Dworinスラッシュ解説之17 仲人さんDwalin
2015年 08月 28日 |
(Qちゃんからのお願い)

・紹介しているのはファンフィクション/スラッシュ小説です。お嫌いな方はこの記事は飛ばしてください。
・海外の小説を無断で勝手に紹介しています。作者の方とは縁もゆかりもありません。国際紛争にならないことを祈りつつ書いている気の小さいブログ主です。よそでちくったりしないでね・・・
・作品はすべてAO3掲載作です。リスク回避(・・・)のためタイトルを適当に和訳しています。
・私もいちばん最初はバギンシールドからこの世界に入ったのでThilboの尊さはよく理解しています。でもアタシはDworinなの、ごめん怒らないで。


バギンシールドにたまにあるのが「Bilboを好きなくせになかなか告白しないThorin(vice versa)にじれたDwalinが仲人役を買って出る」作品。
ドワトリかドワビルが隠し味になっていることが多くて楽しい。



マッシュルームへの食欲

きのこ狩に興じていたBilboはひとりで水浴びしているThorinを見てしまう。
いけないわいけないわと思いつつ物陰から垣間見するBilbo。しかしDwalinに見つかって無体なことをされてしまうのだった。

夕食時に何も気づかずマッシュルームに舌鼓をうつThorin。Dwalinがうまく話をつけてくれたおかげで、Bilboは翌日Thorinと水浴びできることになる。

この作者唯一のDwagginsかも知れない。貴重。


ぼくらを家に導く道

上記と同じ作者なのですが、こちらは正統なバギンシールド。
シャイアに戻ったBilboの家に突然ThorinとDwalinがが訪ねてくる。
Thorinに告白させるためにDwalinが無理に引っ張ってきたのですが、Thorinがあまりに行動しないので、Bilboはこの二人何の用事なんだろう?と困惑します。
それでも途中からバギンシールドはいいムードになってきて、やっとキス、というところで邪魔が入って次章へ持ち越し・・・というのが延々と続いて、たぶんすべての読者が"Now, kiss!!!"と思いながら読んでたと思う。

DwalinがしょっちゅうThorinのことをアホだのバカだのののしるのがみどころ。
Dwalinがフロドとかサムとかのちびっこホビットのアイドルになって無邪気にはしゃぐところも読みどころ。
いまちょっと読み返したらDwalinの出番がとても多い。



我らがつく嘘

8月のあいだ毎日一章ずつ更新されてて、いままさにクライマックスを迎えている作品。このあとどうなるのか、すごくドキドキしながら読んでます。

物語は五軍の戦いのあとシャイアに帰ったBilboと、エレボールに残ったDwalinの往復書簡の体裁で進みます。
Thorinが目覚める前にエレボールを去ってしまったBilbo。謝る機会すら与えられなかったThorinは後悔にさいなまれているが、自分から連絡することができない。
見かねたDwalinが代わりにBilboに手紙を書く。
何度も「彼に手紙を書いてやってくれ」と懇願するDwalin。だがBilboはかたくなで、Dwalin以外の誰とも文通しようとしない。

エレボールの再建について語り、Bilboのために天窓のある続き部屋を用意してある、いつでも戻ってこいと誘いかけるDwalin。
ThorinとBilboを仲直りさせようとするDwalinの涙ぐましい努力。

合間にThorinからBilboへの出されなかった手紙や、BilboからThorinへの届かなかった手紙、Thorinを支えきれなくなったDwalinからDis姫へ助けを求めるメッセージなどが挟まれていて、読者の想像力を書き立てる構成になっています。

で、途中まではわりとほのぼのと運んでいたのですが、あるときBilboがDwalinにとても残酷な手紙を送って、話は急展開。
怒り狂ったDwalinの吼えるような罵りに満ちた手紙が素晴らしい。しかしその呪いのような文は出されることはなく、けっきょくDwalinは数ヵ月後にもっと冷静な手紙を送るのですが、静かさの中にもDwalinの苦しみが感じられる文章でDwalinファンとしては胸が破れそうになるの。Poor Dwalin...

そしてひたすらThorinに忠誠を尽くしているように見えるDwalinの文章の行間から、かくしきれずにこぼれ落ちるBilboへの想い・・・Oh, poor poor Dwalin...


可哀想なドワーリンを読むのはなぜこれほど快楽なのでしょうか。
そしてドワビル最高すぎやなと思いました。



いまふと検索してみたらAO3にPoor Dwalin(可哀想なドワーリン)ってタグがあった。


今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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