時量補語と賓語の語順ふたたび
2012年 06月 12日 |
《新漢語水平考試 精講精錬》3 “了”  “着”  “过”の記事で


×让抽烟了几十年的老烟民一下子把烟戒掉....
◯让抽了几十年烟的老烟民一下子把烟戒掉....
→時量補語が賓語を取り、かつ賓語が代詞のときは“動詞+代詞+時量補語”形式となる。例:等了他半天。
しかし賓語が名詞のときは“動詞+時量補語+名詞賓語”形式となる。例:看了一天书。
⇒ポイントは賓語が代詞がどうかにあったようです。長らく謎だった語順がやっと少し分かりました。



などとまるでいま初めて知ったようなことを書きましたが大ウソでした。
「中国語わかる文法」 にちゃんと書いてあった(しかも付箋まで貼ってた)

もう何度も読んでるのに全然記憶に残っていない・・・いまだにこんなことで大丈夫なんでしょうかこの人


(2)他每天晚上看两(个)小时(的)电视。
(3)我等了他三天。

動詞に賓語がある場合、賓語の位置はふつう(2)のように「動詞+時間量補語+(“的”)+賓語」の順に並べ、時間量補語と賓語の間に“的”を入れることもある。(この場合は形式上、時間量が補語ではなく、連体修飾語になる)。ただし(3)のように賓語が人称代詞や呼称の場合は「動詞+賓語+時間量補語」の順になる。賓語が呼称で時間量補語が“一会儿”など不定量の場合は双方の語順がある。

94 時間量補語 p124
「中国語わかる文法」
輿水 優, 島田 亜実 (著) 大修館書店


さらに語順のまとめがあって有難い


更上一層楼

「動詞+時間量補語」の組み立てで、動詞に対する賓語の位置は次のようにまとめられる

○学一年汉语
△学汉语一年

×等一天他
○等他一天

○等一会儿小李
○等小李一会儿



このあとに面白い指摘がありました。


数量補語には、動作量補語、時間量補語、比較数量補語などがあるが、これら数量補語の性質が賓語に近いとして、賓語に準ずる「準賓語」とする考え方がある。

97 動作量、時間量、比較数量は補語か、賓語か p128



確かに賓語と考えれば補語だけ特別扱いせず、賓語のグループの中でまとめて覚えられるので学習者の負担は減るかも。(最終的に覚える必要があるのは同じだけど)


いつまでたっても語順が覚えられなくて困っています。
言い訳すると一般的なルールが覚えられないのではなく(それはさすがに覚えている)、個別の塔配が覚え切れてなくて、そこを突かれると焦ってしまうようです。

しかし中国語は個別のルールに従うケースが多く、しかも根拠が突然数千年さかのぼって「論語」だったりするので困る。(→おおげさ)

今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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