ネタバレ解説&感想 伍 「ホビット 竜に奪われた王国」 ザ・ハイ・フェルズ・オブ・ルーダウア
2015年 02月 21日 |
トールキン部外者のブログ主が映画「ホビット」を見て分からなかったことを調べながら書いてます。
内容はいいかげんですので本気になさらないでください。訳をつけてみたところもありますが適当です。

ずっとどこだか分からずにいたお墓について追求してみます。気になってた部分が解明できてすっきり(自己満足)
しかしここが理解できないと第三部の白の会議の活躍の意味も分からないのでわかってよかった。



EE版でビヨルンとガンダルフがこんな追加会話をしてました。

Gandalf: We're being watched.
(わしらは見張られている)

Beorn: Yes. The Orcs will not give up. They will hunt the Dwarves until they see them destroyed.
(そうだ。オークたちはあきらめない。やつらはドワーフたちが破滅するまで狩るだろう)

Gandalf: Why now? What has made the Defiler crawl from his hole?
(なぜいまなのだ?穢れの王を穴から這い出させたのは何だ?)

Beorn: There is an alliance between the Orcs of Moria and the sorcerer in Dol Guldur.
(モリアのオークとドル・グルドゥアの魔法使いのあいだには連盟が結ばれている)

Gandalf: Are you sure of this?
(それは確かか?)

Beorn: Packs have been seen gathering there. Each day, more and more come.
(あそこに群れが集まっているのを見た。毎日、どんどんやってくる)

Gandalf: What do you know of this sorcerer? The one they call the Necromancer.
(その魔法使いについて何を知っている?。ネクロマンサーと呼ばれているやつじゃ)

Beorn: I know he is not what he seems. Fell things are drawn to his power. Azog pays homage to him.
(やつは見かけとは違う。いまわしいものどもがやつの力に引き寄せられている。アゾグはやつに臣従している)

Thorin: Gandalf. Time is wasting.
(ガンダルフ、時間を無駄にしているぞ)

Beorn: There is more. Not long past, word spread the dead had been seen walking near the High Fells of Rhudaur.
(まだある。少し前に死者たちがルーダウアの高地のそばを歩いていると噂が広がった)

Gandalf: The dead?
(死者が?)

Beorn: Is it true? Are there tombs in those mountains?
(本当なのか?あの山脈に墓群があるのか?)



トーリンって自分が興味ないことはすべてムダだと思ってるよね・・・
the High Fells of Rhudaurは「ルーダウアの丘」と訳すようですが、唐突に出てきてなんだか分かりませんね。

ここで急にアングマールのウィッチ・キングの説明です。
ガラドリエル様のテレパシー解説が聞こえてきます。これって「ロード・オブ・ザ・リング」の冒頭の解説に似てるな。ガラ様ついでに他も全部説明してくれたらいいのに。

アングマールのウィッチ・キングとナズグルについてはここに書いてみました。
ネタバレ解説&感想④ 「ホビット 思いがけない冒険」 イスタリとドル・グルドゥア



Galadriel: When Angmar fell, the Men of the North took his body and all that he possessed and sealed it within the High Fells of Rhudaur. Deep within the rock, they buried him. In a tomb so dark it would never come to light.
(アングマールが戦死したとき、北方の人間たちは彼の死体と所有物をすべて取り、 ザ・ハイ・フェルズ・オブ・ルーダウアに封じ込めた。岩の奥深く彼を埋めたのだ。いと暗くけっして日のもとへ晒されぬ墓へと)

Gandalf : Yes. Yes, there are tombs up there.
(そうだ、あそこには墓がある)

Beorn: I remember a time when a great evil ruled these lands. One powerful enough to raise the dead. If that enemy has returned to Middle-earth I would have you tell me.
(巨大な悪がこの土地を支配していたときを忘れてはいない。 死者をよみがえらせるほど力のある者のことを。かの敵がミドルアースに戻ってくるなら教えてもらいたい)

Gandalf: Saruman the White says it's not possible. The enemy was destroyed and will never return.
(白のサルマンはそんなことは不可能だと言っている。敵は滅ぼされ、二度ともどらないと)

Beorn: And what does Gandalf the Grey say?
(では灰色のガンダルフはどう思うのだ?)



ベオルンはサルマンを疑ってるのかな。
the Men of the Northというのは北方王国アルノールの北にあったアングマール王国の国人たちのことですよね、たぶん。 ここではAngmarが人名みたいになってますが王国の名前だと思うんですけど・・・アングマールの魔王は個人名不明みたいです。


闇の森の入り口でサウロンのしるしを見つけたガンダルフ。
そこへガラドリエル様からテレパシーで指示が送られてきます。

Galadriel:Something moves in the shadows unseen, hidden from our sight. Every day it grows in strength. Beware the Necromancer. He is not what he seems.
If our enemy has returned, we must know. Go to the tombs in the mountains.
(何者かが闇のなかでひそかに動いている、われらの目の届かぬところで。日ごとにそれは力を増している。ネクロマンサーに気をつけなさい。彼は見た目とは違う。
敵が戻ってきたのなら知る必要がある。山脈の墓群へ行きなさい)

Gandalf:The High Fells. So be it.
(ザ・ハイ・フェルズか。やむをえまい)




そういうわけでドワーフたちと別れてザ・ハイ・フェルズ・オブ・ルーダウアを偵察に来たガンダルフとラダガスト。


Radagast:Theses are dark spells, Gandalf. Old, and full of hate. Who was buried here?
(ここには闇の呪文がある、ガンダルフ。古くて憎しみに満ちている。だれが埋められているのだ?)

