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2013年 01月 29日 |
ある日の検索キーワード
「新水滸伝いつ日本で放送しますか?」
たくさんのファンが楽しみにしているのですね。早く放映されるといいですね。
(中国へ行けばしょっちゅう再放送していますよ!)



それとも「楚漢伝奇いつ日本で放送しますか?」なのかしら・・・
GXXに大金積めば即日売ってくれると思いますが。ネットなら待たずにいますぐ見れますよ。




「新水滸伝」「水滸伝」などのキーワード検索で来てくださった方へ:
このブログでは中国のドラマ《新水滸伝》の感想を書いています。
日本のドラマや小説とはまったく無関係です。

なお、ドラマのストーリーの紹介はありません。ネタバレと地雷はたくさんあります。


第75集 阮氏三雄戯欽差 
第76集 五虎上将打童貫

黒三郎は招安を成功させようと朝廷でロビー活動を行っています。
心配した魯智深たちは呉用に相談。



阮氏兄弟は喋り方がかわいいヨ~



“招安”って朝廷側から見た言い方だと思うので、山賊から見た場合は“応安”とかにならないんでしょうか?
「被招安」っていうのも被害者みたいで変な気がする。(魯智深にすれば被害なのか)



軍師哥哥に策があるそうです。呉用もあんまり招安に乗り気じゃないのでしょう。



朝廷から招安の使者が来ました。使者が持っている刀はかつて林教頭が持っていた名刀です。



武松が「林教頭はあの刀のために一家離散したのに、それを持って招安に来るなんて」と怒ります。
武ニは良い子だな



詔勅が読み上げられるのでみんな膝まづくのですが
阮氏兄弟と魯智深、武松は立ったまま






黒三郎が手で合図してやっと座ったものの



ヤンキー座り・・・



詔勅の文言がとても失礼なの



みんながムっとしていると



鉄牛が乱入してきて詔勅を破ってしまいました
(↑これが呉用の策略w)



朝廷の使者は逃げ帰り、討伐軍が送られることになりました。
大将は童貫です。見るからに悪役ですね。



童貫(字道夫)は宦官なのですが、立派なヒゲが生えてて網友の間で論議になってました。
史書によると実際にヒゲがあって、体格がよくて戦争の指揮もしたそうです。

鎧もド派手でステキ



このブログではめったに見れない林教頭の雄姿1枚贈呈




△▼△今日の思い出CPさん△▼△

童×林

童貫をどっかで見た気がすると思ったら、第3集で林教頭が朝廷で高官たちに苛められる場面で
「林教頭は“沈魚落雁之容、閉月羞花之貌”、青楼へ行っても芸妓より美しいでしょうなあ」
と言った張本人でした。







そして他の高官が
「童大人と争える美しさですが、二人には違うところもありますよ」
と言ってみんなが笑うのです





童貫がさらに
「ですからやはり林教頭は朱大人に楽しんでいただきましょう」
と笑いを誘う






というシーンで何が面白いのか分からなかったのですが、いまやっと理解できました。
・・・てことは朱大人は・・・?


苦悩する林教頭



気持ち悪さのあまり吐血して倒れました



童貫のいぢわる



△▼△今日の思い出CPさん おわり△▼△



正直に告白するとドラマの中でこの人の顔がいちばん好みです



周明汕老師は《刀尖上行走》で国民党の局長を演じてた人でした。
そういえば・・・


△▼△今日の思い出CPさん△▼△

リーベン特務×国軍特務

言うまでもないが左は川島君です


言うまでもないが右は川島君です



△▼△今日の思い出CPさん おわり△▼△


今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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2013年 01月 28日 |
「宮崎市定全集12 水滸伝」
岩波書店

「水滸伝と江南民屋」を読んで目からウロコがぼろぼろと落ちたので感想を書きます。(とても長いです)

年末から《水滸伝》を読み始めています。(中文版と岩波少年文庫版を並行して)
《水滸》は中国北方の話なので(ですよね?)、家屋は北京の四合院を想定しながら読み進めていたのですが、どうも脳内想定と書いてあることが合わない。

四合院っぽい想定



林教頭の初登場部分を読んでるのですが、民家は二階建てみたいだし、街路と家屋をへだてる石塀や鉄扉や中庭は存在せず、どうやら往来からそのまま部屋に入るみたい?
読みながらどうしても《上海灘》や《黄飛鴻》っぽい建物を思いうかべてしまって困ってました。

上海っぽい


フェイホンっぽい



「水滸伝と江南民屋」を読むと、


さて水滸伝は北宋時代、国都開封府を中心とした華北を主たる舞台とした物語と称せられるが、実際に篇中の人物の行動する背景となっている家屋の構造は、江南の楼房そのままなのである。普通に華北の家屋は平房が殆んどであるとされているのが事実なら、水滸伝の描写は実際とあわない。だから地名は華北の某県となっていても、むしろこれを江南の某市鎮だと思って読んだ方がよく理解できるのである。これは言いかえれば、水滸伝は物語の核心が若し宋代にあったとしても、その完成は遥かに時代の下った明代、しかも場所は蘇州を中心とした江南において行なわれたという通説を裏書するものに外ならない。
水滸伝の物語中の人物の行動が屋内で行われる時、その推移を理解する為には、その背景をなす家屋の構造を知らなければならない。そしてこの事はさまで困難なことではなく、ごく最近まで存在した上海近郊の市鎮の楼房を以て代用することが出来ると知ったのは、私にとって大きな発見であった。

「水滸伝と江南民屋」
宮崎市定全集12 水滸伝



とありました。そうか!そうだったのか!とこれだけでも目からウロコですが、そのあと実際の民家の平面図も交えた詳細な説明があってとても嬉しかった。


この一間房子は、表から入った所が略々正方形の部屋で堂、又は庁(座敷)と言い、その奥に同じ程の面積の厨(台所)がある。厨から階段で二階に通じ、二階は房(寝室)で、前後二室に仕切られる。この二階建のいわゆ
る楼屋・楼坊は、中国人に最小限度必要な生活空間であり、その原則は平家、すなわち平房と同一である。平房は左右に長く、奥行の浅い矩形の建物を主体とし、中央の室が庁で、その右(又は左)に厨があり、左(又は右)に房がある。房は普通前後の二室に仕切られる。さてこの一房を切り離して、庁・厨の上に重ねて二階とし、その方角を直角に向けかえれば、 一間房子の楼房となるのである(第一図、第二図)。

「水滸伝と江南民屋」
宮崎市定全集12 水滸伝



画像無断転載



原著の挿絵もありました



上海の老房っぽい建物を想像して正解だったんですね。
門扉の説明。


街路に面した一間房子の入口、大門は、四枚の門扉によって区切られている。この屏は日本で明治頃まで主婦が使用した張り板のような恰好をした細長い頑丈な板戸で幅が約二尺(六六糎)、高さ約六尺位である。蝶番を用いず、片側の上下につけた枢(とぼそ)を軸として回転すること、日本古建築の門扉と同様である。注意すべきことはこの扉は閉った時には、どんなに力を用いて揺っても、上下にも左右にも微動だにしない。従って取り外すことも出来ない。若し取り外そうと思えば扉を直角に開けると、枢を上へ持ち上げて外すことが出来る。そこで家人は門を閉めた後に、内部に門をさし、左右の扉を密着固定させる。こうすれば扉を開くことも、取外すことも出来ない。従って内部からは錠前を用いずに戸締りが出来るのである。

