カテゴリ:■電影( 207 )
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2015年 03月 26日 |
「ハンニバル」の脚本家がこれ見てマッツ・ミケルセンとヒュー・ダンシーを使おうと決めたとか決めないとか小耳にはさんだので鑑賞してみた「キング・アーサー」。

アーサー王といえば中世騎士物語が相場ですが、この作品は「アーサーはローマ帝国の外人部隊の隊長だった」という大胆な説をもとに製作されているそうです。ある意味トンデモいやいやゴホンゴホン・・・


マッツとヒューだけのためならわざわざ見なかったと思うのですが、この作品にはケン・ストットさんとグレアム・マクタビッシュさんのフンディン兄弟も出ているのですよ。


物語はローマ帝国が各地から壮丁を徴発して年季奉公させる場面から始まります。少年時代のえーと誰だっけランスロットかな?が村に来たローマ兵とともに故郷を離れる。恒例画像勝手に。


人買いローマ兵は・・・


グレアムさんよ~!!若いわね可愛いわね!!



奉公期間は15年、勤務地に着くまでの時間は勤務時間に算入されません。
グレアムさん渋い声ステキ。



出番ちょっとだけどセリフがあってよかった。



さて、各地を転戦してそろそろ年季明けのアーサーたち。

これがヒュー・ダンシーのガラハッド。
暴れ者の多い仲間たちと違って人殺しは嫌いなようです。



マッツ・・・
こんな野生的なトリスタンありなのか?



殺人も慣れると楽しいそうですよ。さすが未来のハンニバル。



なぜこんな髪型なのか?顔がはっきり見えないんですよね・・・




古代から同僚だったマッツとヒュー。




もう帰宅できるはずなのですが、残業を命じられてしまうアーサーたち。
任務はハドリアヌスの城壁の北側(ってことはケルト側か)に住んでいるローマ人家族を保護してローマ領に連れ帰ること。
そのあたりはサクソン人やブリトン人が徘徊していて危険な地域なのです。すでに混然としているブリテン島です。


ケンさん登場。ローマ貴族マリウスMarius Honorius。
あああ鼻可愛い声ステキ大好き。



ローマの援軍は嬉しいが、南へは戻らないと強情なマリウスさん。



奥さん美人。



アーサーたちに無理にローマへ連れ戻されるマリウスさん。ローマ人って真冬でも半そでミニスカートなのかな。まあケンさんはスコットランド人だから。

しかし途中で悪人に変身してしまいました。さようなら~



ケンさんが退場したらやる気を失ったブログ主はその後の展開がよく分からないのですが、アーサーはハドリアヌスの壁のあたりで生きることを決意して最後はブリトンの王になったみたいです。

あとでwikiの英語版を見ると使用言語がScottish Gaelicとなってました。異民族がなにやら喋っていたのはゲール語だったのか。もっとちゃんと聞いておけばよかった(悔)。





今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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2015年 03月 24日 |
なにをはりきっていたのか初日に行ってきました「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」 、ポストカードもらっちゃった。前売り買ったからクリアファイルも貰ったし我ながらすごいベネファンみたい。


エニグマについての私のとぼしい知識はコニー・ウィリスの「犬は勘定に入れません」や「オールクリア」だけなのです。
「犬は勘定に入れません」はコヴェントリー大聖堂がロンドン空襲で燃えちゃう話なんですが、ドイツ軍の暗号解読のエピソードが何度かでてきてました。本当は空襲は予想できてるのにむざむざ大聖堂を燃やしてしまう悔しさが描かれてます。
「オールクリア」にはたしかチューリング本人がカメオ出演してた記憶が。
まあそういうおぼろげな記憶のなかで私にとっては「エニグマ=もう解読されてるけどドイツ軍にも英国国民にも知られてはいけない重大機密」だったわけです。


それで、ついにその秘密の全容が明らかになるのでとても楽しみにしていた映画です。
前置き長いですね。


主役はエニグマ解読の立役者アラン・チューリングと彼が働いていた秘密機関「ウルトラ」の仲間たち。エニグマもウルトラもかっこいいネーミング。

アラン・チューリングは天才だけど人間とうまくやっていくのが苦手。ベネディクト・カンバーバッチがやらずに誰がやるってほどはまり役。
チームで働くんだからいくらチューリングが天才でも同僚が協力してくれなければエニグマを破ることはできない。チューリングと同僚たちのあいだを取り持ってくれるのが唯一の女性スタッフジョーン(キーラ・ナイトレイ)。

第二次大戦時のイギリスを描いたドラマや映画でいつも驚かされるのが女性が軍で働いていること。みんなお洒落でファッションも格好よくって、いきいき仕事をしている。
男が戦争に行ってしまって女性が働く社会はサラ・ウォーターズの「夜愁」とかにも書かれてました。(何?今日は英国ミステリ回顧デー?)

敵から空襲を受けていてもユーモアを忘れない。レストランに「空襲朝食(Air Raid Breakfast)」なんてメニューがあったりして、日常生活を楽しもうとしているのがうかがわれます。もちろん過去を美化している部分もあるのでしょうが、細部にまで余裕を感じます。


この写真の左スミのメニューをご注目くだされ



ジョーンが初めて同僚たちに紹介される場面が面白い。とても感じよくチャーミングにふるまって、あっというまに全員から受け入れられる。ぼうぜんと見ていたチューリングは「わざと好きにならせたのか」などと間抜けな質問をする。
ジョーンは「自分は男の中で働くたった一人の女なんだから、嫌われたらやっていけない」と働く女性にとってはものすごく当たり前な返事をする。
でもチューリングは同僚に好きになってもらわなくても平気なんですよね。彼は男の天才だから。
ジョーンだって天才だけど女だから気配りも要求される。男は孤高でも腕があれば認められるけど、女はどんなに才能があっても孤立したら仕事はできない。

天才数学者男性を描いた映画ですが、女性と才能と仕事についてもちょっと考えさせられます。


同僚にはダウントン・アビーでブランソンを演じているアレン・リーチもいます。けっこう意外な役だったわ。
マーク・ストロングも出てて大喜び。MI6だけど「裏切りのサーカスTinker Tailor Soldier Spy」とはまた違った役どころ。
映画の冒頭でジョージ6世のスピーチが流れてて、当然みなさんコリン・ファースの顔を思い浮かべてるところにマーク・ストロングでしょお、もう嬉しくなっちゃうわよね(そうか?)※


