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2013年 03月 31日 |
今日の記事は女性向けです。
男性が読むと気持ち悪いかも知れないのでご注意ください。


いちおう語学ネタ(海外事情ネタ)

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2013年 03月 29日 |
ぎりぎりにやっと行ってきました。
冠タイトルが哀愁をさそう「日中国交正常化40周年 特別展 中国 王朝の至宝」。


広い中国の二つの地域ずつを対照させて展示する面白い企画。
入ってすぐ古代蜀にどぎもを抜かれました。デザインが洗練されている。
キース・ヘリングがパッチもんに見える。

そんで楚はアートが爆発してますね。
河童と河馬の部屋は地球じゃないみたいでした。
河馬があまりに愛らしいのでガラスケースの周りをぐるぐる回って嘗め回すように鑑賞しました。なにしろ無人だったので。本当に日本の博物館かここ・・・と思った。

河童はこども用の解説に「羽は飛ぶときには役立たずなので移動のときはガマやアヒルに乗ります」というようなお茶目なことが書いてあってなごみました。
とにかく二匹とも可愛いすぎて河馬を見ては河童に戻りと何度も往復して堪能してきました。だってすいてたから。
河馬は耳の中までペイズリー模様が書いてあるんですよ。リバティのテディベアみたい。
ぬいぐるみを作ってみたい・・・型紙売ってくれればいいのに・・・。


でもそのあと秦で天下統一しちゃったら急に平凡になってしまった感じです。
男女の土偶ペアみたいなのが並んでるコーナーで横にいたおばちゃんが「男がこんな格好してるわけないやんなあ」とつっこんでいました。「だから男女同装って説明に書いてあるやん」と娘さんがフォローしていた。
おばちゃんは「なんや、女装かと思ったわ」と正直な感想を述べておられました。
せやな、わても一瞬「おかまちゃん!?」かと思いましたわ。


長安と洛陽になると違いがよく分からなくなりました。
仏教芸術は中国から持ってきてもらわんでも、奈良に行けばライブで見れるからありがたみを感じられない気がする。色つきレンガとかは面白かったんですが。

宋は磁気や書を期待していたのでがっかりしました。(←平凡なやつ・・・)
でも「金ののべ棒」はすごく良かった。
《水滸》を読んでいるとお餞別に金や銀をナマでくれる人がいるんですけど、旅に携帯するには不便なんじゃないかと疑問でした。
でもこんなに規格化されてコンパクトな形状だったら持ち運びも便利そう。と現物で確認できたのでラッキーです。

今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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by xiaoq | 2013-03-29 00:10 |
2013年 03月 27日 |
キクタン英検準1級―聞いて覚えるコーパス単熟語

英単語を覚えようと思い立ち、多くの学習ブロガーが使っておられる「キクタン」を買ってみました。
付属のCDを使って、英語→瞬間的に日本語に音声翻訳(通訳というべきか)する練習ができます。


実は準1級は前世紀に合格したことがあるのでナメてかかっていたのですが、やってみたら知らない単語があまりにも多く愕然としました。
(おそらく前世紀の試験はまだ簡単だったのと、自分も若かったのでパワーだけで押し切ったものと思われます)


ひとまずCD聞きながら英語→日本語の音声翻訳をやってみたんですけど、5日ほど続けてみて、「それだけじゃとても覚えられない」と分かったので、どうやったら覚えられるか考えてみました。


あたりまえのことですが知ってる単語と知らない単語が混ざっています。
知っている単語はこれ以上練習してもあまり意味がないし、知らない単語は漠然と練習しても覚えられないと思うので、ひとまず単語をレベル分けします。

A:もとから知ってる→正しく答えられる
B:もとから知ってる→とっさに答えが出てこない
C:知らない→正しく答えられるようになった了(←変化の了)
D:知らない→正しく答えられる時もあれば、とっさに答えが出ない時もある
E:知らない→決して覚えられない


上記のうちA、B、Cはこれ以上学習しても上達する可能性はほとんどないと思われます。
問題はDとE。
DはCDを聞きながら何度も繰り返せばいつの日か覚えられるかも知れませんが、EはたぶんCDを1万回聞いても覚えられない。

