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2015年 01月 31日 |
トールキン部外者のブログ主が映画「ホビット」を見て分からなかったことを調べながら書いてます。
内容はいいかげんですので本気になさらないでください。訳をつけてみたところもありますが適当です。


ゴブリンから逃げたビルボは洞窟で指輪を拾います。深く考えずにポケットにしまうビルボ。
洞窟の奥にはゴラムがいて、なぞなぞ合戦をしかけてきます。
ものすごく有名な場面なので、わたしなどが付け加えるようなこともないのですが、元気なときは面白いけど疲れてるときには果てしなく長く思えるシーンです。
マーティン・フリーマンの演技がめちゃくちゃ上手いのはよく分かるのですが。


ゴラムという気持ちわるい生き物は、もとはスメアゴルというホビットだそうです。
サウロンがゴンドールを攻撃して負けたときに失くした指輪を拾ったのがスメアゴルのおともだち。
その日はちょうどスメアゴルの誕生日だったので、スメアゴルはおともだちを殺して指輪を貰いました。
この指輪を長く所持していると心を蝕まれてしまうようです。

この指輪が登場するときは金属的な弦楽器のテーマソングが流れます。あの曲が流れてきたら、登場人物が指輪に取り付かれてるって合図ですね。
背後でシャワシャワした音声が流れてることがありますが、ブラックスピーチで

Ash nazg durbatulûk,
ash nazg gimbatul,
ash nazg thrakatulûk,
agh burzum-ishi krimpatul

と言ってるらしいです。Ashが「ひとつ」の意味なんですね。
アシュアシュ言ってます。



ゴラムの喋りかたはすごく気持ち悪くて混乱させられます。
代名詞や動詞の単数複数がバラバラなんですよね。
典型的な話し方は


Gollum:It’s got an elfish blade, but it’s not an Elfs. Not an Elfs, no. What is it, Precious? What is it?
(それはエルフの剣を持ってる、でもひとつのエルフたちじゃない。ひとつのエルフたちじゃない、ちがう。それは何、プレシャス、それは何だい?)

Bilbo:My name is Bilbo Baggins.
(ぼくの名前はビルボ・バギンズ)

Gollum:Bagginses? What is a Bagginses, Precious?
(バギンズたち?バギンズたちって何だい、プレシャス?)

Bilbo:I’m a Hobbit from the Shire.
(ぼくはシャイアから来たひとりのホビットだ)

Gollum:Oh! We like Goblinses, batses, and fishes, but we hasn’t tried Hobbitses before. Is it soft? Is it juicy?
(わしらはゴブリンたち、コウモリたち、魚たちが好きだよ、でもわしらはホビットたちを試したことはない。それは柔らかいかな?それは汁気たっぷりかな?)




Bilbo: Well, that is my question. What have I got in my pocket?
(いや、これが質問だ。ぼくはぼくのポケットに何を持ってる?)

Gollum:Three guesses, Precious. It must give us three.
(三回答える、プレシャス、それはわしらに三回答えさせないといけない)

Bilbo:Three guesses. Very well, guess away.
(三回ね、いいだろう、答えて)

Gollum:Handses!
(手たち!)


ゴラムの喋り方のどこが変か考えてみました。

・自分の一人称が(一人なのに)weになっている。ビルボは最初ほかにも仲間がいるのかと驚いてます。それなのに動詞は三人称単数。
・ビルボのことをheではなくてitと呼んでいる。
・名詞をなんでも複数形にする。Bagginses(正しくはBaggins)
・複数形がさらに複数形になってたりする。Handses(正しい複数形はhands)
・単数と複数がごちゃまぜ。an Elfs(ひとりのエルフたち)
・Preciousという言葉を多用する。自分のことだったり指輪のことだったりするらしい。
・"s"の音が入った言葉が大好きで、しかも"ssssss"とわざわざ延ばして発音する。


英語の代名詞と動詞を一致させそこねたことは日本人なら誰でもおありかと思いますが、ネイティブのゴラムだって間違えるんだから日本人が間違ってもはずかしくないですよね。


What have I got in my pocket?というのはイギリス英語の言い方ですね。
これも慣れないと、え、何、何が現在完了なのとあわててしまう。


ゴラムはビルボが指輪を盗んだ(盗む気はなくても結果的には盗んだ)と知って怒って追いかけてくる。
ビルボが転ぶと指輪が勝手に指にはまる。ここは「ロード・オブ・ザ・リング」のフロドが転んで指輪をはめる場面と同じ構図ですね。

指輪をはめて姿が見えなくなったビルボはドワーフたちを追いかけて山の外へ。


Gollum:Baggins! Thief! Curse it and crush it, we hates it forever!




