カテゴリ:■電視劇・電視節目( 176 )
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2015年 07月 24日 |
日本人でこれからこのドラマを見る人はあまりいないかと思いますが、ネタバレしているのでお気をつけください。

BBCサイト
Takin' Over the Asylum


たった6話しかないので、あっという間に終わってしまうんですよ。
各エピソードの内容が濃いのでゆっくり見てたのですが(さっと飛ばしながら見るとか無理なの)、それでも300分しかないもんな・・・終わってしまってさびしい。

第4話
Fool on the Hill


ラジオ局の電気系統を担当してるファーガス(Angus Macfadyen)という青年患者がいます。
天才エンジニアリングで学位も持ってるが、ストレスで幻聴が聞こえるらしい。
彼は最近だいぶ良くなったので、社会に復帰しようとしています。精神病院の入院歴のあるファーガスを雇ってくれる会社はなかなかないのですが、やっと採用が決まって、本人もほかの患者たちも大喜び。

でもファーガスの主治医は彼を手放したがらず(自分の論文に使いたいから)、絶望したファーガスはまた症状がぶりかえしてしまう。
この話は本当に悲しかった。


世間から異常だと見なされてる患者たちは繊細で傷つきやすく思いやりがあるのに、「まとも」な人間たちは貪欲で自分の出世しか考えていない。
エディーの営業成績しか頭にない上司や同僚も本当に醜い。

基本的に若い美男美女は登場せず(テナントが唯一のイケメン)、くたびれた中年男女ばかりのドラマなのですが、そこがリアリティがあってスコットランド人も生きるのは大変なんだなあと共感させられます。



今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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2015年 07月 22日 |
先日発表されてた動画ですが

First look at the Sherlock Special


なんか面白いこと言ってるみたいだけど、ぜんぜん分からんわーと困っていたら隣国の字幕組が中英字幕版を作ってくれてました。
いつもありがとう。

新福尔摩斯特辑片花



BBC OneのツイッターはComing Soon... ish(もうすぐ登場・・・ぽい)で終わってて大丈夫かと思わされる。
(画像勝手に)









ところでこの動画の元ネタになっているというビリー・ワイルダーの「シャーロック・ホームズの冒険(The Private Life of Sherlock Holmes)」をちょうどテレビでやってたので見てみました。
本当だ、冒頭部分そっくり。

ホームズとワトソンがスコットランドでネッシーと対決する話で、ワトソンがキルトをはくという誰得なおまけまでついてました。
そしてマイクロフトが先日亡くなったクリストファー・リーでかっこよかった。




今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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2015年 07月 20日 |
日本人でこれからこのドラマを見る人はあまりいないかと思いますが、ネタバレしているのでお気をつけください。

BBCサイト
Takin' Over the Asylum

第三話 You Always Hurt the One You Love

ケン・ストット(Ken Stott)さん演じるエディーの本業はセールスマンで double glazingという商品を売っています。日本では複層ガラスというらしい。
さぼってばかりで成績も上がらないのですが、喫茶店で朝食をたかってきた老女に親切にしてやると、彼女がじつは豪邸の主人で大きな注文をくれたので、今月のトップ・セールスマンとして表彰されます。
しかし老女は同僚(すげーヤな奴)の見込み客だったので、同僚に恨まれる結果に。

いっぽう夜DJをつとめている精神病院St Jude's Asylumのラジオ局は当初約束されてた予算がもらえず、存続の危機に。
患者たちは自分たちでお金を集めて運営しようと計画します。

キャンベル(デイヴィッド・テナント)は「どっちがルーニーでしょう」クイズで賭け金を集めようと提案。
ルール説明はあまりに早口だったのでぜんぜん分からなかったが、二人の人物のうちルーニーを当てたらお金がもらえるらしい。
さらにスパイク・ミリガンを呼べば盛り上がるとか言い出すキャンベル。スパイク・ミリガンの顔はみんなが知ってるからルーニーかどうかすぐバレだろとみんなあきれ顔。