「水滸伝と江南民屋」
宮崎市定全集12 水滸伝




その武大の帰る頃を見計らって、軒に吊した葦簾(よしすだれ)を取込むのが金蓮の日課となっている。前述のように表口の扉は板戸であるから閉めてしまうと、内部が真暗になる。己むを得ず中央の二枚を開け放しにしておくのだが、そうすると今度は、通りから内部が丸見えになる。そこで葦を編んだ簾を下げて目隠しにするので、夕方になれば簾を外して内に取りこみ、扉を引き寄せておくのである。
ある夕方、金蓮が掛竿を右手に持ち、簾を外そうとして受けとめ損ね、折しも往来を通行中の男の頭巾の上に落とした。

「水滸伝と江南民屋」
宮崎市定全集12 水滸伝



「葦簾」の部分は原文では「當日武大將次歸來,那婦人慣了,自先向門前來叉那簾子。」(第二十四回 王婆貪賄說風情 鄆哥不忿鬧茶肆)(以下下線ブログ主)

扉にはすだれを吊るしてあったんですね。
ここの部分↓の謎が解けました。


陸虞候道:“阿嫂,我同兄長到家去喫三盃。”林沖娘子趕到布簾下叫道:“大哥,少飲早歸。”林沖與陸謙出得門來

水滸傳(維基文庫)
第七回 花和尚倒拔垂楊柳 豹子頭誤入白虎堂



林教頭は官職はなくても禁軍の武術コーチなのでそれなりの家に住んでるんだろうに、なぜドアにカーテンがぶらさがっているのだろうか?なんか京の町家か大阪の商家みたいじゃない?
と思ったのですが、実際に扉にカーテンがさがっていたのですね。

そしてこれまた謎に感じた二階建てについて。


厨房の側壁に階段を設けて二階へ上る通路とするが、この階段は粗末な掛梯子にすぎないものから、側面に抽出しの取手を取りつけた胡梯、すなわち箱梯子まで、いろいろな形態がある。
厨房から上ってゆく階段であるから、その出口は当然、二階の一裏側の室である。ところでこの部屋は出入口に近いので、機能の上から言ってこれを前房と称することは注意されてよい。前房から房門によって表側の室に通ずるが、これがすなわち後房である。後房とは言いながらその正面の窓は大門の真上に当たり、その下は市人の往来する街路なのである。
前房は裏側に窓を設けて光線を採る。階段の上り口、楼門には必要があれば蓋をかぶせて、階下との交通を遮断するような仕掛けも出来ている。穴蔵に蓋をするようなものだと思えばよい。長期に亘って留守し、二階を使用しない時などに、この仕掛が必要である。

「水滸伝と江南民屋」
宮崎市定全集12 水滸伝




当てつけられたと思った金蓮は腹を立てて、階段を駆け下りると中途に立止って、散々武松に悪態をついてから厨に下り立ち、再び二階へ上ろうとしない。この家の階段が胡梯とあるのは、箱梯子であって、小箪笥を積み重ねたような段梯子であるから、踏段の面が広く、どんなに長く毒づいていても、足許がびくともしないのだ。

「水滸伝と江南民屋」
宮崎市定全集12 水滸伝




林娘子が夫が倒れたと陸謙の自宅におびき出される場面で、酒楼じゃあるまいし士大夫の家がどうして二階建てなのかと不思議でしたが、江南の民家だから二階建てなんですね。
しかも勝手に二階にあがっちゃって・・・と思ったのですが、民家はどれも同じつくりなので、親友同士で飲むなら二階に決まってると咄嗟に階段を上がったのでしょう。

この部分です。

直到太尉府前小巷內一家人家。上至樓上,只見桌子上擺著些酒食,不見官人。恰待下樓,只見前日在嶽廟裏囉娘子的那後生出來道:‘娘子少坐,你丈夫來也。’錦兒慌慌下得樓時,只聽得娘子在樓上叫殺人

第七回 花和尚倒拔垂楊柳 豹子頭誤入白虎堂




そして林教頭が陸謙の自宅に駆けつけてみると門が閉まっているので「女房、開けろ!」と叫ぶ場面。
禁軍の武術コーチが門の前につったって「開けて~」と呼んでるのはあまりにマヌケ・・・※と思ってたのですが、中から閉めてしまうと外からは開けられないつくりになっていたのでしょう。


三步做一步跑到陸虞候家,搶到胡梯上,卻關著樓門,只聽得娘子叫道:“清平世界,如何把我良人妻子關在這裏?”又聽得高衙內道:“娘子,可憐見救俺。便是鐵石人,也告的回轉。”林沖立在胡梯上叫道:“大嫂開門。”那婦人聽的是丈夫聲音,只顧來開門。高衙內喫了一驚,挖開了樓窗,跳牆走了。林沖上的樓上,尋不見高衙內,問娘子道

第七回 花和尚倒拔垂楊柳 豹子頭誤入白虎堂



林夫妻と侍女が帰宅する途中、近所の家がすべて門を閉ざして街路には誰もいないという描写も、四合院のように立派な石塀と鉄扉のある邸宅が立ち並んでいるのではなく、町家がいずれも板戸をぴったり閉めきって、背後で息を殺して覗いている様子を想像するほうがよいのかと思いました。


將娘子下樓,出得門外看時,鄰舍兩邊都閉了門。女使錦兒接著,三個人一處歸家去了。

第七回 花和尚倒拔垂楊柳 豹子頭誤入白虎堂



宮崎市定先生のご本は素晴らしい。
もっとこういう解説を読みたいのですが、出版されてないんでしょうか?



※このシーンについては「高衙内と鉢合わせしてしまうとまずいので、わざと大声を出して逃げる時間を与えた」と《百家講壇》で言ってました。

今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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2013年 01月 27日 |
駆け足でお届けしたした《天下人家》、今日で最終回です。
(ちょっと予定(ブログ主の)が押してるもんで・・・すんません)


人名をすぐ忘れてしまうので人物紹介をトップにおいています。
詳細はこちらをどうぞ→天下人家 百度百家

  
角色(演員)
(唐ファミリー)
唐中秋(于和偉)----葬儀館の化粧師、唐家の長男(老大)
唐端午/曹宗平(霍青)----唐家の次男(老ニ)、副市長・曹蔚芳の養子
唐重陽/常貴(于濱)----唐家の三男(老三)、養父母は早くに逝去したらしい
龐溪(李依暁)----唐家の末っ子、養母と二人きりで生活している
唐茂盛(許毛毛)----唐兄弟の実父

(卞ファミリー)
卞倍(石小満)----唐中秋の養父
劉美珍(李野萍)----唐中秋の養母
卞梁/黒皮(李継春)----卞倍の実の息子、唐重陽の不良仲間

(曹ァミリー)
曹蔚芳(潘虹)----曹宗平の養母、副市長
楊暁慧(劉涛)----唐端午の女朋友
荘小雲(陳曦)----唐端午の前妻
王秘書(王冬明)----曹母の秘書

(その他)
顧琳(楊童舒)----唐中秋の妻子
龐姨(李明啓)----龐溪の養母
沈亦栄(張博)----龐溪の同学、律師
林倩(李雯雯)----龐溪の同学、好朋友
科長(洪剣涛)----唐中秋の領導



《天下人家》第26集


常貴(于濱)は政府プロジェクトの資金集めに奔走している。
(中国では奔走=宴会)
承包chéngbāo 請け負う



投資人から予算が通常より2割も高いと指摘されるが、それは品質が良いからと上手く切り抜ける。
さすが前世では二期連続で皇帝(文系)だっただけのことはありますね。



唐茂盛(許毛毛)は息子たちがいないときは質素にラーメンですませています。
「毎日フカヒレやアワビを食べてるわけじゃないんだぞ」と庶民ぶりもアピール
(本当にお金がなくなってきたようです)



自分はラーメンですませても息子には西洋料理を食べさせてやる唐茂盛(支払いは息子かも)。
「箸もないのか?」と怒る世間知らずな常貴にマナーを一つずつ教えてやるパパ。



父さんは再婚しないの?と聞かれて「お前たちや死んだ母さんのことを思うと、とても再婚する気になれないよ」



常貴「真的假的?(マジかよ?)」
(ウソにきまってんだろ!)



