてストームズエンドに赴き、後にオームンドと結婚しました。
cupbearerは日本語では「酌取り」と訳されてる役職だと思うのですが、具体的に何をするのでしょうか。

開祖オーリス・バラシオンから数百年ぶりにバラシオン家とターガリアン家が接近します。
後年ロバート・バラシオンが反乱を起こしたとき支持する領主が多かったのは、彼が祖母によってターガリアン王家の血を引いているのも理由だったようです。


エイゴン五世に話を戻すと、残りの息子と娘も勝手にきょうだいで結婚しちゃったり独身主義者になってそれぞれの婚約者は面目丸つぶれ、エイゴンは大領主たちのご機嫌取りに苦労することに。

ターガリアン家はキングズランディングとドラゴンストーンしか領有しておらず、軍隊もせいぜい首都警備隊レベルで、領主たちに背かれれば天下統一を保つのは難しかったのでしょうね。
それもあってかエイゴン五世はドラゴンの再生育に熱中するようになります。

ストームズランドにある離宮サマーホールでドラゴンを孵化させようとしたエイゴン五世は、太子ダンカン、キングズガードのコマンダー丈高きダンカンらと共に炎に飲まれて世を去ります。事故の詳細はいまにいたるも不明。
この同じ日にサマーホールでレイガー王子が誕生しています。彼こそ炎の中で生まれたプリンスだったのでしょうか。


「氷と炎の歌」でよく言及される「ドラゴンを復活させようとして爆死したアホな王様」がエッグだったなんて・・・ショックです・・・

このあたりからターガリアン家没落の足音が聞こえてくる感じ。



Aegon V


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2017年 03月 09日 |

(自分用メモなのでお構いなく)

今日の進み具合:
チャプター33~34

「七王国の騎士」のエッグとダンクの時代ですね。
こんな背景があったのか!と驚くことがいろいろあります。


デイロン二世の世継ぎの太子はベイロー・ブレイクスピア(Baelor Breakspear)。
「七王国の騎士」の日本語訳では「槍砕きのベイラー」と訳されている人です。
あの小説を読んだ人ならベイローがどれほど心正しく、勇敢で、騎士道の鑑であったかよくご存じでしょう。
太子と王の手を兼任してたことからも有能ぶりが垣間見えます。誰もが次の賢王と期待していました。

しかし、「七王国の騎士」を読んだ人なら決して忘れられないある事件によってベイローは惜しくも世を去ります。妻ジェナ・ドンダリオンとのあいだの二人の息子もグレート・スプリング・シックネスで夭折。

ベイローの奥さんはストームランドの人だったのか。
ブラックファイアの乱でベイローとともに戦ったストームロードたちというのはドンダリオン家だったのかも知れませんね。
次期王候補と縁組できるなんてドンダリオン家はけっこう良い家柄だったのかな。


デイロン二世もグレート・スプリング・シックネスで倒れ、王位は次男のエイリス一世のもとへ。グレート・スプリング・シックネスは疫病の大流行で、ウェスタロス全土で猖獗を極めました。首都では死体を焼くためにパイロマンサーが雇われ、ワイルドファイアの緑の炎が燃え続けたとか。ここでワイルドファイア初登場です。

王冠を継いだエイリス一世はブリンデン・リヴァーズを王の手に任命。顔に赤いカラスの痣があるブラッド・レイヴンです。

疫病のあとは二年にわたる大旱魃が起きます。
「七王国の騎士」に唐突に”旱魃は親族殺しの王の手のせい”、という一文が出てくるのですが、ブラックファイアの乱でブリンデンが弟を殺したことを指してるようです。そんな急に言われても分からんわ。

自然災害の他、こりずに襲ってくるブラックファイアや、隙を見て叛旗を翻すアイアン・アイランズにも悩まされました。
首謀者ビタースティールを捕らえて「壁」に流刑にしたものの、輸送中に反乱軍に奪還されて将来に禍根を残すことにもなりました。


エイリス一世には子供がいなかったので、王位は弟のメイカー一世が継ぎました。

メイカー一世は、兄のベイローに起こったことを考えればもっともかと思うのですが、厳しく陰のある人物でした。
ブラッド・レイヴンが引き続き王の手を務め、ブラックファイアの反乱の他は比較的平和な治世だったようです。