病院の入院患者たちがどうしてここにいるのかははっきり語られず、いくつかのエピソードでだんだん明らかになっていく仕掛けのようです。
エディーは自傷癖のある女性フランシーン(Katy Murphy)と親しくなっていきます。フランシーンは普通っぽく見えるのですが、割れたガラスの上をはだしで歩いたり、タバコの火を自分の腕で消したり、ときどき夜中に悲痛な叫び声をあげたりして痛ましい。
近所にマクタヴィッシュという猫がいて、フランシーンは「あの太ったオス猫」と言うのですがエディーは「太ってるんじゃなくて妊娠したメス猫だよ」と笑います。
フランシーンは「妊娠」という単語を聞くと悲鳴を上げ始める。

そのあともマクタヴィッシュの話題が出るのですが、ケンさんが「マクタヴィッシュは妊娠してる」とかいうと微妙な気分になってしまう・・・


ラジオ局のマネージャーをつとめているロザリー(Ruth McCabe)は潔癖症。
つねにゴム手袋をして、あちこちを消毒している。息子を亡くしたことが精神病の原因らしい。
症状がだいぶ落ち着いてきたので、退院して薬物治療を受けながら夫と暮らす予定。しかしロザリーはラジオ局の募金イベントが終わるまでは薬物治療を延期してほしいと医師に申し出る。

ロザリーの夫は消毒行為をやめさせようと彼女にお金を渡さないので、消毒液が買えないロザリーはストレスがたまっています。エディーが誤って最後の消毒液をこぼしてしまい、ロザリーはパニックに。エディーたちが消毒液を買いに走るあいだ、キャンベルがロザリーをなだめます。

ロザリーは息子が病気になったときに、夫から「お前の掃除の仕方が悪いからばい菌が入った」となじられ、あらゆるところを消毒したのですが、それでも息子は治らずとうとう死んでしまったと語ります。どうしてもばい菌を全部やっつけられない、消毒しつづけなければならないというロザリー。

キャンベルが何の病気だったのかと聞くと、ロザリーは
"Leukemia(白血病)"
キャンベルはロザリーを黙って抱きしめる。

あれ、何を長々と筋書きを書いてるんだろう?
俳優さんがみんなしみじみ上手いのです。そして脚本がすごく良い。
募金イベントに向けてみんなで団結してがんばりながらも、それぞれ他人が踏み込めない領域を持っている。エディーもアルコール依存症で立派な人生とはいえない。
みんなでお祭り騒ぎでもりあがる場面と、孤独な蔭の部分が絶妙に混ざり合ってて、安易な解決をしないところがいい。


イベントは大成功、お金もたくさん集まってラジオ局は無事に続けられることに。
スパイク・ミリガン(本人)も来てくれて、キャンベルと舞台にあがって「どっちがルーニー?クイズ」を盛り上げてくれました。

ロザリーは名マネージャーぶりを発揮して、てきぱきと仕事を進め、スポンサー(「平民の精神異常者に優しくしてあげているアタクシ」に酔ってるっぽい優しい笑顔のわざとらしい貴族女)にもお褒めの言葉をいただく。
迎えに来た夫に帰らないと告げるロザリー。


本当に良いドラマで、出演してる俳優さんたちはほぼスコットランド人だと思うのですが、地元の役者を使って地方のドラマを作れるっていいなあと思いました。



今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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2015年 07月 18日 |
先日発作のようにケン・ストット(Ken Stott)さんのDVDを買い込んでしまっていま粛々と消化しています。

今日ご紹介するのはBBCスコットランド製作のドラマTakin' Over the Asylum。
スコットランドの精神病院のラジオ局を舞台にした作品です。

BBCのサイト
Takin' Over the Asylum





ネットでジャケ買いしてしまった。
ケンさんとデイヴィッド・テナント(David Tennant)の共演ですよ!夢のようなドラマがUKには存在していたのですね。

タイトルの意味が分からないのですが、精神病院に隠れる?ってこと?
それとも精神病院乗っ取り?