あと日本語ではチューリングと表記されてる主人公の名前、実際にはテューリングみたいな音なんですね。
Turing/ˈtjʊərɪŋ/
日本人の発音だと/tʃʊ/に近くなるのか、それともジャパニーズイングリッシュはまったく違う(英語にはない)音を出してしまっているのか気になりました。

tulip/ˈtjuːlɪp/もテューリップだったわ!(いまふと調べて愕然)


ものすごく楽しんだのはお分かりいただけたかと。映画のことはさっぱり分からんわこの記事と感じた方は正しいです。このブログはいつもこんな感じです。


チューリングが主役なのは分かってたのに、なぜかホーキング博士が出てくる映画と思い込んでいて、始まってしばらくは???となってました。そしてタイトルもintimate gameだと勘違いしていて「いつ親密になるんだろう」とワクワクしていたアホすぎるブログ主です。


※チェスチャンピオン見た顔だと思ったら「シングルマン」のジムの人なんですね。
コリン・ファースの昔の男大会か?



今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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2015年 03月 22日 |
トールキン部外者のブログ主が映画「ホビット」を見て分からなかったことを調べながら書いてます。
内容はいいかげんですので本気になさらないでください。訳をつけてみたところもありますが適当です。


今日で最終回です。毎回律儀に読みにきてくださっていたみなさま本当におつかれさまでした。
明日からは通常の語学学習記事に戻る予定です、ご安心(?)ください。


スマウグを誘い込んだものの、製鋼所には火の気がなく(そりゃ百年も操業停止してたんだから・・・)困るドワーフたち。


Dwalin:The plan’s not going to work. These furnaces are stone cold.
(この計画はうまくいかない。溶鉱炉は冷え切っている)

Balin:He’s right; there’s no fire hot enough to set them ablaze.
(その通りだ。ここには溶鉱炉を燃え上がらせるだけの火がない)

Thorin:Have we not?
I did not look to see you so easily outwitted!
You have grown slow and fat in your dotage.
Slug.
Take cover. Go!
(火がない?
お前がこんなにたやすく騙されるとは想像もしなかった。
お前は耄碌して動きが鈍り、肥え太った。
ナメクジめ。
隠れろ、早く)



怒ったスマウグが火を噴いて炉に火をともしてくれましたとさ。
トーリン頭いいな。

ダイエット中に誘惑に負けそうになったときにこの画像を見るといいと思う









Thorin:Balin, can you still make some flash-flame?
(バーリン、まだ炎の弾が作れるか?)

Balin:Aye. It’ll only take a jiffy. Come on!
(アイ、少し時間があれば。さあ、やろう)

Dwalin:We don’t have a jiffy.
(時間は少しもないぞ)

Balin:Where’s the sulfur?
(硫黄はどこかな?)

Dori:You sure you know what you’re doing?
(自分のやってることは分かってるんだよな?)



楽しそうに働くバーリンがとってもとっても可愛い。flash-flameって何かしら。
バーリンの職務って何だったんでしょう?王室の相談役みたいなのかと思ってたのですが、鉱山での労働も受け持ってたんでしょうかね。武術の腕もたつし何でもできる頼もしいバーリン。
そしてドワーリンの安定の突っ込み。

誰も聞いてなくても必ずボヤッキーを入れるドワーリン。ノーリだけが聞いてあげている、優しい。



か、わ、い、い



いやこれ面白すぎるでしょ王様。後ろでドワ殿があきれ顔。







ドワーフたちはスマウグを広間に誘い出します。そこにはスロールの巨大な石像。

Thorin:I am taking back what you stole.
(お前が盗んだものを取り戻す)

Smaug:You would take nothing from me, Dwarf. I laid low your warriors of old. I instilled terror in the hearts of men. I am King under the Mountain.
(お前はわしから何も取り戻せはしないぞ、ドワーフ。お前の兵士たちを滅ぼしてやった。人間の心に恐怖を刻みこんでやった。わしこそが山の下の王なのだ)

Thorin:This is not your kingdom. These are dwarf lands, this is dwarf gold, and we will have our revenge.
(ここはお前の王国ではない。ドワーフの土地、ドワーフの黄金だ。いま我らは復讐をとげる)



石像ではなくて黄金像だったのですね。
きんきらきんのドワーフを見て「わーお」って表情のスマウグちゃん可愛い。

たぶんできあがった黄金像はトーリンも初めてみたのでしょう。
じいさんこんなもの作ってたのか・・・



目がハートになってるスマウグちゃん




しかし黄金の中からキングギドラとなって蘇るスマウグ。


Smaug:Revenge?! Revenge! I will show you REVENGE!
I am fire. I am...DEATH!
(復讐?復讐だと?わしが復讐を見せてやろう!
我は炎なり、我は・・・死なり!)

Bilbo:What have we done?
(ぼくたちは何をしたんだ?)



ここのスマウグのセリフって「我はよみがえりなり、いのちなり(I am the resurrection, and the life)」に似てると思ったけど英語はそんなに似てないか。



スマウグ・ザ・中二病が湖の町へ飛んでいったところでジャジャンとジ・エンド。
続きは第三部でどうぞ。



あ~終わった終わった。
やっぱりDosは面白かったなあ。まさかこの作品の続きがあんなことになるとはねえ、もしかして第二部が完成したころに紐西蘭でスペイン風邪か黒死病が大流行してピーターやらフランやらフィリッパやらハワードやらが全員死に絶えたんだけど観光収入途絶を憂えたNZ政府の悪代官が影武者を立てていやがるWETAに無理やり製作されたのがBoFAという陰謀論を考えてみましたがどうでしょうか。
もしくはあの島嶼国はすでに宇宙人に征服されているのだが、他の国にさとられないためにひとまず映画と羊だけは育てつづけているとか。そういえばNZ航空のCMとかすでに妖精さんの支配下にある国っぽかったよね。



オゴマン最後の見せ場はこの広告だった・・・




自分以外にはまったくどうでもいいことなのですが、第一部と第二部では仲良くカップルでクレジットされていたグレアムさんとアダムくん、第三部ではグレアムさんがピン芸人に出世したため引き離されてしまいました。
おふたりの(名前が)並んだ姿を見れるのもこれが最後。さびしい。