メイカー一世の最大の問題は後継者でした。
四人いた息子のうち、長男のデイロンは早くに病死。
次男エイリオンはドラゴンになれると信じてワイルドファイアを飲んで死亡。エイリオンはリスに流されてた時期があったのですが、このころザ・セカンド・サンズに参加してたらしい。
三男のエイモンはシタデルでメイスターの鎖を得ていました。還俗を促されますが拒否。彼こそ後年壁でご長寿メイスターとして奉仕するエイモンなのです。
王位は末っ子のエイゴン五世(エッグ)が継ぐことになりました。


忘れないうちに先にネタバレしてしまうと、エイゴン五世はスタニス・バラシオン陛下の曾祖父でもあります。

ドラマで壁に着いたスタニスがいかにも憎々しげに
「お前が誰か知っているぞ、エイモン・ターガリアン」
と言い捨てる場面があるんですけど、そりゃ知ってるよな、スタニスにとっては曾おじいさんの兄上だ。中国だったらひざまずいてお茶でも差し上げるところですが・・・



Aerys I
Maekar I

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2017年 03月 08日 |
(自分用メモなのでお構いなく)

一日一時間を目安に聴いていますが、日ごとに時間あたりの登場人物の数が増えている気がする。特に今日は愛人が900人もいたという王様の登場で愛人と私生児がインフレ状態です。


今日の進み具合:
チャプター29~32


ベイロー一世は妹のデイナ(Daena)と結婚していましたが、信仰に生きる王は女性の誘惑をさけるため王妃をThe Maidenvaultってところに幽閉していました。
しかしなぜかデイナ王妃は男児を出産、祖父の名をもらってデイモン(Daemon)と名付けます。私生児なので姓はウォーターズ(Waters)。私生児の姓って面倒だな、母の姓にしとけばいいのに。

厭世的になったのかベイロー一世は絶食して死亡。
次の王はヴィセリス二世(Viserys II)。ダンス・オブ・ドラゴンズの最終勝者エイゴン三世の実弟です。彼は内乱時にエッソスへ逃れ、リスで結婚していました。ヴェラリオン家が高額の身代金を払ってくれたおかげで家族とともにウェスタロスへ戻り、エイゴン三世、デイロン一世、ベイロー一世の「手」を歴任しました。
地味ながら名宰相、名君だったようです。早死にしちゃって残念。


後を継いだのは長男のエイゴン四世(Aegon IV)。本邦の光源氏のような人物といえば良いでしょうか、イケメン貴公子でしたが自分を律することができませんでした。
王妃は妹のネイリス(Naerys)。実は彼女は次男のエイモン(Aemon)と愛し合っていましたが、引き裂かれて長兄と結婚させられます。エイゴン四世はネイリス王妃をまったく大事にせず、愛人をとっかえひっかえする生活を送りました。
嫡男のデイロン(Daeron II)はこんなのが父とは思えないほどよくできた王子で、ドーンのマリア・マーテルと結婚、ドーンとの友好につとめます。

ハーレム建設以外にエイゴン四世がやったことといえばドーン侵略くらい?
息子の諫めもきかず、ドーンに出兵しましたが途中で頓挫。
死ぬ前にすべての私生児を認知するという大暴挙に出たエイゴン四世は孝行息子デイロンに異腹きょうだいたちの世話を託して死亡。無責任すぎる人生でした。


ここで「グレート・バスターズ」と呼ばれるエイゴン四世の私生児の話をしなければならないのですが、とてもまとまらない・・・

一番の大物はデイモン・ブラックファイア(Daemon I Blackfyre)。彼の母はベイロー一世の王妃デイナ。さっき出てきたデイモン・ウォーターズと同一人物なのですが、エイゴン四世が認知の際にエイゴン征服王の佩刀ブラックファイアを彼に与えたので、自らブラックファイア姓を名乗るようになりました。苗字は自分で決めていいんですね。

エイゴー・リヴァーズ(Aegor Rivers)は母がリヴァーランズのブラッケン家の人。リヴァーランズってブラッケンとかブラックウッドとかブラックなんとかって家名が多い。
いつも怒ってたせいかビタースティール(Bittersteel)というあだ名がつきました。