(ネタバレしています。英語字幕ついてたけどすごい早口のスコットランド英語だったのでほとんど理解できてません。間違ってたらごめんなさい)


第一話 Hey Jude
第二話 Fly Like an Eagle

ケンさんが演じるのは主役のエディー(Eddie McKenna)。
本業は窓のセールスマンだが、夜はアマチュアDJに変身する。
営業もからきしだけど、DJもあまり上手くないらしく、出演させてもらってたラジオ局から「新しくできるSt Jude's Asylumという病院内のラジオ局の責任者になってくれ」と通告される。ようするにていよく追い出されたんですね。

病院といっても小さな精神病院で、アットホームだが誰がスタッフで患者か分からないような混乱した施設。ラジオ放送も設備はあるが古くて使い物にならない。

エディーは元気いっぱいで人懐こい青年患者キャンベル(Campbell)と仲良くなる。
キャンベルはDJにあこがれていて、見習いとしてエディーに弟子入り。ふたりはコンビを組んでラジオ局を開局させようとする。

最初はラジオよりテレビが見たいと非協力的だった患者たちだが、しだいにキャンベルの熱意あふれるおしゃべりと音楽を楽しみにするように・・・。


ヘンなTシャツにヘンなサスペンダーが可愛いケンさん



患者たちはたいていフレンドリーで普通そうに見えるのですが、ときどきヘンな言動をとってエディーを驚かせる。そういうときの決まり文句は「だって俺たちloonyなんだもん」。
みんな平気でルーニールーニー言ってて、ぜったい日本で放送できないな・・・と思った。


ヘンな服では負けていないテナント



世界唯一の精神病院ラジオ局をやってやろうぜ!とはりきる二人だが、これからというときにキャンベルの父が来て息子を退院させようとする。

キャンベルは仲間と別れるのを惜しみながら最後のDJをつとめる。
喋りまくっているうちにどんどんスピードアップして止まらなくなり、ついには興奮して大暴れ、薬で無理やり眠らされてしまう。

DJなんてさせるのではなかったと後悔しながら見舞うエディー。
暗い表情のエディーに「いい演技だっただろ?」とウィンクするキャンベル。
あれ演技やったんか!!

キャンベルは(ビョーキが再発したから)退院できず、ラジオ局はぶじに続くことに。



ケンさんは目と鼻とぼさぼさの眉毛が愛くるしい。しょっちゅう変る表情もすごくチャーミング。喋り方はあまり特徴が感じられなかった。そんなに訛ってないような?(スコットランド訛りに慣れたのか?)

しかしこのドラマでいちばん驚くのはテレビのレギュラー出演が初めてだったというテナントです。
すんごいハイテンションで喋りまくります。英語(スコットランド訛りだが)ってこんなハイスピードでこんなに激しいアップダウンで喋れるのかと感心させられる。
そして顔がむちゃくちゃ可愛い。スコットランド男はなぜこんなに顔が可愛いのだろう。


ネットでの評価がとても高いドラマなのですが、それも納得の質の高い作品です。



BBCの説明コピペ

Hey Jude
Takin' Over the AsylumEpisode 1 of 6
First in a six-part drama serial, set in a psychiatric hospital. Eddie McKenna has a dream - to become a professional DJ. Sacked from his slot on Hospital Radio Glasgow and bored of his day job as a double glazing salesman, he agrees to resurrect the radio station at St Jude's Mental Hospital. Gradually he becomes involved in the lives of the patients and realises that not all the 'lunatics' are on the inside.

Fly Like an Eagle
Takin' Over the AsylumEpisode 2 of 6
Second of a six-part drama set in psychiatric hospital. The hospital radio station is in full swing, Eddie is in danger of losing his job, and hypomaniac Campbell, about to be discharged, plans to become a DJ.




Takin' Over the Asylum - trailer
テナントも訛っているが最後のBBCのアナウンサーも訛っている・・・




今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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2015年 07月 16日 |


しばらく前から見ていたのですが、内容がすさまじくてなかなか進みませんでした。やっと完了。

最初に「これは実話です。人物は仮名です」と出るのでずっとノンフィクションかと思っていたらフィクションだそうです。よかった。

マーティン・フリーマンが事件に巻き込まれるしょぼいセールスマンを演じています。このひと巻き込まれ型ヒーローが本当にうまい。


同僚からも同級生からも妻からも親族からもバカにされきっているうだつのあがらないレスター・ナイガード(マーティン・フリーマン)。
いじめっ子だった元同級生に大人になってもいじめられるレスターは、元同級生のせいで怪我をして病院の外来へ行くが、病院でもないがしろにされる。
待合室でプロの殺人鬼ローン・マルヴォと知り合い、元同級生の殺しを依頼してしまう(本人はそんなつもりではなかったが)レスター。