どうやったらこの子たちを覚えられるのかなあ。
1日目から5日目までのDとEをピックアップしてみました。
アルファベット順に並べると一目瞭然ですね。


collision
commute
compensation
competence
compliment
condolence
conflict
congestion
conservation
consistency
coverage
diagnosis
dispute
emission
epidemic
estimate
excerpt
expertise
extinction
fracture
likelihood
obstacle
outbreak
petition
procedure
punctuality
rivalry
statistics
strategy
subsidy
surplus
tribute



覚えられない単語の特徴はだいたい
1.語頭がco-,con-,com-,di-,e-,p-,s-,st-,su-ではじまる
2.語尾が-tion,-sion,-e,-t,-yで終わる
3.法律用語、政治用語、会計用語


1と2は同じような語頭や語尾がゴチャゴチャになっているんですね。
3は時事英語ってやつですかね。私の中では「ジェイン・オースティンの小説に出てこない単語」として区分されています。

理由は分かったけど、どうやったら覚えられるかは分かんないなー。
Googleスプレッドシートで暗記用のフラッシュカードを作るとかすればいいのか?そんなことしてるヒマに地道に覚えたほうがいい?



しかしpetition(請願)やemission(放射)は自分の人生にはまったく不必要な単語群という気もする・・・




今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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2013年 03月 22日 |
(書くだけ書いたけど敏感すぎる話題な気がして雪蔵に入ってました。
ネタ切れにつき敢えて放出)



《刀尖:刀之阳面》 麦家


ドラマ《刀尖上行走》の原作小説。
テレビドラマも起伏のない展開だったのですが、小説はさらに平坦だった・・・

国民党の南京政府で働く主人公(実は重慶政府のスパイ)が、日本軍の恐ろしい計画を阻止しようと活躍するストーリーなのです。
でもスパイ大作戦はほとんどなく、大部分は男主役が4人の女に翻弄される場面。
恋愛小説なのか?(女ごころのよく分からない主人公が振り回されてるところはなかなか楽しいのですが)


笑ってしまった場面。
男主役を共産党員にしようと働きかける人物がいて、その人が持ってきたチョコレートの箱を開けると、チョコの下に「共産党宣言」が・・・。
越後屋、おぬしもワルじゃのう。


ラスト近く、男主役は新聞で国民党軍が共産党軍をだまし討ちにしたという記事を読んで国民党軍に失望し、その場で共産党に入ってしまうのです。
かりにも諜報員なのに新聞の記事をすべて鵜呑みにするって一体・・・!?裏とか取らないの?


キャラクターの描写がかなり雑です。
国民党政府と国民党に忠実という設定の主人公なのに
「共産党軍は追い詰められて自衛のために立ち上がり」
「壮烈な犠牲を出した」
「蒋介石は共産党軍を反乱軍と誣告した」
と共産党のプロパガンダみたいな言葉遣いなんです。
中国人作家は普段から共産党の宣伝文ばかり読まされてるので感覚が麻痺してるのだろうか・・・


あまりにも人物描写が浅くて悲しい。
ドラマもアホみたいだったけど、人物描写は小説よりマシでした。
中国amazonの書評を読むと低評価の人たちは「麦家は変わってしまった」と書いてるので、昔はもっと面白かったようです。


数ページごとに「グイズ」とか「リーベンゴウ」と書かれている本を音読するのは辛かった・・・何の罰ゲーム(自分で選んだからしょうがない)


今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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2013年 03月 21日 |
中国人がアルファベットを発音するときに、英語には存在しない母音を頭につけることがありますよね。
たとえば

X→アエクス
M→アエム

って感じで。
こういう発音は北方人だけのようで、南方人は日本人と同じような発音をするみたい。
おそらく北方の中国語には「エ」で始まる音が存在しないため、補助的に「ア」をつけるのではないかと思います。
(が、中国人にそう指摘するとムキになって「ちゃんと正しい英語の発音してるもん日本人よりマシだもん!!」と反論してくるので言わないようにしている※)


しかしそれは中国人だけではなくて英語ネイティブでもやるらしく、English Pronunciation in Use: Intermediateの39課の「Joining words」にこんなことが書いてありました。略語などでアルファベットをそのまま読むときの発音について


