Dworinスラッシュ解説之20 OT3
2015年 09月 22日 |
(Qちゃんからのお願い)

・紹介しているのはファンフィクション/スラッシュ小説です。お嫌いな方はこの記事は飛ばしてください。
・海外の小説を無断で勝手に紹介しています。作者の方とは縁もゆかりもありません。国際紛争にならないことを祈りつつ書いている気の小さいブログ主です。よそでちくったりしないでね・・・
・作品はすべてAO3掲載作です。リスク回避(・・・)のためタイトルを適当に和訳しています。
・私もいちばん最初はバギンシールドからこの世界に入ったのでThilboの尊さはよく理解しています。でもアタシはDworinなの、ごめん怒らないで。


今日はOT3を集めてみました。
もしかしてOT3が何か知りたい奇特なかたは過去記事をご覧ください。

過去記事OT3



ヴァルド

他の作品のファンダム(そうです哈梅merlahadとかです)をのぞくようになって気づいたのですが、Hobbitのファンフィクションって文章上手い人が多いんですね。もとが名だたる文学のせいか。

この作品も小粋な文体で洒落ててついつい笑ってしまう楽しい小説です。
DwalinがどうしてもBilboとつきあいたいというので、やむなく一緒に追いかけることになったThorin。

という設定だけでもおかしいのですが、ふたり一度に行くと怖がらせるから先に行け、とDwalinにけしかけられるThorin。黙ってBilboをハグしろ、ぜったい喋るなと厳命されているのに、終わったあとついスモールトークをしてしまうThorin。
Bilbo「あなたはDwalinとカップルだと思っていました」
Thorin「そうだ」
Bilbo「・・・いまも?」
Thorin「われらが命の終わる日まで」
Bilboは怒ってThorinと口もきいてくれなくなるのですが、Thorinは何が悪かったのか分からない。
そのあとDwalinがBilboと仲良くなるものの、こちらもなぜかBilboを怒らせてしまう。

ThorinはようやくBilboとよりを戻しかけるが
Bilbo「ぼくDwalinと親密だったんだ」
Thorin「知っている」
Bilbo「・・・Dwalinが話したの?」
Thorin「もちろんそうだ」
Bilbo「・・・もちろんそうだよね・・・」

ドワーフはアホで可愛いな。

同じ作者の
ほほえみ
という作品も良いんですよ。
ドワーフなんてどこがいいの笑顔も見せないじゃないといわれるBilbo。ドワーフたちもほほえむけれど、それはBilboだけのためで他人には見せないのです。


相乗効果

OT3といっても3パターンあって
1.Thorin&Dwalin → Bilbo
2.Dwalin&Bilbo → Thorin
3.Thorin&Bilbo → Dwalin

2がいちばん多い気がする。3はめったにない印象。
この作品は2のタイプ。
ひそかにThorinを愛しているDwalin。BilboもThorinに片思いしていると気づいて、お互いに慰めあっているうちに恋におちるDwaggins。
自分で振っておいて、ふたりに嫉妬する自分勝手なThorin。

はらぺこ晩餐協会
と展開が似ているが、みんな大好きなパターンなのでしょう。我大愛。


最後の真実

我らがつく嘘のエピローグ。もともと最終章だったのが独立した作品になったようです。

「我らがつく嘘」はとても面白かったのですが、最後の数章がDwalinファンにはつらかった。
Bilboの様子がおかしいのにやっと気づいたドワーフたちが7年ぶりにシャイアへ駆けつけてみるとBilboは逃げ出そうとする。
ThorinはBilboの真実に衝撃を受け、長年文通していたのになぜ気づかなかったとDwalinを責める。
Bilboも手紙をよこすだけで会いに来てくれなかった、ずっと待っていたのにとDwalinをなじる。
ひどいよふたりとも。DwalinはThorinに献身的につくして、エレボールを建て直し、Thorinの甥たちを無事に結婚させてBilboの心配もしてひとりで大変だったのに!ThorinなんかDwalinがいなかったらご飯も食べられなかったくせに!
とたいそう立腹しながら読んでいました。


それはそれとしてこのエピローグはとても良く書けていて、とくにロベリアが素晴らしい。
OT3と呼べるかどうか疑問ですが、一ヶ月本当に楽しませてもらった作品でやはり大好きです。
ファンフィクションていいものですね。


今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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