<   2015年 08月 ( 18 )   > この月の画像一覧
|
|
2015年 08月 31日 |
(Qちゃんからのお願い)

・紹介しているのはファンフィクション/スラッシュ小説です。お嫌いな方はこの記事は飛ばしてください。
・海外の小説を無断で勝手に紹介しています。作者の方とは縁もゆかりもありません。国際紛争にならないことを祈りつつ書いている気の小さいブログ主です。よそでちくったりしないでね・・・
・作品はすべてAO3掲載作です。リスク回避(・・・)のためタイトルを適当に和訳しています。
・私もいちばん最初はバギンシールドからこの世界に入ったのでThilboの尊さはよく理解しています。でもアタシはDworinなの、ごめん怒らないで。


映画の第三部の公開前には、Thorinの黄金病についてさまざまな想像をめぐらせた作品が発表されてました。

映画のドラゴン・シックネスはあれはあれでとてもよかったのですが、ファンフィクションのような驚きがなかったなというのが正直な感想。いやブロックバスター映画なんだからあまりに自由な描写は不可能だったのはよく分かっているのですが。



闇のものたちが眠るところ

DwalinはThorinに忠告しようとして殴り合い、dub conもどきにまでもつれこむ。
しかし心が通じたと思ったのは一瞬で、Thorinは終わったとたんアーケンストーンを探しに行ってしまう。
去っていくThorinを見送りながらハーフリングにならって山を降り、親友の皮をかぶった暴君から離れたいと願うDwalin。だが自分が王を見捨てることはないとよく分かっている。


夜のしらせ

Thorinが大声でひとりごとを言っている。
もし自分が狂気にとらわれたら誰か信頼できる者が自分を殺さなければならない・・・
黙って耳を傾けることしかできないDwalin。


すべてが黄金

ThorinはDwalinに自分が黄金病にかかった時には始末をつけると誓いを立てさせる。

しだいに正気を失っていくThorinの視点から書かれていて狂気の描写がとても良い。
仲間たちの名前も分からなくなり「白髭殿」「帽子」「斧頭」とあだ名で見分けるしかなくなるThorin。彼らが自分を見る目に疑いを感じるようになる。
ただ「禿げたやつ」に対してだけは「Dwalin」、「安心」という単語が浮かぶ。
「禿げたやつ」とふたりきりになったとき、相手が王への誓いについて話しながら涙を流しているのに気づき、いぶかしむThorin・・・

読み返してまた悲しくなってしまった。
この作者の作品はどれも良いけど、これは本当に名作。

タイトルはThe Lord of the Ringsの一節"All That is Gold Does Not Glitter(輝くものすべてが金とは限らない)" から取ってるのかなと。




黄金病ものはたいていDwalinがとても可哀想。ときどき読み返して楽しんでいます(ひどい)。


今日の記事はここまでです。多謝光顧!

[PR]
2015年 08月 30日 |
前回のつづきです。
ケンさんの"The Runaway" 1



(以下おじさんの画像しかありません。ネタバレ御免)

オープニングがとてもかっこいいドラマ。




ヒロインのキャシーを拾ってくれたデズリー(アラン・カミング)は女装の男性でした。

一見美女なのですが、よく見ると大柄な男性。しかし気持ちはとても優しい人物です。
キャシーを本当に気遣ってくれる唯一の人。






ソーホーの歓楽街を仕切っているらしいイタリア人ジョーイ・パスカリーノ(ケン・ストット)。
新任の刑事ゲイツ(バーン・ゴーマン)はパスカリーノの牛耳る地区を担当することに。




パスカリーノは警察が押収したポルノ雑誌を買い戻しにきたようです、たぶん。



デズリーはキャシーにボーイフレンドと引き合わせたいと言う。
彼には妻子がいるのでデズリーは愛人の立場なのです。




これがボーイフレンド。
デズリーはパスカリーノが経営するクラブの売れっ子歌手。パスカリーノはキャシーに彼を傷つけないよう警告する。



デズリーが歌う場面が何度かあるのですが、上手で引き込まれます。
歌自体は吹き替えなのかも知れませんがゴージャズなのに哀しい雰囲気で目が離せなくなります。



デズリーが画面に登場すると、彼がぜんぶ持っていっちゃうところがこのドラマの問題かも・・・






パスカリーノはキャシーに不穏なものを感じ、早く追い出すように忠告するがデズリーは耳を貸そうとしない。



仲直り


コマ送りで取ってしまった・・・すいません。



最近ソーホーに進出してきたギャングの下っ端がキャシーの恋人とつきとめたパスカリーノ。キャシーのことでデズリーとまた喧嘩になる。



デズリーを訪ねてきた紳士はやつあたりで殴り倒される。
ケンさんのFワード・・・



キャシーはパスカリーノの話を立ち聞きしてエイモンがギャング団にいると知り、彼に会いにいきます。
しかしエイモンはキャシーが逃亡しているあいだにマフィアの親分の娘とできていました。三角関係がもつれてボスの娘を殺してしまったエイモンはアメリカに逃げ、キャシーも名前を変えて生きることに。



今日の記事はここまでです。多謝光顧!