時には母音を分けるために余分な音をつけ加えることがあります。例を聞いてみましょう。つけ加えた音は小文字です。

URL /juː (w)ɑː (r)el/
AIM /eɪ (j)aɪ (j)em/
BORN /biː (j)əʊ (w)ɑː (r)en/


ブログでは小文字にならないので()に入れました
でもなんかあんまりピンときませんでした。(w)(r)(j)がついててもついてなくても大して変わりない気が。


それより更厳重なのはアルファベットの読み方と数字の読み方がよく分からないのと、聞き取りがぜんぜんできないことです。

イギリスでは同じ数字が二つ並ぶときはdoubleなんとかって言うんですね。
00だったら double 0/dʌbəl əʊ/。
広東語でも同じ数字が二つ並ぶときは33→孖三maa1saam1と言いますが同じ感覚でしょうか。
でも数字を予期してる時にdoubleなんていわれると混乱するよねー。数字は粒読みで頼むよ。


そして読み上げられた住所を書き取る練習問題があるんですけど、郵便番号の「W2」/dʌbəljuː tuː/を「ダブル2」かと思って「22」と書き取ってしまったという・・・郵便番号に「22」なんてありえないですかそうですか。


あとイギリス英語はRを/ɑ/ːと発音するのでアー→Aと思って混乱します。(それはドイツ語、と自分で突っ込んでおきました)


※これ前も言ってた、しつこい俺
広東語初級教材 香港粤語 〔基礎文法Ⅰ〕



今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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2013年 03月 19日 |
《大秦帝国之趙高伝》(全40集)もいよいよ今回で最終回。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。

第二部《流氓ちゃんと覇王ちゃん》篇は4月以降にやるかも知れません
(やらないかも知れません)



《楚漢伝奇》第38集


子嬰zǐ yīng(王華龍)が宮中に戻ってくれたので喜ぶ胡亥hú hài(于濱)



胡亥はアホのふりをやめて朝廷に出席するようになったみたいです。
しかしこのあとまたアホに戻っていた。
前後のつじつま合ってないんですけど、脚本家同士ですり合わせとかしないんでしょうか。




ついに趙高の娘婿が胡亥を殺しに来ました。
ここからが胡亥の“慢!慢!慢!”炸裂の名場面。


胡亥“慢!”
(待て!)



胡亥“没想到啊,父皇亲手创造的大秦帝国竟毁在我的手里。
父皇原指望它那能延续千秋万代,但他怎能料到这大秦的国运只有两世啊。”
(思いもよらなかった、父皇が自ら作り上げた大秦帝国をわが手で滅ぼしてしまうとは。
父皇はこの国が千秋万代も続くように願っておられたのに、大秦の国運がたった両代だけとは予想もなさらなかったろう。)



胡亥“朕后悔,朕后悔当初杀了李斯,朕后悔当初杀了蒙恬。
如果今日有一人健在,岂能容那阉人造乱。
我明白了,这是上天故意借赵高之手来惩罚我们秦国人。
赵高阉贼!你为什么躲起来?你要弑君,你来啊!来亲自取我的命啊!来啊!”
(朕は後悔しておる、朕はあのとき李斯を殺したことを後悔しておる、朕はあのとき蒙恬を殺したことを後悔しておるぞ。
もし今日どちらかが生きていれば、宦官に謀反を起こさせたりしなかったろう。
分かったぞ、これは天が趙高の手を借りて我ら秦国人を罰しておられるのだ。
趙高め!なぜ隠れている?主君を弑するなら来い!自分でわたしの命を取りに来い!来い!)



趙高の娘婿はとても不幸でとても脇役だ。

娘婿“来人!”
(誰か来い!)



胡亥“慢!此情此景,朕感慨万千。我要吟诗一首!”
(待て!この光景に朕は感慨無量じゃ。詩を一首詠みたい。)



待ってくれる娘婿。良い人です。
しかしみんなイライラしてきました。

娘婿“快点好不好?我数三个数,要不然我就要动手了。一、二・・・”
(早くしてくれ。三つ数えるから、さもないと手を下すぞ。一、二・・・)


皇帝に対して「快点好不好?」(早くしてくんない?)って口語すぎるセリフが笑えます。


胡亥“慢。”
(待て)



というので詩想が浮かぶのをさらに待つのですが・・・

が・・・


胡亥“・・・算了。真没想到,此时此刻,朕连一首诗都吟不出来。”
(・・・もういい。この期におよんで詩の一首も詠めないとは。)



おいおいしっかりしろよ!七歩で作れないのかよ!!と全中国が突っ込んだ名場面でした。
投胎して三国時代でたくさん詩を作ってください。


娘婿“来人,绑了他。”
(誰か、こいつを縛れ。)



胡亥“慢。”
(待て。)



胡亥“慢。我毕竟还是个皇帝。我的命,我自己取。”
(待て。わたしはこれでも皇帝だ。自分の命は自分で取る。)



腐っても鯛。
胡亥も大秦帝国の皇帝の自覚があるのですね!
刀を手に最後の咆哮。


胡亥“大秦亡矣!”
(大秦は終わった!)




