「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」ドラマ版DVD観賞
2013年 05月 30日 |
☆☆☆ただいま春のエスピオナージュ・フェア開催中!(@ブログ主の頭の中で)☆☆☆


Tinker, Tailor, Soldier, Spy : Complete BBC Series


1979年のBBC版ドラマのDVDを見ました。

オープニングはマトリョーシカ人形です。
最初は可愛い顔が、開けるにつれ怒りの表情になっていき、最後はのっぺらぼうに。
そしてさらにその中は・・・空っぽ。


2011年の映画版(邦題『裏切りのサーカス』)は衣装もインテリアもスタイリッシュでお洒落でイケてるイギリスって感じでしたが、70年代のドラマ版はひたすら陰気でもっさりしてどうしようもなく落ち目で斜陽な大英帝国感満載。


ストーリーは原作に忠実なので、小説を読んでいれば英語分からなくても大丈夫。
しかしアレック・ギネスしか顔が分かる俳優がいないので、慣れるまで誰が誰か区別できずに困りました。

ビル・へイドン役のイアン・リチャードソンが上品でうるわしい。
映画版でコリン・ファースが演じたビル・へイドンは下品で、そこがまた良かったので甲乙つけがたい。

ジム・プリドーは汚れ仕事をやらされてるし、喋り方も粗野で荒んだ感じなので下層階級出身のような気がしてたのですが、ビル・併呑じゃなくてヘイドン(ナイス誤変換マイ電脳)とオックスフォードで同窓だったってことは、出身も良くて教育もあるんですよね。わざと荒っぽくふるまってるってことなのかな。
ラスト近くのヘイドンとプリドーの場面は緊張感があってドキドキしちゃった・・・おでこにキスは反則だ!


以前に小説を読んだときには「諜報部のトップ5人にソ連のスパイがいるなんてウソっぽい設定」と思ってたのですが、「ケンブリッジのスパイたち」を見たあとでは、分かっていて手を出せないでいるあたりにかえってリアルさを感じました。


私は「スクールボーイ閣下」が一番好きなのですけど、ドラマ化されてないのですね。
ゲイリー・オールドマン主演(スマイリーあんまり出てこないが)で見てみたいけど、いまとなっては中国政府が黙ってなさそうですね。


今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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