これまでの記事

ネタバレ解説&感想 壱 「ホビット 竜に奪われた王国」 ブリー
ネタバレ解説&感想 弐 「ホビット 竜に奪われた王国」 ビヨルンの家
ネタバレ解説&感想 弐.伍 「ホビット 竜に奪われた王国」 どさまわり旅芝居
ネタバレ解説&感想 参 「ホビット 竜に奪われた王国」 闇の森
ネタバレ解説&感想 肆 「ホビット 竜に奪われた王国」 エルフ王
ネタバレ解説&感想 伍 「ホビット 竜に奪われた王国」 ザ・ハイ・フェルズ・オブ・ルーダウア
ネタバレ解説&感想 陸 「ホビット 竜に奪われた王国」 ドワーフの川流れ
ネタバレ解説&感想 漆 「ホビット 竜に奪われた王国」 魚
ネタバレ解説&感想 捌 「ホビット 竜に奪われた王国」 湖の町
ネタバレ解説&感想 玖 「ホビット 竜に奪われた王国」 マスターとアルフリド
ネタバレ解説&感想 拾 「ホビット 竜に奪われた王国」 助さん角さん
ネタバレ解説&感想 11 「ホビット 竜に奪われた王国」 居残り組
ネタバレ解説&感想 12 「ホビット 竜に奪われた王国」 ドル・グルドゥア
ネタバレ解説&感想 13 「ホビット 竜に奪われた王国」 秘密の扉
ネタバレ解説&感想 14 「ホビット 竜に奪われた王国」  ジ・アーケンストーン
ネタバレ解説&感想 15 「ホビット 竜に奪われた王国」 衛兵所



今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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2015年 03月 20日 |
トールキン部外者のブログ主が映画「ホビット」を見て分からなかったことを調べながら書いてます。
内容はいいかげんですので本気になさらないでください。訳をつけてみたところもありますが適当です。

映画館で見ているとそろそろ終わりかなあ、お手洗い行きたいなあと思う頃ですね。しかしここからがクライマックス。

ドワーフたちはスマウグから逃れようとエレボールの内部を走り回ります。
エレボールの通路って手すりとかないんですよね。つるつるした大理石みたいな素材だし、高所恐怖症だと住めない。


Bilbo:So where to now?
(これからどこへ行くの?)

Thorin:The western guardroom. There may be a way out.
(西の衛兵詰所だ。そこなら出口があるかも知れない。)

Balin:It’s too high. There’s no chance that way.
(高過ぎます。その道は無理です)

Thorin:It’s our only chance. We have to try.
(これが唯一の機会だ。やってみなければ)



というわけでウェスタン・ガードルームへ。
しかしそこは女性やこどもも含めた死体の山。部屋から外へ出る扉は(おそらくスマウグに外から)ふさがれていました。

トーリンは自分に厳しいのはともかく、弱者に対して同情のかけらも見せないことがあるのですが、この時もひどい。


Dwalin:That’s it, then. There’s no way out.
(これで終わりなのか。出口はない)

Balin:The last of our kin. They must have come here, hoping beyond hope. We could try to reach the Mines. We might last a few days.
(わが一族の最後の者たちだ。最後の希望を求めてここまで来たのだろう。鉱坑へ行ってみよう。そこなら何日かもつ)

Thorin:No. I will not die like this. Cowering, clawing for breath. We make for the forges.
(いいや、わたしはこんな死に方はしない。ちぢこまり、空気をもとめて壁をかきむしるなぞ。鍛冶場へ行こう)

Dwalin:He’ll see us, sure as death.
(きっとやつに見られてしまう)

Thorin:Not if we split up.
(分かれていけば見つからない)

Balin:Thorin, we’ll never make it.
(トーリン、我々にはできない)

Thorin:Some of us might. Lead him to the forges. We kill the dragon. If this is to end in fire, then we will all burn together.
(何人かは助かるかも知れない。鍛冶場へやつを誘いこむんだ。ドラゴンを殺す。もしこれが炎で終わるなら、もろともに燃えつきよう)




さすがバーリン鉱山好き。

トーリンはカンパニーの奮起させるために言ったんだろうと思うのですが、衛兵所で死んだドワーフたちは下の正門から出られなくてここまで上がってきて死んだんですよね。
ドゥリンの一族は生き延びたけど彼らは逃げられなかった。かわいそう。

そしてこの惨状を見たオーリちゃんの表情に本当に悲しくなってしまう。
後年モリアでこのときのことを思い出すのかなあと思うと。

原作小説ではドワーフが何もしないうちにスマウグは勝手に怒って出て行ってしまうので、このあとのドワーフ対ドラゴンの戦いはまったくの映画オリジナル。そのぶん好き勝手にやっててとても楽しい。


背後のドワーリンがかっこいい



ドワビル同じ表情



二部までのドワーリンはトーリンに絶対服従かと思ってたのですが、よく見るとけっこう反抗している。
考えてみれば根拠は単にグレアムさんが「ドワーリンは決してトーリンに疑問を抱いたりしない」と言ってたからなのです。グレアムさんが適当なことを言ってただけなのか。




好きなところ
・トーリンとビルボがスマウグに焼かれそうになったところへ全員で駆け込んでくる可愛いドワーフたち。
・財宝の上をでんぐりがえりで逃げていくドワーフたち。
・スマウグに背中を焼かれてもがき苦しむトーリン。しかし外套を脱ぎ捨てると、なにごともなかったように立ち上がるトーリン。やけどしなかったの・・・?
・トーリンの黄金ウォータースライダー
・溶鉱炉に落ちそうになるトーリンをひっぱりあげるドワーリン、しかし上で待っていたのはノーリだった。いつの間に入れ替わったんだ。
といろいろつっこみどころがあってとても楽しい。ていうかこれが最後の楽しい場面だったんだよねー、いまから思うと。

ドワノリ(サービスシーン)



ドワーリンはトーリンを助ける準備をしただけであとはノーリに任せてどっか行っちゃった。








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ネタバレ解説&感想 14 「ホビット 竜に奪われた王国」  ジ・アーケンストーン



今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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2015年 03月 18日 |
トールキン部外者のブログ主が映画「ホビット」を見て分からなかったことを調べながら書いてます。
内容はいいかげんですので本気になさらないでください。訳をつけてみたところもありますが適当です。


The Arkenstoneってどうして定冠詞がついているのでしょうか。シルマリルリオンにはついてなかったよね・・・と思ったらついてましたThe Silmarillion。いやでもシルマリルにはついてない?ていうかシルマリルの複数形はシルマリルリなのか?じゃあシルマリルリオンって何(混乱)


さてそのジ・アーケンストーンの外見をバーリンが教えてくれます。


Bilbo:You want me to find a jewel?
(ぼくに宝石をひとつ見つけてほしいんだね?)