曹宗平(霍青)は楊暁慧(劉涛)にすっごく良いことがあったからと呼び出されます。

グッドニュース=赤ちゃんができた。
・・・それはあまりありがたくないかもな。



曹宗平は「このことはしばらく内密にしておこう」と提案します。
さすが前世は三期連続で天才軍師&宰相。引きのばす作戦ですね。




黒皮(李継春)が会社の口座から資金が消えてることを発見。
すぐ通報しようと言う黒皮に



常貴は「一度にこれほどの大金を現金で引き出すには



会社の公印とオレの身分証が必要だ」
中国の銀行って窓口で身分証見せるんですけど、他人の身分証でも引き出しできるのでしょうか?



こんなことができるのは一人だけ



親父は何を考えてるんだ・・・




《天下人家》第27集


常貴と黒皮は拘留され(公金横領か詐欺?)、曹蔚芳(潘虹)も「協助調査」の名目で軟禁されてしまいます。
ママに着替えを差し入れにきたタンゴちゃん。現代では食事は差し入れしなくて良いみたいですね。
(「水滸伝」だと家族がご飯を運んでいた)

「協助調査」というのは「関連部門に話を聞かれること」だそうです。「双規」のソフトバージョンみたいなもん?




唐中秋(于和偉)すら親子が共謀したと疑っています。
「カネは親父が持ち逃げしたんだろ?」






龐溪(李依暁)は沈亦栄(張博)に弁護を依頼。
曹宗平が常貴の実の兄と聞いて驚く沈亦栄。



次兄は市長の養子なのと説明する龐溪。さらに驚く沈亦栄。



(子敬啊,这都是什么跟什么啊?)



権様は同僚に「初恋のためにこの事件を引き受けたのか?」と聞かれています。
権様にも初恋があったんですね。



沈亦栄は曹宗平に電話で状況を確認。



曹宗平は「張律師」と呼んでるのに、沈亦栄はは「宗平」と呼び捨てにしてる。数千年たっても偉そうな権様。



唐茂盛が曹蔚芳に書いた「保証書」(このプロジェクトと息子を引き換えにしますとかいう内容)を証拠に使われると不利だと説明しているようです。

「じゃあ保証書は焼き捨てたらどうでしょう?」と提案する前世は天才軍師の曹宗平。



しかし弁護士としては証拠隠滅をすることはできないのだ!
権様が何を考えているのかぜんぜん分からない。(腹黒なのは分かる)



唐中秋はお母さんの墓参り。
中国のお墓は一人ずつなんですね。
「唐門 朱氏 淑恵之墓」と刻んであって、横に夫の名前と子供たちの名前が書いてありました。



裁判当日。唐茂盛は自首してきました。
(兄弟の墓参りを物陰から見て改心した)

父の感動的な演説のおかげで常貴と黒皮は無罪に。
なんという安易な結末。そう、これが中国クオリティー。



権様は弁護を断って海外出張してたはずなのですが、法廷にいるのを目撃されてしまいました。
しかも「保証書」を法廷に送って常貴を不利な立場に追い込んでいたようです。腹黒ですね。



「弁護を引き受けるかどうかはぼくの自由だ。」
権様はぴー公子が目障りで、消えてほしかっただけなのです。



あ!



「ここは法廷なんだからね、放してよ」



めったにみれない
ちゅえん×ぴー



「“ニ進宮”(もういちど刑務所に入る)したいのか?」



権様はリュウベイに殴られました!!!!!ひどい!
子敬さんはいちおう皇叔を止めたものの



皇叔+曹魏チームに加勢しています。裏切り者・・・



(子敬啊・・・)



リュウベイに「以前は小さいから見逃してやったが、もう容赦しないぞ」みたいなことを言われています。
(権様は高校生のころ静妹と付き合って捨てて転校したらしい。早熟(?)だな・・・)



権様は前世で家臣を殺しすぎた報いを受けているのでしょうか。
どんなに腹黒でもいちおうは東呉の殿なのにこの仕打ち・・・




《天下人家》第28集


権様の出番はあれで終わりかと思ったらまだ出てきました。
(もう許してやって・・・曹魏の時空を越えた復讐なのか?それとも新三大都督ファンの集団怨念?)

権様は超級市場の顧問弁護士もやってます。



楊暁慧と出産用品を買いに来た龐溪を見つけました。
他の男を好きになったのか?



ぼくと別れたばかりなのに、もう子供までつくって
(生まれてくるのは子敬さんの子なのだが・・・
権様なにも知らずに・・・かわいそう・・・)



きみを忘れたことはない
とかいろいろ言ってますが龐溪は取り合ってくれません。



ぴー公子が助けに来ました。
及時ピー


「及時」(ちょうど間に合う)の使い方比較 
林教頭



呉用



“心有霊犀”(心が通じている)のか、それとも“狼狽為奸”(共謀してわるだくみする)なのか?
さすが権様むずかしい成語をふたつも繰り出してきました。


これで権様の出番は本当におしまいです。さよなら権様。


曹宗平はまたもママにお見合いを強要されています。
見合い相手の母親が「自分なんて年寄りで」と言うのに答えて
「姜子牙は80歳で宰相になったじゃないですか、まだまだお若いですよ」
・・・そんな例え嬉しくないんですけど・・・天才軍師は比喩もひとあじ違う。



常貴と黒皮は念願の自動車修理店を再開。
めでたしめでたし。



“ニ進宮”について「人民中国」に説明がありました。「ニ宮之争(二宮の変)」とは無関係のようです。

『二進宮』再び宮殿に入る人民中国
ちなみに、「二進宮」は現在隠語として、「再犯」や「再入院」という意味でも使われる。





《天下人家》第29集


曹蔚芳(潘虹)は副市長の仕事に戻ったものの、執務室は引越しさせられ、担当職務は外され、今日の仕事はどっかの起工式の“剪彩”(テープカット)だけ。
薄々感じていたが、“剪彩”ってやっぱりどうでもいい役人が来るものだったのね。



同僚には“以退為進”したらどうか?と薦められ・・・


以退为进(以退爲進)yǐ tuì wéi jìnとは退却と見せかけて進攻の準備をすること。
「クビになるまえに自主的に退職したほうがいい」と忠告されているのです。
収賄で死刑の可能性もある国なので、疑われながら公職にいるより、いさぎよく辞めたほうが身のためなのでしょうか。


