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2010年 11月 22日 |
辮髪ってどこがいいのか疑問に思っている。周囲の辮髪に対する偏見をあらためさせたい。今日はそんなあなたにおすすめの映画・ドラマをセレクトしてみました。 ++++++++++++++++++++++++++++

■『蒼穹の昴』

清朝末期の宮廷での愛憎を描くスケールの大きなドラマ。
NHK(地上波)で放映中なので、気軽にチャレンジできる作品です。
光緒帝役の張博の整った容貌と春児役の余少群の愛らしさに貴女も夢中になることでしょう。

西太后を田中裕子が演じ、すべての日本女性に「日本妹も辮髪ドラマに出れる!」と希望を与えました。

蒼穹の昴公式サイト(NHK)


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西太后をさらに知りたい方には『李蓮英 清朝最後の宦官』(原題《大太監李蓮英》)がオススメ。
姜文が怖すぎる宦官李蓮英を怪演。

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■『グリーン・デスティニー』(原題《臥虎蔵龍》 )

チョウ・ユンファの中年辮髪(ひょっとして辮髪デビュー作?)が拝見できるレア物。
でも映画館でつい「ええっなんで張震が辮髪ちゃうのん!?」と叫んでしまいませんでしたか?(←私)

ミシェル・ヨーの凛々しさと心に秘めた情熱に感動してください。

グリーン・デスティニー公式サイト(Sony Pictures)


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どうしても張震の辮髪が見たいんじゃーという方は(←私)『百年恋歌』(原題《最好的時光》 )を。
と期待にわくわくして見たものの、シュウ・ケイの美しさしか覚えてません。なぜこんなに美しいの。

百年恋歌公式サイト

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■『還珠姫 ~プリンセスのつくりかた~』(原題《還珠格格》 )

中国のテレビドラマのブレイクスルーとなった作品。これ以降面白いドラマがどんどん作られるようになって世界の古装ファンを歓喜させました。
張鉄林と私が初めて出会った記念作品でもあります(←それはどうでもいい)。

ヴィッキー・チャオの元気いっぱいな庶民派お姫様がとにかくカワイイ。


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張鉄林の乾隆帝をもっと堪能したい貴女には『鉄歯銅牙紀暁嵐』を強力にプッシュ。
バカ殿のふりをしてるけどやっぱり本当にバカ殿かと思わせるラブリーな鉄林が貴女のハートを直撃。

張国立の女弟子を演じる袁立がキュート。

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■『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ』(原題《黄飛鴻》 )

ペ・ヨンジュンが日本に韓流ブームを巻き起こした立役者とすれば、リー・リンチェイは日本に辮髪を広く普及させた辮髪界の大恩人と言えるでしょう。
豪華ゲスト(ドニー・イェンとか)とのアクション対決も見所。私が好きなのは白蓮教のくまきんきんです。(←それは聞いてない)

気が強いように見えて好きな男には弱いロザムンド姐がいじらしく、可愛かったですね。


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『SPIRIT』(原題《霍元甲》)
リー・リンチェイの華のあるアクションも素晴らしいのですが、力や技ではなく、心も大切なのだと悟る場面に日本のサムライたちも共鳴できるのでは。
自然の描写の美しさも堪能できます。ロニー・ユーの作品は画面が美しいですよね。

SPIRIT公式サイト

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■《十月圍城》

まだ見てないんですけど(大画面で見たいので日本公開を待っているのだが・・・公開しないのでしょうか)、ポスター見るとあの人もあの人もあの人も辮髪っぽい。実際はどうなのか?気になる、何とかして!!


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以上、日本でも比較的簡単に見れる作品をセレクトしてみました。
いずれも辮髪をたっぷり楽しむことができる逸品です。

こうやって見ると、清朝モノは女性も魅力的に描かれているんですね。
実際の清朝での女性の生活がどうだったのかは分かりませんが、フィクションの中ではそれぞれに輝いている女性が多く登場します。
そのあたりも(三×志とかと違って)見ごたえのあるところ。



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2010年 11月 20日 |
『随園食単』
袁牧 青木正児 訳註(岩波文庫)

清の袁牧の料理本。
袁牧ってただの詩人じゃなくてグルメだったんですね。30代で政界引退して美食の日々。

レシピはよそのお屋敷で御馳走になった料理をシェフから聞きだして書いたものだそうです。
どこのお屋敷でも一流の料理人を抱えてグルメライフを楽しんでいたんですね。
でもレストランと違って「張家のマーボ豆腐が美味しい」と聞いても気軽に食べに行けるわけじゃないので、うまいものを食べるには金も身分もコネも必要だったんですね、きっと。

