「張愛玲 愛と生と文学」
2012年 03月 12日 |
「張愛玲 愛と生と文学」
池上 貞子 (東方書店)

東方書店からあまりに何度もお知らせメールが来るので根負けして読みました。
作者は「傾城の恋」を翻訳された方ですね。

「張愛玲 愛と生と文学」はあちこちに書いた文章を集めた本らしく、同じことの繰り返しが多いのと、張愛玲以外の人物研究の文章も収録されてるためにまとまりがなくて残念です。
一冊まるまる掘り下げて書いてあるのかと期待したのですが・・・

でも内容はとても良かったので、最初から最後まで一貫して張愛玲のことだけ書かれた一般書が出る時代が早く来るとよいですね。
(なんか他人事みたいな言い方になってしまった・・・)


こんなことが書いてありました。

チャイナドレスを着た場合、よくハンカチをわきの下に近い打ち合わせのところや、次項三のように袖口のなか、腕輪に挟んだりしていたようだ。

張愛玲文学に見る絹の諸様相と“恋衣” 「張愛玲 愛と生と文学」




《紙酔金迷》 を読んで疑問だった脇の下のハンカチ問題の謎が解けました。ポケットじゃなくて、打ち合わせの間に挟んでたんですね。
→《紙酔金迷》 小説版

そういえば昔の中国婦人はハンカチを持ってたのですね。いつの間に消えてしまった風習なのでしょうか。


今日の記事はここまでです。多謝光顧!

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