「英子の森」
2014年 09月 24日 |
「英子の森」
松田 青子 (河出書房新社)


高崎夫人は、自分で低脂肪乳を買ってくると言った。



と出だしから「ダロウェイ夫人」の模倣で大笑い。


英語ができればグローバルな道が開ける・・・と何年も英語をがんばってきたけど実際は会議の受付とかクローク係りとか、しかも派遣社員の仕事しかない。
というシビアなストーリーで、たぶんどの言語をやってる人にもぐさぐさくる部分があるのではないかと。



英語力は使わないと落ちるからとネットで英語を使う仕事をメインに紹介してくれる契約会社を見つけて登録した。やっぱりね、スーパーのレジとかより、世間体もいいしね。お友達にも言われるのよ、英語使える人は違うわねって。



でもシニカルな話なのかと思ったら幻想的で楽しい部分もあって、読後感は幸せ、という不思議な小説でした。




今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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