連鎖的に人がどんどん死んでいくドラマです。
マーティンのパート以外はあまり見てなかったので全体の話はよく分かりませんでしたが(←いつも通り)、面白かった。

愛妻(しかしガミガミ女)を失ったあとレスターがやぶれかぶれで暴力的な態度を取ると、みんなに尊敬の目で見られるようになる。これまで礼儀正しくふるまうほどいじめられたのに、怒鳴ったり殴ったりすると他人が従うと気づいて、俺様キャラに転換するレスター。
変身後のマーティンがすごくかっこいい。


今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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2015年 07月 06日 |
(Qちゃんからのお願い)

・紹介しているのはファンフィクション/スラッシュ小説です。お嫌いな方はこの記事は飛ばしてください。
・海外の小説を無断で勝手に紹介しています。作者の方とは縁もゆかりもありません。国際紛争にならないことを祈りつつ書いている気の小さいブログ主です。よそでちくったりしないでね・・・
・作品はすべてAO3掲載作です。リスク回避(・・・)のためタイトルを適当に和訳しています。
・私もいちばん最初はバギンシールドからこの世界に入ったのでThilboの尊さはよく理解しています。でもアタシはDworinなの、ごめん怒らないで。


テーマを決めて3作品ずつ紹介しようと始めた企画なのですが、すでにグループ分けをどうしていいのか分からなくなっています。
自分以外にはどうでも良いことなのでどうでも良いのですが・・・

今日は五軍の戦いのあとのThorinの評判について書かれた作品を集めてみました。


狂王トーリン

この作者の作品は笑いのなかにもキュートなところがあってとても好きです。
主役はOriなのですがDwalinも出てくるからいいかと思って。

OriとDwalinとGloinがデイルの居酒屋で人間と喧嘩したというので事情をきくDain。
理由は人間たちがThorinをバカにした歌をうたったせいでした。しかも韻すら踏んでない!

Dainは自分たちでもっと良いThorinの歌をつくって広めればいいじゃないかとアドバイスします。
大岡裁きのようなさわやかな話だった。Dainステキ。



彼はわが王だった(彼はわが友だった)

偉大なリーダーとしてドワーフたちの記憶にとどめられ、褒め称えられるThorin。
でもDwalinは友人として、家族としてのThorinの姿を覚えている。
ある日ちいさなドワーフの少女がDwalinのもとへやってきて「トーリン王のお話をきかせて」とせがむ。

私はこころ温まる作品だと思ったのですが、コメントが「まあ、かわいそうなDwalin」ばかりでちょっと笑ってしまった。みんな大好きかわいそうなDwalin。


ドワーフたちの頑迷さ

Gimliに連れられてエレボールへ来たLegolasは王宮の奥でとても年取ったドワーフに出会う。
セーターを着て作曲をしているドワーフはDwalinだった。
Legolasは自分の悩みをDwalinに打ち明け、ドワーフの求愛の習慣を教えてもらう。

メインはレゴギムなんですけど、Dwalinが自分が若いころの体験談も語ってくれるお徳な作品。
「エレボールを取り戻したら結婚しよう」ってDworinではよくあるフラグも出てきて切ない。


ファンフィクションでだいたい決まってる「ドワーフの求愛」の型には、髪や髭の編み方を変える、髪に求愛のビーズを編み込む、相手の三つ編みを自分の髪に編み込む、お互いに贈り物をする(自分で鍛えた武器や装飾品が多い)があります。
ドワーフは必ず得意な手技を持っていて、それぞれが名工なので見劣りしない芸術品をささげないといけない他種族は大変。



今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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2015年 07月 05日 |
いまごろやっと読みました。
表紙は表がシャーロック、裏がジョンです。ジョンが渋くてすてき。