唐中秋(于和偉)が牛舌餅を手土産に曹蔚芳を訪ねてきます。
曹蔚芳は母親なのに曹宗平(霍青)の好物を知らなかったんですね。

曹蔚芳「まだ牛舌餅が好きなの?」



曹宗平「ママ忘れちゃったんだね、小さいころからずっと好きなんだよ」



翌日、唐中秋が掃除の手伝いにきました。




唐中秋らの説得で息子の結婚を許す曹蔚芳。


ついに今日の良き日が・・・



しかし霍老師が花婿さんでも、この飾りつけで結婚するのはイヤだ・・・



式場にぽつんと残った曹蔚芳につきあってお喋りする唐中秋。
こういうしみじみしたシーンが上手い。




《天下人家》第31集


唐中秋は体調が悪いようです。




常貴(于濱)は以前ちょっとつきあってた美女の結婚式に龐溪(李依暁)と参加。







《天下人家》第32集 大結局


唐中秋の誕生日パーティ



兄ちゃん何か面白い話して、と弟妹にせがまれて
「むかしむかし中秋、端午、重陽という三兄弟がいました。
近所の人はどうして節日の名前なんてつけたんだろうね」



「もう一人生まれたら清明ってつけるんだろうか?
と笑い、兄弟たちは学校でもいじめられました。
中秋は泣いて母さんに改名したいと言いましたが」






「母さんは、この名前をつけたのは”一年四季家好月円”(いつも家族一緒にいられる)ようにだよ」



「兄弟三人で仲良くしなきゃいけないよ」



この場面美しいのですが、背後の皇叔の写真がジャマだ。



楽しくなった長男はお酒を飲みすぎて予想どおりぶっ倒れました。



一家団欒で遺言を聞きました。



中途半端ですが、あとは予告編通りの展開ですのでレポートはここで終了します。
読んでくださったみなさんありがとうございました。

次回からはお待ちかね(200人くらい?)《楚漢伝奇》のレビューです。


今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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2013年 01月 26日 |
「新水滸伝」「水滸伝」などのキーワード検索で来てくださった方へ:
このブログでは中国のドラマ《新水滸伝》の感想を書いています。
日本のドラマや小説とはまったく無関係です。

なお、ドラマのストーリー紹介はありません。ネタバレと地雷はたくさんあります。


第71集 黒旋風怒砍杏黄旗
第72集 李逵負荊

梁山では「賞菊会」パーティ開催中
酔っ払ってハイになった黒三郎が「みなさんのために満江紅を歌いましょう」とかくし芸を披露


「満江紅」は詞牌の名前です。憂国の志を歌う壮大な作品が多いそうです。
宋代だから詩じゃなくて詞なんですね。


喜ぶ武ニがとても可愛い



黒三郎の自作の詞なのでしょうか、とてもあからさまな歌詞です。
「神様早く招安が降ってきますように~」



豹子頭「・・・」



武ニ「・・・」



豹子頭は怒ってさっさと引き上げちゃいました。
「酔了酔了、林冲酔了~」って台詞が美しい(病



キレた武ニは「今日も招安、明日も招安、そんなに招安したいんですか!」と怒ります



鉄牛ちゃんも招安は嫌なのです。
「招个什么鸟安」
招安は離合詞なのか?



黒三郎は鉄牛ちゃんに激怒して首を切れと命じます。
他の人のときは何も言わなかったのに・・・
これが中国人の得意技“桑を指して槐を罵る”でしょうか?鉄牛ちゃんかわいそう。



斬首は許してもらったものの、梁山にいづらくなった鉄牛ちゃんは家出しちゃいます。
心配した燕小乙が追いかけてきて、二人で民家にご厄介になることにしました。
小乙に「鐘馗さんヘアー」に結ってもらった鉄牛ちゃんが可愛い



しかしその家では娘さんが黒三郎と魯智深に結婚を強要されているというのです。



黒三郎の卑劣な行動に怒った鉄牛ちゃんは梁山に戻って黒三郎と魯智深を責めます。
否定する魯智深。
(誰が見てもニセモノの仕業だと思うんですが鉄牛ちゃんは純粋之体だからね☆)



禿驢を罵る鉄牛ちゃん



黒三郎と魯智深は事実を確かめに行くことにしました。

<中国語ひとくちメモ>
一人称を“洒家”にして語尾を“便是”でしめくくればあなたも魯智深。



首実検の結果、娘さんをさらいに来たのは別人だと判明しました



黒三郎は鉄牛ちゃんを死罪にしようとしますが、呉用が「手柄を立てて罪を償わせましょう」と提案。
狗頭軍師は鉄牛がお気に入りです



魯智深もとりなしてくれました



黒三郎は鉄牛ちゃんに
「魯提轄のとりなしのおかげだぞ」
と言うのです。
鉄牛ちゃんのことは呼び捨てなのに魯智深は“提轄”とか“大師”と敬称で呼ぶ黒三郎。
裏表ありすぎる。



あやまる鉄牛ちゃんカワイイ
でも“和尚”という呼称は中国では日本語では“坊主”に相当する言葉であまり尊敬はこもってないそうです。



鉄牛ちゃんも失礼なのですが魯智深も失礼です



民家へ行ってみるとちょうど偽者が来ていました。
鉄牛ちゃんの罵倒は独創的だ



△▼△今日の動物CPさん△▼△
(検索よけのため動物名にしています)

驢×牛


戦闘中にあぶないところを鉄牛ちゃんに救われた禿驢。
「誰が助けてくれと言った」
素直じゃありませんね



「好きでやってるんだ」



なごみ系の良い西皮だ

△▼△今日の動物CPさん おわり△▼△



黒三郎の嫌疑もはれてハッピーエンドだよ便是




今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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2013年 01月 25日 |
宮崎市定全集12 水滸伝
岩波書店

「水滸伝的傷痕」「宋江は二人いたか」「水滸伝と江南民屋」が収録されています。

水滸伝の後半がつまらない理由がズバリ指摘されていました。

四十回以後が精彩を欠くのは、それから後が軍記物になったのも一つの主な理由である。集団戦争になって了うと、個人の存在が没却されて、個性を発揮する余地に乏しい。作者は努めてこの単調を打破ろうとして、楊雄や慮俊義の家庭騒動を点綴するのであるが、内容も平几で西門慶事件の筆致に比ぶべくもなく、無用の重複だという感を与える。
四十回以後が面白くない他の大きな理由は鼻もちのならない貴族臭である。宣和遺事の呼延綽は何程の地位か分からないが、水滸伝では開国の名将呼延賛の子孫となり、全くその生写しになっている。また花石綱運搬の指使にすぎなかった関必勝は関雲長嫡流の子孫となって、これまた関羽そのままの再来に描こうとしている。尤も既に周密の時から両者の関係が暗示されているが、当時はまさかこんな貴族臭いものではなかったであろう。更に噴飯にたえないのは河北の玉麒麟、慮俊義であって、仰々しい威風の形容は張紙の虎にすぎない。こんな連中がずっと後からのこのこと出てきて、魯智深や武松の上座にむずと坐るのだからやりきれなくなる。市井の豪傑、草沢の英雄から出発した水滸銘々伝は、四十回を過ぎると忽ち貴族化し士大夫化してしまった。

「水滸伝的傷痕」
宮崎市定全集12 水滸伝                                 



「水滸伝的傷痕」って中国語っぽいタイトルですが(傷痕文学みたい)、全文日本語です。

「こんな連中がずっと後からのこのこと出てきて、魯智深や武松の上座にむずと坐るのだからやりきれなくなる。」というのはすべての読者の思いなのではないでしょうか。


そういえば、ドラマの新版《水滸》では席次は呉用と公孫勝が招安準備のために決めたという設定になっていました。朝廷に高値で売りつけるための名簿だから官職や家柄の高い順番なんでしょうね。


今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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2013年 01月 24日 |
今日は重量級の人物が2人も出てきます。


人名をすぐ忘れてしまうので人物紹介をトップにおいています。
詳細はこちらをどうぞ→天下人家 百度百家

  
角色(演員)
(唐ファミリー)
唐中秋(于和偉)----葬儀館の化粧師、唐家の長男(老大)
唐端午/曹宗平(霍青)----唐家の次男(老ニ)、副市長・曹蔚芳の養子
唐重陽/常貴(于濱)----唐家の三男(老三)、養父母は早くに逝去したらしい
龐溪(李依暁)----唐家の末っ子、養母と二人きりで生活している
唐茂盛(許毛毛)----唐兄弟の実父