[PR]
2015年 08月 29日 |
NBCのサイトで一週間遅れくらいで見てるのですが、今日サイトを見たら「final」って書いてあった。もう今週最終回なのか。
文句ばっかり言ってたけど終わるとなるとやはりさびしい。(自分勝手)


第12話 The Number of the Beast is 666…


(ネタバレすんません。ほとんど意味をなしていない記事ですすんません)


リチャード氏の熱演と美しさはよく分かるのですが、やっぱり変すぎてついていけない。

チルトンとダラハイドが似ているので、ふたりが一緒に裸でいるとヘンな感じ。
顔だけじゃなくて体型も似てる。
っていうか二人とも裸になる必要あるのか。

この場面のビデオを見せられるウィルがとても気の毒。


ビルボちゃんがいなかったらトーリンも黄金病が治らなくて、黄金部屋でパンツ一丁でヨガをするような変態になったのかも知れない。ビルボちゃんがいてくれてよかった。ありがとうマスター・バギンズ。


ドラマとは関係ないんですけど、途中に広告が入るんです。
アメリカにうといので、米国ではこんなCMを流すのかとおどろきました。
ヨーグルトや電化製品のあいまにED治療薬や抗うつ剤(たぶん)の広告まで。
国が違うとCMも違うもんだ。


公式サイトの解説。あとで読むので貼り付けさせてください。

Following his family's near murder at the hands of the Red Dragon, Will makes another appointment to see Bedelia. He admits that he sees himself killing Molly as the Dragon would. Bedelia, by way of explanation, says that Hannibal gave Will three years to build a family confident that he'd find a way to take them away. Will wonders whether Hannibal is in love with him. Bedelia says yes, in so many words, then forces Will to consider whether it's reciprocated.

With no alternative options, Will convinces Jack to bait the Red Dragon by using Freddie Lounds to badmouth him in the press. Alana warns that the last time Will and Jack thought they were in control, nothing could have been farther from the truth, but seeing their determination, she offers guidance. To make the bait more believable, Alana says they'll need a professional opinion to go along with Will's, so the Dragon doesn't realize he's being goaded. Alana knows better than to put herself in that position, but she knows someone who'd be happy to do it: Dr. Chilton.

In a rented apartment the FBI wants the Red Dragon to believe is Will's, Dr. Chilton, Will and Jack contrive an insulting profile of the Dragon for Freddie. Chilton supplies the psychological terminology while Will supplies the insults, calling the Dragon insane, ugly, impotent, a vicious perverted sexual failure and a product of incest. For the finishing touch, Will and Dr. Chilton take a photo together to accompany the article. Landmarks near the apartment are intentionally visible in the window behind them. As is the hand that Will places on Chilton's shoulder.

Jack and Will's plan presumes the Dragon will attack Will near the fountain behind his home, where snipers and a SWAT team will be waiting. Instead, the Dragon goes after Chilton, killing his armed guards and kidnapping him from a parking garage. He brings Chilton back to his home, where he strips him naked and glues him to a chair. When Chilton wakes, he doesn't immediately understand what's happened. But after the Dragon quotes the Tattle Crime article back to him, he knows how much trouble he's in. The Dragon doesn't want to hurt Chilton, though, merely show him the truth about what he's become. Chilton pleads to be let go, explaining that he hasn't seen the Dragon's face and is therefore not a threat to him. But the Dragon removes that option when he takes off his mesh mask and forces Chilton to look him in the eye.

Reba's unexpected arrival pauses their negotiation. The Dragon warns that if Chilton says anything, he'll kill her, so when Reba comes nearly face-to-face with Chilton, he remains quiet. She came to tell the Dragon how much she cares about him and that she hopes he'll reconsider ending their relationship. But the Dragon doesn't budge, and after she's gone, he returns to the task at hand. The Dragon shows Chilton a slideshow featuring the William Blake painting and photos of his victims, before and after their deaths. Chilton plays along, saying that he understands the Dragon now and blames Will for the lies written in the article. The Dragon asks Chilton to do one more thing before he lets him go, record a video message. But afterward, he has a violent change of heart. To ensure Chilton properly understands the Red Dragon, Francis dons his mesh mask and his sharpened teeth and bites off Chilton's lips.