そしてついに・・・


ついに・・・


胡亥“・・・韩谈,能帮帮朕吗?”
(・・・韓談、朕に手を貸してくれるか?)




韓談は胡亥のただひとりの忠臣です。
手を貸して自刎させてあげました。(他刎というべきか)



最後まで期待を裏切らない情けない皇帝でした。
于濱はこの演技で評価が大上昇。
日本放送時にはぜひ注目してあげてください。



《楚漢伝奇》第39集

この回は許文広老師のキャプチャばかりになってしまった・・・


趙高zhào gāo(許文広)は次の皇帝を子嬰にします。
日本人の苦手な構文が出てきました。
“我想让谁当皇帝,他才能当皇帝。”
(わたしが皇帝にしたいと思う人物だけが皇帝になれるのだ。)
これは自分で作文できないな・・・



理屈がよく分からないんですけど、趙高は秦を帝国→王国に降格し、皇帝→秦王に格下げしました。なぜ???




劉邦が放ったスパイが趙高に捕まりました。




薬の商人のふりをしてもバレバレです。
盧綰lúwǎn(王継世)は素朴でかわいいな。




趙高は劉邦に秦を売り渡すつもりのようです。何考えてるんでしょうこの人?




《楚漢伝奇》第40集


劉邦はどっかの城外(武関?)で待機中のようです。ストーリー理解を放棄しているので分かりません。
張良zhāng liáng(霍青)は「咸陽城内で何かあったんでしょうか」と心配しています。



そこへ盧綰lúwǎn(王継世)が戻ってきて趙高が同盟を希望していると伝えます。
全部説明してくれる便利な盧綰。



しかし劉邦liú bāng(陳道明)は趙高はすでにわれわれと値段交渉する資格はないと強気です。
こういう時も“討価還価”が使えるのね。




こんな終了間際になって新キャラ登場。
子嬰の娘・幼公主(王茗)。
この子がまたものすごいアニメ声で・・・そのうえずっとこの苦悩の表情。
GXXが自社の新人女優を割り込ませたものと思われます。第二の李依暁となるか!?



趙高zhào gāo(許文広)が子嬰のお見舞いにきました。いよいよ終盤。
しかし迎撃担当・幼公主の表情がゲームCGみたいで集中できません。
趙高もラスボスがこんな小娘ではさぞかし遺憾でしょう。



子嬰に斬りかかられて驚く趙高。



趙高はけっこうあっさりお亡くなりになりました。



許文広老師の演技に集中したいのに幼公主のせいで気が散って楽しめなかった(怨)



秦のお話はこれで終わって、劉邦軍に移動しましょう。
良殿が将軍各位に将来の抱負をインタビューしています。



鉄牛ちゃん“大碗喝酒大块吃肉,大秤分金銀嘛”って・・・ここは水滸じゃないよ。



盧綰が秦軍の将軍の説得に行くことになりました。盧綰のキャプチャじゃなくてすまん。
良殿が拝託している・・・(萌



秦の将軍が投降するというので引き取りに行ったのに矢を射掛けられてしまいます。
しかし先頭きって進む子房先生。ステキ・・・



射程距離300歩の弓なのになぜ150歩まで近づいても当たらなかったのか・・・?
と弓を試しながら推理する良殿。ステキ・・・



300歩のところに秦軍からの矢文が射込んであったのですね。



一兵も損なわずに智取しました。
途中経過?さあ?




