“很少”と“很多”
2012年 07月 28日 |
どうして「很少見面」と言えるのに「很多見面」とは言えないのか?について考えてみました。
形容詞“少”は単純に“多”の反義語ではないのですね。

確かに辞書の最初の部分にはこうあります。



1.(形)(数量が)少ない←→多


しかしその後のほうにさらに

2.(形)連用修飾語〔状語〕に用い、「本来あるべき数量より少なく・・・する」という場合


日本人が惑わされるのは“很多”が「(とても)多い」なので、“很少”も単純に「(とても)少ない」と思い込んでいるせいではないでしょうか。
“很少”には「数量が少ない」という意味の他に動詞を修飾して「めったに・・・しない」の意味もあるんですね。

(3)(〔“很少”+動詞〕の形で用い)めったに(・・・しない)。
最近我很少看电影。(最近私はめったに映画を見ない)

(白水社中国語辞典)


それにしてもこの説明どっかで読んだわ~と思ったら


更上一層楼

“很多、不少”は名詞に直接結ぶが、“不多”は名詞に直接結ぶことがない。、“很少”が名詞を修飾する場合は、、“很少人知道”(わずかな人が知っている←知っている人は少ない)のように、ふつう主語の位置で修飾語に使われ、ד我有很少朋友”のような用法はない。また、“很少”は連用修飾語〔状語〕として“很少去”(めったに行かない)や“很少説話”(ほとんど話をしない)などのように動詞を修飾することができるが、“很多、不少”は動詞を修飾できない。

163 数量形容詞 p241
「中国語わかる文法」
輿水 優, 島田 亜実 (著) 大修館書店



形容詞が動詞や名詞と直接結べるかどうかは、それぞれの形容詞の用法に依るようです。
これを一つづつ覚えるのが大変なのよ~~(いつものグチ)


今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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