「レイン・オブ・アサシン(剣雨)」
2011年 10月 06日 |
しばらく前に「レイン・オブ・アサシン(劍雨)」を見ました。

武侠映画です。
私の周囲には武侠ファンの女性があまりおらず、あまり女性向きじゃないのかなと思ってました。(カンフー好きの知り合いはけっこういる)
けどこの映画を見て、武侠映画は実際にはとても女性向きのジャンルなのでは?と感じました。

武侠世界では武術力が高いほど地位が高いので、女性でも武功がすぐれていれば堂々と男の間で生きていくことができます。
封建時代を舞台にしたドラマや映画で、強くてカッコイイ女性がプロとして(剣客とか用心棒とか)自分の能力と才覚で生き抜いているのに勇気づけられます。


「レイン・オブ・アサシン」で私が好きなのは、ミシェル・ヨーが夫の布靴を繕いながら、敵が来るのを待っている場面。
生きるか死ぬかの戦いの前でも生活の細部を大切にするヒロイン。

アクションシーンももちろんすごいのですが、静かに茶の間に座って繕い物をしている平凡な女性が、実は江湖きっての高手というのがいいでしょ^^

夫役のチョン・ウソンもとぼけた魅力で、周囲からはうだつの上がらないダメ亭主と見られてますが、自分より収入が高く腕も立つ妻に嫉妬せず、大切に愛することができるのは大変立派な人物だと思いました。

(この腕利きの女房と地味な夫って見覚えある組み合わせ・・・と思ったら上橋菜穂子の「守り人」ですね)


ヒロインの曽静はミシェル・ヨーを念頭に書かれた人物なんでしょうか。本当にぴったりの配役です。
ミシェル・ヨーは私の憧れの女性で、最初は香港の数少ない女性アクションスターとして、後にはハリウッドのさらに数少ないアジア人女性アクションスターとして活躍している姿を見ると、自分もグローバルに仕事がんばろう!と思えるんです。(彼女と自分ではすごく差があるわけですが(笑))


衣装も他の出演者もストーリーも私の好みで、もしかして自分ひとりのために作られた映画!?と思ってしまうほどでした。
男社会で肩肘はって働くのに疲れを感じている中高年女性にぜひ見てもらいたい映画。


私の好みすぎるキャスティングはこんなのでした

楊紫瓊(ミシェル・ヨー) 飾演 曾靜
鄭雨盛(チョン・ウソン) 飾演 江阿生
林熙蕾(ケリー・リン) 飾演 細雨
徐熙媛(バービー・スー) 飾演 葉綻青
戴立忍(レオン・ダイ) 飾演 彩戲師
余文樂(ショーン・ユー) 飾演 雷彬
王學圻(ワン・シュエチー) 飾演 轉輪王
李宗翰(リー・ゾンファン) 飾演 陸竹


いま香港の公式サイトみて初めて気づきましたが「レイン」はrainじゃなくてreignなんですね・・・主人公の名前の「雨」と関係あるのかと思ってた・・・



いつもありがとうございます

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