ここまでの記事
ネタバレ解説&感想① エレボールの陥落
ネタバレ解説&感想② 予期せぬパーティ
ネタバレ解説&感想③ バーリン爺やの昔話
ネタバレ解説&感想④ イスタリとドル・グルドゥア
ネタバレ解説&感想⑤ トロルの森
ネタバレ解説&感想⑥ ワーグ&オーク
ネタバレ解説&感想⑦ リヴェンデル
ネタバレ解説&感想⑧ 白の会議
ネタバレ解説&感想⑨ サウロン
ネタバレ解説&感想⑩ EE in リヴェンデル
ネタバレ解説&感想⑪ 石の巨人
ネタバレ解説&感想⑫ ゴブリン・タウン



今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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2015年 01月 30日 |
リチャード・アーミティッジ氏はよほど中国が気に入ったのかweiboを始められたようです。でも中国語にてこずってるみたいでほほえましい。

RCArmitage on Weibo



帳号を検索してるときに#李建軍というタグを大量に発見。
weiboの記事は大海のように多いのでぜんぜん読めない。たぶんここが発祥?とおもわれる記事(まちがってたらすいません)

ここ 
読むときには水を飲むな、寝そべってる場合はスマホをしっかり握って顔にぶつけないように、と親切な注意書きが。


リチャード氏はweiboの登録方法が難しかったらしく

卒業大学:中国伝媒大学

わかるわー、中国のSNSって個人情報を根掘り葉掘り聞いてくるし、中国の学校しか選択肢がないので、つい適当に選んでしまうよねー外人は。

そして



自己紹介:李建軍


・・・李建軍・・・

リチャード氏は登録中に迷いが生じたらしく、その後数時間のあいだに自己紹介の部分を何度も変更してる模様をファンが実況中継してました。
いまは「英国演員」におちついてるようです。誰か助けてあげた人がいるのでしょう。

「李」はRichardの音を取ってるのだろうと思われますが(李培斯リー・ペイスの真似か?)、なぜ「建軍」なのか推測してるファンがいて

Armi→軍
tage→ドイツ語で日=中国語で節
∴Armitage→建軍節(軍の設立記念日)

なのではないか?と。笑ってしまった。



ああそういえばGoing to need some helpってツイートしてたのはこのことかといま思いいたりました。




ちなみにその後

"Tell me my Chinese name and its meaning. 我的名字是什么"
「わたしの名前はなんですか?」やだ可愛い・・・



"Get on it, we're going for a ride. 剑圣"
自分で剣聖って・・・武侠ドラマか・・・



老外で中文姓名をつけてる人物は当然たくさんいて、いま思いつくのは
白求恩(ノーマン・ベチューン)
だけなのですがみなさん工夫というか苦労されるようです。
そういえば
華氏(華倫海特 ファーレンハイト)と摂氏(攝爾修斯 セルシウス)
なんかはいまも日常的に使いますね。

 


今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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2015年 01月 29日 |
トールキン部外者のブログ主が映画「ホビット」を見て分からなかったことを調べながら書いてます。
内容はいいかげんですので本気になさらないでください。訳をつけてみたところもありますが適当です。

たくさんの方に見に来ていただいてちょっとドキドキしています。
あまりまずいことは書いてないと思うのですが・・・



突然地面がくずれおちて、一行はゴブリンに捕まってしまいます。



ゴブリンに連行される途中でドワーフたちとビルボは離れ離れになってしまう。

ゴブリン・タウンでグレート・ゴブリンに尋問されるドワーフたち。
映画だけだと気持ち悪いグレート・ゴブリンですが、メイキングを見るととても面白い俳優さんです。出番が少ししかなくてもったいない。


Great Goblin:Well, well, well, look who it is. Thorin son of Thrain, son of Thror; King under the Mountain.
Oh, but I’m forgetting, you don’t have a mountain. And you’re not a king. Which makes you nobody, really. I know someone who would pay a pretty price for your head. Just the head, nothing attached. Perhaps you know of whom I speak, an old enemy of yours. A Pale Orc astride a White Warg.

ThorinAzog the Defiler was destroyed. He was slain in battle long ago.

Great Goblin:So you think his defiling days are done, do you?



