BoFA スランドゥイルの白い宝石
2014年 12月 29日 |
(映画「ホビット」第三部のネタバレがあります。お気をつけください)



「スランドゥイル」の検索ワードで来てくださる方が多いのですが、何も面白い記事がなくて心苦しい・・・と思いながら「ビジュアルコンパニオン」を読んでいたら耳寄り情報が。


The Hobbit: the Battle of the Five Armies - Visual Companion
HarperCollins Publishers Ltd

この本映画公開の1ヶ月も前に発売になって、発売と同時に発送されてきたのですが、ネタバレが怖くて読んでませんでした。
写真が大きくてキレイなのですが、「これまでのあらすじ」的なページが多くてあんまり読むところがない。
ほぼ唯一のお得情報はラスガレンの白い宝石の説明でした。

何が書いてあったかを適当訳でご説明しますと・・・

何世紀も前のスロール王の時代、すなわちドラゴンによる襲撃前にスランドゥイルは美しい首飾りを一つ妻のためにデザインした。エルフは金属加工をしないのでスランドゥイルはスロール自身の手に首飾りの材料を渡した。最高級の黄金、銀そしてラスガレンの白い宝石として名高い見事な石。これらの材料を使ってドワーフの細工師たちは驚くべき芸術品をつくりあげた、エルフの王妃にふさわしい首飾りだ。
しかしそこで仕事の支払いについて諍いが生じ、スロール王は首飾りの引渡しを拒んだ。首飾りのあまりの美しさに手放せなくなったスロールがわざと不平を鳴らしたのだという者もいれば、ドワーフ王の味方をしてエルフ王こそ支払いをごまかしたのだという者もある。真相はどうであれ、諍いが二つの高貴な種族を断絶させた。首飾りを取り戻そうとするスランドゥイルの激しい執着は彼の判断力をゆがめた。彼にとって首飾りは亡き妻の唯一の形見と思われたからだ。



最後は「エルフ王は息子のレゴラスこそが妻と自分の愛の結晶だというのを忘れていたんだね」とキレイにまとめてありました。


White Gems of Lasgalenとあるので、複数の石からなるひとつづきの宝だったのでしょう(ワンピースか・・・)。
この文章の書き方だと、裸石の状態で保管されてたものをスランドゥイルが妻を偲んで首飾りに仕立てようとしたみたいですね。
自分で身につけるつもりだったのか、それとも息子が結婚するときに相手にあげようと思ってたとか?(泣かせる話のような気もするが、それだと最後はギムリの手に渡ってしまうような・・・結局ドワーフのものになる運命か?)。


このエピソードは「シルマリルリオン」のドワーフの首飾りを下敷きにした映画オリジナルだと思うのですが、なぜそれを映画本編でやらずに「ビジュアルコンパニオン」で説明するのじゃろうか?
映画の「本物の愛」よりずっと面白い話になっただろうにもったいない。
第一部のEEで思わせぶりに出てきて、第三部でトーリンが「この宝石を高く買い取るエルフ王を知っているぞ」と悪徳業者みたいな伏線を引いたのにすべて未回収に終わってしまうとは。


The Hobbit- AUJ Extended (Thranduil and Thror)




レゴラスがグンダバドでものすごく唐突に「母はここで戦って死んだ」と言ってたんですけど、それってダゴルラドの戦い(Battle of Dagorlad 第二紀 3434年)のことなんでしょうかねえ。
しかしダゴルラドは闇の森の南だし、この時死んだのはスラ様のお父さんのオロフェアのようです。
レゴラスは第三紀世代らしいからお母さんが第二紀に死んでたら生まれられない。
いったいエルフ夫妻はグンダバドなんかで何やってたんでしょう?

こんな記事でしたが、少しでもスランドゥイル情報をお探しのあなたのお役に立てれば幸いです。
しかしBoFAのスラ様は客寄せエルフ感がぬぐえないので第二部のスラ様が好きだった私は悲しんでいます。



今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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