(卞ファミリー)
卞倍(石小満)----唐中秋の養父
劉美珍(李野萍)----唐中秋の養母
卞梁/黒皮(李継春)----卞倍の実の息子、唐重陽の不良仲間

(曹ァミリー)
曹蔚芳(潘虹)----曹宗平の養母、副市長
楊暁慧(劉涛)----唐端午の女朋友
荘小雲(陳曦)----唐端午の前妻
王秘書(王冬明)----曹母の秘書

(その他)
顧琳(楊童舒)----唐中秋の妻子
龐姨(李明啓)----龐溪の養母
沈亦栄(張博)----龐溪の同学、律師
林倩(李雯雯)----龐溪の同学、好朋友
科長(洪剣涛)----唐中秋の領導



《天下人家》第21集

龐溪(李依暁)は若い女性の死化粧を担当します。
とつぜん葬儀に現れた男性は・・・


権様♥



遺族に罵られる沈亦栄(張博)。死んだ女性の夫のようです。
偶然龐溪は彼と知り合いでした。
沈亦栄が葬儀に参列できるよう遺族をなだめる龐溪。




《天下人家》第22集

遺留品の男物の腕時計を遺族に返そうとする龐溪(李依暁)。
だが遺族は「その時計はあの男のものだ」と受け取りを拒否。


これがあの男。権様♥



中国ではお客に行くと「水を入れますよ」と言ってもらえます。
以前は本当に冷水か白湯でしたが、最近はお茶が出ることも。
この事務所は儲かっているらしく紅茶でした。(どうでもいい豆知識)



沈亦栄(張博)は亡くなった女性とはすでに離婚していました。奥さんに愛人がいたのです。
遺族は愛人の存在を知らず、沈亦栄が妻を捨てたと誤解してたようです。



第三者は臭虫みたいなものだって台詞がなんか可笑しかった。



数日後、龐溪が友人の結婚式に参加すると偶然そこにも・・・

権様♥



酔っ払った龐溪は沈亦栄のスーツに吐いてしまいました。



いっぽう唐中秋の養父・卞倍(石小満)を尋ねてきたのは・・・

許攸さん♥



卞倍と唐兄弟の実父・唐茂盛(許毛毛)は知り合いだったんですね。(たぶん悪い遊び仲間?)
それで唐中秋は父が失踪したあと、卞倍を頼って都会へ出てきたのですね。やっと話がつながりました。



唐中秋(于和偉)が帰宅して感動の親子対面・・・
にはなりませんでした。
唐中秋「誰だよこれ?」



実父に「秋児や」と呼ばれて



「いままで二十数年秋児なんて呼ばれたことないね」と拒否(笑



唐茂盛は喧嘩相手を死なせたと思って逃げたのですが、幸い相手は生きていたのです。(《水滸》の武松みたいだな)

香港で事業を起こして金持ちになったので、三兄弟に会社を継がせたいという唐茂盛。断る唐中秋。



償いの機会を作ってほしいと頼む唐茂盛。




《天下人家》第23集


曹宗平(霍青)は珍しく短いスカートをはいた曹蔚芳(潘虹)を見て「ママ、20歳は若く見えるね!」とほめます。・・・とても息子に見えない・・・近所のオヤジみたい。



常貴(于濱)はバイク便に転職したようです。黒皮(李継春)は遊んでもらえなくなって不満。



唐茂盛(許毛毛)は豪華ホテルに滞在しています。
香港と電話中。どうやら香港に妻子がいるようですね。



唐中秋(于和偉)が豪華な手土産を返却に来ました。

唐茂盛「お前たちのことを思うと辛くて・・・」



唐中秋にクサい芝居はやめてくれと止められる。



唐茂盛は25年間も香港にいたせいか大げさな南方なまりになっていて、演技もわざとらしい。許毛毛さんの意図はどこにあるのだろうか・・・



弟たちに連絡すると曹宗平は「兄さんだけ会えばいい 自分は巻き込まないでくれ」と冷たく拒否。



常貴(于濱)は会うのを承諾(意外だ)。
この子は一歳で養子にいったので、実の両親の記憶がまったくないんですね。




《天下人家》第24集


常貴は龐溪から沈亦栄あての宅配荷物を見つけて配送する。



権様♥



常貴は沈亦栄(張博)に壊れていないか箱を開けて内容を確認するよう要求。



行き届いたサービスを褒める沈亦栄。褒めてる場合じゃないぞ権様。



中身は先日龐溪が汚しちゃったスーツとお手紙とプレゼント(?)。
手紙とプレゼントはすぐゴミ箱へ捨てちゃう権様。腹黒健在。



タコチューも健在。(“有”の“u”)



権様(客)に人の気持ちは大切にするよう説教するピー公子。



殴ってやりたいと言われた権様は「ぼくを殴りたいって?」
赤壁の戦い勃発?むしろ逍遥津?



美女が権様を助けに駆けつけました。



ピー公子「皇叔だけを愛するって言っときながら・・・自尊心はないのか?」
・・・楽しすぎるこの人たち・・・



この日は一家再会のめでたい集まりだったのですが、権様に敗戦したピー公子は機嫌が悪い。
常貴「これが親父かよ?」



魯叔「そうだ。これがわれわれ三兄弟の実の父だ」
そして前世では楚の裏切り者だ。楚漢無間道。



ピー公子は許攸さんを殴ってうさばらし。
皇叔もどさくさにまぎれて「こいつは“不是東西”(ろくでなし)だが、それでも父親だ」とか言ってる(笑



唐茂盛は三兄弟が幼いころの苦労話&一家団欒話を語ります。
とくに常貴は生後一ヶ月で母親が病気になってしまい、自分がとうもろこし粥を食べさせようとしたが、スプーンすら口に入らず、やむなくデブっちょの奥さんにもらい乳をしたそうです。だから奥さんへの恩は必ず返さないといけないの。



だから恩人である奥さんをいじめたニ虎を殴り殺すのは当然だろう?という理屈のようです。(=妻子を捨てて逃げるのも当然)。
すっかり唐茂盛マジックにかかってしまった常貴。さすが許攸さん口が上手いわ~



次は賢い次男の思い出話。
父が留守のあいだに家に食べ物がなくなり、長男は近所の人に、次男は先生に借りに行きましたとさ。
長男は断られたが次男は首尾よく借りてきて、みんなは餃子を作ってその冬を生き延びました。
でも先生は貸してくれるときに「あの親も育てられないならこんなに生まなければいいのに」と言ったんですって。(正論だ)
次男は何日もご飯も食べず、誰にも理由も言わず、一人で傷ついていた、なんて純真で繊細で親孝行な良い子なんだ!



「猴年的事了,谁还记得(そんな昔のこと覚えてない)」
“猴年hóunián”または“驴年(驢年)lǘnián”は「いつか分からない年月」のこと。ロバは十二支に入っていないからだそうです。



親子兄弟は酔っ払って意気投合しました。
きみたち民国のころもこんなことしてたね・・・


回想




そのころの権様♥
ピー公子の女(語弊)とデート。



唐茂盛は起業し、常貴を社長に据えます。
しかし唐茂盛の香港の会社は破産してしまったようですぞ・・・クレジットカードも停止になったみたい、大丈夫なのか?




《天下人家》第25集


唐茂盛の新会社は市の開発プロジェクトを請負いたい。しかし入札では負けてしまうので、曹蔚芳副市長のコネで決裁を通してもらいたい。
そこで老大の奥さんが老大を説得して老ニを説得して副市長を説得してもらおうという遠大な中国特色的走後門作戦が展開される。

(中国語ひとことメモ)
“投标(投標)tóu biāo”は「入札する」(業者側が使う)、“招标(招標)zhāo biāo”は「入札にかける」(政府側が使う)です。中国語は主語によって動詞が変わるので気をつけてね!