オークのアゾグが生きていてトーリンに懸賞をかけていると知って驚くトーリン。
うん、でもブリーでガンダルフに賞金首だって教えてもらったよね・・・第二部だけど・・・

アゾグはA pale Orc astride a White Warg(白いワーグにまたがった青白いオーク)と呼ばれてますが、paleって日本語だと何色なんでしょう?灰色?鉛色?


ドワーフたちが皆殺しにされそうなところにガンダルフが助けにきます。
このあとの戦闘シーンがとても好きで、ドワーフたちが武器を拾い上げて仲間に投げ渡すのですが、自分の武器で戦うものもいれば、オーリのようにドワーリンの重いハンマーをふりまわす(というかふりまわされる)てる子もいる。
戦い方にもそれぞれの個性があらわれてて、とくにバーリンの片手で剣をぐるぐる回す剣法とボンブールのお腹で敵をはじき飛ばす戦法が大好き。

トーリンもドワーフには長すぎるエルフの剣を持ってバレリーナのようにくるくる回っていて可愛い。
メイキングで上の方から撮影してるところがあって、トーリンは本当にピルエットのようにその場で旋回してました。


全員すごくかっこいいけど、すごいスピードなので誰が何をやってるのかよく分からないところもまたいい。

私はジャッキー・チェン世代なのでアクション・コメディには無条件に弱いのです。
この場面は三部作中屈指のアクションだと思うので注目してあげてください。

ここは音楽もかっこいいんですよ。
「ザ・ミスティ・マウンテンズを越えていこう」の曲のアレンジなのですが、このステキな曲はタイトルのせいか、ザ・ミスティ・マウンテンズを越えた後は出てこないんです。越えたあとはエレボールのテーマ一本にしぼられてしまうの。
このゴブリン・タウンがザ・ミスティ・マウンテンズのテーマの聞き納めなので、ぜひじっくり聞いてあげてください。いい曲だ。



Bofur:Well, that could have been worse.

Dwalin:Haver!You’ve got to be joking!






ガンダルフって自分の荷物は自分で持って歩いてるんですよね・・・とこの場面みて初めて知った。
そういえばドワーフは何度か着替えるけどガンダルフは着たきりスズメ。




ボフールとドワーリン(の俳優さん)はお互いに「典型的なスコットランド人」「アイルランド人まるだし」と非難しあっていて笑えます。みんな仲よさそう。



ドワーフたちは陽光をもとめて山の外へ逃げます。
いっぽうのビルボは姿が見えなくなる魔法の指輪をゲット。



ここまでの記事
ネタバレ解説&感想① エレボールの陥落
ネタバレ解説&感想② 予期せぬパーティ
ネタバレ解説&感想③ バーリン爺やの昔話
ネタバレ解説&感想④ イスタリとドル・グルドゥア
ネタバレ解説&感想⑤ トロルの森
ネタバレ解説&感想⑥ ワーグ&オーク
ネタバレ解説&感想⑦ リヴェンデル
ネタバレ解説&感想⑧ 白の会議
ネタバレ解説&感想⑨ サウロン
ネタバレ解説&感想⑩ EE in リヴェンデル
ネタバレ解説&感想⑪ 石の巨人



今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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2015年 01月 28日 |
ダウントン・アビー2の録画を見てたら、グランサム伯爵がメイドにキスしてるじゃありませんか!!旦那さま!!


最近気になるスリーピース
(恒例画像勝手に)


ビルボちゃん(「ホビット」)
このとき買ったお魚はドワーリンに食べられてしまう。




グランサム伯爵(「ダウントン・アビー」)
シリーズ2のオープニングは伯爵と犬のお尻のアップから始まるので見入ってしまう。ワンコかわいい。




フィンチ君(「パーソン・オブ・インタレスト」)
大富豪なので高級オーダースーツを着てるそうですが、ぜんぜんそんなふうに見えないオタク風容貌。
「チョッキを着てるところをみると図書館員でしょう?」と言われたことがある。




レクター博士(「ハンニバル」)
レクター博士がウィルのにおいをかぐ気持ち悪い場面。
ウィルが「いま僕の匂いをかいだのか!?」とわざわざ確認するので笑える。





今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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2015年 01月 26日 |
トールキン部外者のブログ主が映画「ホビット」を見て分からなかったことを調べながら書いてます。
内容はいいかげんですので本気になさらないでください。訳をつけてみたところもありますが適当です。英語訳すのって中国語訳すより難しいですね。


リヴェンデルで無銭飲食のすえ逃げ出したドワーフたち。
ガンダルフ抜きでザ・ミスティ・マウンテンズを目指します。


Thorin:Be on your guard; we’re about to step over the edge of the Wild. Balin, you know these paths; lead on.