ブリンデン・リヴァーズ(Brynden Rivers) 。母はブラックウッド家。顔に赤いカラスのあざがあるのでブラッド・レイヴンと呼ばれている。
異母姉妹の愛をめぐってビタースティールと対立。
この人は「七王国の騎士」シリーズに実体で登場します。


エイゴン四世の後継者となったデイロン二世は愚かな父に似ぬできた息子でしたが、あまりに出来がよかったので、本当の父は叔父のエイモンではないか?と噂が流れたほどです、っていうかエイゴン四世が流した。ひどい父親。

デイロン二世はスモールカウンシルの建てなおしやシティウォッチの再編成など国家のために奔走し、父の私生児たちの年金や持参金を負担しました。
デイロン二世は王妃がドーン出身。夫婦の尽力でついにドーンはターガリアンの支配を受け入れたのです。エイゴン征服王も果たせなかった偉業をなしとげました。

和平を記念してドーンに近いストームランドに離宮サマーホールを建設。ここはバラシオンの土地だったのかな?借地?ターガリアンには天領とかあったのだろうか。

一方、宮廷に多くのドーン人が仕えていることを苦々しく思う廷臣たちや、ドーンだけが「プリンス」を名乗る特権を得たのを妬む大領主たち、強硬派の王を望む人たちもいたのです。

そんな中、ブラックファイアの反乱が起きます。

デイモン・ブラックファイアが真の後継者を名乗って始まった反乱は、ビタースティールがそそのかしたものでした。
デイロン二世はブラッド・レイヴンの助力を得て反乱を制圧。

この戦いでストームロードたちを率いてデイロン二世を助けに駆けつけたのが長男で「手」のベイロー・ブレイクスピア(Baelor Breakspear)。
部下のストームロードの中にもしや「笑う嵐」ことライオネル・バラシオンがいたのでは・・・とたった一行の描写で夢がふくらみますね。

ブラックファイアは戦死、ビタースティールは残党を引き連れてブラックファイアの妻の実家エッソスに逃亡。
ビタースティールは後にゴールデン・カンパニーを設立します。「黄金の下には苦い鋼鉄」がキャッチフレーズ。

デイロン二世の残りの治世は平和なものでした。
グレート・スプリング・シックネスで逝去。

ブラッド・レイヴンはこのあともターガリアン家に仕え続けますのでお楽しみに。


Viserys II
Aegon IV
Daeron II

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2017年 03月 07日 |


(自分用メモなのでお構いなく)


今日の進み具合:
チャプター24~28

エイゴン二世が死んだ(毒殺らしい)あと、弱冠十一歳の甥のエイゴン三世が王位につきました。
エイゴン三世の時代は摂政時代と呼ばれ、何人もの権力者が入れ替わり摂政を務め、政治は大混乱したようです。

摂政の内には「海蛇」と呼ばれたコーリス・ヴェラリオンがいます。彼はエイゴン征服王の親衛隊長だったご先祖にちなんで名付けられ、若いころは世界中を航海した冒険野郎。奥さんはレイニス・ターガリアン王女。夫婦ともに勇猛ですね。

ドラマのスタニスはドラゴンストーンはぺんぺん草も生えない貧乏島のように言ってましたが、狭い海の諸侯たちは貿易や通行税で裕福だったらしく、ヴェラリオン家はラニスターより金持ちでした。ドラマのスタニスは家臣にあざむかれていたのでは・・・?


エイゴン三世の時代にドラゴンが全滅してしまい、暗い治世だったようです。
ヴェラリオン家の美少女とのあいだに生まれたデイロン一世が後継者となりました。


デイロン一世はドーンを征服しようとして途中まで結構うまく行ってたのですが、ドーン人のゲリラ作戦によって失敗。
デイロン一世の司令官はアリン・ヴェラリオン。彼は私生児でしたが、ダンス・オブ・ドラゴンズ時の「君もドラゴンに乗って貴族になろう」キャンペーンに応募して認知されたラッキー・ボーイです。本当の父はコーリス・ヴェラリオンと噂されていますがコーリスは奥さんが怖いので、その息子のレイノールの子ということで話がついたようです。
ヴェラリオン家はこのあとあまり出てこなくなってさびしい。


デイロン一世は結婚しないまま死んだので、王位はベイローのもとへ。Baelorは日本語訳ではベイラーですが、この朗読ではベイローと発音されています。
姉妹の美しさを恐れて幽閉したので有名な王様ですね。ばらまき政策で庶民に大人気。

