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2011年 03月 21日 |
「30位中日博友的共同心願」の副題通り、30人のブロガーの散文集です。

中国語のテキストって、型にはまった表現しか載ってなくて、だんだん飽きてきませんか?
でも普通の人の文章を読みたいなあと思っても、訳文がないと細かいニュアンスが分からなくて手が出しにくいですよね。

この本は一般老百姓が日常生活で感じたことが書かれているので、理解しやすいと思います。
日本語中国語併記なので、見比べて読めるので中国語(日本語)学習中の方にも良いのではないでしょうか。
原文も翻訳もプロの手になるものではないので、素朴な味わいがあります。

私はとくに日本で就職した中国人女性が「お茶当番」や電話の応対に戸惑うエピソードが微笑ましく、共感を覚えました。


tubomimさんのブログ在日中国人女性の随筆から入手できます。

売り上げを震災被災者への義援金として赤十字宛に寄付されてるそうです。
普通の人の草の根の日中交流に心が温かくなったのでご紹介しました。
(べつに関係者でも友達でもないのですが・・・勝手に読んで勝手に紹介しました)





しばらく留守にします。
私は元気ですので、みなさんもどうぞ日々の生活を楽しんでくださいね。
(と言ってもすぐ戻ってきますけど)
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2011年 03月 15日 |
テレビや新聞を見てると、自分も何かしなくちゃと焦るのですが、素人が中途半端な物資を送りつけたりしても迷惑なので、いまできることは募金くらいでしょうか。

でも一人で十億円も寄付できるほど金持ちでもないし・・・と思ってたら、ネットで「輸血用の血液が足りないので献血するといい」と書いてありました。(どこで見たか忘れました)


献血なら私のできる量も大富豪のできる量も変りませんよね。
(べつに張り合ってるわけじゃないのですが・・・)
時間ができたら献血センターへ行ってみます。
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2011年 03月 13日 |
中国のサイトがつながりにくいのでweiboでグチってみたら、陌生人から「海底ケーブルが切れている」と教えていただきました。

日本ではニュースになってないのかと思ったらこんな記事がありました。


三陸沖地震で日中間海底ケーブルが損傷=中国聨合網絡通信集団
ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 2011年 3月 11日 21:25

日本で11日発生した地震により、一部の海底ケーブルが損傷を受けた。これにより、日中間の通話に影響が及ぶ可能性がある。中国の通信大手、中国聨合網絡通信(香港)(チャイナユニコム香港)の親会社、中国聨合網絡通信集団が明らかにした。

 中国聨合網絡通信集団の広報担当者は「2、3本」のケーブルが損傷した、と述べた。ただし、入手した情報は完全ではなく、どのケーブルが影響を受けたかは分からない、と語った。

 この担当者によると、同社はダメージを受けた経路をデータが迂回するようルーターを調整しており、ケーブル損傷の影響は限定的だという。

記者: OWEN FLETCHER



そういう理由だったんですね、ケーブルに負担をかけないよう今日は寝ます。晩安!
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2011年 03月 11日 |
仕事の谷間で関西に戻ってました。
けっこう揺れましたが、影響はありません。

みなさまのところはいかがでしょうか?


来週からまた出かける予定だったのですが、いまの交通の状況だと変更になるかも・・・。
週明けになってみないと分かりませんね。

被災地の方は不安な夜を過ごされるのでしょうね・・・
一刻も早い復興をお祈りします。



さっきからbaiduがつながらないのですが、地震と何か関係あるんでしょうか・・・
と思ったらいまつながりました。何だったんだろう何かあったのかな。
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2011年 03月 05日 |
拍手コメントレス不要とのことでしたが、調子に乗って書いてみます。
白文字反転劇場

<世界初の丕粛>

片田舎の太守・魯粛を引き抜いて都に連れ帰った曹丕。
華やかな都では曹操主催の宴会が行なわれる。

新しい謀士を舞踏会デビューさせようと同伴する曹丕。
曹操の招いた主賓は、名ばかりの名誉官位を貰って幽閉されていた孫権だった。

最上位の主賓席に坐る孫権、曹操の長子として真向かいの席を占める曹丕、その隣につつましく控える魯粛。

踊り子の裾がひるがえるたび通路越しに交差する視線・・・
壁にはりめぐらされたいくつもの銅鏡に浮かぶ人影・・・

大型詩史電影 <合・榻> 2011年清明節公開!
銅鏡が吹っ飛ぶド派手な銃撃戦を見逃すな!