シリーズ1からふりかえってみてあらためて国外ではほとんど無名の俳優ふたりが主役を演じたドラマが世界的に大ヒットしたすごさを感じました。
もはや誰でも知ってるベネディクトのことも最初に見たときは「誰?これ?」状態だったもんなあ。

脚本家や俳優のインタビューも面白いのですが、視覚効果の話も興味深い。
いまではもう慣れて当たり前のように感じてしまいますが、はじめてあのスピード感のある映像をみたときは衝撃的だった。メールの文面が画面にそのまま表示される斬新さにも本当に新しいドラマがはじまったんだとワクワクしたのを思い出しました。

ロケの多くがカーディフで行なわれたというのも知りませんでした。
しかし市民はふだんからドクター・フーのロケとかで慣れているらしい。うらやましい。


写真もきれいでさすがお値段だけのことはあるお値打ち本です。


今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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2015年 07月 02日 |
いまDworin weekが開催されています。
曜日ごとに決められた「お題」に合わせて作品が投稿される夢のような一週間。

しかしなぜ月末月初に行なわれるのか・・・忙しくないのだろうか。
欧米人のスケジュールは図りがたい・・・


(Qちゃんからのお願い)

・紹介しているのはファンフィクション/スラッシュ小説です。お嫌いな方はこの記事は飛ばしてください。
・海外の小説を無断で勝手に紹介しています。作者の方とは縁もゆかりもありません。国際紛争にならないことを祈りつつ書いている気の小さいブログ主です。よそでちくったりしないでね・・・
・作品はすべてAO3掲載作です。リスク回避(・・・)のためタイトルを適当に和訳しています。
・私もいちばん最初はバギンシールドからこの世界に入ったのでThilboの尊さはよく理解しています。でもアタシはDworinなの、ごめん怒らないで。



第二回目はドワーフリング(dwarfling=こどもドワーフ)。

エレボールのドワーフがどんな生活をしていたかは原作では触れられていないので、ファンフィクションでは書き手が自分の想像力を発揮できる部分。
ファンフィクションが面白いのは多くの人が書き進めていくうちに、なんとなく共通した世界観ができあがっていくところ(もちろん自分だけの世界を大切にする人もいる)。

Dworinスラッシュだと、Thorinはエレボールの王位継承権第三位の王子(これは原作通り)。Dwalinは父Fundinが王家の親衛隊長で、自身も兄Balinとともに王室に仕えるという設定がよく見られる。
ThorinとDwalinは学友同士のことが多く、いっしょに学校へ行ってるころのお話はどれも愛らしく、こんな可愛いお子たちがあのヒゲモジャの汚いオヤジたちになるとは信じられないほどです。


エレボールは簡単に歩き回れるところではない

Thorinの救いがたい方向音痴というのはスラッシュでも格好のネタになってるわけですが、あんなに方角が分からなくてエレボールの王宮で迷子にならなかったの?という疑問に答えてくれる作品。

Thorinは決して時間通りに授業に出てこないので悪名高い。王孫は言い訳をしないので、教師もクラスメートたちもThorinは傲岸でクラスを馬鹿にしてるんだろうと思っている。

ある日道場へ行こうと早めに家を出たDwalinは岐路で逡巡するThorinを見かける。もしかして教室への道が分からないのでは・・・と気づいたDwalinは、これからは一緒に学校へ行こうと申し出る。

Dwalinはこどものころから騎士体質だった。
スラ様が登場する番外編も可愛い。


タイトルはたぶんロード・オブ・ザ・リングのボロミアの台詞
"One does not simply walk into Mordor"(モルドールは簡単に歩いていけるところじゃないぞ)
からとっているのでしょう。


隅の彫刻

宴会で酔っ払ったThorinとDwalin(大人)がレイクタウンの波止場をうろついている。
こどものころ港の建物の壁に残した彫刻を発見した二人は過ぎし日々の思い出にふけるのだった。

記念に壁に落書きするヤンキー体質のドワーフリング。レイクタウンの住民にはいい迷惑。
いい年した立派なドワーフが幼少時を振りかえって
どっちが先にキスしたか
でもめるところがアホらしくも愛らしい。泥酔Dworinはスラッシュの鉄板ネタです。


