Neverwhere CD鑑賞
2014年 06月 04日 |

Neverwhere (Audiobook)
AudioGO Limited


とくにベネディクト・カンバーバッチのファンというわけではないのですが、彼が「ホビット」を朗読してる動画(今日の記事の最後のほうをごらんください)を見てあまりにも読むのが上手いので驚愕しました。
他の朗読も何本か聞いてとてもよかったので、次はラジオドラマに挑戦。

BBCで放送されたニール・ゲイマンのNeverwhereのCDを買ってみました。
公式サイト
BBC Radio4 Neil Gaiman - Neverwhere


朗読と違って台詞だけで説明がないので、場面を想像しながら聞く必要があります。わりと集中力がいる。
でもテンポがよくて引き込まれます。
ニール・ゲイマンらしく人間ともマイナーな妖怪ともつかないキャラクターがいろいろ登場して楽しい。

カンバーバッチさんはイズリントンという名前の天使を演じています。もったいぶってなかなか登場しません。
アールズ・コートの伯爵役でクリストファー・リーも出演しています。サルマン先輩!


主人公のリチャードを演じてるのがジェームズ・マカヴォイ(タムナスさんしか見たことないと思ったらステート・オブ・プレイにも出てたのか・・・)。
リチャードが故郷スコットランドを旅立つ場面から始まるせいで、いきなりスコットランド訛り英語のシャワーを浴びせられます。
しかしなんだか懐かしい発音。映画「ホビット」のドワーフたちの訛りに似ている。

リチャードはyesの代わりにAyeを連発するので嬉しくなります。
スコットランド人のおばさんがリチャードのことをladdieと呼んでて、そうかあれもスコットランド訛りなのか!と気づきました。「ホビット」のバーリンはトーリンを子どもあつかいしてたんじゃなくて、若い男性に対する呼びかけだったんですね。
weeという単語も出てくるのですが、小さいことをweeというのもスコットランド訛りだと今回調べて初めて知りました。「ホビット第2部」でグローインがギムリのことをmy wee ladと言ってて何かと思ってた。「うちのちびすけ」くらいの意味かな。


カラバス侯爵(Marquis de Carabas)という人物が初登場の時にリチャードに向かって

De Carabas, at your service! (カラバスです、あなたにお仕えします)


と挨拶するのも楽しい。
ファンタジー業界にいまも生きるat your service。

ネズミ(普通のネズミ)が
Master Rat(ネズミ殿)
と呼ばれてて、種族名にMasterをつけるのもファンタジー業界のお約束のようです。

聞いてるうちにお調子者で美女に弱いリチャードや頼れるカラバス、かっこいい女戦士ハンターが大好きになってきて、終わってしまったときは寂しかった。
オチがいまいち分らないのですがメルコールだってヴァラールみたいなことなのか?

ドラマが完結したあとまた何か喋ってると思ったらNG集がついてました。
ラジオドラマのNG集って珍しいのではないでしょうか。
どこを間違ったのかよく分からないなりに笑えます。電車で聞くと危険。



The Stars of The Hobbit Read The Ballad of Bilbo Baggins
レナード・ニモイの「ビルボ・バギンズのバラード」を朗読させられるホビットキャスト。
カンバーバッチさんがガンダルフになってる・・・ビルボゥ・・・




スポックとはまったく無関係なんですが、同年代くらいの中国人と話してていつも驚くのがこの人たちサイケ文化にまったく接したことがないんだなーってことです。
日本人でもいまの若い人は知らないでしょうが、中国人の場合は同じ年代だからと思って話をしていると、文化的に共通の記憶がほとんどないので毎回ハっとしてしまう。(台湾人や香港人はだいたい同じ記憶を持ってるので余計に中国の異質さを感じる)

中国人のセンス皆無な色彩感覚とサイケは違うというのもまったく分ってもらえない。


The gateway to Angel Islington - Neverwhere - BBC
これはドラマのほう




今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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