「みちこさん英語をやりなおす」
2014年 11月 11日 |
(今日の記事は決して本に文句を言っているわけではなくて、自分と作者の考え方の違いにインスパイアされるところがあったので書いてみました)


「みちこさん英語をやりなおす  (am・is・areでつまずいたあなたへ) 」
益田ミリ /  ミシマ社

ミシマ社のサイトより


「主語ってなんですか?」
「どうして Iのあとareじゃだめなの?」
「aとtheの違い、やっぱりわからない…」

日本語の発想でしか英語をとらえられず、すぐに挫折していた人たちに贈る「英語入門の前に読む入門書」、誕生!
巻き戻しながら、時間をかけて学ぶと、日本語も、人生も、再発見できる!!

アラフォーみち子、今回、家庭教師にしつこく尋ねることを決意。
もう、「わかったふり」はしない。

立ち止まると、勉強は画期的に進む!


主婦でアラフォーのみち子さんが、英語をやりなおすマンガ。
みち子さんがわかったふりをやめて、わからないことはわからないと追求していく姿が爽快。英語学習入門書としても面白いです。

しかし(と言うと思ったでしょ)、みち子さんと私は同じわからない同士なのにわからなくてひっかかる箇所が違うようです。
家庭教師の先生が懇切丁寧に説明してくれる展開なのですが、この日本語の説明に混乱させられる。
私がこの本でいちばんわからなくなったのは、「英語の文法を日本語の例文で説明しようとする」点。

一般動詞とBE動詞の説明を「分かりやすく日本語の例文で」してくれるのですが、

家庭教師の先生
「じゃ、問題
「わたしはテニスです」
「わたしはテニスをします」」

みち子さん
「わたしはテニスをします」が正しいです」

「みちこさん英語をやりなおす  (am・is・areでつまずいたあなたへ) 」






そうか?日本語だと

教師「ではテニスする人と野球する人に分かれて。田中さんはどっちをするの?」
田中「わたしはテニスです」

はじゅうぶん正しい文章なんじゃないでしょうか?

このあとさらに

家庭教師の先生
「じゃあもう一問、
「わたしは日本人です」
「わたしは日本人をします」」

みち子さん
「わたしは日本人です」
「わたしは日本人をします」っておかしいでしょ?」

「みちこさん英語をやりなおす  (am・is・areでつまずいたあなたへ) 」







たとえばクラスで寸劇をやることになって外国人も登場する設定としましょう。

教師「アメリカ人役はこっち、オランダ人役はそっち、日本人役はあっちに立って。田中さんは何役をするの?」
田中「わたしは日本人をします」

正しい日本語ですよね。

「わたしはテニスです」って「ウナギ文」だと思うのです。日本語では「ぼくはウナギだ」は非文ではない。
なのになぜ

英語のBE動詞の説明を日本語の「ウナギ文」の例文を使ってやろうとするのか?

そこが理解できませんでした・・・
たぶん英語の例文を使って英語の文法用語で説明すると読者が逃げちゃうと考えたんでしょうね。


何度も言いますが、本に文句が言いたいのではないのです。
すごく啓発されたのは確かなんです。
この本が日本語文法の本だったらたくさんの外国人がここから学べたと思います。


今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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