《新水滸伝》 37~45集  黒い黒三郎
2012年 12月 08日 |
第37集 黒旋風鬥浪里白條
第38集 潯陽楼題反詩
第39集 神行太保伝假信
第40集 梁山泊好漢劫法場
第41集 張順活捉黄文炳
第42集 真假李逵
第43集 拚命三郎結拝病関索
第44集 楊雄酔罵潘巧雲
第45集 祝家荘時遷偷鶏


《楚漢》が始まるまでに《新水滸》を終わらせようと急いで視聴したら意外なトラップにはまって抜け出せません。
今日はトラップなしの通常篇をお届けします。



宋江は流刑先の江州につきました。
呉用に地元の役人を紹介してもらったので、牢にも入らずに気楽なお客様の生活を送っています。
鉄牛ちゃんが登場して宋江と兄弟になりました。宋江は黒漢(黒い男)、鉄牛ちゃんは黒厮(黒い野郎)と呼ばれるくらいどっちも色黒です。

宋江が「我々はふたりとも色黒だ」と言うと、鉄牛ちゃんは“哥哥没俺黒(アニキはおいらほど黒くないよ)”と比較の否定形を使って答えてました。難しい文法もできる鉄牛ちゃん。


江州の宋江は酒びたりの日々を送っています。ここらへんは張涵予の一人芝居でした。
宋江はどこがすごいのかよく分かりませんが、ハンユーの芝居が上手いというのは分かりました。

江州でいつまでも安逸にふけってはいられないが、外へ出れば額に刺青のある犯罪者。
この先どうすればいいのか・・・と一人で酒を飲むうちにだんだん酔っ払っていく宋江。
色黒版《貴妃酔酒》みたい(褒めすぎか)。


酔うほどに物狂おしくなって、壁に即興の詩を書きなぐります。
「心在山東身在呉」というのは何のことだろうか


この詩が反政府的だというのでまたも罪に問われる黒三郎。受難だ。


死罪になった黒三郎を梁山泊の好漢たちが奪回にきます。
しかし宋江を横からさらわれて驚く晁蓋
「前方のあの好漢はもしかして黒旋風では」←早すぎて誰か見えなかった
とっさにこんな長い台詞をそれも文語で。さすが晁天王


宋江をさらっていったのは予想どおり鉄牛ちゃんでした
死刑囚なのに頭に赤いお花をつけてキュートな黒三郎


公明哥哥が哥哥と呼ぶのは晁蓋哥哥だけ


晁蓋は実はたいへんな正統派イケメンだと思うのですが、なぜか影が薄くて可哀想
って呂良偉じゃないですか。道理で南洋華僑っぽい顔だと思った




晁天王他が駆けつけてくれて無事助かった黒三郎は白龍廟で義兄弟の固めの酒を飲みます。

しかしなぜか飲まない黒三郎。晁天王がびっくりしてどうしたのか聞くと



自分をこんなに辱めた黄文炳が憎くてたまらない、晁蓋哥哥あいつを殺してください、だそうです。
・・・小さい・・・小さいよ黒三郎・・・



黒三郎は殺してくれなきゃ梁山泊にいかないとダダをこねる。



黒三郎を助けるためにすでに役人を殺したし、これ以上暴れるのはまずいから少し待ってよ・・と常識的な晁天王のお返事。



しかし待てない男黒三郎。いますぐ殺してほしいようです。
黄文炳に何をされたんでしょう・・・?よほど弱みでも握られてるんでしょうか



そもそも黒三郎が反政府文書を公表したせいで、役人も捕まえるしかなかったと思うのですが・・・
逆恨みすぎる黒三郎。

好漢たちにとっ捕まった黄文炳は「宋江は国家の反逆者だから裁かれるのは当然だ」と常識的に抵抗して殺されました。



ぶじ梁山泊に戻ったら今度は誰が頭梁になるかで揉めます。
晁天王は黒三郎に譲りたいのですが、黒三郎は

頭梁になれというなら



ここで死にます(・・・おいおい)



哥哥哥哥哥哥哥哥哥哥哥哥!
(大都督大都督大都督みたいだ)



黒三郎がどうしても頭梁を引き受けないので、晁天王もあきらめました。



呉用が「席次はどうしましょう?」と尋ねます。(中国では序列が大事!)



晁天王「えーっと・・・」(考え中)



考える間もなく黒三郎が
「天王哥哥わたしの意見を聞いてくれ」と言い出して



いまは年齢順でそのうち手柄に応じて席次を決めることになりました。晁天王にも意見言わせてやってよ・・・



しかし調子に乗った鉄牛には「何でも天王哥哥のお話を聞きなさい!」としかりつける勝手な黒三郎。
自分は聞いてないくせに。



やっと楽しい梁山泊ライフが始まると思ったら、またもめそめそ泣く黒三郎。
(必ず天王哥哥の前で泣くところが計算高い)



黒三郎は故郷に残してきたパパを引き取りたいのです。



天王哥哥:安心しなさい。お義父さんも呼び寄せて一緒に暮らそう!
(ええ人や)



黒三郎:このご恩にはどうやって答えればいいのでしょう
天王:黒三郎が毎日楽しければそれがいちばんの恩返しだよ
(ええ人や)




話をよく把握できないままどっかの好漢二人が梁山泊に逃げ込んで来ました。
英雄というよりただの殺人犯なので、晁天王はさっさと殺せと命じますが



黒三郎が「わたしに免じて許してください」と言い出し



呉用も「そーですよそーですよ」と加勢するので(どう見てもグルになってる)、晁天王は立場ありません(が本人は気づいていないようです)。


黒三郎&狗頭軍師夫婦にあやつられる晁天王、気の毒すぎます。



△▼△今日の社長訓示△▼△


「聚義庁」の三文字は天王哥哥が決めました。黒三郎に自慢する晁天王。かわいい。



晁天王は「義」の一文字で生きてきたそうです。だから「義」の字が大好き。



黒三郎はその時はおとなしく聞いていましたが、ある日急に
「天下の英雄を集めるには「義」一文字では足りません」
と言い出し



自作の訓示「替天行道」を披露。
旗まで準備する周到ぶり。
(黒三郎が作ったわけじゃなくて黒三郎派の人たちが徹夜で刺繍してた。
鉄牛が職人さんの横で蝋燭を持ってる役で可愛かった←不器用だからそれしかさせてもらえない)



黒三郎はすぐにその旗をしょって出陣してました。


△▼△今日の社長訓示 おわり△▼△



晁天王・・・この調子だともうすぐ殺されるんじゃ・・・?
(新三の東呉なら間違いなく消される展開)


今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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