「白銀帝国」DVD鑑賞
2010年 03月 01日 |
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辮髪&張鐵林ファンの皆さん(俺)、お待たせしました。
見ましたよ~「白銀帝国」。

清朝末期の晋商(山西商人)一族の物語。張鉄林が老爺(大旦那)、郭富城が三少爺(三番目の若旦那)を演じてます。

鉄林には4人も息子がいるので道楽息子の三男は期待されてなかったのですが、兄弟たちが次々不幸に見舞われたためやむなく家業を継ぐことに。でも鉄林とアーロンの間には大きなわだかまりがあったのです、ってお話。
鉄林の横暴な大旦那ぶりと、アーロンの純真で心の優しい坊ちゃんぶりが対照的です。


脚本はちょっと欲張りすぎたかも。悲恋の話なのか父子の確執がメインなのか、大商人一族の歴史を描きたかったのか、雇用主と使用人の関係の変化が目玉なのかよく分からなくなってます。小物とかロケ地はとっても豪華。


中国では大商人もののドラマや小説は一ジャンルになってるのに(「喬家大院」とか「胡雪岩」とか)、日本ではあんまり知られてない気がします。この映画が日本公開されたら、中国の知られざる一面にスポットが当たっていいのになー。それにやっぱり大画面で見たい。セリフもちょっと難しかったので日本語訳で確認したい。「台頭する中国ビジネスの原点がここに!」とかいう宣伝文句でどうでしょう?


鉄林は専制君主極悪親父のくせに、最後は話をもっていってしまってズルイ。
いつものお楽しみお習字シーンもあります。(盛りだくさんだった・・・)

アーロンがモンゴルを旅してるときに狼に襲われて「オオカミって罠の音を怖がるんだよな!」ととっさに刀を打ち合わせて、金属音で狼の群れを追い払うってシーンがありました。「神なるオオカミ」みたい。しかし狼の群れってやっぱり怖いのう。

盗賊と戦う場面で(民間人なのに危険がいっぱい清朝末期)、辮髪の垂れ下がってる部分を首にさっと巻きつけるのが戦いの合図という辮髪の新たな使い方も分かりました。
アーロンはなぜか剃ってる部分が広く、正面から見ると辮髪というよりただの光頭(スキンヘッド)のようにも見えます。


おまけ映像の鉄林はただのインタビューなのに皇帝陛下みたいにそっくり返って喋ってるのが可笑しい。
こんなに長時間喋らせてもらってる鉄林を見るの初めてです。(鉄三角のインタビューだとすぐに張国立に横から話を奪われる)
「比較」をbǐjiǎo(三声+三声)で発音してるのに気づいてちょっと嬉しくなりました。
「長いこと役者をやってるけどこんなに着心地のいい衣装初めてだよ」と言ってるのが可愛かった。龍袍より大商人の衣装の方が材質が良いようです。


アーロンは吹替えかと思ったのですが、もしや本人の声なのでしょうか。
撮影現場での普通話が驚愕の上手さです。広東語より普通話のほうがカツゼツ良く聞こえる変わったお方。




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