Dworinスラッシュ解説之6 傷と慰め (1)
2015年 07月 14日 |
(Qちゃんからのお願い)

・紹介しているのはファンフィクション/スラッシュ小説です。お嫌いな方はこの記事は飛ばしてください。
・海外の小説を無断で勝手に紹介しています。作者の方とは縁もゆかりもありません。国際紛争にならないことを祈りつつ書いている気の小さいブログ主です。よそでちくったりしないでね・・・
・作品はすべてAO3掲載作です。リスク回避(・・・)のためタイトルを適当に和訳しています。
・私もいちばん最初はバギンシールドからこの世界に入ったのでThilboの尊さはよく理解しています。でもアタシはDworinなの、ごめん怒らないで。


先日のご本人ツイッター転生劇場の衝撃がまだあとを引いていて、あまり頭が働きません(頭は普段も働いていないが)


スラッシュ・ノベルの世界にはhurt/comfortというジャンルがあるのは私などが説明しなくてもみなさん(誰)ご存知ですね。
カップルの片方が傷つき、もう片方が慰めるパターンの展開です。

Dworinの場合は比喩ではなく文字通り死ぬほどの大怪我をすることになってるようです。
ドワーフは体が丈夫なので、瀕死の状態でも最後はちゃんとそういうことになるのがすごいなと感心させられる。


カロックのあとで

怪我をして寝てるThorinの横でDwalinが武器の手入れをする。
砥石で斧をとぐDwalinを見ているうちに妙な気分になってくるThorin。
イラっとしたDwalinが何を見てるんだと顔をしかめると、お前を見るのが好きなんだ、近くへ来てもっとよく見せろとわがままなThorin。

ファンフィクションのDwalinはちょっとでも時間があると仕事道具の手入れをしていて勤勉です。
これ読んだあとでアウト●ンダーでナイフを研ぐドゥガルちゃんを見たら胸がいっぱいになる。


約束

仲間たちにも怪我を隠してリヴェンデルへ着いたThorin。
エルフの泉に治癒力があると気づいたThorinは皆が寝静まったあとひとりで湯治。
けっきょくDwalinに見つかって「そのプライドがいつか命取りになるぞ」と叱られる。

作者はPWPを多く書いているのですが、この作品は精神的なつながりを描いていてとてもロマンチック(とはいえやることはきっちりやる読者の期待を裏切らないドワーフたち)。


真冬の幽霊

エレド・ルイン時代のお話。
冬の食糧を補うため雪の中を狩に出かけるドワーフ一行。
野獣に襲われ、部下をかばって重傷を追うThorin。
テントを見舞ったDwalinは王をゆっくり休ませようと立ち去りかける。しかしThorinには別の考えがあった・・・

翌朝、テントの入り口で雪だるまになっているBalinを見つけて、見張ってくれていた兄に感謝するDwalin。
お兄ちゃん優しい。

作者はバギンシールドの人なのでDworinは余技のようです。
が、どの作品も面白くてユニークで、なにより文章が上手い。宝石のように大切に大切に読み返しています。


今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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