おまけ
我不明白了




幼公主については皆さん思うところは同じらしく
楚汉传奇幼公主扮演者 是子婴失散多年的女儿
自从楚汉传奇热播以来剧中的幼公主扮演者受到了广大观众的吐槽,永远是眉头紧锁的苦大仇深的表情,让人怀疑她的演技和出演的资格,是不是受到了潜规则・・・
(楚漢伝奇放送後、ドラマ中で幼公主を演じる女優が多くの視聴者から批判を受けている。いつも眉をひそめた恨みがましい表情で、見る者に彼女の演技力を疑わせる。もしかして「暗黙のルール」のおかげなのか・・・)
と書かれてました。
でもこのお嬢さん中戯で学んでおられるようです。ふーん・・・


(ゲーム進捗報告)

例の新三国実写ゲームで、いま袁紹様と戦っています。
袁紹様に一騎打ちを申し込むと無礼な態度をとがめられます。



やーん、袁紹様ってば怒った顔もステキ~(はあと
しかし下の説明がよく分からない「孫策軍が奇襲部隊に参加」とは?許昌偷襲未遂のことか?

そして袁紹様に勝つと・・・





袁紹様かわいいよ・・・


今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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2013年 03月 16日 |
「・・・アンタ義務教育で何習ってきたの・・・」と言わしめるシリーズパート3です。


English Pronunciation in Use: Intermediateを学習してきて、ここまでで複数形その他の-s末尾(-s endings)の発音が/s/または/z/または/ɪz/になり、過去形の末尾(-ed endings)の発音は/t/または/d/または/ɪd/になることを学びました。


シラブルが増える複数形他の/ɪz/と過去形の/ɪd/のルールは(書いてあったので)分かりました。
しかしシラブル数が変わらない複数形他の/s/または/z/、過去形の/t/または/d/のルールが書いてない。



ちょっと調べてみたので書いておきます。簡単な理屈なんですね。
でもいままで適当にごまかしてきてちゃんと考えたことなかったので・・・



複数形他
/s/・・・無声子音f,k,p,t,θのあと
/z/・・・母音および有声子音b,d,g,l,m,n,ng,r,v,w,y,ðのあと 
/ɪz/・・・s,ʃ,z,tʃ,ʤのあと

過去形
/t/・・・無声子音f,k,p,s,θ,tʃ,ʃのあと 
/d/・・・母音および有声子音b,g,l,m,n,ng,r,v,w,y,z,ʤ,ðのあと 
/ɪd/・・・t,dのあと



英語だけしか勉強したことなくて無声子音とか有声子音っていきなり言われたら困惑しただろうなあ。
でもいまの私は中国語をみっちりやったので無声・有声・無気・有気なんでも自由自在なのさ。(頭の中では)



抜けてたり間違ってる可能性大
突っ込み訂正お待ちしてます


今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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2013年 03月 15日 |
《从林冲的“折叠纸西川扇子”看《水浒传》的成书年代》という論文がネットで読めます。

林冲が「第七回 花和尚倒拔垂楊柳 豹子頭誤入白虎堂」で初登場するときに「紙の扇子」を持っている点に注目。

頭戴一頂青紗抓角兒頭巾,腦後兩個白玉圈連珠鬢環。身穿一領單綠羅團花戰袍,腰繫一條雙搭尾龜背銀帶。穿一對磕瓜頭朝樣皁靴,手中執一把折疊紙西川扇子
  那官人生的豹頭,環眼,燕頷,虎鬚,八尺長短身材,三十四五年紀。


扇子はもともと日本からの朝貢品で、(皇帝から下賜されるような)上流階級だけが持てるものだったんですって。
中国で模倣品が作られるようになってからも大っぴらには使えず、こっそり楽しんだそうです。
明代になって永楽帝が大量生産させたので一般にも普及し、文人の愛好品になり、とくに四川産の扇子は紙質がよくて高級品とされたとのことです。

この論文は上流階級ではない林冲が公共の場で扇子を持っているので、水滸伝は永楽帝以降の成立と推測されると言っているのですね。


私には、軍人である林冲が初登場のときに扇子を手にしているというのが興味深く思われました。
この日は3月28日の東岳廟の神様の誕生日のお祭りなんだそうです。いまの4月末くらいでしょうか。
たしかに原文には「三月末の暑い日(那時正是三月盡,天氣正熱。)」と書いてあるのですが、扇子が必要なほど熱くないんじゃないかな。