The lips are delivered to Hannibal soon after, in an envelope brought to Hannibal's cell by Alana. By the time Jack arrives, Hannibal has already eaten one of the lips. The video message Chilton recorded reaches Jack, Will and Alana shortly after. In it, Chilton repeats the Dragon's words and confesses that he lied for Will. He also promises that the Dragon will snap Will's spine.

During her next session with Will, Bedelia uses his and Hannibal's logic against him, explaining that Will knew Chilton was a marked man the second he put his hand on him in the photo. He did so because he was curious to see what would happen - and that makes him a participant, not an observer. "Hannibal Lecter does have agency in the world [despite being locked away]," Bedelia explains. "He has you."

When Jack and Will next see Dr. Chilton, he has survived being set on fire, much like how Will pretended to kill Freddie. At the hospital, Will deciphers a barely audible Chilton, who rightly accuses Will of setting him up. When Will asks if he saw anything that could help them, Chilton mentions a blind black woman. Jack knows he means Reba; the Dragon mentioned her on the phone with Hannibal.

But before the FBI can close in, the Dragon kidnaps Reba and brings her back to his home. A terrified Reba attempts to appeal to his affection for her, but the man she once knew is gone. The Dragon asks if she knows about the murders in Buffalo and Chicago, which he characterizes as "remarkable events" featuring "two groups of people that were changed." When Reba puts it together, he asks her what the "being that visited them" was called. She almost says the Tooth Fairy, but the Dragon grabs her mouth and asks her to try again. When Reba says the Dragon, he reveals that he and the Dragon are one in the same.


今日の記事はここまでです。多謝光顧!

[PR]
2015年 08月 28日 |
(Qちゃんからのお願い)

・紹介しているのはファンフィクション/スラッシュ小説です。お嫌いな方はこの記事は飛ばしてください。
・海外の小説を無断で勝手に紹介しています。作者の方とは縁もゆかりもありません。国際紛争にならないことを祈りつつ書いている気の小さいブログ主です。よそでちくったりしないでね・・・
・作品はすべてAO3掲載作です。リスク回避(・・・)のためタイトルを適当に和訳しています。
・私もいちばん最初はバギンシールドからこの世界に入ったのでThilboの尊さはよく理解しています。でもアタシはDworinなの、ごめん怒らないで。


バギンシールドにたまにあるのが「Bilboを好きなくせになかなか告白しないThorin(vice versa)にじれたDwalinが仲人役を買って出る」作品。
ドワトリかドワビルが隠し味になっていることが多くて楽しい。



マッシュルームへの食欲

きのこ狩に興じていたBilboはひとりで水浴びしているThorinを見てしまう。
いけないわいけないわと思いつつ物陰から垣間見するBilbo。しかしDwalinに見つかって無体なことをされてしまうのだった。

夕食時に何も気づかずマッシュルームに舌鼓をうつThorin。Dwalinがうまく話をつけてくれたおかげで、Bilboは翌日Thorinと水浴びできることになる。

この作者唯一のDwagginsかも知れない。貴重。


ぼくらを家に導く道

上記と同じ作者なのですが、こちらは正統なバギンシールド。
シャイアに戻ったBilboの家に突然ThorinとDwalinがが訪ねてくる。
Thorinに告白させるためにDwalinが無理に引っ張ってきたのですが、Thorinがあまりに行動しないので、Bilboはこの二人何の用事なんだろう?と困惑します。
それでも途中からバギンシールドはいいムードになってきて、やっとキス、というところで邪魔が入って次章へ持ち越し・・・というのが延々と続いて、たぶんすべての読者が"Now, kiss!!!"と思いながら読んでたと思う。

DwalinがしょっちゅうThorinのことをアホだのバカだのののしるのがみどころ。
Dwalinがフロドとかサムとかのちびっこホビットのアイドルになって無邪気にはしゃぐところも読みどころ。
いまちょっと読み返したらDwalinの出番がとても多い。



我らがつく嘘

8月のあいだ毎日一章ずつ更新されてて、いままさにクライマックスを迎えている作品。このあとどうなるのか、すごくドキドキしながら読んでます。

物語は五軍の戦いのあとシャイアに帰ったBilboと、エレボールに残ったDwalinの往復書簡の体裁で進みます。
Thorinが目覚める前にエレボールを去ってしまったBilbo。謝る機会すら与えられなかったThorinは後悔にさいなまれているが、自分から連絡することができない。
見かねたDwalinが代わりにBilboに手紙を書く。
何度も「彼に手紙を書いてやってくれ」と懇願するDwalin。だがBilboはかたくなで、Dwalin以外の誰とも文通しようとしない。