Balin:Aye.

Thorin:Master Baggins, I suggest you keep up.


on your guardで用心すること。トーリンの台詞ってHold your ground(持ち場を守れ)とかHold ranks(列を乱すな)とかTake cover(隠れろ)とかHold on(しっかりつかまれ)とか軍事的な命令が多い。

リヴェンデルから山脈へ向かうこの道はHigh Passのことかと思われます。バーリンが道を知っているというのは何を意味しているのか?後年のモリアへの伏線か?

the edge of the Wildという分かりにくい英語については
Beyond the “Edge of the Wild” – Where Is It Exactly?

というページに解説がありました。読んだけどよくわかんなかった。
トールキンって細かいところまで設定してるわりに英語の名詞の使い方は非ネイティブには不親切だと思う。


ここはでかい石の巨人が殴り合いをして、ちっちゃなドワーフとホビットが翻弄される馬鹿馬鹿しいシーンなのですが“This is no thunderstorm; it’s a thunder battle! ”とか“Well bless me, the legends are true. Giants; Stone Giants!”とか台詞もアホっぽく、いい年した演技派俳優たちがこんなセリフを真剣にしゃべっているところを見るのはとても楽しい。

ビルボは道から落ちそうになってドワーリンに助けてもらったり、落下してくる岩からドワーリンにかばってもらったり、ドワーリンに保護されていてうらやましい。




またも崖から落ちかけてトーリンに引っぱりあげてもらうビルボ。
助けて安心したくせに、照れ隠しなのかトーリンは残酷なことを言います。ツンデレなんだから。

Dwalin:I thought we’d lost our burglar.
(おれたちのバーグラーを失くしちまったかと思ったぜ)

Thorin:He’s been lost ever since he left home. He should never have come. He has no place amongst us. Dwalin!
(彼は家を出たときからずっと失われているのだ。家を離れるべきではなかった。我らの間に彼の居場所はない。ドワーリン!)


・・・ひどい。崖から落ちそうになったのはビルボのせいじゃないのに。ドワーリンまで八つ当たりされちゃって。


ビルボとトーリン(落下しかけたのをドワーリンが引きあげた)が無事でほっとしてるドワーリン。


こわいよ・・・


まだビルボを気にしてるドワーリンはトーリンに呼びつけられる。トーリン横暴。




夜中に抜け出してリヴェンデルに戻ろうとするビルボ。ボフールに見とがめらる。

Bofur:You’re homesick; I understand.
(ホームシックだろ、わかるよ)

Bilbo:No, you don’t, you don’t understand! None of you do - you’re dwarves. You used to - to this life, to living on the road, never settling in one place, not belonging anywhere.
I am sorry, I didn’t...
(わかるもんか。きみたちの誰にも分かりっこない。きみたちはドワーフだ。こんな生活に慣れてる。路上で寝て、どこにも落ち着かないし、どこにも居場所がないんだ。
ごめん、そんなつもりじゃなくて・・・)

Bofur:No, you’re right. We don’t belong anywhere. I wish you all the luck in the world. I really do.
(いいや、きみが正しいよ。おれたちどこにも居場所がないもんな。幸運を祈ってる。ほんとだ。)


ボフールの人情噺劇場。ネズビットの演技力爆発シーン。
トーリンが寝たふりして聞いている。内心悪いこと言っちゃったなあと思ってるのでしょうが、頑固でプライドが高いので素直になれないのね。







感想でも解説でもないただのダラダラした書きなぐり・・・



ここまでの記事
ネタバレ解説&感想① エレボールの陥落
ネタバレ解説&感想② 予期せぬパーティ
ネタバレ解説&感想③ バーリン爺やの昔話
ネタバレ解説&感想④ イスタリとドル・グルドゥア
ネタバレ解説&感想⑤ トロルの森
ネタバレ解説&感想⑥ ワーグ&オーク
ネタバレ解説&感想⑦ リヴェンデル
ネタバレ解説&感想⑧ 白の会議
ネタバレ解説&感想⑨ サウロン
ネタバレ解説&感想⑩ EE in リヴェンデル


今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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2015年 01月 25日 |
「不死細胞ヒーラ ヘンリエッタ・ラックスの永遠なる人生」
レベッカ・スクルート (著), 中里 京子 (翻訳) 講談社