(さっきジョニー・トーの映画見たから・・・)



本題です。

今回は中国人の“榻”の解釈について
まず日本語訳を確認しておきましょう。ちくま文庫版の訳文

〔その場の〕賓客たちが退出するとき、魯粛も辞去しようとしたが、ひとり魯粛だけを呼び戻して、榻(低い足のついた小さな牀。貴人が坐る)をつき合わせ、向かい合って酒を飲んだ。

正史 三国志7 呉書 Ⅱ 周瑜魯粛呂蒙伝 第九 ちくま文庫



日本語版の解釈では「低い椅子」ってことみたいですね。

では「三国志集解」を見てみましょう。(年に一度くらいは役にたつ集解)
「合榻對飲」の直後に胡三省の注がついてます。

胡三省曰榻牀也有坐榻也有臥榻今江南又呼几案之屬為卓牀卓高也已其坐榻臥榻為高也合榻猶言合卓也



文語なのでよく分からないのですが、榻にも「坐榻」と「臥榻」の二種類あって、合榻の場合は「机をくっつけた」といってるようです、たぶん。

易中天「品三国」ではこんなの

魯肅投奔孫權後,孫權馬上就接見了,而且和他有過一次他同桌喝酒(合榻而飲)的密談。這次密談,堪稱“魯肅”版或“東吳版”的《隆中對》。
(魯粛が孫権の家臣になったあと、孫権はすぐに彼を引見し、その上、一度は彼と同じ机で酒を飲んで(合榻而飲)密談したこともありました。この密談は“魯粛”版、または“東呉版”の「隆中対」と呼べるでしょう。)
(易中天「品三国」 第17集 隆中対策)


易中天老師の見解は「つくえ」のようですね。

易中天「品三国」は「三国志 素顔の英雄たち」のタイトルで日本語訳も出ています。
日本での評価はあまり良くないようですが、この番組(テレビ番組の書籍化なのです)のおかげで、中国では曹操ファンと周瑜ファンが確実に激増したと思われます。曹魏派と東呉派は読んで損しない本だと思います。

次行きましょう。柏楊老師の「品三国」。


孫權接見魯肅,交談之下,大為興奮。等到賓客全部告辭時,還特地留下魯肅,把坐榻靠在一起,一面飲酒,一面交換意見。
孫権は魯粛を引見し、話をするうちにとても興奮した。賓客たちがみな帰ってしまっても、魯粛だけをわざわざ引きとめ、「坐榻」をくっつけて、酒を飲みながら意見を交わした。)
(柏楊「柏楊品三國」 三 東吳帝國建立)

柏楊老師は「坐榻」と書いているので、「低い椅子」という意見なのでしょうか。


あと何冊か手元の本を読んでみたところでは、「つくえ」派が多いようです。
それなりの学者は「つくえ」または「低い椅子」という意見のようですね。

しかし、ネットの記事などを見ると「ベッド」という解釈が多いようです。“榻上策” の説明に「同榻而臥」と書いてる文章もあったし。
たぶんあまり古文に詳しくない現代中国人は「ベッド」と誤解してるんじゃないでしょうか。


それにしてもなぜ私まで一緒になってこんな誤解を・・・と自分でもちょっと謎だったんですが、思い出しました。

この人のせいです。

新版三国 37集
諸葛亮、字八卦(外號娯楽快報)が魯粛についての情報をリークする場面

「哪曉得從此以後 整整一個月 孫權與魯肅 食則同席」
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「寢則同室 朝夕不離」
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寢則同室・・・孔明の罠だったとは・・・