ベイローはドーンとの仲を修復すべく、人質を自ら故郷へ送りとどけします。しかも裸足で。
ドーンと修好したあと、ドーン側は復路の乗り物を提供しようとしますが、ベイローは徒歩で帰宅。ドーンはベイローの道中の安全確保にとても気を使ったようです。


ベイローは宗教にのめりこみすぎて、断食して即身成仏しました。変わった王様だった。


A Storm of Swordsでダヴォスちゃんは、サー・アクセル・フロレントがスタニスからダヴォスにも重大企画を話せと命令されたときの顔を「ベイローに物乞いの足を洗うよう命じられた貴族のような」と表現しています。無学なダヴォスでも知ってるほど庶民に慕われたベイローでした。



Aegon III
Daeron I
Baelor I

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2017年 03月 06日 |
(自分用メモなのでお構いなく)

ダンス・オブ・ザ・ドラゴンズの故事はウェスタロスの歴史と伝承にも入ってて何度も聞いているのですが、まったく頭に入らない。応仁の乱みたいな学習者のやる気を急速減退させる戦いです。


前回記事


今日の進み具合:
チャプター20~22


ダンス・オブ・ザ・ドラゴンズは半きょうだいの間の相続争いです。相続が争族になる、高齢者への常套句ですね。

ごくざっくり説明すると

姉:レイニラ(Rhaenyra)
VS
弟:エイゴン二世(Aegon II)
の二人が次期王権を巡ってあらそい、ウェスタロスの領主たちが二陣営に分かれて全国で戦いました。


Rhaenyraはレイニラと発音すると思うのですが、朗読で百回くらいこの名を聞いたのにいざスペルを見ると混乱する名前です。
氷と炎の歌の世界では名前に使う「y」は「イ」、「ae」は「エ(エイ)」、「h」は黙字(というか長音?)になるようです。

事の発端はヴィセリス一世(Viserys I)です。息子のいない彼の跡継ぎは弟のデイモン(Daemon)のはずでしたが、ヴィセリス一世は娘レイニラを世継ぎと宣言し、プリンセス・オブ・ドラゴンストーンに任じました。ドラゴンストーンは代々太子が領主をつとめるめでたい地です。
ターガリエンの慣習では女子は統治者になれないのですが、レイニラは太子として諸侯に受け入れられる(AC105年の誓い)。
デイモンは一時期グレてスラムで放蕩したりエッソスで遊興したりしましたが、最終的には兄のもとにもどって許されたようです。


このままレイニラが女王になればめでたしめでたしだったのですが、ヴィセリス一世はなぜか再婚してエイゴン(Aegon)、ヘレナ(Helaena)、エモンド(Aemond)デイロン(Daeron)の四人の子が生まれます。これは揉める予感。

一方レイニラ王女は(私の大好きなヴェラリオン家の)レイノールと結婚、三人の息子にめぐまれます。しかし子供の父親はレイノールではなかったらしい。

レイノールが若くして死んだあとは叔父デイモンと再婚。意外ですがレイニラはイケメンの叔父にあこがれてたみたい。
二人のあいだには若いほうのエイゴン(Aegon the Younger)とヴィセリス(Viserys)が生まれる。ねえどうしてみんな同じ名前なの?

御前試合で後妻王妃が緑を、太子王女が黒を着たことから、家臣たちは緑組と黒組に別れて競い合うようになる。

もめごとの種をまき散らしたままヴィセリス一世が死にました。
先手を打ったのは年上のほうのエイゴン。彼は妹ヘレナと結婚してたのですが、二人はキングズランディングで王と女王として戴冠式を行います。

ドラゴンストーンにいた姉レイニラは激怒して内戦が勃発。各地で戦いが繰り広げられました。

ドラゴンの騎手が払底したドラゴンストーンでは、野良ドラゴンを乗りこなせれば誰でも貴族というおふれまで出されました。ここ面白かった。
首都キングズランディングではドラゴンにうんざりした庶民が一揆を起こして多くのドラゴンが殺されます。ドラゴンかわいそう。


内戦のクライマックスはドラゴンストーンにおける姉レイニラと弟エイゴン二世の一騎打ちです。
勝ったエイゴン二世は若いほうのエイゴンの目の前で姉をドラゴンに食わせ、ダンス・オブ・ザ・ドラゴンズの幕引きとなりました。

