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「漢文訓読入門」
2011年 07月 28日 |
d0127061_2205154.jpg早速買いました。
お知らせくださった皆様ありがとうございました。

「漢文訓読入門」
古田島洋介・湯城吉信


明治書院のサイトより転載

(内容紹介)
大学入試に「漢文」を課さない大学が増え、授業で「漢文」に十分、時間を割けない高校も多い。いきおい、先人が発明した貴重な文化遺産である「漢文訓読」の伝統が失われようとしている。漢字・漢文脈は日本語の骨格をなしており、「漢文訓読」を学ぶことは日本語を理解することでもある。高校の漢文を復習し、大学の専門課程へと橋渡しする、高校生・大学生向けの「漢文訓読」の初歩の初歩のテキストとして本書は編集された。全30講。用例には現代語訳を付し、適宜・確認用の練習問題(解答・解説)を設けた。



漢文の訓読を学ぶ人には非常に良い本だと思います。内容紹介にもあるように、このままでは日本の伝統文化「漢文訓読」は失われてしまう!という危機感にみちた本です。

とくに送り仮名のつけかたが詳しく、日本語の古文の活用も学べます。
ハングルやベトナム語も援用して説明してあるので、いろいろ比較できて楽しい。

「漢和辞典と参考書」の章には現代中国語に通じている人のための参考書などもあってとても便利。
ただ、中国語の辞書を読める人はたぶん訓読で読まないだろうと思いました。中国語で読むほうがラクだ。
(でもこの参考書の部分はきっと私のために書いてくださったと思ってとても感謝しています)


読んでいるうちにウィリアム ソウルゼンバーグの「捕食者なき世界」とか思い出しちゃった。
とても良い本で本当に力作なのですが、それだけに失われゆく伝統文化を守る職人さんが「この仕事も跡継ぎがいなくてねえ・・・私の代で廃業ですよ」と寂しそうに語るのを見てるような気分になってきました。漢文の先生って大変なんですね・・・

NHKのラジオ講座ですら「即戦力のビジネス中国語」などに走ってしまう昨今、漢文訓読の明日はどっちだ!


いつもありがとうございます

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