出版社のサイトより


彼女の名前はヘンリエッタ・ラックス。
だが、科学者のあいだでは「ヒーラ」として知られている。
1951年、貧しい黒人のタバコ農婦だった彼女の身体から、本人の同意なく採取された癌細胞は「ヒーラ」と名付けられ、世界初の“不死化したヒト細胞”として、のちに医学界のきわめて重要なツールとなる。
ヒーラはその後の細胞培養法に革命をもたらしたのみならず、ポリオワクチンの開発、化学療法、クローン作製、遺伝子のマッピング、体外受精ほか、幾多の研究の礎となった。だが、数十億個という膨大な単位でその細胞は売買されてきたにもかかわらず、ヘンリエッタは死後も無名のままにとどまり、そして彼女の子孫もまた、健康保険すらまかなえない境遇に置かれていた――。




ずっと読もう読もうと思っていた本をやっと読み終わりました。
癌治療のために黒人女性から採取された細胞が、本人も家族も知らないうちに培養され、売買されていた。若い白人女性記者が細胞の持ち主であるヘンリエッタ・ラックスについて調べていくノンフィクション。

科学研究ストーリーを期待していたのですが、中心になっているのは何も知らされず、騙されたと感じているものの無力で怒りのやり場のない貧しい遺族たちでした。
ヘンリエッタが癌治療を受けたのは人種差別が歴然と残っている時代のことで、黒人が治療と称して人体実験に利用されたり、ヘンリエッタの娘が黒人専用の精神病院に収容され、家族に連絡もないまま亡くなっていたりしています。

医者と患者、白人と黒人、権力者と貧乏人と複雑な対立が描かれていて考えさせられる一冊でした。


ヘンリエッタの家族は教育も受けていないし、迷信深かったり犯罪に手を染めてたりするのですが、日本ではとても考えられないような破天荒な魅力のある人たちです。
作者も最初は戸惑う(どころではない)のですが、だんだん信頼され家族のように親密になっていきます。
ミステリー的な謎の解明部分も面白いのですが、この本のいちばんの魅力はヘンリエッタと家族たちです。



と、真剣に読んではいたのですが、ヘンリエッタが治療を受け、細胞を採取されたのが、ボルティモアのジョンズ・ホプキンス病院なんですよ。

ボルティモアのジョンズ・ホプキンス病院って・・・ハンニバル・レクター博士が収監されてたところじゃないの・・・と思ったのですが、レクター博士が閉じ込められてたのはボルティモア州立病院だったようです。
インターン時代にジョンズ・ホプキンス・メディカル・センターで働いてたみたい。

ボルティモアってなんだかすごいところだな、という浅すぎる感想。



今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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2015年 01月 24日 |
トールキン部外者のブログ主が映画「ホビット」を見て分からなかったことを調べながら書いてます。
内容はいいかげんですので本気になさらないでください。訳をつけてみたところもありますが適当です。英語訳すのって中国語訳すより難しいですね。

今日はいつもにもまして思いつきとうろ覚えだけで書いています。

エクステンデッドエディション(EE)というのは劇場公開時に削除された場面です。
リヴェンデルでドワーフの登場シーンがいろいろカットされてたようなのですが、DVDで復活しています。
昨年末にNHKで放映してたのはEEなし版でさびしかった・・・


・エルフの乙女
エルロンド卿が野菜でおもてなししてくれる食卓。トーリン以外のドワーフは下座で好き勝手にやってます。
若いイケメンのキーリがハープを奏でるエルフに見とれてる。
ドワーリンの視線を感じて
「ヒゲがないのが残念だけどエルフの乙女はわりといいよな」
などとぬかしよるキーリ。伯父上が聞いたら殺される。
ドワーリンはクールに
「あれはエルフの乙女じゃないぞ」

エルフの青年でしたとさ、ちゃんちゃん。
というオチなのですが、なぜドワーリンはエルフの性別の区別がつくのじゃろうか・・・

動画ここ
Checking out elves


・ボフールのお歌
エルフのクラシック演奏があまりにつまんないので、ボフールが楽しいパブソングを披露してくれます。バーリンも歌ってる。
この曲はボフール役のネズビットが作曲したそうで、みんなで歌えるパブ・ソングになってます。
メイキングでは最後にさらにボフールが「これこそ音楽だぜ」と言ってウィンクするシーンもついてます。

