「コーチングの神様が教える「できる人」の法則 」
2011年 10月 04日 |
「コーチングの神様が教える「できる人」の法則 」
マーシャル・ゴールドスミス(日本経済新聞出版社)

みなさん自己啓発本は好きですか?私は大好き。ときどき憑りつかれたようにむさぼり読みます。
この本は自分の「絶対読みたい本リスト」の上の方にあったので図書館で借りました。

一読してすぐ思ったのが


「・・・これもう2~3回読んだ・・・orz」


読むたびに「すごい本だな!絶対覚えておいて仕事に生かさなくちゃ!!」と思ったことも思い出しました。(つまりその都度忘れている)
今回再読してみてやっぱりすごい本でもう絶対忘れないようにしたいのでメモしておきます。


最初のほうの「20の悪い癖」という部分がこの本のキモですね。何度読んでも冷や汗が背中に流れます、え、これ全部アタシのことですか?

左に挙げたリストは、対人関係の行動、とくにリーダーシップの行動にかかわる問題点だ。不必要に職場を著しく不愉快な場所にしてしまう。日々の許しがたい、いやな行動だ。それは一人でいるときには起こらない。一人の人が他の人に対して何かをするときに出てくる「悪い癖」だ。それらを挙げると以下のようになる。

1.極度の負けず嫌い。何を犠牲にしても、どんな状況でも、まったく重要でない場合でも、勝ちたいと思う気持ち。
2.何かひとこと価値をつけ加えようとする。どんなことにでもちょっと口出ししたいという強い欲望。
3.善し悪しの判断をくだす。他人を評価して、自分の基準を他人に押しつけようとする気持ち。
4.人を傷つける破壊的コメントをする。不要な皮肉や痛烈なコメントをする。そうすれば自分が切れ者で機知のある人に見えると思う。
5.「いや」「しかし」「でも」で文章を始める。これらの否定的・限定的な言葉を使いすぎる。ひそかに「私が正しいんだ。あなたは間違っている」と言っているようなものだ。
6.自分がいかに賢いかを話す。他人が考える以上に私は賢いんだと見せたい欲望。
7.腹を立てているときに話す。感情的な興奮を経営ツールとして利用する。
8.否定、もしくは「うまくいくわけないよ。その理由はね」と言う。頼まれもしないのに否定的な考え方を他人に吹きこもうとする。
9.情報を教えない。優位な立場を保つために、情報を他人と共有しようとしない。
10.きちんと他人を認めない。賞賛し報奨を与えることができない。
11.他人の手柄を横どりする。成功に対する自分の貢献度を過大評価するいちばんいやな手口。
12.言い訳をする。不愉快な行動を、変えることのできない生まれつきのものとして片づけ、他人がしかたないと思うようにさせる。
13.過去にしがみつく。自分の責任を過去の出来事や人のせいにする。自分以外の人すべてのせいにすることの一角。
14.えこひいきする。誰かを不公平に扱っていることに気づかない。
15.すまなかったという気持ちを表さない。自分の行動に責任をとらない。間違いを認めない。自分の行動が他人にどう影響したかを認めることができない。
16.人の話を聞かない。職場の人に対して敬意を払わない。もっとも受動攻撃的な形。
17.感謝の気持ちを表さない。非常に基本的な悪いマナー。
18.八つ当たりする。たんに手助けしようとする罪のない人を攻撃したいという誤った欲望。
19.責任回避する。自分以外の人みんなを責める。
20.「私はこうなんだ」と言いすぎる。自分の欠点をまるで長所のようにほめそやす。それが自分なんだと主張する。




この20の欠点のところだけ読むと説教されてるような気分になっちゃいますが、そのあとの一つ一つの説明にユーモアがあるので楽しく読めます。

深刻なんだけど笑ってしまうのが「13.過去にしがみつく」

過去にしがみついて「治療」することを私はあまり認めない。過去にさかのぼることは変化させることにはならない。理解するだけのことだ。
私がこの仕事を初めて間もないころ、「マーシャル、君はわかっていない。なぜ、私がこういう問題を抱えているのか説明しよう。私の父と母のことを説明しよう」と何時間も話す顧客がいた。それは耐えられないほど長い愚痴だった。とうとう私はポケットに手を突っ込み、25セント硬貨を出して「はい、どうぞ。これで誰か話を聞いてくれる人に電話をしてください」と言った。



それから「20.「私はこうなんだ」と言いすぎる」
他人を褒めることのできないトップとの会話がおかしいの。

私は彼に尋ねた。「なぜこういう姿〔部下を褒める〕もまたあなたらしい側面であってはいけないのですか?そうすることは不道徳なことですか?違法なこと、倫理に反することですか」
「いいや」
「そうすれば人はいい気分になるでしょうか」
「ああ」
「正当に評価してあげれば部下はもっと成績をあげるでしょうか?」
「かもしれない」
「そうすればあなたのキャリアのプラスになりますか」
「たぶん」
「ではなぜそうしないのですか」
「なぜなら」彼は笑った。「私らしくないから」
この瞬間、彼の代わる可能性が見えた。自分自身の定義にきっちり忠実であることは、意味のないくだらないことだと、彼は気づいた。



あ、そうだ。最初のほうにすごく良いことが書いてあったので忘れないように引用して終わります。

もし、あなたが変りたいと思っているのなら、まず、行動をポジティブあるいはネガティブに表現するのを一切やめてしまおう。行動は単純に悪いこと、よいことに分けられるものばかりではない。たんに「ニュートラル」、中立的なこともある。よくも悪くもない状態だ。
たとえば、あなたはいい人だと思われていないとしよう。そのイメージを変えたいと考え、「もっといい人になろう」と決意する。
そこで、あなたは何をするか?
たいていの人は、気の遠くなるような作業にとりかかるだろう。ポジティブな行動を書きだして、長いリストを作成するのだ。(略)
さいわい、「もっといい人になる」目標を達成するにはもっと簡単な方法がある。やるべきことはただ一つ、「いやなヤツであることをやめる」ことだ。
(略)
あなたがしなければならないことは・・・何もしないことだ。


私がやらなければならないことは、相手が喋ってるあいだ静かに聴いていて、話が終わったら「ありがとう」という。
愚痴や泣き言や皮肉が出そうなときは口を閉じる。
「でも」とか「だって」とか「性格は変えられないし」とか「子どものころ病弱でママが甘やかしすぎたから」と言いそうになったら黙る。とくにママのせいにしてはいけない。
これだけですね。簡単簡単。


また忘れるのかな?
忘れても忘れたことを忘れてまた読むから大丈夫!

いつもありがとうございます

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