「儒教と負け犬」
2010年 03月 06日 |
「儒教と負け犬」

いつも人様のネタですんません。35歳からの独学中国語会話-中検2級さんの中級漢語口語の学習と自然な中国語という記事のコメントに「女々しいわね。」という日本語訳文の原文が「没出息的東西」だという話題が出てました。

霍建起監督の《情人結》の台詞のようです。
わたしゃてっきり原文は「娘娘腔」か「偽娘」と思いましたよ。(誤)

この映画を見てないのでどんな語境で使われてるのか分かりませんが、男女同権が建前の中国映画にわざわざ「女々しい」という訳語を選択した翻訳者の意図は那辺にありや。(しかも語尾が「~わね」)

中国って女性の方が強くないですか?「女々しい」だと「すげーコワイ」とかいう意味になりそうな気もする。


とか思ったのも、酒井 順子の「儒教と負け犬」を読んだからなんですが。
(なんて長いマクラだ)

日中韓の負け犬事情調査なんですけど、独身女性といってもお国柄が出るんですねー。
中国は上海女性が調査対象で、予想どおりというか当然というか、すごく強気で行動も合理的です。
自分のことをユニークでかけがえのない存在として大切に幸せにしてくれる男でないと結婚しないぞ!という決意が伝わってきます。

ひるがえって日本人女性はあまりに自分に自信がなさすぎるのがよく分かって、同胞(というか自分のこと)ながら哀れで涙をさそわれます。
みんなもっと自分を大切にしようよ!と言いたくなるような本でした。


面白かったのが上海男性の話で、高レベルの上海男性は高レベルの上海女性が総取りしちゃうわけですが、じゃあ低レベルの上海男性はあぶれるのかと思いきや、地方から嫁をもらえるので、取りはぐれがないんですって。

そりゃ上海の都市戸籍がある男なら、多少のことは目をつぶって結婚してもエエわな・・・と思った。
上海男性ってうらやましい、生まれ変わったら上海男性になりたい。(結論そこか)
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