珍しくトーリンも参加してる。足でステップを踏んで楽しそうにしてるトーリンを見ると、このドワーフも王子様に生まれなければ幸せだったかも・・・と思わされます。

ボフールかわいい。


動画ここ
Bofur's Song



・ドワーフの露天風呂
この場面がカットされたのはあまりにアホらしいせいだろうと思うのですが、残してほしかった。
リンディアちゃんがエルロンドにドワーフが飲み食いするので食糧が減っていくと訴える。
ふと見ると噴水でドワーフたちが「すっぱだか」で水浴びしています。
うげげげげーって顔が可愛いリンディアちゃん。
ドワーフって意外に清潔好きなのですね。そして他人に裸体を見せるのも抵抗ないようです。知られざる一面。

ドワーフのすっぽんぽんを見てしまった不幸なエルフの殿の驚き顔


動画ここ
Dwarves Take a Bath



・トーリンは遺伝性病気持ち
エルロンド卿とガンダルフの会話を聞いてしまうビルボ。
トーリンは祖父スロールと同じで頭おかしいと主張するエルロンド。
重大な個人情報を知ってしまって困るビルボ。
しかも後ろにトーリンもいたのです。これはいたたまれない・・・

ビルボうしろ~


動画ここ
Gandalf and Elrond


ドワーフたちがキャンプファイアーを(エルロンドの家具で)起こして夜食を楽しむ場面もあるのですが、やけにくつろいだ下着姿だと思ったら、噴水で一風呂あびたあとだったんですね。
露天風呂を満喫して無礼講の宴会。ほとんど株式会社エレド・ルイン慰安旅行です。


ここまでの記事
ネタバレ解説&感想① エレボールの陥落
ネタバレ解説&感想② 予期せぬパーティ
ネタバレ解説&感想③ バーリン爺やの昔話
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ネタバレ解説&感想⑦ リヴェンデル
ネタバレ解説&感想⑧ 白の会議
ネタバレ解説&感想⑨ サウロン



今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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2015年 01月 22日 |
30話くらいあるのかと思ったら13話しかなくて、家事をしながら見てるうちに終わってしまいました。
2月にスター・チャンネルで一挙無料放送あるみたいですよ。

小説そのままではなくて、「レッド・ドラゴン」以前の空白を埋めるオリジナル・ストーリーのようです。

(以下だいぶネタバレしてます。そしていつもながら画像勝手に)









連続殺人事件を解決できない無能なFBIが、犯罪心理学みたいなのの専門家ウィル・グレアム(ヒュー・ダンシー)に協力を依頼する。
グレアムは犯罪者に感情移入して犯行を再現する特異な能力の持ち主だったのです。
すごい特技ですが、犯人に深入りすると精神的に危険なことになってしまう。そこでFBIはグレアムのメンタル・ケアのために精神科医のハンニバル・レクター博士(マッツ・ミケルセン)にも協力を依頼し、ふたりは共同で捜査を進める。


っていう話かと思います。
基本的には異常な連続殺人が起きて、グレアムが感情移入法でサイコパスな犯人をつきとめるのです。こういう捜査方法どっかで見たわーと思ったけど

イタコ

みたいなもんですかね?


基本的にはグレアムが事件を解決する(というか犯人が分かる)のですが、話をややこしくしてるのが、本来の犯人以外にいっちょかみな犯人が存在して模倣殺人を紛れ込ませることです。模倣犯はなぜか内臓を持ち去ったりして捜査を混乱させる。

1話完結形なのかと思ったら、最初のエピソードの殺人があとあとまで糸を引いたりするので、人名を覚えられないブログ主はえーっっと××って誰だっけ?と思い出すのに一苦労。先週のダウントンでもパトリック・クロウリーって誰か分からなくてググってしまいました(無関係)。


視聴者にはすぐに分かることですが、ハンニバル・レクター博士も異常な人物なのです。
事件の解決を支援してるのかグレアムを追い込んでるのか分からないレクター博士。グレアムは事件を解決すればするほど精神的におかしくなっていきます。

このドラマのいちばんのみどころはレクター博士が表面的にはグレアムにとても優しいのに、実は彼を狂気に追い込んでいくところでしょう。そういうのが面白いと思えないと見続けるのは辛いかも。
私はとても楽しく鑑賞しました。マッツ・ミケルセンが気持ち悪く美しい。

レクター博士が芸術的に料理の腕前を披露する場面がたびたびあるのですが、「羊たちの沈黙」を知っていれば(普通は知ってると思うのですが)「ああ・・・これ材料は・・・なのね・・・」と思いいたることでしょう。
もしかしたら材料はふつうの家畜なのかも知れず、あれなのかも知れない。どっちかはっきりしなくて気持ち悪いところが上手い演出です。


