Day5&6 ダンス・オブ・ザ・ドラゴンズ&ヴェラリオンの美女たち「氷と炎の世界」 Audible+kindle
2017年 04月 13日 |
(自分用メモなのでお構いなく)

ダンス・オブ・ザ・ドラゴンズの故事はウェスタロスの歴史と伝承にも入ってて何度も聞いているのですが、まったく頭に入らない。応仁の乱みたいな学習者のやる気を急速減退させる戦いです。


前回記事


今日の進み具合:
チャプター20~22


ダンス・オブ・ザ・ドラゴンズは半きょうだいの間の相続争いです。相続が争族になる、高齢者への常套句ですね。

ごくざっくり説明すると

姉:レイニラ(Rhaenyra)
VS
弟:エイゴン二世(Aegon II)
の二人が次期王権を巡ってあらそい、ウェスタロスの領主たちが二陣営に分かれて全国で戦いました。


Rhaenyraはレイニラと発音すると思うのですが、朗読で百回くらいこの名を聞いたのにいざスペルを見ると混乱する名前です。
氷と炎の歌の世界では名前に使う「y」は「イ」、「ae」は「エ(エイ)」、「h」は黙字(というか長音?)になるようです。

事の発端はヴィセリス一世(Viserys I)です。息子のいない彼の跡継ぎは弟のデイモン(Daemon)のはずでしたが、ヴィセリス一世は娘レイニラを世継ぎと宣言し、プリンセス・オブ・ドラゴンストーンに任じました。ドラゴンストーンは代々太子が領主をつとめるめでたい地です。
ターガリエンの慣習では女子は統治者になれないのですが、レイニラは太子として諸侯に受け入れられる(AC105年の誓い)。
デイモンは一時期グレてスラムで放蕩したりエッソスで遊興したりしましたが、最終的には兄のもとにもどって許されたようです。


このままレイニラが女王になればめでたしめでたしだったのですが、ヴィセリス一世はなぜか再婚してエイゴン(Aegon)、ヘレナ(Helaena)、エモンド(Aemond)デイロン(Daeron)の四人の子が生まれます。これは揉める予感。

一方レイニラ王女は(私の大好きなヴェラリオン家の)レイノールと結婚、三人の息子にめぐまれます。しかし子供の父親はレイノールではなかったらしい。

レイノールが若くして死んだあとは叔父デイモンと再婚。意外ですがレイニラはイケメンの叔父にあこがれてたみたい。
二人のあいだには若いほうのエイゴン(Aegon the Younger)とヴィセリス(Viserys)が生まれる。ねえどうしてみんな同じ名前なの?

御前試合で後妻王妃が緑を、太子王女が黒を着たことから、家臣たちは緑組と黒組に別れて競い合うようになる。

もめごとの種をまき散らしたままヴィセリス一世が死にました。
先手を打ったのは年上のほうのエイゴン。彼は妹ヘレナと結婚してたのですが、二人はキングズランディングで王と女王として戴冠式を行います。

ドラゴンストーンにいた姉レイニラは激怒して内戦が勃発。各地で戦いが繰り広げられました。

ドラゴンの騎手が払底したドラゴンストーンでは、野良ドラゴンを乗りこなせれば誰でも貴族というおふれまで出されました。ここ面白かった。
首都キングズランディングではドラゴンにうんざりした庶民が一揆を起こして多くのドラゴンが殺されます。ドラゴンかわいそう。


内戦のクライマックスはドラゴンストーンにおける姉レイニラと弟エイゴン二世の一騎打ちです。
勝ったエイゴン二世は若いほうのエイゴンの目の前で姉をドラゴンに食わせ、ダンス・オブ・ザ・ドラゴンズの幕引きとなりました。

王位を奪取したエイゴン二世は半年で逝去、鉄の玉座はレイニラの息子、若いほうのエイゴン三世に受け継がれました。何のための戦いだったの・・・諸行無常


この章の最後のほうでドラゴンとその乗り手が小伝として紹介されます。私のお気に入りはデイモンの娘ベラ・ターガリアンとムーンダンサー。
小柄なムーンダンサーがベラを載せてエイゴン二世に果敢に立ち向かう場面は小説で読んでみたい。

ベラの母レイナ・ヴェラリオンはたいへんな美女で、ドラゴン乗りでした。ドラゴンはヴェイガーです。エイゴン征服王のドラゴンですね。
レイナは放蕩時代のデイモンと結婚していました。レイナの兄レイノールは王女レイニラの最初の夫というのはさっきも書きました。

デイモンが放浪をやめてキングズランディングへ行ってしまったあと、レイナはヴェラリオンの本拠地ドリフトマークに戻りました。
この地で王女レイニラと親友になり、ともに竜首を並べて飛ぶ仲となりました。レイニラ王女とレイナはお互いの子供を結婚させようと約束しましたが、レイナは産褥で亡くなり、レイニラ王女の上の息子たちは内戦で戦没してこの約束は果たされなかったみたいです。


レイナの母はレイニス・ターガリアンというドラゴン乗りの美女なのですが、レイニスの母方の祖父はバラシオンです。ターガリアンとバラシオンのカップリングは私の大好物。
レイニスは無冠の王妃と呼ばれ、レイニラ王女がドラゴンストーンで王座につくと、彼女の黒きスモールカウンシルに招聘されました。もしかして初の女性大臣?


ヴェラリオンの家系が面白いのでどこまでもさかのぼってしまう。
300年後に密輸屋あがりのダヴォス・シーワースは、身分の低さゆえに同僚のヴェラリオンやセルティガーにいじめられますが、相手がこんなすごい家系では仕方がないね。がんばれダヴォス。


Viserys I
Aegon II

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