Balin:A large white jewel, yes.
(ひとつの大きな白い宝石じゃ、そうとも)

Bilbo:That’s it? Only, I imagine there’s quite a few down there.
(それだけ?だけど下にはかなりたくさんあるんじゃないかと思うんだけど)

Balin:There is only one Arkenstone. You’ll know it when you see it.
(アーケンストーンはただひとつしかない。見ればそれと気づくだろう)

Bilbo:Alright.
(分かったよ)

Balin:In truth, lad, I do not know what you will find down there. You needn’t go if you don’t want to, there’s no dishonor in turning back.
(実のところ、お若いの、あんたが下で何を見つけるか分からないのだ。行きたくなければ行かなくてもいい。引き返しても不名誉ではない)

Bilbo:No, Balin, I promised I would do this, and I think I must try.
(いいや、バーリン。ぼくはやるって約束したんだ、だからやってみなくちゃ)

Balin:It never ceases to amaze me.
(いつまでも驚かされる)

Bilbo:What’s that?
(何だって?)

Balin:The courage of Hobbits. Go now with as much luck as you can muster.
Oh, and Bilbo...if there is, in fact, a live dragon down there, don’t waken it.
(ホビットの勇気にじゃよ。ありったけの幸運を持っていきなさい。
それからビルボ、もしあそこに、つまり、生きたドラゴンが一匹あそこにいるようなら、起こすんじゃないぞ)



ドワーフの説明っていっつもヘルプフルだなあ。
バーリンはこのときはアーケン石を探すのに大乗り気なんですよね。それが第三部では手のひらを返したように・・・この人(ドワーフ)の人格(ドワーフ格)どうなってんの。

dragonにaがついている理由も分からない。
このあとスマウグが暴れて、ドワーフたちがドラゴンが起きたと青くなる場面があるのですが、そこでもバーリンはThat, my lad...was a dragonて(あれは若い衆よ、一匹のドラゴンじゃ)と言ってる。スマウグは既知のドラゴンなんだからtheじゃないの?違うの?(混乱)


下へ降りたビルボは当然スマウグを起こしてしまう。
もともとベネディクトさんの声を目当てに見に行った映画なのでこの場面は大変堪能しました。

スマウグは指輪をつけたビルボが見えない。


Smaug:Well, thief, I smell you. I hear your breath. I feel your air. Where are you?
Come now, don’t be shy. Step into the light. Mmm, there is something about you, something you carry. Something made of gold, but far more...PRECIOUSSSSS.
(泥棒よ、匂ってくる、息遣いが聞こえる、空気が感じられる。どこにいる?
さあ、恥ずかしがるな。光の中に出てこい。お前には何かがある、何かお前が運んでいるものだ。何か金でできたもの、しかしもっと・・・いとしい・・・)



プレシアアアアスと言われたビルボは耐えられずに指輪をはずしてしまう。
ここ上手い演出だなー。


外で待ってるドワーフたちはビルボを心配しています。
しかし救援をためらうドワーフが一人。この場面いったい何が言いたかったのかなあ・・・
バーリンは何がしたいんだ。


Ori:What about Bilbo?
(ビルボはどうするの?)

Thorin:Give him more time.
(もっと時間をやれ)

Balin:Trying to do what? To be killed?
(何をする時間です?殺されるための時間ですか?)

Thorin:You’re afraid.
(心配なのか)

Balin:Yes, I’m afraid. I fear for YOU. A sickness lies upon that treasure hoard, a sickness that drove your grandfather mad.
(心配ですとも、あなたのことが心配なのです。ある病があの秘められた財宝の上に横たわっている。あなたの祖父を狂気においやったある病が)

Thorin:I am not my grandfather.
(わたしは祖父ではない)

Balin:You’re not yourself. The Thorin I know would not hesitate to go in there-
(あなたは本来の自分ではない。わたしが知っているトーリンはあそこへ行くことをためらったりはしない)

Thorin:I will not risk this quest for the life of one burglar.
(ひとりのバーグラーの命のためにこの探求を危険にさらすことはしない)

Balin:Bilbo. His name is Bilbo.
(ビルボ。彼の名前はビルボです)


じつは初めてこの映画を見たとき、トーリンって人の名前が覚えられないタイプなのかなとひごろ顔と名前を一致させるのに苦労している私はとても共感を覚えたことを告白しておきます。もちろんトーリンは仲間の名前を覚えてなかったわけじゃなくて、何か含みのある場面だったようです、私には理解できませんでしたが。

You’re not yourself. って「ロード・オブ・ザ・リング」でフロドがボロミアに言ったせりふですね・・・



ビルボちゃんは得意の弁舌でスマウグをいい気分にさせてるうちにアーケン石を見つけます。
いっぽうスマウグはアーケンストーン離間の計を放った!


Smaug:You have been used, thief in the shadows. You were only ever a means to an end. The coward Oakenshield has weighed the value of your life and found it worth nothing.
(お前は利用されてきたのだ、影の中の泥棒よ。お前は目的を達成する手段にすぎない。腰抜けのオーケンシールドはお前の命の値段を秤にかけて何の価値もないと結論づけたのだ)

Bilbo:No. No. No, you’re lying!
(いいや、違う、あなたは嘘をついている)

Smaug:What did he promise you? A share of the treasure? As if it was his to give. I will not part with a single coin. Not one piece of it.
(やつは何を約束した? お宝の分け前か?やつに分け与える権利があるとでも?金貨一枚も渡しはしない。一枚もやらんぞ)



I will not part with a single coin. Not one piece of it.が第三部のトーリンのセリフにつながるのですね。

スマウグって人の弱みを突くのがうまいよ。


Smaug:I am almost tempted to let you take it, if only to see Oakenshield suffer, watch it destroy him, watch it corrupt his heart and drive him mad.
(お前にそれをやってもいい気になってきた。オーケンシールドが苦しみ、その石に破滅させられるのを見るためなら。その石がやつの心を蝕み、狂気へ追いやるのを見るためなら)




そこへトーリンが助けにきてくれてめでたしめでたし。ではありませんでした。

Thorin:You’re alive!
(生きていたか)

Bilbo:Not for much longer!
(あまり長くはもたないだろうけどね)

Thorin:Did you find the Arkenstone?
(ジ・アーケンストーンを見つけたか?)