奥さん→老大



老大→老ニ





休憩
そのころの権様♥



権様が他の女性といたことを暴露するピー公子。(車の助手席に乗せた美女にアイスクリームを食べさせてもらってた)



権様「誤解だ。あれは妹だ」
妹にアイス食べさせてもらうのか・・・さすが豪傑(妹が)



ピー公子「おたくは親戚が多いんだな」
権様「すごく多いんだよ」
孫呉は一家だからね・・・



休憩おわり
老ニ→副市長



唐茂盛は首尾よく副市長に面会できました。



(ワイロは)この数でどうでしょう?と持ちかける唐茂盛。この指は“十”です。
いくらだろう十万元?十億元ってことはないか。



ワイロも批准も拒否する曹蔚芳。子離れはできないが仕事はできる副市長。



突然態度がガラっと変わる唐茂盛。
自分が曹宗平の実父であることを明かす。
「こんな怖い女のもとでうちの息子はどんな生活を送ってるのやら・・・」



許可を出さなければ息子を香港へ連れて行くと脅して副市長の推薦を手に入れました。あくどい・・・



正直このドラマの許毛毛さんの演技はどうなのよ・・・?とちょっと失望していたのですが、ここであっと言わされました。
やはり許毛毛さんはこうでなくっちゃ。

今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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2013年 01月 23日 |
「新水滸伝」「水滸伝」などのキーワード検索で来てくださった方へ:
このブログでは中国のドラマ《新水滸伝》の感想を書いています。
日本のドラマや北方謙三氏の小説とはまったく無関係です。

なお、ドラマのストーリーの紹介はありません。ネタバレと地雷はたくさんあります。


第70集 梁山泊英雄排座次


梁山の英雄好漢がぴったり108人になりました。
中国語では一百零八人です。十の位の“零”を忘れないでね!



「あの星の神話の英雄も108人だったよねー」と言い出す公孫勝。
呉用は「ときどき道長が本当のことを言ってるのか嘘を言ってるのか分からなくなりますよ」



私は公孫勝の流し目がとっても苦手なのです。そこに呉用の流し目が加わると背筋がぞわわーとしていてもたってもいられません。

石碣村の家畜が病気になったというので視察に行く公孫勝。
山中から天書と石碑が掘り出されました。


なんと!石碑には!梁山の108人の英雄好漢の名前が!!刻まれていたのです!!!
そのうえ天は中国人には何より大切な席次もあらかじめ決めてくれていたのです。北載河会議みたいですね。


というわけで、石碑に掲載されている席次を読み上げます。
本当に108人全員読み上げるので驚きました。全人代のニュースかと。




<<梁山ウオッチャーがお届けする注目幹部>>

ナンバー6 天雄星 豹子頭 林冲



ナンバー13 天孤星 禿驢 魯智深


ナンバー14 天傷星 52 武松



ナンバー1417 天暗星 青面獣 楊志
(獣子を愛するあまり順位を勝手に繰り上げてしまいました、ごめん武ニ)



ナンバー23 天微星 九紋龍 史進



ナンバー101 地陰星 母大虫 顧大嫂


ナンバー102 地刑星 ソノコ 張青



ナンバー103 地壮星 母夜叉 孫二娘




ここで党員名簿が黒三郎に手渡される予定でしたが、黒三郎がぼーっとしてて受け取らないので、やむなく呉用が「拝見哥哥」と拝礼。全員が「拝見哥哥」します。(・・・変だ)



祝賀会のあと、黒三郎と公孫勝と呉用が別室で休憩していると鉄牛ちゃんが乱入してきます。
自分たちの運命は太古の昔から決められてたんだなあと素直な鉄牛ちゃんに呉用が
「自作自演だから」
とバラして終了。




石碑伝説を信じてたのは鉄牛ちゃんくらいだろうとは思うけど、夢を見せててあげても良かったのでは・・・こどもに「サンタさんはパパなんだよ」と事実を告げるのは残酷すぎる。

黒三郎が名簿を渡されて愕然としてたのもヤラセだったのね・・・さすが黒い


△▼△今日の動物CPさん△▼△
(検索よけのため動物名にしています)

貧道×牛


石碑を掘り出すときに貧道が鉄牛ちゃんは“純陽之躯”だからこの役にふさわしいとか言ってました。
“純陽之躯”って何?と聞く鉄牛ちゃんに貧道は「後で教えてあげる・・・フフフ」(流し目)





貧道はどうして鉄牛ちゃんが“純陽之躯”って知ってたんだろう・・・
他の107人は違うのか・・・


△▼△今日の動物CPさん おわり△▼△

ドラマの最初のほうで公孫勝が黒三郎ととうもろこし畑で追いかけっこ♥する場面から始まってずっと公孫勝が苦手です。
けど演じてる景崗山ご本人はごく普通の感じ。
あのとっても男らしい主題歌もこの人が歌ってるんですね。意外です。

そして景崗山って呉松が虎をやっつけた場所かと思ってました(それは景陽岡)

百度百科
水浒传


今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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2013年 01月 22日 |

「ほめそやしたりクサしたり」
高島俊男(大和書房)

エッセイ集ですが、「中国白話小説への御招待」という章は雑誌『中国語』に発表されたものなので、読者対象は中国語学習者です。
とても良いことがたくさん書いてあります。


この前、「三言」と『水滸伝』が口語文のベートーヴェンだと言ったが、三言にしろ水滸にしろ、はじめからしまいまでベートーヴェンというわけじゃない。(略)
小生がベートーヴェンと言うのはこの最後のもので、「賣油郎」などがその代表です。御用とお急ぎのかたは、この「賣油郎」一つでいいから、声を出して読んでみてください。ベートーヴェンを実感できるから(発音のわからない字はかならず新華字典で調べてくださいよ。いいかげんにとばし読みしちゃベートーヴェンは姿をあらわしてくれません)。
さてそこで水滸伝だが、これは三言とちがってはじめからしまいまでひとつづきの話だけれど、実はこれも編纂ものなんだ。部分部分によって書いた人もちがうし、文章のスタイルも質も大きくちがう。一人の作家がはじめからしまいまで通して書いた近代の長篇小説なんかとは全然ちがうものなのである。翻訳するとそのちがいが全部消え失せてしまうから、翻訳なんか読んじゃダメですよ。水滸伝にかぎらず、十九世紀までの中国の文学作品はすべて言語の芸術なんだから、翻訳を読んじゃダメ。わかってもわからなくてもとにかく、発音をしらべて声を出して読んで、音のつながりの美しさを味わう習慣を身につけましょう。なにしろベートーヴェンなんだから!