エレボールの再建について語り、Bilboのために天窓のある続き部屋を用意してある、いつでも戻ってこいと誘いかけるDwalin。
ThorinとBilboを仲直りさせようとするDwalinの涙ぐましい努力。

合間にThorinからBilboへの出されなかった手紙や、BilboからThorinへの届かなかった手紙、Thorinを支えきれなくなったDwalinからDis姫へ助けを求めるメッセージなどが挟まれていて、読者の想像力を書き立てる構成になっています。

で、途中まではわりとほのぼのと運んでいたのですが、あるときBilboがDwalinにとても残酷な手紙を送って、話は急展開。
怒り狂ったDwalinの吼えるような罵りに満ちた手紙が素晴らしい。しかしその呪いのような文は出されることはなく、けっきょくDwalinは数ヵ月後にもっと冷静な手紙を送るのですが、静かさの中にもDwalinの苦しみが感じられる文章でDwalinファンとしては胸が破れそうになるの。Poor Dwalin...

そしてひたすらThorinに忠誠を尽くしているように見えるDwalinの文章の行間から、かくしきれずにこぼれ落ちるBilboへの想い・・・Oh, poor poor Dwalin...


可哀想なドワーリンを読むのはなぜこれほど快楽なのでしょうか。
そしてドワビル最高すぎやなと思いました。



いまふと検索してみたらAO3にPoor Dwalin(可哀想なドワーリン)ってタグがあった。


今日の記事はここまでです。多謝光顧!

[PR]
2015年 08月 27日 |
先日のスマスマでグレアムさんがランボーで来日したときの動画が流れたらしく、キムタクを抱き上げるグレアムさんとか可愛い画像が出回っていました。

ううむ、うらやましいぞキムタク・・・と数日嫉妬に苦しんでいたのですが、よく考えればもっとうらやましい俳優がいるのです。

タイトルで分かりますね、ジェームズ・ネスビットです。

The Missing ケンネズ



Jekyll グレネズ




Cold Feet リチャネズ(かどうかは未見なので不明)





今日の記事はここまでです。多謝光顧!

[PR]
2015年 08月 26日 |



ITVのドラマ全6回。

ケン・ストットさんが出ているので買ったのですが、めちゃくちゃ面白くて6話一気見。 
(ネタバレしています。解釈間違ってたらすんません)


1960年代から70年代のロンドンが舞台。
ヒロインのキャシー(Joanna Vanderham)はシングル・マザーの母とイースト・エンド(たぶんベスナル・グリーン)で暮らしている。
このJoanna Vanderhamがすっごく可愛いんですよ。プロフィールを見るとスコットランドの女優ってことになってるのですが、ロンドンの話でスコットランドとは無関係のようです。

母親はしょっちゅうボーイフレンドが変るのですが、あるときの彼氏にはエイモンという息子がいてキャシーと恋仲になります。
しかし母はエイモン父と別れて他の男と暮らすようになり、幼い恋人たちは引き裂かれてしまいます。

母の新しい男は暴力的で、母を助けようとしたキャシーはいきおいあまって男を殺してしまう。
たった14歳で殺人犯になってしまったヒロイン。


普通日本のドラマだと、こういうときは母親が娘をかばって「自分が殺しました」と言うと思うんですが、このドラマは全員自分勝手なので、母親は思いっきり「あの子が殺した」と名指し。

が、担当刑事ゲイツ(バーン・ゴーマン)はどういうわけか母親が殺したことにしてヒロインを釈放。何をたくらんでるのでしょうかこの刑事。バーン・ゴーマンってよく悪役で見かける気がする。※

ヒロインは未成年の保護施設に入れられますが、ここの所長がまた「トガニ」ばりの変態所長で、逃げ出すキャシー。
ソーホーでロリコン変態男に襲われそうになったところを(・・・変態男しか出てこないドラマ)、女装の男性に救われます。
女装男デズリー(アラン・カミング)は女装クラブの歌手で、キャシーに居場所をあたえてくれる。

デズリーは格好は変わってますが、このドラマ唯一のまともで良心的な人物。
アラン・カミング(OBE)もスコットランド出身。ケンさんとは「プランケット&マクレーン」で共演してると思うんですがまだ見てません。

で、このデズリーのボーイフレンドで、クラブのオーナー、ジョーイ・パスカリーノを演じているのがケン・ストットさんなのです。
ここまで長かったですね。



※見覚えあると思ったらアガサ・クリスティー ミス・マープルの「無実はさいなむ」に出てたんですね。
リチャード・アーミティッジ氏が出演したやつ。

今日の記事はここまでです。多謝光顧!