王位を奪取したエイゴン二世は半年で逝去、鉄の玉座はレイニラの息子、若いほうのエイゴン三世に受け継がれました。何のための戦いだったの・・・諸行無常


この章の最後のほうでドラゴンとその乗り手が小伝として紹介されます。私のお気に入りはデイモンの娘ベラ・ターガリアンとムーンダンサー。
小柄なムーンダンサーがベラを載せてエイゴン二世に果敢に立ち向かう場面は小説で読んでみたい。

ベラの母レイナ・ヴェラリオンはたいへんな美女で、ドラゴン乗りでした。ドラゴンはヴェイガーです。エイゴン征服王のドラゴンですね。
レイナは放蕩時代のデイモンと結婚していました。レイナの兄レイノールは王女レイニラの最初の夫というのはさっきも書きました。

デイモンが放浪をやめてキングズランディングへ行ってしまったあと、レイナはヴェラリオンの本拠地ドリフトマークに戻りました。
この地で王女レイニラと親友になり、ともに竜首を並べて飛ぶ仲となりました。レイニラ王女とレイナはお互いの子供を結婚させようと約束しましたが、レイナは産褥で亡くなり、レイニラ王女の上の息子たちは内戦で戦没してこの約束は果たされなかったみたいです。


レイナの母はレイニス・ターガリアンというドラゴン乗りの美女なのですが、レイニスの母方の祖父はバラシオンです。ターガリアンとバラシオンのカップリングは私の大好物。
レイニスは無冠の王妃と呼ばれ、レイニラ王女がドラゴンストーンで王座につくと、彼女の黒きスモールカウンシルに招聘されました。もしかして初の女性大臣?


ヴェラリオンの家系が面白いのでどこまでもさかのぼってしまう。
300年後に密輸屋あがりのダヴォス・シーワースは、身分の低さゆえに同僚のヴェラリオンやセルティガーにいじめられますが、相手がこんなすごい家系では仕方がないね。がんばれダヴォス。


Viserys I
Aegon II

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2017年 03月 05日 |
(自分用メモなのでお構いなく)

エイゴンはドラゴンストーンに絵地図テーブルを作ったり、敵の剣で鉄の玉座を作ったり、ものづくり大王だったみたいですね。エイゴンの征服のところでは戦いの描写の後に必ず「敵の武器を回収した」と書いてありました。資材調達の達人。


前回記事


今日の進み具合:
チャプター13~19


今日から皇帝本記です。
が、もう誰が誰だか分からない。みんな同じ名前なんだもん。

ターガリアンは近親婚が基本なんですけど、アンダル人には禁忌事項。
エイゴン征服王のときはアンダル人たちも文句を言えなかったが、そのあとの王たちはなにかと反感を買っています。

兄弟姉妹婚の利点は外戚が介入してこないことだと思われます。
兄弟で統治する場合も、それぞれに妻がいれば実子に後を継がせたくなりますが、お互いに結婚していればどれも自分の子だからお家争いがないよね。
と思ったのですが、姉と妹と結婚してると姉妹の子供の間でやっぱりお家騒動になるようです。

姉ヴィセニア、妹レニスの息子のどっちを次期王にするかで最初の争いが起こりました。
ヴィセニアの息子のエニスがまず王に即位しますが、すぐ死んじゃいます。伯母ヴィセニアに殺された説あり。

次に王となったメイゴーは残酷で何人もの妻を娶ったもののいずれも育たず。
キングズランディングとレッド・キープ城は彼の時代に首都として完成したようです。王の住むMaegor's Holdfastは彼にちなんでいるんですね。城に秘密の通路や罠を作らせました。

城が完成するとメイゴーは大工や石工を招き、宴会を開きます。
盛り上がってきたところで、予想されたと思いますが、職人さんたちは殺されてしまいました。
生き残った大工が隠し通路に潜んでメイゴーを刺したと噂になりましたとさ。

Aegon I
Aenys I
Maegor I
Jaehaerys I


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2017年 03月 04日 |
(自分用メモなのでお構いなく)