「ほめそやしたりクサしたり」
中国白話小説への御招待---水滸伝



中国の小説は原文を音読すべしってことですね。
もちろん発音は正確に(←これば難しいのですが)


武松が西門慶を殺す場面の解説。
原文はこの部分。

那西門慶一者冤魂纏定,二乃天理難容,三來怎當武松勇力,只見頭在下,腳在上,倒撞落在當街心裏去了,跌得個發昏章第十一。街上兩邊人,都喫了一驚。


まず「一者」「ニ乃」「三來」に注目。日本語に訳せば、一つには、二つには、三つには、くらいにしかならないが、こんなふうに同じことを言うのにいくつものちがった語(それも声調のことなる語)を用意してあるところがかの国の言語の自慢なのだ。そうでないと「対杖」を柱とする独自の言語芸術は成りたたない。たとえば「まるで・・・のよう」というのに「猶」「如」「宛」「似」「若」などいろいろあって、これらを前後の声調との取り合わせや対になる句とのひびきあいによって適宜選択できるようになっているようなのがそれだ。
このばあいはいわばトリオの対で、「一者」と「ニ乃」のところは四音、「三來」のところは六音で、一種の四六の形になっている。もし「三來」も四音だったらこれは音調局促、単調で寸づまりでつまらない。四、四、とたたみかけてきて、そのあと「怎當武松勇力」と六音でのびやかにおさめてあるから読んで気持ちがいいのである。各句末の音も、一句目「纏定」と沈め、ニ句目「難容」と沈め、三句目「勇力」としっかりおさえて、これも無意識裡にかもしれぬが重い音と軽い音の交替変化が法にあっている。ただしここのところが特にうまいというのではなく、当時すでに千数百年の歴史をもつありきたりの技巧なのであるが、二重に下等な口語文芸にもそれがちゃんとひきつがれていることにちょっとご注意いただくしだい。

「ほめそやしたりクサしたり」
中国白話小説への御招待---水滸伝



1995年当時の『中国語』読者にどの程度この文章の意味が分かったのか知りませんが、私は読んでしばらく魂が抜けてました。いまの私には高島先生がどれほど重大なことを言っておられるのかよく分かります、が、これが1年前だったらまったく理解できなかったと思う。

中国語の文章のかなめは「音」である、それも声調と発音の無数の組み合わせから瞬時に適切な音を選び取ってもっとも美しい配置となるよう心を砕く、しかもすべては無意識のうちに行われる
・・・こんなの読んじゃったらもう怖くて中国語の文章なんて書けません・・・・


同様のことは《現代漢語》『間違いだらけの漢文―中国を正しく理解するために』にも書いてあったのですが、そのときは「どうせ中国人のことだからおおげさに言ってるんだろう」と信じてませんでした。
日本人で一般学習者にきちんと説明した人って高島俊男先生以外にはあまりいないのでは?(私が無学なだけか?)

「中国語の○○と●●って何が違うの?」と疑問に思うことがよくありますが、品詞が違うとか、、口語と文語の違いとかの他に「音節の数」「声調」の違いもありえるってことですよね。
「音節の数」の違いは日本の中国語のテキストにも載ってますが、「声調」の違いを指摘してるのは見たことがありません。


夏目漱石の漢文について書かれた「『木屑録』のこと」という文章にも声調について説明がありました。


わたしが特に感心するのは、たとえば「乃」(nǎi)の使い方が適切で、まことにぴったりしていることである。「乃」は日本語で言えば「そこで」だが、時間的なら一拍かニ拍の間(ま)がある。空間的ならまっすぐではなくぐるりとまわってくる。気持の上ならためらいやたゆたいがある。そういう気分の「そこで」である。なお、同じ「そこで」でも「遂」(suì)ならば曲折もなくスッと行く「そこで」である。

『木屑録』のこと



史記 《張良伝》を読んでいるときに「どーして同じ意味なのに“乃”とか “遂”とか書くんだろう。どれかに統一してくれ」と思ってました。
しかし同じではないのですね。これもおそらく声調と関係があるのでしょう。同じ意味で語感と声調の違う語を常に複数準備しておかなければいけない。恐ろしい言語です。


最後のほうにある汪曾祺の小説『歳寒三友』についての文章にも音節と声調について書かれていました。
民国時代の貧しい毛糸屋の娘が運動靴をねだる場面。


右の「娘は母に買ってと言った」と訳した所、原文は「女兒跟媽要」である。たった五文字、五音節。
欧陽脩が同志とともに『新唐書』を作った時、『旧唐書』に比べて事実は増えたのに次数が減ったことを誇った。昔の文学者は、文章を精煉すること、端的に言えば字の数をギリギリまで削ることに精魂を傾けたのである。(略)
汪曾祺の答が「女兒跟媽要」である。もちろんギリギリに削ってある。余計な字は一つもない。リズムは五言の詩と同じ、ニ、ニ、一。音律は低、上昇、高、高、下降。こころよい音の流れである。わたしの訳はせいぜい短くしてみたが、それでも十四音節。約三倍に間延びしている。これでは話にならぬ。リズムは日本語として耳にこころよい七七にしてみたが、もとより五音のリズムとはまったく別のものである。高低の変化に至っては移しようもない。中国の古典文学の翻訳が多くばかばかしくて読めないのはこれと同じ道理で、作者の最も意を用いたところが影も形もないからである。

墨を惜しむこと金の如し


とても面白くてためになる本でした。が、私の中国語学習意欲は徹底崩壊了。


『歳寒三友』の全文はここ
歲寒三友1
歲寒三友2


今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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2013年 01月 21日 |
人名をすぐ忘れてしまうので人物紹介をトップにおいています。
詳細はこちらをどうぞ→天下人家 百度百家

  
角色(演員)
(唐ファミリー)
唐中秋(于和偉)----葬儀館の化粧師、唐家の長男(老大)
唐端午/曹宗平(霍青)----唐家の次男(老ニ)、副市長・曹蔚芳の養子
唐重陽/常貴(于濱)----唐家の三男(老三)、養父母は早くに逝去したらしい
龐溪(李依暁)----唐家の末っ子、養母と二人きりで生活している
唐茂盛(許毛毛)----唐兄弟の実父

(卞ファミリー)
卞倍(石小満)----唐中秋の養父
劉美珍(李野萍)----唐中秋の養母
卞梁/黒皮(李継春)----卞倍の実の息子、唐重陽の不良仲間

(曹ァミリー)
曹蔚芳(潘虹)----曹宗平の養母、副市長
楊暁慧(劉涛)----唐端午の女朋友
荘小雲(陳曦)----唐端午の前妻
王秘書(王冬明)----曹母の秘書

(その他)
顧琳(楊童舒)----唐中秋の妻子
龐姨(李明啓)----龐溪の養母
沈亦栄(張博)----龐溪の同学、律師
林倩(李雯雯)----龐溪の同学、好朋友
科長(洪剣涛)----唐中秋の領導



《天下人家》第15集

常貴(于濱)は昔の仲間に誘われて借金の取り立てに加わりました。
仲間は漢献帝のような気がするのですが・・・ 



常貴はこどもを人質に取ろうとする仲間を止めて殴られてしまいます。



漢献帝は凶悪だった。
跡をつけてきた唐中秋も殴られました。




《天下人家》第16集


常貴が無事釈放されたのでお祝いの食事会。



しかし曹宗平(霍青)は常貴の“徳行”がなってないと非難します。
“徳行”は「行い」とか「人となり」のことです。「看+人(的)徳行((人の)あの行いを見ろよ)」と言う時はあまり良い意味では使わないようです。



常貴も曹宗平を良く思っていません。



唐中秋(于和偉)が常貴は“講意気”(義理堅い、友人を裏切らない)とかばいますが




曹宗平は「チンピラの義侠心にすぎない」と切り捨てます。



三兄弟のケンカは楽しい。




曹宗平は離婚したばかりなのにもう新しい恋人ができました。



彼女は同窓生のようですね。




《天下人家》第17集


唐中秋は常貴に仕事を紹介しようとします。常貴は断るのかと思ったら
常貴「姓何的嫁給姓鄭的」
“姓何的嫁給姓鄭的”(何という姓の女性が鄭という姓の家に嫁ぐ)→鄭何氏zhèng hé shì→正合適zhèng hé shì(ちょうどいい)