文盲

Dwalinが識字障害(dyslexic)だったら・・・というテーマの作品。

知能に問題はないのに文字を読んだり書いたりすることができないDwalin。教師は怠け者だと誤解するが、家族や友人は彼が文字を覚えるのにどれほど努力しているかよく知っていて心を痛めている。

あるとき作文の宿題が出て、見かねた学友ThorinがDwalinの口述を代書をしてやる。Thorinは王子様なのに偉ぶらず、気さくで良い友達。
だが教師はDwalinがサボってずるをしたと責める。

Dwalinの母は息子の能力を信じ、筆記テストのかわりに口頭試問を受けさせるよう学校と交渉する。
ドワーフの栄光の歴史をみごとに暗誦するDwalin。


宿題のテーマが「ドワーフの首飾り事件」で(歴史の授業なんですね)、Dwalinの意見は「ドワーフたちもエルフから仕事を請け負う前に契約書をきちんと作っておくべきだったが、古代のことなのでまだあまり契約の観念も発達していなかったのだろう」というもの。なるほどそれでThorinたちはBilboとあれほど詳細な契約を交わしたのだなと納得しました。


この作品の作者はドワーフ家庭の日常生活を多く書いていて、どれも面白い。
とくに原作にも映画にも出てこない女性ドワーフの描写が秀逸で、とりわけThorinの妹DisとDwalinの母(オリジナルキャラクター)が生き生きと描かれています。

Balinもちょっとだけ登場するのですが、武芸も学問も抜群に出来る兄Balinに憧れるDwalinがいじらしい。
兄ちゃんはなにをやってもすごいのに、自分はどうしてダメなんだろうとベッドの下にもぐりこんで泣いてるDwalinが可哀想だし、弟をなぐさめて自信をもたせてやろうとする年の離れたBalin兄ちゃんが優しい。



今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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2015年 06月 25日 |
BOFAのEEが11月3日発売と決まったらしく、いよいよ終わりかと寂しさがつのっています。
(中身にはあまり期待してないので・・・葬式場面くらいか。戴冠式あるといいな)


去年の4月に映画The Hobbitにはまって、すでに1年が過ぎました。
もともとビルボ役のマーティン・フリーマン目当てで見に行ったのですが、(また同じ話ですが)第一部は「こびとさんの出てくるファンタジー映画」を見に行くのが自分にとってはハードルが高過ぎてついに映画館に足を踏み入れることができませんでした。負け惜しみに「マーティン仕事困ってるのかしら」などと失礼なことを言ったりしてごめん。

やっと意を決して第二部から見て、あっというまにはまってしまったのですが、それでも最初のころはビルボが好きで、イケメンなドワーフの王様トーリンがステキ~などとごく普通の観客だったわけです。


ドワーフは13人もいるのでなかなか見分けがつかず、ドワーリンのことも「面白いハゲ」くらいの印象でした。
それがあるとき、ドワーリンを演じている俳優さんのインタビュー動画を見てしまい、自分の中で何かがガラガラと衝撃音をたてて崩れていったのです。
それはプライドと呼ばれるものだったのかも知れず、あるいは良識というものだったのかも知れません。いまでもあのとき何が起こったのかわからないままです。


それでまあそこからドワーリンにのぼせあがってしまっていまにいたるのですが、結局グレアムさんが好みのタイプだってことですかね。
または醜いハゲ髭ドワーフ(ひどい)の素顔があんなナイスガイなんてギャップが大き過ぎて恋に落ちてしまったのかも。


いつもながら画像勝手にごめん





The Hobbit: Behind the scenes - Balin and Dwalin

この動画ではなかったと思うがこのころのインタビューでひとめぼれしてしまったということをお伝えしようと思って(不要不急)。




いやほんと画像勝手にすんません・・・

主役を押しのけて必ず美女を両腕にかかえて写真におさまる髭親父



この写真見てからウォーカーのビスケットばかり買ってしまう・・・



犬とか幼女といるときとても楽しそう





勘のよい方はお気づきかも知れませんが「Dworinスラッシュ全解説」記事化に向けての布石です(自分なりの)。


もしかしていまだにDworinの意味が分からない方へ

これです。
なぜこんなむさくるしいのが好きなのかは自分でも謎。


今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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2015年 06月 24日 |
NBCがシリーズ3で打ち切りを決めたそうで驚きました。
ファンが継続を求めて署名したり活動を始めてるようです。みんなにとって良い結果になるといいですね。