雰囲気出すためか、ときどき手書きのスクリプトがまざるのですが、スマホだと文字がくっついてて読めない。


前回記事


今日の進み具合:
チャプター11~12

「ザ・征服」
ザがついて大文字で始まる、「征服っていえばあれしかないあの征服」ですね。
まずよく出てくるBCとかACの説明がありました。
何のことはないYears before Aegon's ConquestとYears after Aegon's Conquestの略です。
しかしこのゼロ年がエイゴンがキングズランディングの地を踏んだ年か、オールドタウンで戴冠式を行った二年後か諸説あるっぽい。たぶん原作者が適当に設定したのでマニアが困ってると見た。

娘のDaenys the Dreamerがヴァリリアの大火の予知夢を見たので、Aenar Targaryenは家財を売り払って(描写が細かいな)ドラゴンストーンに移住します。当時のターガリアンは決して大家ではなく、他のヴァリリア人たちからは権力闘争から逃げ出したとみなされていました。
しかしthe Doomのあとはターガリアンがヴァリリア代表となったのでした。

ドラゴンストーンで200年基礎を固めたターガリアンはエイゴンの時代にウェスタン征服に乗り出します。
エイゴンは姉ヴィセニア、妹レニスの双方と結婚していました。三人はそれぞれドラゴンに騎乗して七王国の各国を撃破。
姉妹はどちらも違うキャラクターですが、私は怖い姉のほうが好き。強くて美しくて仏頂面で、女スタニスって感じ。シリーンもこの姫のファンだったと思う。
ダヴォスがダンジョンでいっしょうけんめい読んでたのは妹のほうの話ですね。

ターガリアンのいちばんの強敵はハレンホールとストームズエンド。どっちの戦いもそれだけで小説が何冊もかけるエピソード満載。

ストームズエンドのアーギラック・ダランドン王は娘アーゲラをエイゴンの妻にしよう申し出ますが、エイゴンはこれを断り、幼馴染で唯一の友人オリス・バラシオンとアーゲラ姫の結婚を提案。
オリス・バラシオンはエイゴンの異母兄弟と噂されていたためアーギラック王は怒り、「私生児に娘はやらん」と使者の手を切り落として送りつける。この手のイラストがわざわざ掲載されてて怖いよ。

エイゴンはオリスにストームズエンド攻略を命じます。黒髪に黒い瞳のオリス・バラシオンは一騎打ちで白髪首の老王を倒す。アーゲラ姫はストームズランドの女王を名乗り、城を枕に討ち死にしようと籠城します。
しかし裏切った家臣たちがアーゲラ姫を裸で縛り上げて(ひどい)、オリスのもとに担ぎ込む。
オリス・バラシオンは自ら姫のいましめを解き、自分の衣を着せかけてやり、ワインを注いでアーギラック王がいかに勇敢に戦ったかを優しく話して聞かせるのでした。

オリス・バラシオンが騎士道の鑑すぎる。
ふたりはもちろん結婚し、オリスはアーギラック王をたたえるため、ダランドン家の紋章、冠をいただいた牡鹿をバラシオンの家紋としたのです。だから王でもないのに鹿が王冠かぶってるのね。

オリス・バラシオンをエイゴンは
「わが盾、わが勇士、わが力づよき右手(My shield, my stalwart, my strong right hand)」
と呼び、最初の「手」に任じたのでした。


エイゴンが天下統一して初めてスモールカウンシルを招集したとき、セルティガー家とヴァラリオン家が入閣しています。この両家は300年後にスタニス・バラシオンがドラゴンストーンの領主に就任すると家臣として仕えることになるのですが、エイゴンの征服のころは同僚だったんですねえ。浅からぬ縁を感じます。

盛りだくさんで聴きごたえのある章だった。


今日聞いたチャプター:
The Conquest

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2017年 03月 03日 |
(自分用メモなのでお構いなく)

今日は二日目にしてすでに重大歴史的イベント連発です。

朗読版の良いところは、メイスターに個人教授してもらってる気分になれるところです。
声が年配男性なのも雰囲気が盛り上がりますね。

前回記事


今日の進み具合:
チャプター9から10まで。

「一万隻の船」

このお話の主役はナイメリア(Nymeria)。
アリア・スタークのダイアウルフの名前でもあります。ドラマ見たときはなんのこっちゃと思いましたが、背景にはこんな歴史物語が。

