スコットランドにとりつかれている・・・「東大の教室で『赤毛のアン』を読む」再読
2014年 06月 19日 |
前にも読んだんですけど、たしか「ホビット」の話が載ってたはずと思い出して「東大の教室で『赤毛のアン』を読む―英文学を遊ぶ9章」 山本 史郎(東京大学出版会)を読み返してみました。

トールキンの英語文体について詳しく解説があって、とても役立ちました。
トロルの労働者階級なまりについての説明が面白い。文章で読むと(英語で読んでも)日本人にはピンと来ませんが、音で聞くと朗読でも映画でもトロルだけがはっきりとロンドンの労働者風の喋り方になってて、他の登場人物とのギャップに驚かされます。


と「ホビット」についての知識が増えたところで(再読だけど)、赤毛のアンの章を読んでてちょっと驚いたことが。

小説の中でマシューはフラットな人物でマリラがラウンドな人物であると解説があるのです。そこには

しかし、たとえばマシューが一つの---「そうさな。どうだろう」("Well,I dunno.")---という口癖を持っていて


と書かれています。
I dunnoって・・・見覚えのある訛りだな。ドワーフっぽい・・・

とひっかかりながら読み進めると、少し後に

はっきりとは書かれていないが、マリラはスコットランドで強い力を持っている「長老会派」というキリスト教の宗派に属している。




カスバート家ってスコットランド系だったのですね!

と思ってちょっと調べてみたらプリンスエドワード島はスコットランドやアイルランドからの入植者が多いケルト系の植民地だったと知りました。
ダイアナはアイリッシュのようです。

そうか、だからアンは赤毛なのか!とかいろいろ気づきがあってよかった、というか今年はスコットランドに憑依されています。


今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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