[PR]
2015年 08月 23日 |
(Qちゃんからのお願い)

・紹介しているのはファンフィクション/スラッシュ小説です。お嫌いな方はこの記事は飛ばしてください。
・海外の小説を無断で勝手に紹介しています。作者の方とは縁もゆかりもありません。国際紛争にならないことを祈りつつ書いている気の小さいブログ主です。よそでちくったりしないでね・・・
・作品はすべてAO3掲載作です。リスク回避(・・・)のためタイトルを適当に和訳しています。
・私もいちばん最初はバギンシールドからこの世界に入ったのでThilboの尊さはよく理解しています。でもアタシはDworinなの、ごめん怒らないで。



原作者の設定によると「ドワーフの女性の数は男性の1/3」「ドワーフ女性は自分の気に入った相手としか結婚しないし、仕事のほうが好きであまり結婚に興味がない」そうです。

・・・じゃあほとんどの男ドワーフは結婚できないの・・・
と疑問に思いませんか?原作者はそれに対して何も答えを与えてくれませんが、ファンフィクション界では作者の好みでさまざまな想定がされています。

「異性結婚のみしか容認されない倫理的に厳しい社会」から、「異性でも同性でも異種族でも、社会的にも法的にもパートナーとして認められる寛容な社会」までいろいろあるのですが、今日はとくにストリクトな設定の作品を集めてみました。


裂けた光

DwalinはThorinの武術師範に任命される。
初めて会ったとき甘ったれて我儘な王子だったThorinは厳しい訓練を経て大人になっていく。
しかし王子と親密になりすぎたDwalinは辺境へ左遷されてしまう。

Thorinを密告したのはDwalinに振られた貴族の子弟だったのです。
Dwalinがモテモテで大満足(私が)。

Thrainが息子のためにDwalinをあてがってやるという設定はけっこうあって、お守り役に任命されたDwalinはきれいでわがままで自分にべた惚れで明らかにヴァージンの王子様を押しつけられて迷惑だと思ってるうちにずるずると深みにはまってしまう・・・というのが基本パターンです。


あなたの目に炎をかきたてる

探索の途上でDwalinがThorinに、自分がBilboとつきあってもかまわないか尋ねる。ThorinはBilboは(可愛過ぎて)Dwalinの好みじゃないはずだと思うが、Dwalinは可愛いのも気にしないと答える。
ThorinとDwalinは昔かわいい女の子と三人でつきあっていたが、Thorinが軽率すぎて周囲に知られてしまい、別れるしかなかった。
その後ThorinはDwalinと友人に戻るのが難しく、ぎくしゃくした関係が続いている。

DwalinがびしょぬれになったBilboにコートを貸してやる場面(原作にもある)にドワビル党としてはとても期待させられるのですが、悲しいことに未完。
(8/15付けで「近いうちに再開するから」とコメントがついてるので再開してくれるのかな)


■創造主は失敗しないシリーズ

創造主は失敗しない

ファンフィクションは作者が独自の設定で書いているものなので、初めて読んだときは何がどうなっているのか分からない作品もけっこう多い。
作者と自分の好みが合わない作品は本当に合わなくて放棄するしかないのですが、どうにも気にかかってもう一度読んでみると、最初のとっつきにくさとはうらはらにすごくはまってしまうことも。
これもそういう作品で、最初は「この作者はどうしてこんな全員が不幸になる小説を書いたんだろう」と思ったのですが、何度か読むうちにどんどん好きになってきます。

タイトルにあるThe Makerはドワーフを作ったマハルを指しているのでしょうが、読み終わってみるとなかなか味わいぶかい題。


探索の旅の途中、Beornの家の一室に二人きりでいるところを仲間に見つかってしまうThorinとDwalin。ドワーフ社会の掟により、どちらかが追放されなければならない。
Thorinは自分で自分を追放し、Fillを次の王とする。Dwalinはカンパニーを守って青の山脈に戻る。

Gandalfは怒り狂うがドワーフの頑固さはどうにもできず、旅は解散、スマウグは倒されず、闇の勢力が世界を覆うことになる。

ど、どうしてこんなに暗い話を書いたの?と驚かされるのですが、続編があってそれがとても良いのです。



西の地の英雄

前作から四十年後、Fillは立派な王となり、Dwalinを義務から解放してやる。
Thorinを探しに旅立つDwalin。ローハンで人間とともに戦って瀕死の怪我を負ったドワーフの噂を聞く。

とても美しい小説で、読めて本当によかったなあと心から思いました。前作が悲しすぎるので、よけいに心に染みる。読者がコメント欄でこれほどお礼を言うファンフィクションを初めて見ました。本当に書いてくれてありがとう。



扉の彼らの側

Dis姫視点の作品。若いころDwalinに淡い恋心を抱いていたDisは、兄と親友の関係の変化に気づいてしまう。Thorinの秘密を守りつづける妹姫。Disはいつでも男前。



今日の記事はここまでです。多謝光顧!