ロイン(Rhoyne)の人々は迫りくるヴァリリア帝国の脅威に立ち向かおうと兵を集めます。
プリンセス・ナイメリアは反対しますが、多勢に無勢、開戦となりました。
しかしドラゴンを駆使するヴァリリアにはひとたまりもなく、ロイン人は絶滅。
ナイメリアは生き残った女こどもや老人を率い、一万隻の船で放浪。

大船団のようですが、軍艦ではなく漁船や筏をかき集めたというのがリアル。旅の途中でグレイスケールにかかって命を落とす者も出たりして、さりげなく風土病の説明も。

艱難辛苦の末、ロイン人たちはウェスタロスの端っこのドーンにたどりつきます。
当時のドーンはアンダル人の諸侯がケチな争いを繰り広げる田舎だったようです。
プリンセス・ナイメリアはモース・マーテルと結婚。

船を焼いて不退転の覚悟を示すナイメリア。破釜沈船の故事ってウェスタロスにもあるのね。

ナイメリアの連れてきたロイン人のうち八割は女性でしたが、彼女たちはロインの風習で戦士であり、残りの男たちもエッソスの先進的な技能を伝える工匠でした。
ロイン女性たちもドーン人と結婚し、マーテル家はドーンの覇者となりました。

ナイメリアは三度結婚。三人目はSer Davos Dayneという魅力的な騎士でした。
ダヴォスって人はこのあとリーチとバラシオン家のところにも出てくるのですが、よくある名前だったのでしょうか。
ダヴォスとナイメリアの間には息子がいて、アンダルの慣習ではこの息子が世継ぎとなるはずですが、ナイメリアはロインの掟にしたがってモース・マーテルとの娘に後を継がせます。
ドーンが男女同権の国となったのはナイメリアのおかげだったのですね。


「ヴァリリアの災厄」

エッソスの西半分を支配してブイブイいわせていたヴァリリアですが、おごる平家は久しからず、the Doomと呼ばれる大災害によって忽然と歴史から姿を消します。
その日を予見していたのはAenar TargaryenとDaenys the Dreamerだけだったかも知れないという意味深な文章があるんですが、予知夢でも見たんですかね。
ウェスタロスのドラゴンストーンに前哨基地を築いていたターガリアン家は、the Doomを逃れます。
ドラゴンストーンにthe Citadelを作ったそうなのですが、大文字になっているのはなぜなのか。単に城塞のことか、それともシタデル(学問所)のことなのか。


Thousand Ships
The Doom of Valyria

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2017年 03月 02日 |

(自分用メモなのでお構いなく)


AudibleでThe World of Ice & Fireを聞き始めました。
ざっと聞いてみたところ、思ったより面白いです(失礼)。
とくに鉄諸島のとこが愉快、隙を見せるとすぐ反乱を起こす鉄人たち、何かというと襲撃されるラニスポート。

しかしやはり耳で聞くだけではよく分からない部分もあり(とくに人名と地名)、テキストがほしいのでkindleも購入しました。アマゾンに貢いでいます。
それと音声版は目次がないので、どのチャプターで何が話題になっているのか分からない。これは不便なのでなんとかしてほしいわ。


今後の進め方の方針:
・まず音声だけ聞く(家事をしながらとかでOK)。
・テキストを見ながら音声を再生。
一日一時間を目標。
気が向いたらシャドウイングやオーバーラッピングを楽しむ。
・翌日同じところを音声だけ聞く(家事をしながらとかでOK)。


今日の進み具合:
チャプター1から8まで。

The World of Ice & Fireはメイスター・ヤンデルがトメン王にささげた歴史書。自分の本を後世の人々に役立てたいという序言が感動的です。

朗読者が二人いるのは、Roy Dotriceが本文を朗読し、Nicholas Guy Smithが注釈部分を朗読しているため。
三国志で言えば陳寿が本文を、裴松之が注釈を朗読してるような感じ。
「氷と炎の世界」自体も後漢(ターガリアン)を滅ぼして天下統一した曹操(ロバート・バラシオン)の時代の史書を陳寿(メイスター・ヤンデル)が司馬懿(タイウィン・ラニスター)に命じられて執筆したと考えれば分かりやすいのでは(→わかりにくい)


森の子供たちのところは、指輪物語で言えばアルダでイルヴァタールと呼ばれる方である、のような壮大すぎる歴史の序章。壮大すぎて絶対寝てしまうわーと思ってましたが持ちこたえました。
最初の人々の部分短すぎて可哀想。

