ネタバレ解説&感想 壱 「ホビット 竜に奪われた王国」 ブリー
2015年 02月 11日 |
トールキン部外者のブログ主が映画「ホビット」を見て分からなかったことを調べながら書いてます。
内容はいいかげんですので本気になさらないでください。訳をつけてみたところもありますが適当です。


調子にのって第二部もやってみます。あんまり長くならないといいな。
第二部の冒頭は、第一部の始まる前のエピソードの回想シーンになっています。

場所はシャイア(ホビット庄)のボーダーにあるブリー。
The Prancing Pony(踊る子馬亭)というパブが舞台です。この居酒屋は「ロード・オブ・ザ・リング」でホビットたちがアラゴルンと出会う店でもあります。

なんだか怪しい雰囲気のパブへ流浪のドワーフ王トーリン・オーケンシールドが立ち寄ります。そこへ偶然灰色の魔法使いガンダルフも来て相席になるのが第二部の始まり。

この踊る子馬亭のエピソードは原作小説「ホビット」にはなく、「指輪物語」の追補編に入ってます。(原書房版の「ホビット」にはおまけで収録されてる)


トーリンはダンランドへ行方不明の父スラインを探しに行って空手で戻ってきたところでした。
ここの部分は劇場公開版とEE版で大きく変わっていて、EE版ではスラインがトーリンを守るためアザヌルビザールの戦いで玉砕したことになっています。が、考えれば考えるほど矛盾がひどくなっていく設定です。

〔ほび〕スラインとガンダルフがいつ会ったのかいくら考えても分からない



ガンダルフはトーリンを待ち伏せしていて、エレボールの奪還をけしかけます。

Thorin:My father came to see you before he went missing. What did you say to him?
(わが父は姿を消す前にあなたに会いに行った。何を話したのだ?)

Gandalf:I urged him to march upon Erebor; to rally the seven armies of the dwarves, to destroy the dragon and take back the Lonely Mountain. And I would say the same to you. Take back your homeland.
(エレボールに兵を進めるよう勧めたのじゃ。ドワーフの七軍を呼び集め、ドラゴンを滅ぼしてザ・ロンリー・マウンテンを取り戻すようにとな。そしてそなたにも同じことを言おう。故郷を取り戻すのだ)

Thorin:This is no chance meeting, is it, Gandalf?
(これは偶然の出会いなどではないな、ガンダルフ?)

Gandalf:No, it is not. The Lonely Mountain troubles me, Thorin. That dragon has sat there long enough. Sooner or later, darker minds will turn toward Erebor.
(違うとも。ザ・ロンリー・マウンテンがわしを悩ませておる。トーリン、あのドラゴンはかしこに長く居座っている。遅かれ早かれ闇の勢力がエレボールを目指すだろう)


映画「ホビット」の中では「ドワーフの七王国」とか「ドワーフの七軍」とかいわれてますが、映画オリジナルの設定のようです。
ドワーフの七氏族というのは原作にもあって、トーリンはそのうちの長髭族のリーダーです。

ここでガンダルフは何者かがトーリンの首に懸賞をかけていることを明かす。
何者かってアゾグなんですけどね。トーリンはこのときは誰だかわからなかったようですね。


Gandalf: You are the heir to the throne of Durin. Unite the armies of the dwarves. Together you have the might and power to retake Erebor. Summon a meeting of the seven dwarf families. Demand they stand by their oaths.
(そなたはドゥリンの王座の後継者じゃ。ドワーフの軍隊を糾合せよ。力を合わせればエレボールを取り戻せる。ドワーフの七氏族を召喚し、彼らに誓いを果たさせるのだ)

Thorin:The seven armies swore that oath to the one who wields the King's Jewel, the Arkenstone! It is the only thing that will unite them, and in case you have forgotten, that jewel was stolen by Smaug.
(七軍団は王の宝玉、アーケンストーンを持つものに誓いを立てたのだ。軍団を統括できるのはあの石だけ、そしてあなたは忘れているかも知れないが、宝玉はスマウグに盗まれた)

Gandalf:What if I were to help you to reclaim it?
(もしわしが宝玉をとりもどす手伝いをするとしたらどうだ?)

Thorin:How? The Arkenstone lies half a world away, buried beneath the feet of a fire-breathing dragon.
(どうやって?アーケンストーンは地の底に眠っている、火を吐くドラゴンの足元に埋もれている)

Gandalf:Yes, it does, which is why we are going to need a burglar.
(そうとも、だからこそわれらにはバーグラーが必要になるのだ)


というわけで、イスタリとドワーフたちがバーグラーを求めて気の毒なバギンズ氏の家へ押しかける第一部の冒頭につながるのですね。


しかしこの「アーケンストーンを持つものがドワーフを制する」みたいな設定は、ひょっとしてトーリンが一人で思い込んでるだけなんじゃないかと思えるのですが・・・
あの石に本当にそれだけの政治力があるんでしょうか。


前の記事郡
ネタバレ解説&感想① 「ホビット 思いがけない冒険」 エレボールの陥落



The Hobbit: The Desolation of Smaug - Extended Edition - Clip 1 - Official Warner Bros. UK




今日の適当地図



①ブリー
②シャイア(ビルボの家)
③エレド・ルイン(トーリンの館)トーリンの館って青の山脈のどのへんにあったんでしょうね。


あ、右下がダンランドです。書くの忘れた。



今日の記事はここまでです。多謝光顧!

[PR]