[PR]
2015年 08月 22日 |
今日はリチャード・アーミティッジ氏のお誕生日だそうです。
おめでとうございます。

そんな記念すべき日に見た
第11話 AND THE BEAST FROM THE SEA


(ネタバレすんません。そして本当に支離滅裂です)


前回美術館でダラハイドが芸術品をむしゃむしゃ食ってるところに出くわしたウィルですが、なにごともなく生還したようです。

ダラハイドはドラゴンになりたくなくて苦悩しているのに、ハンニバルに相談したら、さっさと龍になって邪魔者は皆殺しにしなさいとアドバイスされてさらに混乱しています。相談相手を間違っている。

ドラゴンに変身するにはなぜか服を脱がないといけないらしく(トーリンは一枚も脱いでなかったが)、なにかというとパンツ一丁になる歯の妖精さん。


それで急に思い出しましたが、リチャード氏が水泳パンツ姿を披露してたドラマってジャイムズ・ネズビット主演のCold Feet(series 5)だったのですね。
ネズビットは「ジキル」でもグレアム・マクタビッシュさんのセミヌードと共演してるしうらやましすぎる俳優です。


それはさておき、ダラハイドはウィルの家族を襲って失敗したり、ハンニバルに電話して逆探知されたり、あいまにドラゴン(=自分)に殴られたり忙しい。
リチャード氏がとても熱演しているのですが、このドラマって黒せんとくんのときも思ったんですけど、モンスターの造形が珍妙で、客に怖がってほしいのか笑ってほしいのか分からない。

脚本もいいところで別の人の話になっちゃって、集中力がそがれてしまう。もったいない。


今週でドラゴンとは左様ならかと思ったらもう一週あるようです。
皮ジャンのダラハイドは落ちぶれたMI5みたいだった。




公式サイトの解説。あとで読むので貼り付けさせてください。

Following his run-in with the Red Dragon, Will catches Jack and Alana up to speed. Alana wonders if maybe the Dragon's trying to stop; Jack hopes he can be pushed further to self-harm. Will shoots Jack's idea down, making Jack press Will harder on what he knows about the killer. Will reveals it was Hannibal who told him where to look. He believes Hannibal knows who the Dragon is.

When Francis next calls Hannibal, he shares that his relationship with Reba is angering the Dragon; they're not on the same page anymore. He is desperate to avoid giving Reba to the Dragon, so Hannibal leads Francis to an alternative: Will's family. "Save yourself," Hannibal says, "Kill them all."

With a new target selected, Francis reconnects with the Dragon. During an evening with Reba, he watches footage he's recorded of Molly and Walter while Reba rests on his lap, utterly unaware that the nocturnal animals Francis films are humans. Meanwhile, Molly and Walter's first line of defense - their dogs - are found poisoned. The vet believes it could be something they ate, and Molly admits she's been feeding them canned food instead of making their meals from scratch like Will. None the wiser, Molly and Walter return home.

Will confronts Hannibal about making contact with the Dragon. He's sure Hannibal knows who the Dragon is and how he's choosing the families. Hannibal plays off the notion, saying it'd be impossible for the Dragon to contact him and suggesting social media is how the Dragon is picking his victims. Will urges him to think of the family in harm's way. Hannibal coolly responds, "They're not my family."

The night of the full moon, Francis breaks into the Graham home, but Molly is ready. She hears the floorboards creaking and carefully dresses and sneaks into Walter's room. She helps him dress and ushers him out of the window, telling him to wait by the car. As the Dragon passes Walter's room, Molly hides in a closet. When he enters the master bedroom, she sneaks out the front. Enraged to find the bedroom empty, the Dragon retreats down the hallway to Walter's room. Finding it empty, too, he makes his way back to the front of the house, where Molly is hiding beneath the porch. She tosses something to distract the Dragon's attention from the car, so Walter can rejoin her. Next, Molly turns on the car alarm. As the Dragon fires bullets into the car, Molly and Walter make their escape. Reaching the road, she jumps in front of a car to get it to stop. Walter climbs into the backseat just as the driver gets out. Molly is pleading with him to get back inside when a gunshot silences him. With blood splatter on her face, Molly climbs behind the wheel and speeds off as the Dragon continues shooting. He hits her, sending blood spraying across the windshield, but she and Walter get away.