軍人なのに文人アイテムを手に優雅に登場する林教頭。
彼の人格の矛盾を表わしているのかもしれませんね。

今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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2013年 03月 13日 |
今日の記事はすべての方に「・・・アンタ義務教育で何習ってきたの・・・」と言わしめる満を持して放つ!パート2です
(↑パート3までやる予定)


English Pronunciation in Use: Intermediateの27課は「過去形の末尾をつけくわえる」(直訳)
テキストの説明を直訳してみると(下線、太字ブログ主)


動詞play/pleɪ/は1シラブルで、過去形のplayed/pleɪd/も1シラブルしかありません。通常-ed末尾(-ed endings)は1つの子音の音(C)だけで、別のシラブルではありません。Eの文字は無音(silent)です。
そこで例えば、smiled /smʌɪld/は child /tʃʌɪld/と押韻します。childにはDの前にEの文字はありませんが。
以下の押韻を聞いてみましょう。
-edは/t/または/d/と押韻することに注目しましょう。




というので押韻の例がのっています。

The car that passed /pɑːst/
Was going fast. /fɑːst/

It hit the side. /sʌɪd/
The driver cried. /krʌɪd/

He never guessed. /gɛst/
He'd pass the test. /tɛst/




いや~~~私押韻が何かこれ見てやーーーーーーっと分かりましたわ!!
今までの自分が英語の押韻をどう理解してたのか思い出せませんが、おそらく「最後の数文字のアルファベットが合致する」程度に考えていたのではないかと。

しかし、そんな甘いもんじゃないんですね、て言うかアルファベットの並び(綴り)と押韻は無関係なんですね。
最後の1シラブル(1つの母音+0または1つまたは複数の子音)が合致してると考えればいいのかな?

-ed末尾のシラブルの数の話にもどると

動詞の原形が/t/または/d/で終わる場合には、-edまたは-dは新しいシラブルになります。Eの文字は母音として発音します。たとえば、

hate /heɪt/ = 1シラブル
hated /heɪtɪd/ =2シラブル




さらに間抜けなことを書いてみると、「Eの文字は母音として発音します。」とあるけれど、この音は「エ」とか「イ~」とか発音するわけじゃないんですよね。
hated /heɪtɪd/の場合は2シラブルなので、強い母音のシラブル1つ+弱い母音のシラブル1つの組み合わせになる→/heɪ/が強いほう、/tɪd/が弱いほうなので、/tɪd/の/I/は弱い/I/なんですよね。
(弱い/I/はすべてが/ə/になるでやりました)


複数形と過去形の末尾についてよく分かりました。が、疑問も1つ出てきたのでそれはパート3で。
このシリーズ毎回疑問が解決してスカっとするのでとっても気分爽快です。(ブログ主だけ)


今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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2013年 03月 11日 |
今日から《水滸》を原文で読みます。

読んでみようと思って困ったのが、資料があんまりないんです。
中国で出てる本も「李卓吾点評」とか「金聖嘆批評」はついてても現代人向けの注釈はあまりないらしく、たまに「參校他本,作分段、標點、注釋,對一些方言俗語、典章文物,和一些難懂的字詞都作了注解和必要的考證。」という素晴らしい本(彩畫本水滸全傳校注(全三冊))を見つけても絶版らしくて悲しい・・・※


そういうわけで、ちくま文庫版の駒田訳と岩波文庫版の吉川訳、そして水管の百家講壇 《新説水滸》だけを頼りに読んでいます。

テキストはネットからコピペしました。(だからテキストが正確なのかどうかもそもそも分からない)
この記事読んでくださるかたは「話半分」くらいのつもりでお願いします。



「第七回 花和尚倒拔垂楊柳 豹子頭誤入白虎堂」の途中から。
魯智深は女性を助けるために人を殺し、出家して東京で野菜畑の番人をやっています。
近所のチンピラを取り巻きにして楽しく暮らしている魯智深。いつものように取り巻きにカンフーを見せてやっていると・・・


(原文)
眾潑皮道:「這幾日見師父演力,不曾見師父使器械,怎得師父教我們看一看也好。」智深道:「說的是。」便去房內取出渾鐵禪杖,頭尾長五尺,重六十二斤。眾人看了,盡皆喫驚,都道:「兩臂膊沒水牛大小氣力,怎使得動?」智深接過來,颼颼的便動,渾身上下沒半點兒參差。眾人看了,一齊喝采。