(大いにネタバレしています。支離滅裂です)


第3話 SECONDO

secondo/sɪˈkɒndəʊ/はデュエット演奏の低音パートのことですって。

HannibalがBedeliaに嬉しそうに「Willに許すって言われた」などと回想しているのですが、奥さんはクールに「許すってなあ恋に落ちるってことさ」みたいなことを言ってたよ。Bedeliaは二人をくっつけたいのか引き離したいのか分からない。


WillはどういうわけかリトアニアのHannibalの故郷へ行ってるみたい。
なんで?さっきまでHannibalと同じ建物にいたのに?そのまま追いかければいいのに急に東欧へ行く理由は?

博士の過去をさぐって理解しようということなのでしょうか?
この調子でHannibalの足跡をたどって、世界各地でうまいもの食べたり美女と温泉入ったりすると永遠にシリーズ続けられるな、ぶらハンニバル・・・と思っていたのに(哀。

リトアニアのHannibal邸には中国人風の女性がいます。
もしかして紫氏なのか?終戦のころ30歳くらいとしていま100歳すぎくらいかな、日本人はいつまでも若いな。
登場するなり鳥を絞めています。見かけによらずワイルドな女性です。

いっぽうのHannibalは・・・あ、結婚指輪してる、新婚さんなのね。

Hannibal夫妻は同僚を招いてお料理の腕を披露しています。
しかしストライプのスーツというのは欧州ではお洒落なのでしょうが、私にはくいだおれ太郎ちゃんに見えてしまうの。

・・・ダイレクトな殺し方。
とどめをさしてやった慈悲深い奥様に「理論的には殺したのは君だからね」などとひどい夫。なかなかお似合いの夫婦ではないですか。

Willの上司の捜査官までイタリアへ来ました。FBIは全員海外出張なのか。というかWillは何のためにヨーロッパへ来てるんだろうか。ただの個人旅行か?


東洋人女性は広東風焼豚を料理しています。
もしかしてさっき殺してた鶏かな。どっちにしても見るからに中華料理です。おいしそう。

オリエンタル・ガールに見つかっちゃうWill。
「ぼくはHannibalのNakama(日本語)だ」

ナカマ・・・唐突に少年ジャンプの世界が始まりました。
そういえばこの女性の造形もワンピースっぽい。これがアメリカ人の日本人女性観なのだろうか。

オリエンタル・ガールはHannibal妹妹を殺した犯人を監禁しています。この人70年くらいここに閉じ込められてるのかな・・・
Willは妹妹殺人犯を逃がしてやりますが、犯人は恩知らずだった。

うわ、久しぶりに気持ち悪い死体が出てきた。
この話全体が現実のことなのかWillの幻想なのか分からない・・・

Hannibalは最後に
「Willを食べたいなー」
と言ってたようですが、なんだ、ふりだしにもどるなの?



<リキャップを読んでこんな感じ?と思ったこと>


公式サイトのリキャップ


ディナーで殺されたのはProfessor Sogliato。メインコースはヒューマン腕。

JackはHannibalを追ってイタリアへきたのではなく、Willを探しているらしい。FBI全員休暇旅行か。

リキャップに森で一夜を過ごすWillが
「物音を聞いて鹿かとびくっとする」
とあって可愛い。

東洋女性はChiyoh(綴り・・・)でした。
キミ九州で嫁に行ったんやなかったのか。

Willの腹の傷はナカマのしるし。
もしかしてWillは盲腸をわずらっていてHannibalが刺すついでに摘出してやったとかなのではないだろうかと思えてきた。

Bedeliaは妹妹が食われたことを知ってたのか。

あの最後の死体はWillの作品だった・・・だいぶデコレーションが上達した。しかしhis own Valentine for Hannibalの意味がわからない。


今週も分からないことだらけだった・・・

今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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