Gandalf:If he had a name, it’s long since been lost. He would have been known only as a servant of evil. One of a number. One of nine.
(もし名前があったとしてもずっと以前に失われてしまった。彼は悪の召使としてのみ知られている。連中の一人、九人の一人じゃ)

Radagast:Why now, Gandalf? I don’t understand.
(なぜいまなのだ、ガンダルフ?わしには分からん)

Gandalf:The Ringwraiths have been summoned to Dol Guldur.
(指輪の幽鬼はドル・グルドゥアに召喚されている)

Radagast:But it cannot be the Necromancer. A human sorcerer could not summon such evil.
(だがネクロマンサーのはずがない。人間の魔法使いには悪を召喚などできない)

Gandalf:Who said it was human?
The Nine only answer to one master. We’ve been blind, Radagast, and in our blindness, the Enemy has returned.
He is summoning his servants. Azog the Defiler is no ordinary hunter. He is a commander, a commander of legions. The enemy is preparing for war. It will begin in the east. His mind is set upon that mountain.
(誰が人間だと言った?
あの九人はただひとりの主人にのみ答える。われらは盲目だった、ラダガスト、そしてそこにつけこんでかの敵はもどってきたのだ。
やつは召使たちを呼び集めている。穢れの王アゾグはただの狩人ではない。彼は指揮官だ、軍隊の指揮官だ。敵は戦いの準備をしている。それは東で起こるだろう。彼の目標はあの山に向けられている)

Radagast:Where are you going?
(どこへ行くのだ?)

Gandalf:To rejoin the others.
I started this; I cannot forsake them. They are all in grave danger.
(皆に合流する。
わしが始めたことなのだ。彼らを見捨てることはできない、みながゆゆしい危機にある)

Radagast:If what you say is true, the world is in grave danger. The power in that fortress will only grow stronger.
(もしそれが正しいなら、世界がゆゆしい危機にある。
あの砦にある力は強大になっていくばかりだ)


ラダガストは第一部でドル・グルドゥアに行った時、アングマールのウィッチ・キングに出くわしたのに忘れてるんでしょうか?

何度も言いますが「ロード・オブ・ザ・リング」を見てないと何のことやらわかりません。名詞がいろいろ出てきたので整理してみました。


Ringwraiths(指輪の幽鬼)、The Nine(あの九人)、his servants(彼の召使)=アングマールのウィッチ・キングとその仲間のことです。ザ・ハイ・フェルズ・オブ・ルーダウアに埋められているはずがよみがえってうろうろしているのです。第三部で勢ぞろいするのですが、出てきたとき、つい画面の端から数を確認してしまった。ちゃんと9人いました。

the Necromancer(ネクロマンサー)、human sorcerer(人間の魔法使い)=ドル・グルドゥアを根城にしてるネクロマンサー

the Enemy(敵)、one master(唯一の主人)、The power(あのパワー)=サウロンのことです。ここでネクロマンサーとサウロンが同一人物と示唆されていたのですね。鈍い私には何のことやらさっぱり分かりませんでしたが。

that mountain=ザ・ロンリー・マウンテン、エレボールのこと。ドワーフと魔法使いがエレボールを取り戻そうとしてたちょうど同じときにサウロンもエレボールを手に入れようとしていたんですね。偶然じゃないんようですよ。

that fortress(あの砦)=ドル・グルドゥア



ラダガストに説得されてガンダルフはドル・グルドゥアへ行くことにしました。
けっきょく第三部の半ばまでドワーフたちには会えないことに。


ところでこのルーダウアの丘なんですが、アングマールの北にあるとしたら、ガンダルフはせっかく越えたザ・ミスティ・マウンテンズをまた西に戻ったことになると思うんですけど・・・そのあとドル・グルドゥアへ行くのでまた山脈を東に越えなきゃいけないの。それもうさぎの橇で。


今日の適当地図

①ルーダウアの丘このへん?
②ビヨルンの家
③ドル・グルドゥア




これまでの記事

ネタバレ解説&感想 壱 「ホビット 竜に奪われた王国」 ブリー
ネタバレ解説&感想 弐 「ホビット 竜に奪われた王国」 ビヨルンの家
ネタバレ解説&感想 弐.伍 「ホビット 竜に奪われた王国」 どさまわり旅芝居
ネタバレ解説&感想 参 「ホビット 竜に奪われた王国」 闇の森
ネタバレ解説&感想 肆 「ホビット 竜に奪われた王国」 エルフ王



The Hobbit: The Desolation of Smaug - Extended Edition - Clip 2 - Official Warner Bros. UK
この場面でアングマールのお葬式に出てる人たちはここしか出番がなかっただろうに劇場版ではカットされたんだよね・・・。




今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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