ときどき料理人じゃなくてその家の主人がさっと立って前掛けつけて作ってくれる料理が紹介されてます。
高官なのに料理が上手いイイ男。憧れ。


青木正児の訳が良いですよー。「妙」に「すてき」なんてルビが振ってあって素敵。訳注も楽しい。

この本読んでて、昔の日本人は詩人の料理書の翻訳を出すほど中国に憧れと愛情を抱いてたんだなあと感じました。
いま日本で出る中国関係の本って「チャイナマネー」とか「チャイナリスク」とか散文的な本ばっかりで味気ないですね。
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2010年 11月 09日 |
「実用現代漢語語法」名詞述語文の説明に「“是”字句と比べてみるように」とあったので、「第二章 几种特殊的动词谓语句 第一节“是”字句」を読んでみました。

そしたら最初にこんなことが書いてありました。


“是”是一个动词,基本意思是表示肯定、判断。

「第二章 几种特殊的动词谓语句 第一节“是”字句」

实用现代汉语语法(修订本)
潘文娱/刘月华


「是は動詞である」
そうだよなあ、「是」って動詞だよなあ!!(発見)

でも日本人には中国語の「是」が動詞だというのは明確に意識されてないのでは。
「是」=「~は(~です)」の感覚なのではないかと。つまり助詞(←ですか?)。私にとってはむしろ語気詞。

日本人学習者に「今日は月曜日です」を中国語にしなさいと言えばほとんどの人が「今天是星期一」と正しく答えるのではないでしょうか。


でも、このとき頭の中では

今日=今天
は=是
月曜日=星期一


という置き換えが行なわれていると思うんです。

「中国語には絶対動詞が必要だから動詞の「是」が必要」という判断ではなく、「(日本語では)名詞と名詞の間には「~は」が必要だから「是」を入れてみた」のでは?

だって「は(~です)」がなくて名詞だけ並べると「ワタシにほんじん」みたいじゃないですか?「てにをは」なしで単語が並ぶなんて幼稚な状態は日本人の国民感情として耐え難い。
逆に中国人日本語話者がしばしば助詞をぬかして単語だけ並べるのは、中国語ではそれでOKだからなんでしょう。


しかし「是」が動詞というのは、普段考えたこともありませんでした。
中国語をぜんぜん知らない日本人でも「我是日本人」という現代中国語を見れば「ワレコレにほんじん」と読み下して、意味は分かると思うんです。でもなまじ意味は分かっちゃうので、「是」が動詞だということに気づくのが漢字のない国の学習者より遅れてしまうんじゃないかな。


「日日是好日」の「是」を動詞として読み下せる方法を発明すればよかったんですよね、昔の人が。(推責任)

しかし結局名詞述語文との違いはよく分かりませんでした。




前回エントリー
名詞述語文 「実用現代漢語語法」
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2010年 11月 06日 |
「実用現代漢語語法」を読み返しています。
初めて読んだ中国語の文法書で、「知りたいことが全部載ってる!」とものすごく感動したのを覚えています。


いま読み返してもいろいろ勉強になることが多い。
「あ、これってそういうことだったのか」と思ったのが「名詞述語文」の説明。
「名詞述語文」というのは「他北京人。」のような文章。
「他是北京人。」の“是”を省略したものだと思ってたのですが、そうではないのですって。


因此有人认为名词谓语句是省略了“是”的“是”字句。但是在实际口语中,名词谓语句是一种很自然,地道的句子,表达这种意思是,以不用“是”为多。比较:

①他北京人。
 他是北京人。

②一年十二个月。
 一年是十二个月。

有的句子用 是 后会失去口语色彩。例如:

④这个小伙子高个子,放脸龙。
  这个小伙子是高个子,放脸龙。

⑤哥哥十岁,弟弟八岁。
哥哥是十岁,弟弟是八岁。

「第一章 主谓句 第四节名词谓语句」
实用现代汉语语法(修订本)
潘文娱/刘月华




しかしよく分からないのが「けっきょくどっちを使えばいいの?」ってことなのですが。「より口語的」というのは「よりオススメ」ってことなのか?こういう感覚もやはり話者の出身地や年齢で変わってくるものなんでしょうか。私には何だか北方っぽい喋り方って感じがするのですが。



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