ネタバレ解説&感想 捌 「ホビット 竜に奪われた王国」 湖の町
2015年 03月 04日 |
トールキン部外者のブログ主が映画「ホビット」を見て分からなかったことを調べながら書いてます。
内容はいいかげんですので本気になさらないでください。訳をつけてみたところもありますが適当です。



魚と偽ってドワーフを密輸入したバルドは彼らを自宅へ連れて帰ります。
バルドは危険分子としてお上にマークされているらしく、家も見張られています。
ドワーフもよりにもよってこんな人間にかくまわれるとは・・・と思ったのですが、こんな人だからドワーフを助けてくれるんですよね。

正面からは入れないので階下のトイレからドワーフを入れてやるバルド。町は水上家屋なのでトイレも湖と直接繋がっているようです。だからあんまり汚くはないと思う。
第二部はちょっと品のないギャグが多いのですが、ドワーフなのでそれもまた良し。

“If you speak of this to anyone, I’ll rip your arms off.”



バルドにはこどもが三人います。

Sigrid:Da...why are there dwarves climbing out of our toilet?”
(父さん・・・なぜドワーフがうちのトイレを登ってでてくるの?)

Tilda:Will they bring us luck?”
(わたしたちに幸福を持ってきてくれる?)


ティルダちゃん可愛いな。
バルドのこどもたちは父親を“Da”と呼んでます。アイルランドやウェルズや北イングランドの用法みたいです。発音は「ダー」らしい。
バルドを演じてるルーク・エヴァンズがどこかで「湖の町の人間のうち、先祖がデイルから来た者はウェルズ訛り」と言ってました。誰がウェルズ訛りなのかよく分からない・・・


EE版では樽から出てトイレに入るまでのドワーフの行動がちょっと追加されてます。
町の警備隊に見つかって地道に戦うドワーフたち。
全員可愛いけど櫂で殴りつけるバーリンと、ドワーリンの監督下、果敢に人間に挑むオーリがとりわけキュート。
ドワーリンの腕だけにゅーっと出てきて倒れた兵士を物陰に引きずり込むところが怖い。








Bilbo:What is this place?
(ここはどこ?)

Thorin:This, Mr. Baggins, is the world of Men.
(ここは、バギンズ殿、人間の世界だ)



いいよな、このスリーショット。







バルドが人間の古着を貸してくれる。家にあったってことはこども服か奥さんの形見とかなのだろうか・・・でも大人の男性用みたいだし・・・こんなに家に不要な服があるものなのかしら。

バルドの家の窓から外を眺めて驚くトーリン。

Thorin:A Dwarvish Wind-Lance.
(ドワーフの大弓だ)

Bilbo:You look like you’ve seen a ghost.
(幽霊でも見たような顔だね)

Balin:He has. The last time we saw such a weapon, a city was on fire. It was the day the dragon came.
The day that Smaug destroyed Dale. Girion, the Lord of the city, rallied his bowman to fire upon the beast.
But a dragon’s hide is tough, tougher than the strongest armor. Only a black arrow, fired from a wind-lance, could have pierced the dragon’s hide, and few of those arrows were ever made.
(幽霊を見たのだ。最後に我らがあのような武器を見たのは、あの都が燃えた時。あの竜が来た日、スマウグがデイルを滅ぼしたあの日だ。
都の王ギリオンは弓隊を召集し、あの獣に射掛けた。
じゃがドラゴンの皮は固かった、もっとも強い武器よりも固かったのじゃ。ただ黒い矢が、大弓から放たれた黒い矢だけがドラゴンの皮を貫ける。だがそのような矢はあまり作られなかった)



Wind-Lanceで検索するとバルドの先祖の画像ばかりヒットするのですが・・・
Lanceが槍のことなので、風槍?でも矢をつがえる武器だから風弓?

昔話をするチャンスは逃さないバーリン。
スマウグがデイルを襲ったとき、立ち向かったギリオン王は黒い矢をはずしてしまう。
バーリンは大弓から放たれた黒い矢だけがドラゴンを倒せると言ってますが、第三部を見ると弓はあまり関係ないみたいでしたね。


Thorin:Had the aim of Men been true that day, much would have been different.
(あの日人間のねらいが当たっていれば、多くのことが違っていただろう)

Bard:You speak as if you were there.
(まるでそこにいたように話すのだな)

Thorin:All dwarves know the tale.
(ドワーフはみなこの物語を知っている)

Bain:Then you would know that Girion hit the dragon. He loosened a scale under the left wing. One more shot and he would have killed the beast.
(だったらギリオンがドラゴンに当てたことも知ってるだろ。左の翼の下の鱗を一枚はがしたんだ。もう一撃あればあの獣を殺していた)

Dwalin: That’s a fairy story, lad. Nothing more.
(それはおとぎ話だ、若いの。それだけだ)



トーリンは弓をはずしたギリオンのこともうらんでいるようです。
いやそもそもデイルがドラゴンに襲われたのはあんたの爺さんの貪欲のせいなんじゃ・・・

ギリオンはバルドの先祖なのですが、このときはまだドワーフも観客も知りません。(バルドもトーリンが山の下の王の子孫というのは知らない)

バルドの息子の日本での表記は「バイン」なのですが、英語では「ベイン」に聞こえる。
バルドが訛っているのか、それとも英語だとそういう発音なのか?


The Dwarves in Lake Town - The Hobbit: The Desolation of Smaug - Extended Edition



王様が急に止まったのでぶつかっちゃったドワ殿。
こんなにとっさに腕が回るものなのだろうか・・・







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今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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