いちばんウケたのがレクター博士が凶行におよぶときに、服が汚れないようにサウナスーツみたいな銀のペラペラした衣装をきてたところ。素材なんなのかしら。
あとネットで「せんとくん」というフレーズを見てしまい、いまや鹿のゆるきゃらにしか見えない場面とか。

まあこんなんですわ








ちうかこれにリチャードさん出るんだ・・・なんでこれに出たいんだろう・・・
シャーロックの悪役でもやればいいのに。



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トールキン部外者のブログ主が映画「ホビット」を見て分からなかったことを調べながら書いてます。
内容はいいかげんですので本気になさらないでください。訳をつけてみたところもありますが適当です。英語訳すのって中国語訳すより難しいですね。


ついにサウロンに手をつけることにしました。
サウロンとサルマンって音が似ててどっちかよく分からなくなります。
サウロンについて調べるとミドルアースの天地開闢から始まるので読むのが面倒・・・
今後面倒な資料を読まずにすむよう自分なりにまとめてみました(まとまっていません)。


サウロンSauronはミドルアースの悪の権化。「ロード・オブ・ザ・リング」のラスボス。

そもそもミドルアースがどうやってできたかというと、イルーヴァタールという唯一神が創造しました。作ったあとはヴァラールという天使みたいな存在に管理させて神は不在となりました。
ミドルアースを管理してたヴァラールのうちメルコールというのが独占支配をもくろみますが、怒りの戦いWar of Wrathという天下分け目の合戦で負けて追放されます。この戦いでエレド・ルインにあったドワーフの館が洪水で沈没したりして大迷惑です。

このメルコールに仕えていたのがサウロン。
つまりメルコールを信長とすればサウロンは秀吉ですね。

メルコール信長が力を失ったときサウロン秀吉も一敗地にまみれたのですが、なぜか殺されずにミドルアースに戻ってきます。やがてサウロン秀吉は悪の力で天下統一をたくらみモルドールで布武します。アングマールの王たち(悪の真田十勇士みたいなもんか)を手下にしたり、モルドールで指輪を作ったりいろいろ悪いことをします。メルコールはとてつもなく魅力的だったらしく、エルフも人間も彼(男なのか?)に抵抗できずに落ちてしまうのです。そんなところも秀吉っぽいでしょ。


悪事がばれて滅ぼされそうになったりもするのですが、なぜか死なずに必ずミドルアースに戻ってくるサウロン秀吉。むしろ悪の鄧小平と言えるかもしれません。

もはや定まった形を取れなくなって巨大な燃える目のような形態のサウロン秀吉はこりずに隣のゴンドールを攻撃しますが、エルフと人間連合軍にやっつけられます(モルドール夏の陣)。エルロンドがこのときの戦いに参加してます。サウロンはそれでも生き延びてどこかへ逃げました。

このときサウロンから奪われた指輪が「一つの指輪the One Ring」ですね。指輪は流転のすえザ・ミスティ・マウンテンズでビルボに出会うのを待っています。


「ホビット」のころにはサウロンはネクロマンサーのふりをしてドル・グルドゥアに住んでます。
映画ではドワーフたちがエレボールに出発するまでネクロマンサーの悪事に誰も気づいてなかったようですが、トールキンの設定ではそれより400年くらい前にガンダルフが一度ドル・グルドゥアへ行ってネクロマンサーを追い出していたようです。この400年間を警戒的平和Watchful Peaceと呼ぶんですね(いま分かった)。

映画でもエルロンドが “Gandalf, for four hundred years, we have lived in peace. A hard-won, watchful peace.(ガンダルフ、この四百年我々は平和に暮らしてきた。得がたい警戒的平和だ)”と言ってるんですが、映画には一度目のドル・グルドゥア訪問がなかったのにどこから数えて400年なんだ、よくわからない台詞だな・・・


映画ではネクロマンサー(=サウロン)の声をベネディクト・カンバーバッチが演じてます。第三部のクレジットでスマウグとネクロマンサーのイラストの横にベネディクト・カンバーバッチって名前がでるので笑っちゃう。
Hobbit: The Battle of the Five Armies Official Movie Guideにベネディクト・カンバーバッチのインタビューも載ってるのですが、サウロンが使うブラック・スピーチについての談話が興味深い。