Bilbo:The dragon’s coming!
(ドラゴンが来るよ)

Thorin:The Arkenstone!Did you find it?
(ジ・アーケンストーンだ。見つけたのか?)

Bilbo:We have to get out.
(ここを出なくちゃ)



アーケンストーンにtheがついたりつかなかったりする理由は分からないまま続く。


財宝をみたとたんに発病するオーケンシールドさん。潜伏期間5秒


アーケンストーンを見つけたか尋問する。怖いよ


ここでビルボが「NO」と言ってる気がするのですが・・・



ドワーフって・・・






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ネタバレ解説&感想 壱 「ホビット 竜に奪われた王国」 ブリー
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今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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2015年 03月 16日 |
トールキン部外者のブログ主が映画「ホビット」を見て分からなかったことを調べながら書いてます。
内容はいいかげんですので本気になさらないでください。訳をつけてみたところもありますが適当です。


湖の町を出発した一行はエレボールのふもとに着きました。
夕方までに秘密の扉を見つける必要があります、急げドワーフたち!

途中で廃墟の見えるスロープを通りかかりました。


Bilbo:What is this place?
(あそこは何?)

Balin:It was once the city of Dale. Now it is a ruin. The desolation of Smaug.
(あれはかつてはデイルの町だった。いまでは廃墟じゃ。スマウグの荒らし場じゃ)

Thorin:The sun will soon reach midday; let’s find the hidden door into the mountain before it sets. This way!
(太陽がもうすぐ真昼にたどりつく。日が落ちるまでにこの山に隠された扉を見つけよう。この道だ)

Bilbo:Wait...is this the overlook? Gandalf said to meet him here. On no account were we-
(待って、ここはザ・オーバールックだよね?ガンダルフはここで会おうと言ってた。ぼくたちは決して・・・)

Thorin:Do you see him? We have no time to wait upon the wizard. We’re on our own.
(彼が見えるか?魔法使いを待っている時間はない。我々だけで進むのだ)



トーリンにThis way!とか言われると一瞬緊張しませんか。

タイトルの The desolation of Smaug がついに登場しました。
どうしてdesolationにtheがついてるのかなあと疑問だったのですが、ランドマークとかモニュメントとしての名称なんですよね?
The Empire State Buildingにtheがつくように、The Taj Mahal にtheがつくように、「あのドラゴンの荒らしたとこ」という意味でtheがつくのでしょうか。
もしこれがデソレーション・オブ・スマウグ・スクエアとかデソレーション・オブ・スマウグ・キャッスルだったらtheはつかないと思うんですけど・・・違うかな・・・

the overlookにもtheがついているのですが・・・ザ・見晴らし台?エレボールに高台は一ヶ所しかないのか?
まったく理解できないtheの用法。




しかしEEでちょこっと付け加えられた場面では

☆☆☆ここからEE拡大版☆☆☆



Bilbo: So quiet.
(とても静かだ)

Balin: Wasn't always like this. Once, these slopes were lined with woodlands. The trees were filled with birdsong.
(いつもこうだったわけではない。かつてはこの坂は森にふちどられていた。木々には鳥の歌が満ちていた)

Thorin : Relax, Master Baggins. We have food, we have tools, and we're making good time.
(気を楽にしたまえ、バギンズ殿。われらには食べ物もあり、道具もある。そして時間にも余裕がある)



焦ってるのか余裕なのかどっちだトーリン王よ。

☆☆☆EE拡大版おわり☆☆☆


このエレボールの扉を開ける一連のシーンなのですが、本人たちは真剣なのでしょうが、いろいろ抜け過ぎていて笑うしかないドワーフたち。この子らホンマにアホっぽいですね、可愛い。


Thorin:Anything?
(何かあるか?)

Dwalin:Nothing!
(何もない)

Thorin:If the map is true, the hidden door lies directly above us.
(もしこの地図が真実なら、隠された扉はわれらのすぐ上にあるはずだ)

Bilbo:Up here!
(この上だ)

Thorin:You have keen eyes, Master Baggins.
(鋭い目を持っているな、バギンズ殿)



いや、誰が見ても分かるでしょー超巨大彫刻なんだしさー、でもたぶんマスター・バギンズを褒める機会をうかがっていたのね。


扉のある場所に来ました。
ものっすごく嬉しそうな笑顔のトーリン。いい笑顔。


Thorin:This must be it. The hidden door.
Let all those who doubted us rue this day!
(これに違いない、隠された扉だ。
われらを疑ったものたち皆を後悔させてやろう!)

Dwalin:Right. We have our key, which means that somewhere, there is a keyhole.
(その通りだ。われらには鍵がある、つまりどこかに鍵穴があるということだ)




rue(後悔する)なんて単語初めてみた。
勝ち誇るのはまだ早いぞトーリン・・・
案の定、鍵穴が見つかりません。

ノーリとドワーリンに強行突破を命ずる王様。

メイキングでドワーリンが怪力すぎて壁を叩き壊しかけてスタッフが慌てて止めてました。
グレアムさんが「このままやれば向こうへ行けたんじゃないの?俺はやったぜ!って感じで」とか言ってた。
それに対して監督が「脚本が2ページムダになる」と返してたのですが、2ページどころかドワーフ百年の苦難の歴史が台無し。




Balin:It’s no good! The door’s sealed. It can’t be opened by force. Powerful magic on it.
(これでは無理じゃ。扉は封印されている。力で開けることはできない。強力な魔法がかかっているのだ)

Thorin:The last light of Durin’s Day will shine upon the keyhole. That’s what it says.
What did we miss? What did we miss, Balin?
(ドゥリンの日の最後の光が鍵穴を照らすであろう。ここにはそう書いてあるのに。
われらは何を見落とした?われらは何を見落としたのだ、バーリン?)

