Dworinスラッシュ解説之22 野生の呼び声
2015年 10月 31日 |
ホビット第三部のEEがアメリカで発売されてネタバレ画像や映像が大量に放流されてどっぷんどっぷんと溺れそうになっている昨今、好きなスラッシュでも読んで気持ちを静めようではありませんかご同輩。

(Qちゃんからのお願い)

・紹介しているのはファンフィクション/スラッシュ小説です。お嫌いな方はこの記事は飛ばしてください。
・海外の小説を無断で勝手に紹介しています。作者の方とは縁もゆかりもありません。国際紛争にならないことを祈りつつ書いている気の小さいブログ主です。よそでちくったりしないでね・・・
・作品はすべてAO3掲載作です。リスク回避(・・・)のためタイトルを適当に和訳しています。
・私もいちばん最初はバギンシールドからこの世界に入ったのでThilboの尊さはよく理解しています。でもアタシはDworinなの、ごめん怒らないで。


ドワーフが獣になってしまう作品がとても好きなんです。
人間だと進化を逆行して動物に戻ったというところですが、ドワーフはマハルが石から掘り出した生物で進化をしたことがないので、単に獣に変身ってことですね(自分で言ってて意味不明すぎるくらいEEに動揺している)。


自然の私生児

エレボールの王子Thorinがオークにさらわれ、消息不明となる。月日が流れ、ワーグにまたがった黒髪のドワーフがオークの軍団を率いてエレボールを襲撃するようになる。衛兵隊長Dwalinは激闘の末、黒髪のドワーフを生け捕りにする。

Dwalinは黒髪のドワーフを社会に戻そうと努力するが、ドワーフは何度も逃げ出し、Dwalinは何度も殺されかける羽目に。
そして黒髪のドワーフが行方不明の王子Thorinだと判明する・・・

「狼少女ジェーン」ドワーフ版みたいな話なのですが、DwalinがThorinを食べ物で馴らしたり、無理にお風呂に入れたりするところがとても楽しい。
この作品のすごく良いところは、ようやく文明社会に慣れてきたThorinを見て、「彼のなかのなにかを殺してしまった」とDwalinが後悔するところ。

結局Thorinは脱走してオークの群れに戻ってしまうのです。戦場でふたたび敵同士としてThorinにまみえるDwalin。
これはもうどっちも死ぬラストしかないだろうと覚悟して読んでたら意外にもさわやかな幕切れ。とても好きな作品です。

この作者はドクター・フーとホビットRPFのコラボ作品「時間のポケット」も書いてて、それがまた良いんですよ。


昼と夜

むかし「レディホーク」という映画がありまして、ルトガー・ハウアーが夜に狼に変身する騎士、ミシェル・ファイファーが昼は鷹になる美女を演じていました。魔法で昼と夜に引き裂かれた恋人たちのとても美しい映画。

それをドワトリでやってみようじゃないのという野心作。
スマウグの呪いでThorinが昼は鴉、Dwalinは夜に狼に変身させられ、一緒にいながらドワーフ同士としては会えない生活を百年も続けている。

エレボールの牢屋から逃げ出したバーグラーBilboは、悪者に襲われかけたところをDwalinに助けられる。Dwalinは賢い鴉Durinとともに旅をしている。
Bilboにエレボールへの道案内をしてほしいと依頼するDwalin。ためらうBilboは返事を待ってもらい、ドワーフたちとエレド・ルインで冬を過ごす。
春を待ちながら謎めいたリーダーThorinや彼の家族と次第に仲良くなっていくBilbo。

Bilboを追ってきたアゾグがドワーフの村を襲い、Durinが大怪我をする。魔法使いGandalfに助けを求めるDwalinたち。BilboはDurinがThorinの変身した姿で、Dwalinも夜には狼に変ることを知る。


鴉のThorinがお茶目なの。Bilboが「このひょうきんな鴉が、あのむっつりしたドワーフなのか・・・」と驚くところがおかしい。Dwalinはもちろん狼になっても男前。そして兄に代わってドワーフたちを仕切るDis姫がかっこいい。
どこを取っても大満足の作品です。



馴育と変身

連載中の作品。
説明には「ドワーフにはいろいろ能力があって変身もする」と書いてあった気がするのですが、いまのところ際立った能力は嗅覚のみのようです。

バグエンドに最初に到着したDwalinはBilboに歓待され、食事や風呂をふるまわれる。あとから来たThorinはDwalinがあちこちマーキングしていることに気づき、怒りに毛を逆立ててDwalinと喧嘩しそうになるがBilboに止められる。
Dwalinに案内されて風呂に入るThorin。

あんまり筋書きというものはなく、バグエンドに着いたドワーフが順番にお風呂に入る作品って感じです今のところ。ドワーフたちは匂いを嗅いだだけで相手の気持ちや、その場の上下関係が分かるらしい。

第一章はDwalinがBilboにセクハラしまくる話だったのでてっきりドワビルかと喜んで読んでいたら、第二章では急にドワトリがお風呂ではじめちゃう急展開な作品で目が離せません。Dwalinが(薄着で)そばに来るたびに赤くなるBilboがとても可愛い。ドワビル万歳。



今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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