「清国作法指南 外国人のための中国生活案内」
2011年 01月 04日 |
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

<拍手お礼>
縦横無尽に楽しんでくださってる大人:
ありがとうございます。では今年も傍若無人(誤)に書き散らして行きますので、よろしくお願いいたします。

「虚栄の市」面白そうと思ってくださってる大人:
ものすごく長いトピックスなので一言で説明し難いのですが、機会を見てもう少しご紹介したいと思います。
<拍手お礼終わり>


新年の第一弾は縁起のよい辮髪ネタで行きたいと思います。

「清国作法指南 外国人のための中国生活案内」
W. G.ウォルシュ (著), 田口 一郎 (翻訳)
(東洋文庫)

内容紹介
イギリス人宣教師が記した清朝末期の風俗習慣の記録。外国人が中国文化の中でどうふるまうべきか、具体的に丹念に記述する。伝統中国の生活文化を知るために必携の書。写真入り。


↑うっかり見落としそうになりますが「写真入り。」なんですよ!
ホンマモンの清朝の辮髪の人(しかも官服)が、向かい合ってお辞儀をしたりお茶を薦め合う動作を写真で説明してるんです。萌えすぎてなかなか先に進まなくて困りました。

とても実用的な本です。宴会の招待状の返事の書き方とか、名刺のテンプレートとか、宴席の席順とか、訪問時の挨拶シミュレーションとか。
これさえあればいつでも清朝へ行けますね。

知らなかったので気をつけようと思ったこと
・ヒゲは40過ぎるまで生やしてはいけない。特に親の生きてるうちはモジャモジャ禁止。
・杖(ステッキ)を持っていると物乞いと思われる。
・字を書いた紙(新聞紙とか)で物を包んではいけない。文字の書いてある紙は大切にすること。
・他家を訪問して主人に「隨便請茶」(お茶をどうぞ)と言われたら「もう帰れ」という意味。(京都のぶぶ漬けみたいなもん?)
・女性はお茶を勧められても「請」(どうぞ)と返事をするだけで、口をつけてはいけない。
・「你」とか「我」とか直接的な代名詞はできるだけ「閣下」とか「弟」と言い換える。

訳注も面白く、とても良い本でした。
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