ヴァレリア帝国の勃興からアンダル人が逃げ出してウェスタロスに移住してくるところまで聞きました。エッソスは地理が分からないから何のことかさっぱり。ヴァレリア帝国が悪逆すぎる。

今日聞いたチャプター:
Preface
The Dawn Age
The Coming of the First Men
The Age of Heroes
The Long Night
The Rise of Valyria
Valyria's Children
The Arrival of the Andals



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2017年 03月 01日 |
続きです。

Audibleに登録するにあたって、事情通の方から
「日米のアカウントは連結しないほうがよい」
とのアドバイスをいただきました。

私はアマゾンの日米アカウントは分けているのでそこは問題ないのですが、はっと気づいたんですけど

英米のアカウントが連結されているかも・・・


たしかうっかり同じメールアドレスとパスワードで両方のアカウントを作ってしまった気がする。
どうなるのかしら・・・と不安に思いつつ、とりあえずアメリカのアマゾンサイトからAudibleを申し込みました。

長らく買い物してなかったけどアマゾン米国は私を覚えていてくれて、すぐにAudibleのお試し会員になれました。よかった。

スマホで聴こうと思ってるので、早速アプリをダウンロード。
アメリカのアカウントでサインインしてみます。


・・・が・・・サインインできない。
このメールアドレスは登録されてませんとか言われちゃう。
えええーなんでー?パソコンからはサインインできるのにアプリからできないのはなぜーーー?
としばらく格闘して、ふと気づきましたが、アプリ画面の一番下に「amazon.jpにサインイン」みたいな表記がある・・・
ここをタップするとサインインする国が選べるのですね。
もっと分かりやすいところに表示して・・・


と、もがきながらもサインインも完了し、いよいよ2クレジット分を消費するのです。

最終目的は「氷と炎の歌」の購入なのですが、その前に聴いておきたい本があるのです。

それは
The World of Ice & Fire: The Untold History of Westeros and the Game of Thrones (A Song of Ice and Fire)

「氷と炎の世界」は George R. R. Martinと Elio Garcia、Linda Antonssonとの共著。このお二人はもともとウェスタロスのウェブサイトを運営してた人たちのようです。

小説ではなく、ウェスタロスの歴史書の体裁になっていて、言ってみればトールキンにおける「ミドルアースの歴史(HOME)」のような位置づけかと。

で、この本を読んでみたいけど、小説ではなくレファレンスだったら読み切る自信がない。長そうだし。誰か代わりに読んでくれんものか・・・と朗読に頼ることにしたのです(話長い)。

ってことで最初の一冊はThe World of Ice & Fireをダウンロードしました。


Written by: George R. R. Martin , Elio Garcia , Linda Antonsson
Narrated by: Roy Dotrice , Nicholas Guy Smith
Length: 21 hrs and 22 mins
Series: Song of Ice and Fire
Unabridged Audiobook
Release Date:10-28-14
Publisher: Random House Audio
$42.00 A

定価で買うと42ドルもするので得した気分です。
21時間の朗読でダウンロードもなかなか終わりません。300MBもありました。

朗読はRoy DotriceとNicholas Guy Smith。
Roy Dotrice(OBE)は本編の朗読もしてるのでウェスタロス朗読の第一人者と言えるでしょう(何様)。

Nicholas Guy Smithは声優として活躍してる人のようです。
二人とも英国人だと思うのですが、アメリカの本なのにイギリス人が朗読するのが不思議な感じ。

本の設定は「Maester Yandelがロバート・バラシオンのために書いた歴史書をトメン用に修正した」ってことみたい。
そのためラニスター家をはばかって(・・・忖度)ネッド・スタークやスタニス・バラシオンの功績は削除されてるようです。そこが読みたいのに!


本の詳細については
に詳しい。


歴史書なんて完読できるだろうか、とちょっと不安ですが、
大丈夫、アタシは史記張良伝を原文で読んだ女、と自分を鼓舞しています。(張良伝はけっこう退屈なのです)




その後イギリスのアマゾンからサインインしてみたら、自動でアメリカのAudibleに飛んでしまいました。私はイギリスのAudibleには入会できないようです。
うーむ、残念。



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