■泼皮(潑皮) pō pí 流氓;无赖
■不曾 bù céng 没有,从来就没有
■器械 qì xiè 武器
■浑铁(渾鐵) hún tiě 纯铁。
■禅杖(禪杖)chán zhàng
在《水浒传》等古典文学作品中,禅杖是一种兵器,为铲的一种,佛教僧人多持之。长约五尺,通体铁制,两头有刃。一头为新月牙形,月弯处有四个小孔,分穿四个铁环,另一头形如倒挂之钟,长约7寸。尾端两侧各凿一孔,穿有铁环,柄粗寸余。禅杖两头均可使用。
■头尾(頭尾)tóu wěi 最前与最后部分
■臂膊 bìbó 手臂,上肢
■飕(颼)sōu 同“嗖”。象声词,形容迅速通过的声音
■参差(參差)cēn cī 差池;失误
■喝采 hè cǎi 大声叫好赞美。


取り巻きの“潑皮”たちはもともとこの野菜畑から野菜を盗んだり悪いことをしてました。
新任の魯智深に懲らしめられてからは禿驢の大ファンになって毎日遊びに来ています(ドM集団)。

“器械”はキカイじゃなくて武器のことなんですね。
魯智深が使う“器械”は“禪杖”。日本語訳では「錫杖」と訳されてるのを見たことがありますが、百度百科によると僧侶が持つ“禪杖”と武侠小説などに登場する武器の“禪杖”は別物だそうです。上下ともに刃がついてて、どちら側も凶器になります。

(写真は百度百科 禅杖から拝借)


六十二斤(ってどのくらい?)もある武器でポピーたちは「両腕に水牛くらいの力がなけりゃ使えないよ」と驚きます。それを魯智深はひゅうひゅうと(颼sōu颼的)動かしてみせたので、みんなが“喝采”します。
現代中国語ではあまり“喝采”って使わない気がしますが、水滸の世界では何かというと“喝采”するのです。



(原文)
  智深正使得活泛,只見牆外一個官人看見,喝采道:「端的使得好。」智深聽得,收住了手,看時,只見牆缺邊立著一個官人。怎生打扮,但見:
  頭戴一頂青紗抓角兒頭巾,腦後兩個白玉圈連珠鬢環。身穿一領單綠羅團花戰袍,腰繫一條雙搭尾龜背銀帶。穿一對磕瓜頭朝樣皁靴,手中執一把折疊紙西川扇子。
  那官人生的豹頭,環眼,燕頷,虎鬚,八尺長短身材,三十四五年紀。



■活泛 huófan 动作敏捷灵活。
■官人 guānrén 唐朝称当官的人,宋以后对有一定地位的男子的敬称
■端的 duān dì 果真;确实;果然
■皁 zào 同“皂”。黑色
■燕颔(燕頷) yàn hàn 形容相貌威武。颔,下巴。

魯智深が機敏に武器を使っていると塀の外でひとりの“官人”が“喝采”します。水滸世界では役人でなくても“官人”と呼ぶようです。

「端的使得好。」の“端的”は現代語の“真的”と同じ。
褒められた魯智深が手を止めて相手を見ると、相手の格好は・・・というのでずらずらと服装の形容が続くのですが、さっぱり分かりません。日本語訳を見てもあまり見当がつかない・・・

“豹頭,環眼,燕頷,虎鬚”って人間と思えない形容詞ですね・・・
これは《三国演義》の張飛と同じ形容で、もとは《後漢書‧班超傳》の“燕頷虎頸”から来ているそうです(とどっかで読んだ)。
年齢は34,5歳。既婚(3年)こどもはまだいません。



(原文)
口裏道:「這個師父,端的非凡,使的好器械!」眾潑皮道:「這位教師喝采,必然是好。」智深問道:「那軍官是誰?」眾人道:「這官人是八十萬禁軍鎗棒教頭林武師,名喚林沖。」智深道:「何不就請來廝見。」那林教頭便跳入牆來,兩個就槐樹下相見了,一同坐地。林教頭便問道:「師兄何處人氏?法諱喚做甚麼?」智深道:「洒家是關西魯達的便是。只為殺的人多,情願為僧,年幼時也曾到東京,認得令尊林提轄。」



