「翻訳の基本―原文どおりに日本語に」
2010年 12月 16日 |
「翻訳の基本―原文どおりに日本語に」
宮脇 孝雄(研究社出版)


勉強になる本でした。

気をつけようと思ったところ:
作者が使っていない単語に注意する(ex:美しいものを描写するときに「美しい」を使わない)、やたらと疑問文にしない、「ですます」体は難しい、「~のだ。」で終わらない、「~してやった」(ex:笑ってやった、言ってやった)は多用しない、「さわやか」ばかり使わず「爽快」「すっきりした」など言い換えを工夫する。

sweetsについてこんな記述が



英国系航空会社の飛行機に乗ると、スチュワーデスが、
「sweetsはいかがですか?」
といいながら、通路を歩いてくる。このsweets(複数形)というのは飴やキャンディのことだが、ご承知のように、sweetsという名詞には「デザート」という意味もある。
(略)
ところが、デザートをsweetsというのは、イギリスでは、中流に届かない階層の人々であるといわれている。親しみやすいが、改まった席では使われない。

Ⅱ イギリス言葉にご用心
「翻訳の基本―原文どおりに日本語に」
宮脇 孝雄(研究社出版)



「中流に届かない階層」というのはワーキング・クラスってことでしょうか。
私は労働者階級なので「スイーツ」を使っても良いのね。
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