Balin:We’ve lost the light. There’s no more to be done. We had but one chance.
Come away; it’s...it’s over.
(光を失ってしまった。できることはもうない。機会は一度しかなかった。
行こう。終わったのだ)



けっきょく力づくでは扉は開かなくて、ドワーフたちはあきらめて山をおりてしまいます。

えっ?ここまで1年以上がんばって旅してきたのに十分くらい試して諦めちゃうの!?
と初めて見たときは驚きました。
もちろん映画の手法としてはこのあとのビルボの活躍を引き立てるためなのでしょうが、トーリンの「決して忘れず決して許さず」精神と矛盾してるんじゃないかなあ・・・と感じました。
バーリンもここまで来ておきながら水を差すようなことを言ったりしてどういうつもりだ。

他のファンの人たちもこのときのトーリンの心情についていろいろ忖度おられましたが、第三部を見た今となっては単に「脚本が杜撰」だということが分かりましたよ・・・やれやれ。

でもトーリンの苦しみとバーリンへのすがりつくような信頼が手に取るように伝わってくるので、俳優の演技を楽しむには良いシーンだと思います。
脚本はメタメタでも演技がすぐれているので、登場人物の性格の矛盾がかえって感動的に感じられる。妙な場面ですね。


ひとり残ったビルボが鍵穴を見つける。ドワーフたちを呼び戻すがなかなか来てくれない。
慌てたビルボは鍵を蹴って崖から落としそうになる。落ちかけた鍵をがっしりホールドするぶっとい指・・・トーリン・オーケンシールドが帰ってきたのだ!

トーリンがついに扉をあける場面は本当に感動的。
メイキングではドワーフ役の俳優さんたちは扉がどこにあるか本当に知らなくて、扉の中がどうなってるかも分からない、本当にドワーフたちそのままの様子で面白い。
トーリンが鍵を回そうとするのですが鍵穴の中でつっかえちゃって監督に「ドワーフ製品って!」と言われてました。最後は無事開いてよかったね。


Thorin:Erebor.
(エレボール)

Balin:Thorin…
(トーリン・・・)

Thorin:I know these walls…these walls, this stone. You remember it, Balin. Chambers filled with golden light.
(この壁を知っている。この壁、この石。覚えているだろう、バーリン。黄金の光に満ちた部屋べやを)

Balin:I remember.
(覚えていますとも)

Gloin:Herein lies the seventh kingdom of Durin’s Folk. May the heart of the mountain unite all dwarves in defense of this home.”
(ここにドゥリンの一族の第七王国が横たわる。この山の心臓がすべてのドワーフを結びつけ、この故郷を守りますよう)



一行の中でトーリンとエレボールの記憶を共有してるのはバーリンだけなのでしょうか。
バーリンが涙ぐんでいるので見てるほうも涙がでちゃう。

walls(壁たち)が複数形で驚き。四方にあるからか?
あとエレボールで複数形で驚かされるのはhalls(広間たち)。

the seventh kingdom of Durin’s Folkってドゥリンの一族の七代目の王国なんでしょうか、それともドワーフ氏族全体の中でドゥリンが七番目ってことなのか?でもドゥリンは最初に目覚めた一族だよな・・・分からん・・・
もしや不死のドゥリンの七代目が作った王国とか?

the heart of the mountainがthe Arkenstone。アーケンストーンにもtheがつく。


Bilbo:Arkenstone….And what’s that?
(アーケンストーン・・・って何?)

Thorin:That, Master Burglar, is why you are here.
(それこそが、バギンズ殿、そなたがここにいる理由だ)


ビルボってアーケンストーン盗むために雇われたんだっけ?と一瞬思いましたが、そういえば冒頭でトーリンが「アーケンストーンがないと他のドワーフが協力してくれない」とか言って、ガンダルフが「だからバーグラーが必要なんじゃ」と言ってました。

トーリンってセリフを割って、あいだに「バギンズ殿」と挟むのが好きなようなのですが、ドラマチックすぎて笑ってしまうのよ・・・




これまでの記事

ネタバレ解説&感想 壱 「ホビット 竜に奪われた王国」 ブリー
ネタバレ解説&感想 弐 「ホビット 竜に奪われた王国」 ビヨルンの家
ネタバレ解説&感想 弐.伍 「ホビット 竜に奪われた王国」 どさまわり旅芝居
ネタバレ解説&感想 参 「ホビット 竜に奪われた王国」 闇の森
ネタバレ解説&感想 肆 「ホビット 竜に奪われた王国」 エルフ王
ネタバレ解説&感想 伍 「ホビット 竜に奪われた王国」 ザ・ハイ・フェルズ・オブ・ルーダウア
ネタバレ解説&感想 陸 「ホビット 竜に奪われた王国」 ドワーフの川流れ
ネタバレ解説&感想 漆 「ホビット 竜に奪われた王国」 魚
ネタバレ解説&感想 捌 「ホビット 竜に奪われた王国」 湖の町
ネタバレ解説&感想 玖 「ホビット 竜に奪われた王国」 マスターとアルフリド
ネタバレ解説&感想 拾 「ホビット 竜に奪われた王国」 助さん角さん
ネタバレ解説&感想 11 「ホビット 竜に奪われた王国」 居残り組
ネタバレ解説&感想 12 「ホビット 竜に奪われた王国」 ドル・グルドゥア




今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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2015年 03月 14日 |
地味で良い映画でした。
ここしばらくブロックバスター映画ばかりでちょっとうんざりしてたのですが(←自分で選んで見に行ったもののやはりあまり性に合わない)、ひさしぶりに小さなしみじみした映画を見て幸せな気分にひたりました。

あちこちの映画評で取り上げられていていずれも好評なようです。

公式サイト
おみおくりの作法





主人公はロンドンの民生係のさえない中年男性ジョン・メイ。
きまじめで、定規できっちり測ったようなかわりばえのしない生活を送っている。
仕事は孤独死した市民の葬儀の手続き。

ジョン・メイは亡くなった市民をそれぞれかけがえのない人と考え、生前の生活をたどり、遺族を見つけようと奔走する。
しかし彼の誠実さは上司には時間と費用の無駄づかいにしか見えない。