<中国語ミニ知識>
中国では女性は結婚しても姓が変わらないのですが、夫の姓を自分(父親)の姓の前につけることがあります。
たとえば香港立法議員の葉劉淑儀(Regina Ip Lau Suk-yee)女士の場合は夫の姓が葉、自分(の父)の姓が劉、個人名が淑儀、英名がレジーナです。


常貴は龐溪(李依暁)を追いかけていますが振られてばかりです。



曹宗平の新しいガールフレンドも加わって兄弟でお食事会。



唐中秋は嬉しくてハイになって曹宗平は重陽と違って出世すると失言してしまいます。



于濱はセリフのないときの表情が上手い。



唐中秋は重陽に謝りました。



于濱は本当に演技が上手いな。



常貴は龐溪を騙してデートしました。




《天下人家》第18集


真剣に告白したのですが、ありがとう、でもごめんね、と断られてしまいました。



悪いところは改めるからとねばる常貴。
でも龐溪には好きな人がいるんです。



唐中秋が龐溪の好きな人が誰か確認しに来ました。
相手はお前が好きなのを知ってるのか?と聞く唐中秋。



龐溪は自分と自分の家を大切にしてくれて、ピンチの時には駆けつけてくれる人、自分の成長を見守ってきてくれた人と答えます。



鈍い唐中秋もさすがに察したようです。




曹宗平はママの命令でお見合いしています。
相手は趣味多彩な才女。
自分は“宅男”なので貴女にはふさわしくないと断ろうとする曹宗平。



ガールフレンドも偶然同じレストランで食事しててバレちゃいました。




《天下人家》第19集


曹宗平(霍青)はついに楊暁慧(劉涛)に愛を告白。
(「愛してるんだ、知らなかったのか?」って言われてもあの優柔不断ぶりでは愛してるのか愛してないのか分からないと思う)



・・・で、こういうことになりました

楊暁慧はどうしてお母さんに会わせてくれないの?と聞く。
(しかしこの子の部屋は自分の写真だらけだな。)



タンゴちゃんはどこまでもマザコン・・・いい年して「ママ」って・・・



がっかりした楊暁慧は酔っ払ってチンピラにからまれました。通りがかりの常貴(于濱)が助けてあげる。
派出所に引き取りに来る唐中秋(于和偉)と曹宗平。



常貴に礼を言う曹宗平。






唐中秋が介入してきたせいで話がこじれてしまい、曹宗平は養母に楊暁慧と別れるよう命じられます。
別れなければ兄弟たちを追い出して仕事につけなくすると脅す養母。(本当にできそうだから怖い)

唐中秋に二度と会いたくないと宣言して殴られる曹宗平。



曹宗平を殴って後悔する唐中秋。
あの弟は殴られて当然だと思うが・・・




《天下人家》第20集


常貴(于濱)が曹宗平(霍青)のオフィスを訪ねてきました。
タンゴちゃんいつの間にか出世してる・・・



ちょっと顔貸せという常貴。
この組み合わせ珍しい。



お互い言いたいことを言ってしまおうという常貴。
バーを貸切にして、他人に聞かれないよう配慮するなどこの子はけっこう神経が細かい。






暗くてかたくななタンゴちゃん。



眼鏡をはずして上着を脱いでネクタイの端をポケットに入れて殴られる準備をするタンゴちゃん→殴られたw



常貴は唐中秋(于和偉)に殴られました。
そして三人で仲直り。





今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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2013年 01月 20日 |
「新水滸伝」「水滸伝」などのキーワード検索で来てくださった方へ:
このブログでは中国のドラマ《新水滸伝》の感想を書いています。
日本のドラマや小説とはまったく無関係です。

なお、ドラマのストーリー紹介はありません。ネタバレと地雷はたくさんあります。


第68集 宋公明義釋雙槍將

黒三郎と玉麒麟は各自地元政府を攻撃して、先に落としたほうが頭領になろうと賭けをします(まだ譲りあってる)。
黒三郎は東平府、玉麒麟は東昌府を攻略します。


なかなか攻撃しない(できない)黒三郎を見かねて史進が「自分を潜入させてください」と志願してきます。



黒三郎は「いい策があるのか?」と乗り気です。
史大郎に策を立てさせるとは、黒三郎度胸ありすぎ。



史進はむかし東平府にいたことがあって、妓楼になじみの芸者さんがいるらしいです。
そこに潜伏してスパイ活動を行うつもりなの。
黒三郎は心配しますが、史大郎は「あの女はカネに貪欲だから大金をやれば大丈夫ですよ」。

・・・史大郎・・・なぜそこで「あの女はオイラにぞっこんだから任せてください」と言えない?
その可愛い顔はただの飾りか!?


妓楼へ行ってみたものの、やり手婆に思い出してもらえず



刺青をみせれば思い出してもらえるかと・・・



やり手婆「どこの軽薄公子だね、顔も見ないうちから脱ぐなんて」
まったくだ



なんとか入れてもらって、いきなりスパイに来たと告白。
・・・もうちょっとロマンチックな雰囲気とかないのかキミは!



女あしらいが下手すぎる史大郎はすぐに密告されて牢屋に入っちゃいました。
教訓:女心をカネで買おうとしてはいけない


史大郎が戻ってこないので黒三郎は呉用に相談します。(呉用は玉麒麟の軍師についている)

呉用は入ってくるなり「哥哥真是糊塗(兄さんは本っ当にバカですね)」
後ろで驚愕する河東豹



月末に助けに行くことになりました



呉用がいないあいだは林教頭が軍師をやってるみたいです
(役にたたなさそう・・・美しいけど)




△▼△今日の動物CPさん△▼△
(検索よけのため動物名にしています)

母大虫×九紋龍

↑このCPで検索されたらむしろ驚くが


もともと胡可めあてで新水滸を見てたのですが、ぜんぜん出番がないんですよ、もったいない。

やっと出場した顧大嫂



美人だなあ♥♥♥



母大虫は九紋龍の使用人の振りをして牢屋へ入れてもらいました



史大郎はこんなときなのに
「焼鶏もってきてくれた?」
と呑気です



母大虫「月末に助けに来るから脱出しなさい」



ドラマの中では説明がなくてよく分からないのですが、この月は大の月だったのに九紋龍は小の月だと思って月末を一日勘違いして脱出してしまったようです。
当然救援隊は来てなくて、また捕まって牢屋に逆戻り。

ぽかーん



様子を見に来た顧大嫂に
「史進またやらかしたのね」
といわれてました。



△▼△今日の動物CPさん おわり△▼△


菜園子が助けに来てくれました
史大郎「哥哥どうしていまごろやっと来たんだ」
・・・キミが日付を間違えたんだって


素直に謝るソノコは良い人だ



△▼△史大郎の謎△▼△

(其の一)

大の月と小の月の晦日を間違えたなら1日の誤差だと思うんです。
けど画面には満月が出てました。月末なら新月ですよね・・・?もしかして半月間違えたってオチなのか?
「月尽」と「月満」を聞き間違えたとか?


(其のニ)

史大郎はいつのまにか梁山にいるんです。
57集で魯智深が史大郎を迎えに行きたいと黒三郎に言ってました。

魯智深「哥哥、相談があるんだけど」





史大郎が少華山(陝西省渭南市)にいるから迎えに行って仲間にしたいということでした


(大師,你想得美・・・)


黒三郎も史大郎の名声を聞いてたので許可しました



でもけっきょくお迎え成功したのかどうか分からず、史大郎はずっと登場しなかったと思うんです。
しかも本人は東平府の妓楼にいたって証言してるし。


(其のニ)

あのヒョウ柄のバンダナは何なんでしょう?
大阪のおばちゃん?


△▼△史大郎の謎 おわり△▼△


賭けは黒三郎が(当然)勝ったようです。

今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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