建安文学 --- 「北京人民広播電台」
2010年 01月 16日 |
中国古代文学(上)は月曜日と水曜日に放送してるのですが、どうやら水曜日は再放送のようです。同じ内容を何度もやるのでヘンだと思った(早く気づけ・・・)。


けっこう以前の授業内容までさかのぼって聞けます。
建安文学はたしか10月くらいだったはず・・・と思ってサイトをみてみたら、どうやらあまりに古いファイルはダウンロードできないようです。
いま聞ける最新版は中国古代文学(上) 2009.10.19

このあたりがちょうど魏晋南北朝なので、興味のあるかたは聞いてみてください。
講師のしゃべるスピードはゆっくりなので分かりやすいと思います。中国語レベル中級の中くらいの方なら聞き取れるのでは。


3課分くらいを一度に放送してるらしく、最初は南北朝の総括、開始から45分くらいで建安詩歌の授業になります。
まず曹操の詩、次の回で曹丕・曹植です。曹操様ベタほめで楽しい。

オーソドックスに「短歌行」なのですが、いまさらですが、漢代楽府の「短歌行」って元歌残ってないんですね。(本当にいまさら・・・)残ってる最古の「短歌行」が曹操の作品ということは、曹操様が作詩しなければ「短歌行」は後世に残らなかったかも知れないのですね。
あ、でもメロディーは残ってないのか。ついでに楽譜にしておいてくれればよかったのに・・・

それと

青青子衿,悠悠我心



は、詩経から取ってるわけですが、オリジナルの「鄭風・子衿」はこのあと

縱我不往,子寧不嗣音
(たとえわたしが行かなくても、あなたはわたしを訪ねてきてね)



と続くので、ここから

「ワシは自分から探しに行かないけど、賢者は自分からワシのところへ来てくれ」
という曹公の気持ちを読み取らないといけないらしいです。これは知らなかった!
ひとりずつ探しに行く時間のない曹操様の心の叫びなのでしょう。


そして

呦呦鹿鳴  食野之苹


から後の部分は

賢才が行こうかな~でももういっぱい才人がいるから後から行ってもダメかも・・・ボクなんて要らない子かも・・・と迷ってるかも知れないが、「早く来ても遅く来ても沒關係!ちゃんと大事にするから安心しろ!」

という意味だそうです。
「早來晚來都一樣會受優待!」ってカワイイ曹操様。この老師の解釈面白い。




音声保存の方法は「極めろ!何を?中文を!」さんの「20090915 北京人民广播电台の音声を保存する」でどうぞ。





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