ここまでの記事
ネタバレ解説&感想① エレボールの陥落
ネタバレ解説&感想② 予期せぬパーティ
ネタバレ解説&感想③ バーリン爺やの昔話
ネタバレ解説&感想④ イスタリとドル・グルドゥア
ネタバレ解説&感想⑤ トロルの森
ネタバレ解説&感想⑥ ワーグ&オーク
ネタバレ解説&感想⑦ リヴェンデル
ネタバレ解説&感想⑧ 白の会議



今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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2015年 01月 20日 |
トールキン部外者のブログ主が映画「ホビット」を見て分からなかったことを調べながら書いてます。
内容はいいかげんですので本気になさらないでください。訳をつけてみたところもありますが適当です。英語訳すのって中国語訳すより難しいですね。


あまりにも意味不明なことが多いので書いてる記事なのです。だいぶ整理できてきたのですが、白の会議の場面はいまだに分からない。


いやがるドワーフたちを無理にリヴェンデルにひっぱってきたガンダルフですが、魔法使いの目的は地図を読んでもらうことだけではなかったのです。
原作小説の「ホビット」には書いてないので読者には分からないことなのですが、ガンダルフはリヴェンデルで開催される会議に出席するために来たのですね。ぶらっと立ち寄っただけかと思ったら学会だったのか!と驚かされます。
原作に記述がない理由は作者のトールキンも知らなかったからのようです。

ガンダルフが出席したのはホワイト・カウンシルWhite Councilっていう美白研究会みたいな名前の会議です。
悪の勢力に対抗するために善のパワーが結集してるらしいのですが、この会議がミドル・アースの安全保障をになっているんでしょうか。それにしては人数少ないな。

この場面で出席してるのは
サルマン
ガンダルフ
ガラドリエル
エルロンド

ああ誰なのこの人たち・・・白い人ばっかりだから白い会議なのかしら、と最初に見たときは本当に謎でした。

サルマン:議長。白の魔法使い。ガンダルフの同僚だと思うのですが、初めてみたときは武侠小説によくある「困った大師兄」っぽいと思った。

ガラドリエル:エルフ。エルロンドの姑。旦那の影が薄い。すごい美女。怒ると男になる。ロスローリエンに住んでいる。武器は水の入った小瓶。エルフの三つの指輪の一つ、ネンヤを持っている。

エルロンド:エルフ(1/8くらい人間)。ガラドリエルの婿。富士額。エルフの三つの指輪の一つ、ヴィルヤを持っている。

ガンダルフ:エルフの三つの指輪の一つ、ナルヤを持っている。


実はサルマン以外はみんなエルフの指輪を持ってるんですよね。第三部で勢ぞろいしてました。だまされてるサルマンが可哀想。

あーそれで今回の会議はサルマンがドワーフのエレボール遠征に反対決議のために召集したようです。
ガンダルフがラダガストがドル・グルドゥアから奪ってきたモルグール・ブレイドを見せて闇の勢力がよみがえりつつあると警告する。
覚えてますかモルグール・ブレイド、アングマールのウィッチ・キングの武器です。アングマールのウィッチ・キングはサウロンの手下、ガンダルフはもしかしてサウロン(とまでいかなくてもなんらかの闇のパワー)が蘇ったのでは?と心配しているのですね。そしてエレボールのスマウグが悪の勢力に利用されることも懸念材料です。

ガンダルフの懸念事項
・トロルが人里を襲っている。
・オークが道端に現れた。
・森におばけクモが出た。昔は緑の森と呼ばれていた森がいまでは闇の森と呼ばれている。
・ドル・グルドゥアにネクロマンサーが住み着いて死人を使役している。
・アングマールのウィッチ・キングとともにルーダウアのハイ・フェルに埋められたはずのモルグール・ブレイドがドル・グルドゥアにあった。墓は強力な魔法で封じられているはずなのに・・・


しかしサルマンは一笑に付し、会議はものわかれに終わったようです。
そして賢者たちが会議をしているうちにドワーフたちは逃げ出して旅を続けていました。会議が多い会社は潰れる!って少し前によく言われてましたよね。




ここまでの記事
ネタバレ解説&感想① エレボールの陥落
ネタバレ解説&感想② 予期せぬパーティ
ネタバレ解説&感想③ バーリン爺やの昔話
ネタバレ解説&感想④ イスタリとドル・グルドゥア
ネタバレ解説&感想⑤ トロルの森
ネタバレ解説&感想⑥ ワーグ&オーク
ネタバレ解説&感想⑦ 「ホビット 思いがけない冒険」 リヴェンデル




今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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