主人公の行動は空回りすることも多く、遺族に迷惑がられることもしばしば。
観客も最初は「勝手に一人で生きてきた人なんだから、事務的に埋葬すればいいんじゃないの」と思ってしまうのですが、そんな冷たい感情がジョン・メイの行動によって変わっていくのが自分でも感じられます。


結末では運命の非情さに愕然とさせられるのですが、しかし、それにもかかわらずラストが本当に美しい。
人間の価値は外見や財産や才能だけにあるのではないと感じさせられる映画でした。



主役を演じてるエディ・マーサンは見覚えあると思ったら「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!」でうじうじしたセールスマン(だっけ?)を演じてた人ですね。
「ダウントン・アビー」のアンナ役のジョアンヌ・フロガットも出演してて嬉しい。



ちょっとしたエピソードや小道具が次の場面につながっていくのがとても上手い演出だと思いました。
意趣返しに高額な商品に立小便して辞める従業員、ベルトに歯でぶら下がる男、コーンビーフ、ココア・・・

笑ってしまうのがフィッシュ・アンド・チップスの店でお土産に持たされた生魚。
フライパンで焼いてみたものの黒こげになってしまってとても食べられない。あきらめたのかと思ったら数日後にまだ食べてた。まずそう・・・



それでこの映画とは無関係なのですが、「ホビット」のバグ・エンドでビルボが魚を調理する場面にずっと違和感を感じていた理由が分かりました。
フライパンで魚を焼いてるんですよ。

ホビットは美食家で料理上手のはずなのに、魚を焼くのに七輪や専用グリルではなく、普通のフライパンを使うとは。フライパンで魚焼くとあまり上手くいかなくないですか?
それでも上手にできるところがビルボなのか?
まあドワーリンは美味しいと言ってたので、あの二人は結婚してもうまくいきそうですけどね。


今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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2015年 03月 13日 |
リチャード・アーミティッジさんが朗読する愛の詩を教材に英語の音読練習を行ないます。
一日一詩を10分程度ほど朗読。シャドウイング→オーバーラッピングで読みます。
発音練習なので意味は分からなくてOK。(分かるに越したことはない)


このシリーズすごく聞き心地が良いんです。
もちろんリチャードさんの声が素晴らしいのが主な理由なのですが、もうひとつ背景音楽が無音というのもあると思います。

これが中国語の詩や散文だったら朗読者の声をかき消すような大音量で、しかも雰囲気ぶち壊しのひどいBGMが必ずついてくるところです。
語学学習のためだから仕方がないとガマンしていたのですが、センスのない教材を使って学習するのがいかに辛かったか、英語をやるようになって身にしみます。英語学習って天国。



今日はエドナ・セント・ヴィンセント・ミレーの「夢」

11."The Dream" by Edna St. Vincent Millay

Love, if I weep it will not matter,
And if you laugh I shall not care;
Foolish am I to think about it,
But it is good to feel you there.

Love, in my sleep I dreamed of waking,—
White and awful the moonlight reached
Over the floor, and somewhere, somewhere,
There was a shutter loose,—it screeched!

Swung in the wind,—and no wind blowing!—
I was afraid, and turned to you,
Put out my hand to you for comfort,—
And you were gone! Cold, cold as dew,

Under my hand the moonlight lay!
Love, if you laugh I shall not care,
But if I weep it will not matter,—
Ah, it is good to feel you there!


■laugh/lɑːf/

■care/kɛː/

■awful/ˈɔːfʊl/

■blow/bləʊ/

■afraid/əˈfreɪd/

■comfort/ˈkʌmfət/

■dew/ˈdjuː/

■lay/leɪ/

■matter/ˈmatə/



前の記事
愛のポエム Day 1 "How do I love thee?"
愛のポエム Day 2 "Sonnet 116"
愛のポエム Day 3 "Annabel Lee"
愛のポエム Day 4 "To Be One with Each Other"
愛のポエム Day 5 "Maud"
愛のポエム Day 6 "To His Coy Mistress"
愛のポエム Day 7 "Bright Star"
愛のポエム Day 8 "Love's Philosophy"
愛のポエム Day 9 "1 Corinthians 13:4-8"
愛のポエム Day10 "Meeting at Night" by Robert Browning



今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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2015年 03月 12日 |
トールキン部外者のブログ主が映画「ホビット」を見て分からなかったことを調べながら書いてます。
内容はいいかげんですので本気になさらないでください。訳をつけてみたところもありますが適当です。


ダウントン・アビーのトーマスの悪の苦労を見るにつけ、若いころのサウロンもこんなだったのかなあと思います。
けど伯爵はトーマスにころっと騙されすぎですよね。ベイツに怒られるぞ。



闇の森の入り口でドワーフたちと別れてザ・ハイ・フェルズ・オブ・ルーダウアへ行ってたガンダルフとラダガスト。今度はドル・グルドゥアへ来ました。
芸能人がバスを乗り継いで目的地へ行くテレビ番組みたいだなとふと思った。


ここまでの経緯をちょっと整理しておくと、

・大昔にサウロン秀吉がナズグル真田十勇士を従えてブイブイ言わせていたが、善の勢力に負けて追放された。(ロードオブザリングの冒頭解説)

・ドル・グルドゥアにネクロマンサー藤吉郎と呼ばれる人間の魔法使いが出現。
ラダガストが行ってみたら幽霊に襲われた。幽霊はモルドールの刃を落としていった。(第一部)

・アングマール幸村が埋葬されているザ・ハイ・フェルズ・オブ・ルーダウアで死人が目撃される。ガンダルフとラダガストが行ってみたら墓はからっぽだった。


というわけでドル・グルドゥアへやってきました。
ザ・ハイ・フェルズ・オブ・ルーダウアに寄り道する必要あったのかな・・・


ドル・グルドゥアは一見無人の廃墟のようですが、それはめくらましの魔法がかかっているせいなのです。
ガンダルフはラダガストを帰らせて一人で探検します。
ラダガストはガラドリエルへのメッセージを持って帰るので、このあとガラ様から白の会議のメンバーに緊急連絡があったのでしょう。ラダガストは第三部まで休憩。