劉備「ううむ」
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劉備さん、言いたいことがあるなら言っていいんですよ

とりあえずおしまい。




前回エントリー
魯子敬さんの“榻上策” 其の弐
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2011年 03月 02日 |
抗日モノはほとんど見たことないのでよく知らないものの、このドラマの日本軍は比較的好意的というかまともに描かれているような気がします。俳優さんもちゃんと日本人(2人だけですけど)だし、なかなかイケメンの方たちです。

八路軍は于濱の朴訥で部下に慕われる連隊長役が泣かせます。この子は本当に演技が上手い。
でもあまりに善人役なのでちょっと物足りない。曹丕みたいな素朴そうで実は怖い役のほうが見ごたえあるんですけど。次のドラマに期待。

霍青老師は毎回登場するものの、一度に30秒くらいしか画面に出ないので、油断すると出番が終わってしまい、あわてて巻き戻し・・・の繰り返しで疲れました・・・
このドラマをこれから見る人もあまりいないと思うのでネタバレしますが(このブログはすべてがネタバレ)、戦争モノなので最後はほぼみんな死んじゃうの。
霍青老師は「あれ?」と思ったらお亡くなりになってました。合掌。

われらがヒーロー邵峰もけっこう中途半端なところで死んでしまい、やっぱり主人公じゃなかったのね・・・とがっかりさせられました。


このドラマ最大の亮点は20集です。

佟大為(これが主役)を日本のスパイと疑ってつけ狙う邵峰。
霍青老師がとても大事な作戦に佟大為を起用しようとすると、邵峰は自分が佟大為の代わりに指揮を取ると主張します。いつの間にか重慶からの命令書まで取り寄せています。

しかし霍青老師は「昔の人も言ったが将は戦場では君命に従わないこともある」と聞いたようなセリフで拒絶、部下に邵峰を拘束させようとします(なぜだ)。

が、邵峰も黙って拘束されるままにはならず、銃を奪い取ってみごとに電気の笠を打ち落とします。彼も名スナイパーだったんですね。しかも軍校では蒋介石(たぶん)じきじきに褒められたほどのエリートだったようです。(とてもそうは見えないが)

感服した(なぜだ)霍青老師は邵峰に作戦の指揮を任せます。

たしかに二人とも演技が上手い。
しかし演技の上手さも脚本と演出のorzをカバーできない名場面でした。笑いすぎて腹が破れる。
霍青老師は邵峰のことを「参謀長」って呼んでるんですが、これが「サモちゃん」に聞こえるのよ~。なごむ。


そして22集(たぶん)

邵峰は毛孩を(無理に)自分の部下に引き入れて極秘作戦を実行。
でも大失敗してしまいます。敵役だからしょうがないわね。

毛孩は重傷を負いながらも戦線に復帰してきます。
霍青老師はとても毛孩を可愛がっているので退役させたいのですが、毛孩は再び戦場へ出て行きます。
ここの霍青老師が毛孩をいたわる場面がこのドラマで一番好き。
普段は厳格なのに、毛孩にだけは慈父のような霍青老師、素敵・・・(倒)

そして大失敗して高慢な鼻のへし折れた邵峰はすごく弱気になってしまいます。
佟大為に「俺は負け犬だ、お前こそが真の軍人だ」みたいなセリフまで吐いちゃう邵峰。
目つきまで優しくなっちゃって、気弱な笑顔も見せたりして・・・さっきまでの三白眼はどこへ。
ギャップに萌えさせられます。さすが師奶殺手・・・

しかし私が強烈不満なのは、どーしてこんな良い場面の相手役が佟大為なのっ!?という点です。
何のために霍青老師と共演しているのか。ああもったいない。





前回エントリー
「狙撃手」 DVD鑑賞 1-3碟


勝手に編集した20集
「サモちゃん」に聞こえるでしょ?ね?ね?


同上 22集
邵峰の気弱な笑顔が・・・love・・・

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