ネタバレ解説&感想 15 「ホビット 竜に奪われた王国」 衛兵所
2015年 03月 20日 |
トールキン部外者のブログ主が映画「ホビット」を見て分からなかったことを調べながら書いてます。
内容はいいかげんですので本気になさらないでください。訳をつけてみたところもありますが適当です。

映画館で見ているとそろそろ終わりかなあ、お手洗い行きたいなあと思う頃ですね。しかしここからがクライマックス。

ドワーフたちはスマウグから逃れようとエレボールの内部を走り回ります。
エレボールの通路って手すりとかないんですよね。つるつるした大理石みたいな素材だし、高所恐怖症だと住めない。


Bilbo:So where to now?
(これからどこへ行くの?)

Thorin:The western guardroom. There may be a way out.
(西の衛兵詰所だ。そこなら出口があるかも知れない。)

Balin:It’s too high. There’s no chance that way.
(高過ぎます。その道は無理です)

Thorin:It’s our only chance. We have to try.
(これが唯一の機会だ。やってみなければ)



というわけでウェスタン・ガードルームへ。
しかしそこは女性やこどもも含めた死体の山。部屋から外へ出る扉は(おそらくスマウグに外から)ふさがれていました。

トーリンは自分に厳しいのはともかく、弱者に対して同情のかけらも見せないことがあるのですが、この時もひどい。


Dwalin:That’s it, then. There’s no way out.
(これで終わりなのか。出口はない)

Balin:The last of our kin. They must have come here, hoping beyond hope. We could try to reach the Mines. We might last a few days.
(わが一族の最後の者たちだ。最後の希望を求めてここまで来たのだろう。鉱坑へ行ってみよう。そこなら何日かもつ)

Thorin:No. I will not die like this. Cowering, clawing for breath. We make for the forges.
(いいや、わたしはこんな死に方はしない。ちぢこまり、空気をもとめて壁をかきむしるなぞ。鍛冶場へ行こう)

Dwalin:He’ll see us, sure as death.
(きっとやつに見られてしまう)

Thorin:Not if we split up.
(分かれていけば見つからない)

Balin:Thorin, we’ll never make it.
(トーリン、我々にはできない)

Thorin:Some of us might. Lead him to the forges. We kill the dragon. If this is to end in fire, then we will all burn together.
(何人かは助かるかも知れない。鍛冶場へやつを誘いこむんだ。ドラゴンを殺す。もしこれが炎で終わるなら、もろともに燃えつきよう)




さすがバーリン鉱山好き。

トーリンはカンパニーの奮起させるために言ったんだろうと思うのですが、衛兵所で死んだドワーフたちは下の正門から出られなくてここまで上がってきて死んだんですよね。
ドゥリンの一族は生き延びたけど彼らは逃げられなかった。かわいそう。

そしてこの惨状を見たオーリちゃんの表情に本当に悲しくなってしまう。
後年モリアでこのときのことを思い出すのかなあと思うと。

原作小説ではドワーフが何もしないうちにスマウグは勝手に怒って出て行ってしまうので、このあとのドワーフ対ドラゴンの戦いはまったくの映画オリジナル。そのぶん好き勝手にやっててとても楽しい。


背後のドワーリンがかっこいい



ドワビル同じ表情



二部までのドワーリンはトーリンに絶対服従かと思ってたのですが、よく見るとけっこう反抗している。
考えてみれば根拠は単にグレアムさんが「ドワーリンは決してトーリンに疑問を抱いたりしない」と言ってたからなのです。グレアムさんが適当なことを言ってただけなのか。




好きなところ
・トーリンとビルボがスマウグに焼かれそうになったところへ全員で駆け込んでくる可愛いドワーフたち。
・財宝の上をでんぐりがえりで逃げていくドワーフたち。
・スマウグに背中を焼かれてもがき苦しむトーリン。しかし外套を脱ぎ捨てると、なにごともなかったように立ち上がるトーリン。やけどしなかったの・・・?
・トーリンの黄金ウォータースライダー
・溶鉱炉に落ちそうになるトーリンをひっぱりあげるドワーリン、しかし上で待っていたのはノーリだった。いつの間に入れ替わったんだ。
といろいろつっこみどころがあってとても楽しい。ていうかこれが最後の楽しい場面だったんだよねー、いまから思うと。

ドワノリ(サービスシーン)



ドワーリンはトーリンを助ける準備をしただけであとはノーリに任せてどっか行っちゃった。








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今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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