ここでEE版で大きな変更が付け加えられてます。っていうかもはや違う話やんけ、大丈夫かこんなメタメタで・・・とEE見て不安を覚えたことがいまとなっては懐かしい。ウブだったよ俺。


☆☆☆ここからEE拡大版☆☆☆

何者かがカサカサと背後をつけてきます。猿のようなその生物を捕らえてみると・・・

Gandalf: Thrain? Son of Thror? My old friend.
(スライン?スロールの息子の?旧友よ)

Thrain: Gandalf? A lifetime. I have been here a lifetime.
(ガンダルフ?一生のあいだ、わたしは一生のあいだここにいた)


スラインがドル・グルドゥアに閉じ込められていて、ガンダルフが会うというのは確かに原作(追補篇)の通りなのですが、時間軸がゆがんでいる・・・

スラインによると、モリアの戦いでアゾグに指輪ごと指を切り落とされてしまったのです。
そのあとまっすぐドル・グルドゥアへ連れてこられたのかよく分かりません。指輪がどうなったかも分からない。最終的にネクロマンサーに献上されたのでしょうが、アゾグがいつネクロマンサーに臣従するようになったか不明。


あ、そういえばガンダルフは第二部の冒頭で父の行方を心配するトーリンに「指輪はどうした」といきなり聞いてメソメソしてる王子様を呆然とさせてた。
第二部EEで唐突に出てきて唐突に消えるドワーフの指輪・・・

しかしスラインには指輪はどうでもよかったらしく

Thrain: I never told them. They tried to make me, but I never said a word. Have you kept them safe, Gandalf? The map and the key?
(やつらには喋らなかった。喋らせようとしたが、一言も言わなかった。あれを安全に保管してくれているか、ガンダルフ?地図と鍵を?)

Gandalf: I gave them to Thorin. You'd be proud of him. He's taken up the quest to reclaim Erebor.
(あれはトーリンに渡したよ。息子さんを誇りに思うだろう。エレボールを取り戻す探求の旅を始めたのだ)

Thrain: Erebor...
(エレボール・・・)

Gandalf: He will retrieve the Arkenstone. The seven armies of the Dwarves will answer to a new king.
(アーケンストーンを取り返すだろう。ドワーフの七軍団も新たな王に応えるだろう)

Thrain: No. No. Thorin must not go near Erebor. No one must enter that mountain.
(だめだ、だめだ、トーリンはエレボールに近づいてはいかん。誰もあの山に入ってはならない)



ガンダルフは地図と鍵をトーリンに渡せばスラインが喜ぶと思ってたんですね。
意思疎通は難しい。

しかしやっぱりガンダルフがいつ地図と鍵をスラインにもらったのか分からない。
スマウグの襲撃より後、モリアの戦いより前ですよね。

それともスマウグのずっと前から「合鍵渡しとくからいつでも泊まっていけよ」みたいな仲だったとか?

アゾグが現れてスラインはまたも失われてしまいます。
"Tell Thorin that I loved him. Will you do that? Will you tell my son that I loved him?" という言葉を残して。


これがドワーフの指輪。wetaで通販してます。


かわいいスラパパ
もともと片目がつぶれてたのですが、ガンダルフが正気に戻したついでに目も治してあげたみたいです。



スラインの末期の言葉をガンダルフはトーリンに伝えてやったのでしょうか。
ドワーフ父からの「息子を愛している」というメッセージが、第三部のエルフ親子の唐突すぎる愛のセリフにリンクしているのかもしれませんね(投げやり)

☆☆☆EE拡大版おわり☆☆☆


ガンダルフはアゾグに囚われて幽閉されてしまいます。
ネクロマンサー藤吉郎がサウロン秀吉だったと気づいて愕然とするガンダルフ第三部まで休憩。


なおアゾグですが、ベオルンの家の手前でネクロマンサーに呼び戻されて出陣の準備をしていたようです。
ドワーフの追跡は息子のボルグが担当しています。

そういえば第三部公開前に「第三部ではアゾグとボルグのオーク親子愛が見られる」というデマが流れたことも懐かしい。

これまでの記事

ネタバレ解説&感想 壱 「ホビット 竜に奪われた王国」 ブリー
ネタバレ解説&感想 弐 「ホビット 竜に奪われた王国」 ビヨルンの家
ネタバレ解説&感想 弐.伍 「ホビット 竜に奪われた王国」 どさまわり旅芝居
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ネタバレ解説&感想 拾 「ホビット 竜に奪われた王国」 助さん角さん
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Gandalf and Thrain - The Hobbit: The Desolation of Smaug - Extended Edition





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2015年 03月 11日 |
リチャード・アーミティッジさんが朗読する愛の詩を教材に英語の音読練習を行ないます。
一日一詩を10分程度ほど朗読。シャドウイング→オーバーラッピングで読みます。
発音練習なので意味は分からなくてOK。(分かるに越したことはない)


以前に「唐詩三百首」を音読するという無謀なことをやったのですが、そのときは読音も意味も分からなくてつらかった。
それに比べれば英語の愛の詩は少なくともどんな感情がうたわれているのか分かるので気持ちが楽です。
(なんちう無意味な比較・・・)



今日はブラウニングの「夜の出会い」

10."Meeting at Night" by Robert Browning

I
The grey sea and the long black land;
And the yellow half-moon large and low;
And the startled little waves that leap
In fiery ringlets from their sleep,
As I gain the cove with pushing prow,
And quench its speed i' the slushy sand.

II
Then a mile of warm sea-scented beach;
Three fields to cross till a farm appears;
A tap at the pane, the quick sharp scratch
And blue spurt of a lighted match,
And a voice less loud, thro' its joys and fears,
Than the two hearts beating each to each!


■low/ləʊ/

■startle/ˈstɑːt(ə)l/

■fiery/ˈfʌɪəri/

■cove/kəʊv/

■quench/kwɛn(t)ʃ/

■scratch/skratʃ/

■spurt/spəːt/



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愛のポエム Day 4 "To Be One with Each Other"
愛のポエム Day 5 "Maud"
愛のポエム Day 6 "To His Coy Mistress"
愛のポエム Day 7 "Bright Star"
愛のポエム Day 8 "Love's Philosophy"
愛のポエム Day 9 "1 Corinthians 13:4-8"




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