When Will arrives at the hospital, Molly is in surgery, and Jack is with Walter. Walter asks about the Red Dragon, and Will explains that he's going to catch him and put him in a mental hospital. Walter then admits he read about Will in a newspaper; he knows that he killed a man and that he was institutionalized. Will worries that Walter is unhappy with him, but instead, Walter says he hopes Will kills the Red Dragon.

Figuring out how Hannibal has been speaking with the Dragon, Alana phones Hannibal's lawyer and confirms that he hasn't spoken with Hannibal since he was declared insane. Alana confronts Hannibal and is soon joined by Jack. They don't want him to stop speaking with the Dragon. Rather, they want him to keep him on the phone next time he calls, so they can trace him.

As his feelings about Reba and loyalty to the Dragon grow more conflicted, Francis imagines the Dragon assaulting him. In actuality, he beats himself up. He decides he must end things with Reba and waits for her to arrive in the dark room. She can immediately sense he's there and that something is wrong. Francis breaks down crying, saying he's unsure of what's happening to him because of her. He declares it's over, explaining that he can't be with her because he's afraid he'll hurt her. A visibly upset Reba tells him to leave.

The next time Francis calls Hannibal, he's emotional and reeling from his breakup. He confesses to Hannibal that he's worried Reba will come to the house wanting to talk, and the Dragon will come out. Hannibal remains mostly silent as Francis works through his feelings but abruptly ends the conversation when he reveals, "They're listening." Francis immediately ends the call but it's long enough for the F.B.I. to work out that he was calling from Hannibal's office. Keeping her word, Alana has all of Hannibal's fineries - books, drawing table, even the toilet - removed for his lack of cooperation.

When Molly wakes up in the hospital, Will is by her side, half-asleep on a chair. She says she wanted Will to go and that she knew when the Red Dragon entered the house that it was him. Molly blames herself - and Jack - for what's happened to their family. Will counters that he knew what he was doing when he agreed to help and admits Hannibal influenced the Red Dragon to target them. Despite all that's happened, Molly and Will agree that they'll go home after this, together.

Hannibal openly admits to Will that he told the Dragon to kill his family and gave him their address. He also finally gives Will what he's been asking for, a profile of the Dragon. Will finally comes to realize, as Hannibal has, that the Dragon is not murdering families. In his mind, he's changing them for the better.




今日の記事はここまでです。多謝光顧!

[PR]
2015年 08月 21日 |
(Qちゃんからのお願い)

・紹介しているのはファンフィクション/スラッシュ小説です。お嫌いな方はこの記事は飛ばしてください。
・海外の小説を無断で勝手に紹介しています。作者の方とは縁もゆかりもありません。国際紛争にならないことを祈りつつ書いている気の小さいブログ主です。よそでちくったりしないでね・・・
・作品はすべてAO3掲載作です。リスク回避(・・・)のためタイトルを適当に和訳しています。
・私もいちばん最初はバギンシールドからこの世界に入ったのでThilboの尊さはよく理解しています。でもアタシはDworinなの、ごめん怒らないで。



週末だからいいかと思って(恒例)、ちょっと踏み込んだ設定の作品を。


Omegaverseについては日本語でもネットでいろいろ解説されていますので、詳しいサイトをご覧ください。
私もよく分かってないのですが、ポイントはたぶん「オメガなら性別にかかわらず妊娠・出産可能」というところなのでしょう。

人間の場合、女男それぞれにアルファ、ベータ、オメガがあって合計6種類の性別(っていうのか?)があるのですが、これをミドルアースに適用するとホビット6種類エルフ6種トロール6種類・・・とすごい数になっちゃって収拾つかない感じ。

・・・なのかと思うのですが、なにぶんDwalinの出てくる作品しか読まない私ですので、じつはよく知りません。
今日はそんな数少ないDwalinが主役のOmegaverseをご紹介。


憧れる心

旅の途中で山の下の王Thorin Oakenshieldはheatの時期に入ってしまう。
カンパニーから離れようとするThorinだがDwalinには他の計画があった。

ちょっと目先の変ったPWPくらいの話。あまりOmegaverseの必要性はなかったかも。
DworinにはNon-conがあまりないので、そういう点では貴重と言えるかも知れません。

