「漢魏六朝の詩」
2010年 02月 14日 |
CCTVの春節番組ネットで見れるかと思ってサイトにアクセスしたら、なんかソフトをインストールしないと見れないらしく、パソコンが気持ち悪がって接続中止してしまいます。(正しい判断)
別に見なくてもいいんだけど、いったいどんな危険なソフトなのかドキドキしちゃった。


明治書院は相変わらずニッチ市場狙いですね。これからは小商いの時代という意見もあるし、こういう出版社が生き残るのかも知れません。

「魏晋六朝」かと思って読んだら最初のほうは漢代で意外でした。「漢魏六朝」ってちゃんとタイトルに書いてあったわ。晋も入ってます。

そうだ曹植の読音は「そうち」になってました。作者の石川 忠久氏は東京大学出身だそうです。
三曹はだいたいいつものやつですね。曹植の「白馬篇」も入ってます。

「短歌行」の解説で面白いと思ったのが

四句ごとに韻が変わり、それがひとまとまりになっている。すべて八段落からできている楽府。

「魏 短歌行」『漢魏六朝の詩〈上〉』
石川 忠久 (著) 明治書院


というところ。知りませんでした。そんなにしょっちゅう韻が変わってメロディーつけにくくなかったのでしょうか。


あとは「苦寒行」(寒そうなタイトルだ)の解説に

難儀なさまをいろいろに誇張して述べるところが、見どころの一つ。七・八句目、熊羆と虎豹の対句は、結局、「恐ろしいけものも襲ってくる」ということを二句繰り返している。

「魏 苦寒行」『漢魏六朝の詩〈上〉』
石川 忠久 (著) 明治書院



外出するたびに森の熊さんやライオンやタヌキ白い動物に襲われる魏武。苦難の人生です。
もし蜀に侵攻してたら山道でパンダに襲われたのではないでしょうか。ロズウェルに行けば宇宙人にアブダクトされたことでしょう。


あと陳琳の「飲馬長城窟行」に

男児寧当格闘死



という句があるのに気づきました。「格虎」の「格」って「格闘」の「格」なんですね!(理解遅すぎ)
でもこの句パっと見て「男児当自強」かと思いません?






これは便利!

男兒當自強(喇叭) 北京語版ピンイン読み付



今日の格言:着衣の辮髪一人は半裸の辮髪百人に勝る(by XiaoQ)
'男兒當自強' - 'A Man of Determination'

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