■长短(長短)cháng duǎn 长度
■鎗 qiāng 同“枪(槍)”。刺击用的长矛
■厮 sī 同“厮”。〈形〉 相互
■法讳(法諱)fǎ huì 敬辞。称出家人的法名。
■洒家 sǎ jiā 宋元时关西一带男子的自称。代词。犹“咱”。
■便是 biàn shì 即是,就是。
■关西(關西)guān xī 指函谷关或潼关以西的地区。
■令尊 lìngzūn 称对方父亲的敬词
■提辖(提轄)tí xiá 官名。 宋 代州郡多设置提辖,或由守臣兼任,专管统辖军队,训练教阅、督捕盗贼。

ポピーたちが「この師匠が喝采するなら本当にすごいんですネ!」とおまいらの喝采はただのお世辞かよと突っ込みたくなるような発言をします。ここの紹介方法うまいですよね~。
魯智深が「あの軍官は誰なんだ?」と聞くと、みんなが「八十萬禁軍鎗棒教頭の林武師、名前は林冲ですよ」と答えます。みんな知ってる林武師。

魯智深が「入ってもらって会おうじゃないか」というと林教頭は塀を飛び越えて入ってきます。
“廝見”=“相見”で良いのだろうか。
ドラマの老版も新版も林教頭が塀をひらりと飛び越えてくるので、なぜ門から入らない!?と思ってたんですが、小説に“跳入牆來”と書いてあるのですね。豹子頭は身軽です。

そして、ドラマでは老版も新版もここで一騎打ちが始まるのですが、小説ではおしゃべりするだけだった。
魯智深は出会うと常に一騎打ちするのかと思ってたら、小説では獣子のときだけのようです。


まず魯智深の自己紹介。
“洒家是關西魯達的便是。”
“洒家”は関西出身男子の一人称。日本語訳では「あっし」とか「おいら」とか可愛い。
語尾に“便是”をつけるのも魯智深の特徴。

「人をたくさん殺しすぎたので僧になった」と言ってますが殺したのは一人です。
いいところ見せようとホラ吹いてみたのね。
魯智深は若いころ東京(開封)へ来て林冲の父の林提轄に会ったことがあるそうです。よくとっさに思い出せるもんだ。



(原文)
林沖大喜,就當結義智深為兄。智深道:「教頭今日緣何到此?」林沖答道:「恰纔與拙荊一同來間壁嶽廟裏還香願。林沖聽得使棒,看得入眼,著女使錦兒自和荊婦去廟裏燒香,林沖就只此間相等,不想得遇師兄。」智深道:「洒家初到這裏,正沒相識,得這幾個大哥每日相伴﹔如今又得教頭不棄,結為弟兄,十分好了。」便叫道人再添酒來相待。




■缘何(緣何)yuán hé 因何;为何。
■恰纔 qià shān 1.亦作"恰才"。2.刚刚;刚才。
■拙荊 zhuōjīng 旧时谦称自己的妻子
■岳庙(岳廟)yuè miào 五岳之神的庙宇。特指东岳庙。
■还香愿(還香願)hái xiāng yuàn 求神保佑的人实践对神许下的烧香心愿。 
■使棒 shǐ bàng 弄棒习武。
■入眼 rùyǎn 看着舒服;顺眼;看中
■荆妇(荆婦)jīng fù 对人称己妻的谦词。 


魯智深が父親に会ったことがあると聞いた林冲は(なぜか)大喜びして、すぐに魯智深と義兄弟になります。
私の勘ですが林教頭はかなりのファザコン。
魯智深が兄なのは年齢が上なのか、それともパパの知り合い=目上ということなんでしょうか。
ドラマの新版では林冲が哥哥だったので、上下どっちも楽しめる美味しい設定でした。

林教頭は奥さんと東嶽廟へお参りにきたのです。
“還香願”は日本語訳では「お礼参り」「願ほどき」になっていました。
夫婦そろって何を祈願しに来たんでしょう。ドラマの新版では林娘子はとてもこどもを欲しがっているようでしたが。



・・・このペースだと1回に数ヶ月かかりそう・・・
続きます


下一回
〔原文で楽しむ古典〕 《水滸伝》 (2) 第七回 花和尚倒拔垂楊柳 豹子頭誤入白虎堂  其二


老版は立ち回りが優雅で美しい
水滸 - 林冲 vs 魯智深








※と思ったら《水浒词典》が大陸で再版になっている。買おう。


今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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