《外国人実用漢語語法》  “在”の要不要
2012年 09月 22日 |
時節柄、しばらくのあいだ語学ネタのみをアップしています。
ドラマや映画の記事を読みに来てくださる方はお手数ですが「こっけいせつ」以降にまたお越しください。

ゴタゴタの早期収束を祈っています。

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《外国人实用汉语语法(修订本)(中英文对照)》
李德津, 程美珍


外国人学習者向けに書かれた文法書。英訳つき。
分かりやすく全体を網羅している良い本です。中級レベルの学習者なら十分読みこなせると思います。


日本の文法書とは章立てや切り口が違うところがあって面白い。
ずっと悩んでいた“在”の要不要について意外な説明があったので引用しておきます。

説明があったのは“在”(介詞)の項目ではなくて、「方位詞」(名詞)の項目でした。
まず「方位詞」の説明は


(三)关于方位词

1.方位词是表示方向或位置的名词。方位词有单音节的、双音节的两种。举例如下:

《外国人实用汉语语法》
p.20
第二章 此类
第一节 名词
四.使用名词时需要注意的几个问题



例は表になってます。挙げられているのはこんなの

单音节
上、下、前、后、左、右、里、外、中、内、间、旁、东、南、西、北

双音节
上边、上面、以上、之上、上下......




2.方位词的用途
单音节方位词很少单独使用.双音节的方位和一般名词用法基本相同,但除了能做主语、宾语和定语外,还可以做状语。例如:
您里边坐。
我们外边谈。

3.注意事项:

(1)单音方位词“里”、“上”常单独用在名词后边。例如:
屋子里 院子里 楼里
桌子上 书架上 树上

(2)“里(边)”的用法:
当我们要表示“在......里边”的意思时,要注意“里(边)”的使用方法。

①地理名词后边不用“里(边)”。例如:



ここで挙げられているのはこんな例文

◯我在北京。
×我在北京里(边)。

“北京里(边)”が間違いなのは「地名の後ろに“里(边)”は使えない」からなんですね。


②表示物件的名词后边需要“里(边)”。例如:



ここで挙げられているのはこんな例文

◯书在抽屉里。
×书在抽屉。

これはけっこう日本人が間違えてしまうところではないでしょうか(私はいまだに間違える)。
「北京」には“里(边)”はつけられないけど、「引き出し」には必ず“里(边)”が必要なんですよね。


“在”の要不要について書いてあるのはこのあと


(3)方位词可以直接做句子成分,做主语或状语时前边都不用介词“在”。例如:

里面有一架钢琴。
旁边是我的卧室。

“您里边坐”是“请您到里边坐”的意思。不说“您在里边坐”



そういう理屈だったのか・・・と目からウロコでした。
「方位詞が主語または状語のとき、前に介詞“在”はつけない」
シンプルで分かりやすい説明です。“在”から考えるのではなくて、方位詞から考えれば良かったんですね。

◯里面有一架钢琴。(方位詞が主語)
×在里面有一架钢琴。

◯旁边是我的卧室。(方位詞が主語)
×在旁边是我的卧室。

◯您里边坐。(方位詞が状語)
×您在里边坐。



ちょっと混乱したのはこの後。
状語の解説に「状語になれる詞と詞組」という項目がありました。



(二)介词结构。介词结构的主要作用是做状语。

(三)名词(时间词、方位词)

我们外边散散步吧。
你里边坐一会儿。

《外国人实用汉语语法》
p.263
第四章 句子成分
第五节 状语
三.可以充当状语的词和词组



方位詞が状語のとき前に“在”が不要なのは、さっきの説明と合致していますね。
でもこの後、また分からなくなってしまったのです。



(十二)方位词组

我们花园里走走。
你们屋里谈吧。
我两点以前在公园门口等你。



どうして最後の例文は“在公园门口”と“在”があるんだろう?
どうしてどうして?としばらく悩みました。

だいぶ考えたやっと気づいたのですが、この例文の方位詞組は“两点以前”なのですね。(“以前”が方位詞)。

じゃあ“在公园门口”は何かというと、これは「介詞結構」。
“公園門口”は方位詞ではなくて普通の名詞なんですね。

方位詞ではない普通の名詞は“在”を使って「介詞結構」にしてあげないと状语として使えないのです。



「介詞結構」の説明を読むとこうありました。



一.介词结构的定义
介词带着宾语结构的词组叫介词结构。介词结构可以表示动作的方向、处所、时间、对象、目的、原因、方式、被动、比较、处置、排除等等。

三.介词结构的用途
(一)做状语。
介词结构的主要作用是在句子里充当状语。

例如:

你们在北京大学学习。


《外国人实用汉语语法》
p.213
第三章 词组
第十节 介词结构




今回学んだことをまとめると

1.方位詞が主語または状語のとき、前に介詞“在”はつけない
2.“在”を使った介詞結構が状語のとき、前に介詞“在”をつける

2.は書いてみると当然すぎてアホみたいですが、1.と2.の区別がついてなかったことに気づいて良かった。

今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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