この作者は
漁夫の物語
というThorinが人魚の王様になってDwalinを誘惑する楽しい作品も書いてます。


さし迫った探索

バギンシールドかと思ってたのに、いま見たらAlpha!Dwalin、Omega!Bilboのタグがついてた。

OmegaのBilboちゃんのところに魔法使いが来て、「ドワーフが来るから」と言うのです。でも急にheatが始まっちゃって焦るBilbo。「来客お断り」の札を玄関にかけようと思ってドアをあけたらそこにはAlphaドワーフが立っていた。
Dwalinは母と兄にしつけられた通りに礼儀正しく挨拶しようとしてるのに、Bilboちゃんってば自己紹介もさせてくれないの。

文章が上手くて楽しい作品なのですが、Omegaverseというのは書き続けるのが難しいらしく、未完のまま。残念です。


予期せぬ

ドワーフにOmegaは少なく、とても大切にされる。しかしOmegaのDwalinは貴族や金持ちと結婚して宝石のように守られるより、兵士として生きたいと切望している。だがOmegaは男の職業につくことはできず、ドワーフ社会に彼の居場所はない。

友人ThorinはDwalinの希望を入れて探索の旅に加えるが、他のメンバーはOmegaの存在に難色を示す。

シャイアでBilboに出会ったDwalinは、ホビット社会ではOmegaはか弱く守るべき存在と見なされていないと知って驚く。Omegaである自分と対等に接してくるAlphaホビットに次第に魅了されるDwalin・・・

すごく良い作品なんです。DwalinがOmegaという意表をつく設定もいいのですが、普通のファンフィクションではマッチョな戦士としてのアイデンティティにまったく疑問を持たないDwalinが性差別の対象になるところにはっとさせられます。
伝統的ファンタジーに内包される男女差別にOmegaverseという手段で光を当てたというか。

けどこれも未完。いつか続きを書いてくれないかなあと待っています。



Omegaverseでもドワビルっていいなあとあらためて思いました。


今日の記事はここまでです。多謝光顧!

[PR]
2015年 08月 20日 |
「ホビット」第三部でトーリンがビルボが手に何かを持っているのを見て

"What is that? In your hand!"
(あれは何だ?お前の手の中だ!)

という台詞があるんです。ここはどうして

"What is it? "
(それは何だ?)

にならないんだろうと漠然と疑問に思っていたのが偶然見た知恵袋で氷解。

引用させていただきます

What's this? と What is it? の違い

>子供さんの手のひらに「何か}を置いて What is it?

この「What is it?」は「What is that?」です。

日本語だと「それ」と表現されるのが英語でit, that のどちらであるべきかの区別は大人なら「人称代名詞」と「指示代名詞」の違いという文法的観点から緻密に解説できますが、子供に理解させるためには、ちょっと苦労しますね。

this / that :話し手に近いなら「this」、話し手から遠いなら「that」。
英語にはこの2種類しかありません。だから日本語の「それ」もthatになります。
この2つは「何かを指差して示す」ときに使う言葉(指示代名詞)であり、突然使っても構いません。

じゃあ、it って何か?というと、これは「I/we, you, he/she/it, they」の仲間なんです。
つまり「Bob」という名前をhe, 「Jane」をsheで受けるように「すでに話しに出てきた具体的な名詞」の繰り返しを避けて使うのが「it(複数ならthey)」なんです。こちらは「すでに何かの名前が話しに出てきて」はじめて使えます。指差して「What is it?」とはいいません。「it」で示されるものが遠くにあろうと近くにあろうと、そういう距離や位置は関係ありません。


引用終わりました


そうか~そういう違いなんだ~。
トーリンはビルボが何を持っているのか知らないので"What is it? "とはいえないんですね。


そういえばサンディエゴ・コミック・コンでドゥーガルを見つけたリチャード氏が
"Dwalin?...is that you?(ドワーリン・・・あれはお前なのか?)"



とツイートしてました。
そのときにも、どうして"Dwalin?...is it you?"にならないんだろう?と疑問だったのです。
上記と同じ原理なのですね。

Thatは私には使いにくい。



思い出したついでにホビットコンのDVDを見てたらオイン役のジョン・カレンさんが、ドワーフキャストへのお約束質問

「セットから何か小道具を盗みましたか?盗んだとしたら、What is it?(それは何ですか)」

に対して

「盗んだかだと?何てことを聞くんだ。そのうえWhat is it?
What are they?だろ!」

と答えて笑いをとってました。
そのときも「 it の複数ってtheyなのか~」などと中学生以下の感想だった阿呆な私です。
ここでは盗んだ既知のものという流れなのでWhat is that?とは言えないのですね。




今日の記事はここまでです。多謝光顧!

[PR]